R.

R.

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シャワーを浴びたあと
濡れたからだのままのあなたが

わたしのからだに重なった、
あなたのも、わたしの髪も濡れていて

肩に顔を埋めたあなたが
その細くうつくしい指に髪を絡ませようとする。

Clash.

息を零すような小さな呟きは
耳管を通り抜けて、海馬に刺さった

BVLUGHARIの黒、
甘い紅茶の香りに混じる

SPAの白。
オンナの匂い


足元で猫が一つ鳴いた
それはわたしの声にも似ていた


空で十二星座が笑っている。

寒い夜、
からだのなかで、あなたがあつく爆発した

R.


以上の記述は夢でみたことです。

R.

  • 韻文詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2013-10-20

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