砂糖菓子の日々は

つくられたものでは、もぅ満足できない。


食べても食べても。結局また、空腹になる。


満たされることなどない。わたしはいつでも飢えている。


今も。

味のないガムをずっと噛み続けて、甘いだけの飴をかみ砕いて生きている。


一生このままかな?

わたしの人生は甘くもしょっぱくも苦くも辛くもない。美味しくはないけれど食べられないほどじゃない。


よくある、できあいの味。


そんなんじゃ満足できないわ。

砂糖菓子の日々は

砂糖菓子の日々は

  • 小説
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2013-10-17

Copyrighted
著作権法内での利用のみを許可します。

Copyrighted