私は韓国が嫌いだ

動画1 韓国は敵国である

「私は韓国が嫌いだ」

 画面の向こうの男はおもむろに話し始めた。歳は40代半ばというところであろうか。目の前のテーブルの上には

前田(まえだ) 清正(きよまさ)

 と書かれたネームプレートが置いてある。
 白いシャツに紺色のジャケットを羽織っていた。ネクタイはしていない。がっちりした体形をしているが、背はさほど高くないように見える。

「その第一の理由は、韓国が日本にとって今現在、最大の敵国だからである。」
男ははっきりとした口調で続けた。

 この動画を家のパソコンでボンヤリと見ていた慶彦はその言葉に驚いた。面白い動画がある、と友人に聞いて検索してみたのだ。

『私は韓国が嫌いだ』と

 確かに近年、韓国との関係は戦後最悪といっていい状況であるし、韓国がいろいろと日本へクレームをつけているのは慶彦も知っていた、が、現代日本にここまで隣国のことを敵国だ、とハッキリ指摘した人間がいることに新鮮な驚きがあった。

 男は続けた。

「韓国は今現在、我々日本人にとって完全に敵対国家であり、我々はその敵国に竹島という領土を奪われた状態が続いている。これは比喩などではなく厳然たる事実である。
1952年のサンフランシスコ条約において、竹島は日本の領土であると明らかにされているにも関わらず、その翌年の、1953年に韓国という名の敵国から攻撃を受けて、竹島という日本固有の領土を、島根県の一部分とその領海を敵国に奪われているのだ。
しかも当時の日本はアメリカの統治下に置かれ、何もできない状態だった。
こんな卑怯卑劣な行為が未だにまかり通り続けているのだ。

我々日本人は平和ボケしている。『怒る』という根源的な行動を思い出さなくてはならない。
そして、情報戦、諜報戦という現代における主力戦において日本は明らかに劣勢に立たされているという事実を自覚しなくてはならないのだ。
そう、今も我々は戦いの真っ只中にいるのだ。

我々が非常に不利な状況に置かれているその理由の一つに、日本の左翼マスコミの存在が挙げられる。このことは後に詳しく触れたいと思うが、ハッキリと申し上げると、朝日新聞、毎日新聞は中国・韓国という反日国家の忠実なる犬である。こんなマスコミは一切信じないで欲しい。彼等は自分達と中国・韓国の都合で平気で真実を捻じ曲げ、記事を歪曲・捏造することが日常茶飯事だからだ。」

 慶彦はまたも驚かされた。
 この前田という男は日本の大手新聞社を中国・韓国の犬と呼び、それを一切信じるなという。

「その一例として、この国のほとんどの人間が1953年に起こった、あの卑劣な『第一大邦丸事件』を知らない。
この事件は、1953年に第一大邦丸という日本の漁船が操業中、民間漁船を装い軍人を載せていた韓国船に『こんにちわ』と日本語で挨拶までして油断させられた後に、宣戦布告もなく、突然銃撃された事件である。

これは民間船に対する無警告攻撃行為であり、当初より明確な軍事行為目的を持っていた。外務委員会連合審査会によると、韓国船2隻には乗組員各12名のほか、憲兵1、特務隊員1、情報隊員1、警邏4、5名が分乗していた。
また、拿捕後の船員に対する取調べ時の虐待的取り扱いに関しても、食料を与えない、過剰な人口密度など、ジュネーヴ条約違反の可能性が非常に高い。
さらに驚くべきことに、頭部を負傷した船長に対して、『もう無駄だから』と手当すらせず見殺しにしたのだ。
この卑劣な事件をほとんどの日本人は知らされていない。

また、1952年、韓国大統領李承晩が勝手に設定した李承晩ラインの一方的な宣言から1965年の日韓漁業協定までに

抑留者数:3929人
拿捕された船の数:328隻
死傷者数:44人

これだけの日本人が犠牲になっている。
しかもなんと、日本政府は抑留された日本人を返してもらう為に、実に472人もの在日韓国人犯罪者を仮釈放して在留特別許可を与えたのだ。
この時、韓国は北朝鮮と同じく日本人を拉致していたのである。
こんな卑劣な事件から竹島の侵略はスタートしているのである。

そして、この李承晩こそが現在の反日韓国を作り上げた元凶でもある。
日本統治が終わり李承晩が初代大統領につくと、保導連盟事件・済州島事件などで韓国国民を虐殺。食料政策も経済政策も失政につぐ失政の無能な独裁政権だった。

李承晩政権成立直後は日本の統治時代を知る国民が大多数だったが、公の場で日本の統治時代を肯定したり、李承晩政権を批判した者すべてを政治犯として、投獄・拷問・処刑した。李承晩政権成立後から行われた大量粛正による犠牲者数は100万人を超えるといわれている。

同時に史実を無視した内容で徹底した反日教育を行い、国民の不満を日本に向けさせたのである。
統治時代を知る者は反日の空気の中で沈黙せざるを得なかった。
これは現在の韓国にもいえることだ。言論統制がまかり通り、日本統治時代を肯定した書物などは発禁になる。

また、韓国は竹島だけではなく、対馬までも自国のものであると主張している。こうなるともう呆れるしかない。が、我々日本人に笑っている余裕などない。実際、もう既に現実問題として竹島を奪われてしまっているのだ。
そして韓国企業による対馬の土地の買い占めが現在進行形で行われ続けているのである。
さらに歴史を鑑みれば、韓国軍が突然対馬に侵略してくる可能性とてゼロではないのだ。

お互いが領有権を主張している以上、ハーグの国際司法裁判所で決着をつけるしかないが、韓国は日本の提案を拒否し続けている。
何故ならば韓国はこれが不法占拠であることを充分に自覚しているからだ。裁判になれば自分達が負ける事を重々承知しているのである。
私には、何故日本政府が今の今まで国際司法裁判所への単独提訴にふみきらなかったのか分からない。確かに、ICJ(International Court of Justice=国際司法裁判所)の裁判は相手国の同意がなければ成立しないが、単独提訴をした場合、韓国側は拒否理由を説明する義務が生じる。
これによって、国際社会へのアピールにもなる。韓国が竹島の不法占拠を続けている事を世界中に知らしめなければならないのだ。

日本は竹島が日本国に所属する根拠として、1905年の日本政府の閣議決定による竹島の島根県への編入と、1952年のサンフランシスコ条約をあげている。
韓国がその竹島を韓国領土だというのならば、少なくともその法的根拠を示さなければならないはずだ。しかし、韓国は竹島は昔から韓国領で日本に奪い取られたとしか主張しない。いや、できないのである。その法的根拠が無いのだから。その時点で竹島が日本領土なのは明白である。

友好国だと日本側が勝手に勘違いしていた韓国政府に気を使っていたのかもしれないが、あれだけの犠牲を強いられ、なぜこれ以上気を使う必要があるのか?
確かに日本には平和憲法があるが、自衛の為の戦いは、現憲法でも認められているではないか。
また、経済制裁という手段だってある。

敵を知る事は戦いの常套手段であり基本である。我々はまず敵を知る事から始めなければならない。また相手を敵国だとしっかり認識すれば、それに対していかようにも手段や方法はあるのだ。

繰り返すが、我々は敵国に領土を奪われた状態が続いており、余りにも多くの犠牲がすでに出てしまっているのだ。
我々がまずなすべき事は、間違った認識を改め、敵国を敵国だと認識する事だ。敵国が相手の行動を賞賛するのは自分達にとって都合がいい時だけ。それ以外は何をしても反対するのが当たり前なのだ。
そう考えれば、韓国が日本に対して常に反対の立場を取り続ける事も納得がいくだろう。

『歴史を忘れた民族に未来は無い。』

2013年7月28日ソウルで行われたサッカーの東アジアカップ男子日韓戦において韓国側から掲げられた横断幕の言葉である。
私も全く同感である。
その言葉を韓国政府にそっくりそのままお返し申し上げる。
さらに、

『真の歴史を知る勇気のない民族に未来は無い』

とも付け加えておく。」

 ここまで一方的にまくしあげ、動画は終わった。
 次の画面には同じ『私は韓国が嫌いだ』というタイトルで数字が違うものがズラリと並んでいた。

動画2 韓国の歴史と国民性

「私は韓国が嫌いだ。」

 二番目の動画も同じ言葉で始まった。

「その理由をこれから一つづつ明らかにしていきたいと思う。が、その前にまず、韓国という国を知る為に、朝鮮半島の歴史を皆さんと共に見ていきたいと思う。」

前田は年表が書かれた大きなボードを提示した。


【朝鮮半島の統治国の歴史】

万年属国から独立まで
紀元前108年~220年:漢(植民地)
221年~245年:魏(植民地)か
108年~313年:晋(植民地)
314年~676年:晋宋梁陳隋唐(属国)
690年~900年:渤海(属国)
1126年~1234年:金(属国)
1259年~1356年:モンゴル(属国)
1392年~1637年:明(属国)
1637年~1897年:清(属国)

1897年:下関条約により清の属国から開放される
1903年:ロシア朝鮮半島を南下。日本の尽力によりロシアの属国化を回避
1905年~1945年:日本(保護国、併合)
1945年~1948年:アメリカ(非独立)

1948年:大韓民国成立(アメリカ軍による朝鮮統治によって国家基盤が形成され成立)
1948年:軍事独裁政権誕生
1948年:済州島4.3事件 3万人虐殺
1950年:朝鮮戦争 400万人殺し合い
1950年:保導連盟事件 30万人虐殺
1951年:国民防衛軍事件 10万人虐殺
1951年:居昌事件 8500人虐殺
1979年:軍出身の大統領政権誕生
1980年:光州事件 600人虐殺

1993年:初の文民政権誕生
1997年:アジア通貨危機・国家財政崩壊


「これを見てもわかる通り、1948年に韓国は成立しているが、その後も野蛮な殺し合いが続いている。
やっと民主化したのが1993年。まだ20年ほどしかたっていないのだ。
確かに20年でまともな先進国になれという方が無茶な注文なのかも知れない。日本が余りにも手助けをし過ぎた為に自分達のレベルを勘違いしてしまっているのだろう。

そして朝鮮という国の歴史を考えた時に最も注目すべきは、ほとんどの時間を中国の属国として過ごしている事だ。その事実が朝鮮人の国民性に大きな影響を与えた事は想像に難くない。
韓国と日本の文化の違いについてはまた改めて考る時間を作りたいと思うが、今回私が最も皆さんに強調したい事、皆さんに知っておいていただきたい事は韓国人の国民性であり、特徴である。国が違えば常識も違う。
『我々日本人の考え方と、韓国人の考え方は全くの別物、異質で相容れないものである』という事実を忘れてはならない。我々日本人と韓国人とは常識が全く異なるのだという事を是非とも頭に叩き込んでいただきたい。

私が考える韓国人の特徴の根本は『韓国人は事大主義者である』と言う事だ。事大主義、つまり、上に弱く下に強い。韓国の過去の貴族階級にあたる両班が宗主国である中国様の顔色を伺い続けた結果だろう。
そして、この『事大主義』から様々な特徴が派生している。

『差別意識の強さ』
“他人の不幸に対して抱く快感”の事ををドイツ語で「シャーデンフロイデ(schadenfreude)」という。成功した人が没落、失敗すれば快く感じる心理の事を言う。『他人の不幸は蜜の味』という心理がまさにそれに当たる。これは私見だが、どうも韓国人はこの心理が非常に強いように感じる。
韓国人は非常に差別意識、また同時に劣等感が強く、自分より下に見ている者に対して容赦がない。日本に対する行動と、自分より上に格付けしているアメリカに対する違いを見比べてみれば一目瞭然だ。
その差別意識の強さはイジメや派閥争いに繋がりやすい。この派閥争いに巻き込まれイジメを受けたスピードスケートのアン・ヒョンス選手が、ビクトール・アンと名前を変えてロシア国籍を取得、その後の2014年ソチオリンピックで多くのメダルをロシアにもたらしたのは有名な話だ。

その差別意識はつまり自分自身に自信がない事の裏返しであると言える。
常に誰かを攻撃して自分の優位性を確認し続けていないと不安で仕方がない様に見える。そして常に韓国という国の相対的な評価を気にし続けている。その対象は常に日本だ。韓国のニュースで時々国際的な調査の記事が載っている。韓国が何位、日本は何位だった、と併記する。そのほとんどが韓国が勝利している。勝利したニュースしか流さないのだろう。

付け加えると、韓国人が調子に乗って自分達を過大評価している時ほどタチが悪いということになる。自分達を過大評価すればするほど他国の人間に対して傍若無人になるからだ。ちょうど今がその時だと言える。日本からの大きすぎる支援で得た経済力を自分達の力と勘違いしてしまっているのだ。だからこそ、朝鮮人に対して下手に出るのは逆効果だと言える。ますます図に乗って、態度が大きくなるだけだ。

『嘘つき』
朝鮮日報によれば、韓国で2010年に偽証罪で起訴された人は、日本の66倍、人口比を考えれば165倍にものぼる。このデータだけを非常に単純化して言えば、韓国人は日本人の165倍嘘つきだ、ということになる。
この違いは非常に鮮明だ。
ちなみに2000年のデータでは、日本は5人。他方、韓国は1198人。人口差を考慮した場合だと、韓国は日本の671倍に達するというのが、韓国の最高検察庁が分析している。10年でいくらかはマシになったと言うべきだろうか。
しかし、それでも嘘をつき、人のせいにして自分の責任を回避しようとする姿勢は変わらない。
しかも、これはあくまで偽証罪で告訴された人間がこれだけの数が確認されているというだけの話だ。これが氷山の一角であることは想像に難くない。

『無責任』
自分では決して責任をとろうとしない。日韓関係の悪化にしても、全ての責任は日本にあるとして自分達の事に関して全く省みようとはしない。
彼らにとって、問題とは人に押し付けるものであって、自力で解決するものではないのである。

だからこそ、彼等は手段を選ばない。自分達が悪いのではなく、自分達をそうさせる相手が悪いと考えるからだ。
韓国人は『卑怯』とか『卑劣』という概念は持ち合わせておらず、そんなものは通用しない。
ただ強い者の下につき、自分達が安泰であればそれでいいのだ。その相手が中国、日本、そしてアメリカへ移り変わり、2013年頃からはまた中国へと擦り寄っている。

その分かりやすい例として、日本の韓国併合の後、建国された満州国では、当時日本人だった朝鮮人も警察官として採用していた。 朝鮮人警察官は、主に朝鮮で洗濯に使う棒を武器として警備をし、事実上の支配国であった日本の威を借りて横暴な態度を取っていたため、この洗濯棒の武器から転じて『高麗棒子』と呼ばれていた。
この時、もともと韓国が中国の属国だったというコンプレックスも手伝って、中国人に非常に厳しく当たっていたらしい。現在も韓国人の蔑称として中国人から『高麗棒子』、または略して『棒子』と呼ばれているのはこれが発端となっている。
そして韓国は日本に対し執拗に謝罪と賠償を請求するが、ベトナム戦争で自分達が行った残虐な虐殺やレイプは責任どころか一切認めてすらいない。

こうした事実を日本国民の間に広める必要がある。
『韓国は日本の敵国である』という認識を日本国内で広める必要があるのだ。

『被害者意識の強さ』
そして、今まで頼っていた相手が負けた時には、自分達を被害者だと騒ぎ立て、責任を相手になすりつける。
第2次世界大戦で、中立条約を破って攻め込んできたソ連兵が引き揚げに際し、日本女性を暴行したが、ソ連兵に協力し、朝鮮人も日本人を暴行したことはあまり知られていない。
韓国人は大戦での日本の敗戦が決定的になると、敗戦国扱いされるのを嫌がり、自分達を日本からの被害者だと主張。日本人に対し略奪、レイプなどの野蛮な暴行を行ったのである。
この問題がアメリカの教科書に取り上げられそうになった時、在米の韓国人が反対運動を展開した。
この在米の韓国人は韓国本国で英雄扱いされ、在米韓国大使館も全米の教育機関に取り上げるなと圧力をかけた。

これが、韓国のやり口なのだ。
人から受けた被害は何十倍にも大きく誇張して伝え、自分達が行った行為は一切認めず知らないふりを決め込む。

また、韓国人は戦後、日韓基本条例で被害者であれば、加害者に対して様々な請求ができることを学び、味をしめた。
戦後、自分達を被害者に仕立て上げ、ドサクサに紛れて日本の領土を奪い取っているのがよい証拠である。その日本軍に志願して戦争に参戦した加害者であるのにも関わらず、だ。

このように、韓国人の自分よりも下と見なした者への差別意識は凄まじいものがあり、現在の韓国でも例えば親日派の人がいたとしても何も言えない状況、空気が作り出されている。

『甘え』
事実は違うのにも関わらず、自分で歴史を学ぼうともせず、
『我々は日本にひどい目に合わされたのだから、日本に対しては何をしてもいいのだ』という思い上がり。
『たとえ嘘でも言ってしまえばなんとでもなるだろう』
『たとえ悪い事でもやってしまえばどうにかなるだろう』
全てに共通するのが『甘え』の感覚である。これもまた、事大主義から派生した非常に困った韓国人の特徴だ。

その代表的な例が、李明博元大統領の竹島上陸と天皇陛下への罵詈雑言であり、サッカー韓国代表選手が掲げた『独島はわが領土』のプラカードである。この事に彼らの『甘え』の認識が如実に現れているのではないだろうか?
即ち韓国人は、精神的に非常に幼稚なのである。

その『甘え』の感情から韓国は日本の文化さえも奪い取ろうとしている。
韓国は剣道、柔道、合気道、寿司、盆栽、桜の花でさえも韓国が起源だと捏造している。
このことに関してはYouTube、NINJAさんの『危機に瀕する日本』、とその英語版である、『endangered japan』の動画が非常に秀逸である。ぜひとも1人でも多くの皆様にご視聴いただきたい。
彼らの文化略奪に関しては特に漫画の捏造が酷い。例を挙げれば、マジンガーZをコピーしたテコンV、高橋陽一氏のサッカー漫画『キャプテン翼』などは、舞台が韓国になり、登場人物も韓国人になっている。最近の例だと人気漫画『けいおん』も同様だ。これらの漫画は韓国発祥だと、韓国の子供たちが信じているというからさらに恐ろしい。
「鉄腕アトム」は「稲妻アトム」、「ドラえもん」が「トンチャモン」、「らんま2分の1」が「ラムバ3分の1」といった具合に韓国名に変えられている。
いずれも原作者の許可などない。1998年まで韓国では日本の大衆文化流入を禁止していたため、韓国人は本気で韓国オリジナルの作品だと信じていた。
日本で活動していた女優ユンソナが「ドラえもんは韓国のものだと思っていた」と語ったのは有名な話である。
機動戦士ガンダムに至っては、日本サンライズ社が韓国内で氾濫する海賊版に歯止めをかけようと「ガンダム」を韓国で商標登録しようと申請したがこれを韓国側が拒否。結局法廷で争われる事になったが、「ガンダム」は韓国内では固有名詞ではなく、巨大ロボットの一般名詞である、という判決によりサンライズ社は敗訴した。
何という無茶苦茶な判決であろうか。

また、文化泥棒はテレビ番組でも顕著だ。1980年にスタートした「KBS全国のど自慢」は明らかに「NHKのど自慢」の模倣であるし、2003年には韓国の番組「スポンジ」がフジテレビの「トリビアの泉」を盗作したと問題になった。フジテレビの質問書に対し、韓国側は「総合娯楽番組の場合、似たアイデアが出ることもある」と反論。これも詭弁というほかない。
韓国のテレビ界にはかつて『釜山に出張する』という隠語があった。昔は釜山に行くと福岡の電波が受信できたので、『日本の番組を真似る』という意味で使われていた。パクリが半ば公然と行なわれていたことが、このような隠語が存在する事実に集約されているといえるだろう。

この文化略奪の理由として、韓国に自分達の誇れる文化がほとんどないという事実があげられる。韓国は、余りにも長い間中国の属国であり続け、その為に中国からの文化を受け入れる事に慣れ過ぎてしまった。その結果、自分達のオリジナルの文化をほとんど育てる事ができなくなってしまったのだ。
韓国から平和賞以外のノーベル賞受賞者がいない事がそれを証明している。

しかし、今さらながら自分達の作ったオリジナルが欲しい。となると他国の文化を盗用する以外に方法がないのだろう。
こうして韓国語で私達を意味する『ウリ』と『オリジナル』という言葉が掛け合わされて、何でもかんでも自分達が起源だと主張する『ウリジナル』という皮肉な言葉が生まれたのである。
韓国人によれば多くの日本文化以外にも数多くの中国文化や、イタリアのピザも韓国が起源、果てはイエス・キリストまでもが韓国人なのだそうだ。
この事を揶揄するピザのCMもアメリカで作られているし、最近では中国人からも『宇宙も韓国が起源だ』とバカにされている始末だ。

韓国人は『卑怯』に加えて『恥』という概念も持ちあわせていないのだろうか?
確かに、唯一韓国起源でないものと言われれば、それは『卑怯』という概念かも知れない。なぜなら、それは韓国には存在し得ないのだから。

この『甘え』の感覚の為、韓国にはルール、約束、法などが半ば意味を成さない。
出すと約束したフィリピンへの災害義援金は結局うやむやにして出していない。
国連への予算分担金も滞納額も世界一。
日本から盗まれた仏像はユネスコの条例で返却が義務づけられているのにも関わらずこれを無視。
日韓基本条例で「完全かつ最終的に解決」された問題を蒸し返しさらなる賠償金を請求。数えあげれば切りが無い。

この『甘え』の感情は、必ずしも日本に対する事だけではない。だからこそ歴代の韓国大統領、またその親類に逮捕者が多いのではないだろうか。
権力者なのだから何をしても大丈夫だろう、と

ちなみに韓国歴代大統領の末路は、

李承晩大統領 ハワイへ亡命
朴正煕大統領 暗殺
崔圭夏大統領 クーデターで失脚
全斗煥大統領 死刑判決→特赦
盧泰愚大統領 不正蓄財有罪
金泳三大統領 二男が斡旋収賄と脱税で逮捕
金大中大統領 息子全員が賄賂で逮捕

となっている。

他にもまだまだ、いくつも『甘え』の例が挙げられる。
わかりやすい例ではスポーツだ。
特に人気のあるサッカーの試合での代表的なものが、2002年日韓W杯の時のポルトガル、イタリアチームへのルール無視の執拗で悪質なファウル。ドイツ選手、サポーターへ対する『ヒトラーの息子達は去れ』などといった相手の国を侮辱する心無い横断幕。
ちなみにこの大会で優勝したブラジルのワールドカップ記念碑には『日本大会』としてJAPANだけ刻まれ、KOREAは削除された 。ドイツワールドカップではすべての国から親善試合を拒否され、ユニフォームさえ交換してもらえなかった。
FIFA設立100周年を記念して作られたDVDの中のワールドカップ10大誤審として、日韓ワールドカップでの韓国戦が4件も含まれていた。
他にも、2011年09月27日セレッソ大阪と全北現代が対戦した韓国・全州でのアジア・チャンピオンズリーグ準々決勝第2戦で掲げられた、東日本大震災を中傷する『日本の大地震をお祝います』の横断幕。

スポーツの試合に政治問題を持ち込む。他国の災害を喜ぶ。

最低である。

さらに世界中の競技者達が憧れる夢舞台とも言えるオリンピックでも、2012年ロンドンオリンピックでのフェンシングの韓国人選手の判定への不満による一時間の座り込みの抗議。
2014年ソチ冬季オリンピックでの女子ショートトラックでのミスにより韓国人選手を倒してしまった英国アリス・クリスティ選手への殺人予告などの脅迫。同選手はフェイスブック上で謝罪したのにも関わらず、脅迫は止まず、彼女の閉鎖に追いやられている。
さらにフィギアスケートのキムヨナ選手の判定に不服だからとの理不尽な理由での金メダルに輝いた選手とその母国ロシアへの執拗な嫌がらせ。

最低である。

また、野球でも韓国チームは2006年と09年のWBCで、日本を破った直後にマウンドに自分達の国旗を立てるという無礼千万な行為があった。

最低である。

それに対して、我らが日本代表の選手やコーチらはとても不快で、自分たちが勝っても絶対にマウンドに国旗をたてることはしないでいようと誓ったそうだ。そして勝ってくれた。
これが民度の違いであり、これこそが日本人というものだ。我は彼らを誇りに思っている。

スポーツ以外の分野でも、靖国神社に放火をしようとした韓国人が何人も捕まっているし、世界遺産になった富士山に登山した際、『野グソした』とわざわざネットで報告する韓国の若者が急増している。
その時のコメントは、
『日本人は俺のクソでも登ってろ』
『喜べ日本人。俺のクソでまた富士山が高くなったぞ』
だそうだ。
残念ながら、これが韓国人のレベルなのである。

ここまでくるとため息しか出てこない。
これでは野蛮でないと判断する方が難しいではないか。

韓国の歴史の大部分を占める、中国の属国だった長い期間に培われた『事大主義』は、それだけ韓国人の精神にも大きな影響を及ぼしていると思われるのだ。

そして韓国人の最後にして最大の特徴は『感情的』であることだ。韓国人は興奮しやすく、一度そうなると論理すら通じない。

全く困ったものだ。」

動画3 韓国は後進国である

「私は韓国が嫌いだ。」

 この動画シリーズは、常にこの言葉からスタートするらしい。

「その第二の理由は、韓国が近代国家足りえない程、未熟な後進国だからである。」

 またもや驚く程に激しく、挑発的な一言で動画は始まった。

「こういった表現をすると、韓国側から非常にヒステリックな反応が帰ってくる事は想像に難くない。だがしかし、悲しい事にこれは事実なのである。

皆さんは2011年8月、韓国で驚くべき司法判決が下された事をご存知だろうか。
韓国政府が慰安婦問題に対し、日本にさらなる請求をしないのは違憲だという判決だ。
また、2013年7月にはソウル高裁が新日鉄住金に対して、また釜山高裁が三菱重工に対して、第二次世界大戦中に強制徴用され過酷な労働を強いられたとして元徴用工への賠償を命じた。

これは1965年の日韓基本条約に明らかに違反するものである。
日韓基本条約には『完全かつ最終的に解決されたこととなることを確認する』とある。
この時、日韓が相互に請求権を放棄する事で友好を結んだのだ。その為、日本は朝鮮に残してきた53億ドルもの資産を請求できなくなってしまった。
それにプラスして日本は戦争すらしていない韓国に対して有償二億ドル、無償三億ドル、別に民間三億ドルという莫大な経済協力金を支払っている。
この時点で日韓関係の全ての補償問題は解決済みなのだ。

ところが、韓国の司法は国際条約を無視するのも厭わない。決められた約束を都合が悪くなったから無視する。こんな国が近代国家と言えるだろうか?
これでは国家間でどんな取り決めをしようとも、韓国に都合が悪くなればすぐに反古にされて終わりではないか。
つまり韓国司法があのような判決を下した時点で、この様なレベルの国との条約そのものの意味が無くなるのだ。
韓国には誇りというものは存在しない。
第二次大戦後、ドイツに占領されていたオーストリアや一番の被害が大きかったと言われているポーランドは70年たった今なお、ドイツに謝罪や賠償を要求しているだろうか?
アメリカや韓国に枯葉剤を散布されるまでに残虐な行いをされたベトナムは今も謝罪や賠償を請求しているだろうか?
そんなことは一切していない。被害者であることを盾にとるような卑怯な真似は決してしない。彼らは自分と自分の国に誇りを持っているからだ。

しかし、韓国は違う。ほとんどの韓国人は乞食である。
自分達は被害者だと世界中に喧伝し、ありもしない罪状で日本を攻撃している。
こんな戯言に対して日本はハッキリとそれは嘘であり、捏造である、と証明しなければならない。
それができなければ、韓国・中国からの日本バッシングは決して止むことはないだろう。

例えば、皆さんは『カチンの森事件』をご存知だろうか?
この事件は1943年にソビエト スモンレスク近くのクニェズトボ郊外で2万人を超えるポーランド人の虐殺死体が発見された事件だ。
この事件は、長い間、ドイツ人による戦争犯罪とされ、ソビエトは、『残酷なドイツ人』の好例として宣伝し続けてきた。
ところが、開放政策を採ったソビエト書記長ゴルバチョフ氏の命令により再調査が行われた結果、虐殺はソビエトのスターリンの指令で、秘密警察長官のベリヤなどにより行われたことが判明したのだ。
実は、この事件は、当初からおかしな証拠や証言が多く、研究者の間でもドイツ犯人説は疑問視されていた。

ドイツも真相に早くから気づいていた。
しかし、ドイツは、ソビエトに侵攻した侵略者で敗戦国の立場。下手に反論することは、“ナチズムの肯定”と非難されかねない。
その為、反論できず、結局、戦後約50年にわたりドイツは沈黙を続け、ソビエトが罪を認めるまで『カチンの森の虐殺者』の汚名を着続けなければならなかったのだ。

この事件はソビエトが罪を認めたからこそ、事実が明らかになった。しかし、ゴルバチョフ氏が罪を認めなかったとしたら、今でもドイツの蛮行として世に伝わっているだろう。今までの日本も同じだったのではないだろうか?
例えば南京大虐殺にしてもあまりにも中国の主張には矛盾が多い。しかし、日本は何も言えなかった。私はこのような沈黙は両国の友好にとって明らかなマイナスだと考えている。おかしいことは日本から積極的におかしいというべきであり、真相を究明すべきだ。
そして、それが真実ならば公式に改めて謝罪すべきだし、捏造ならば相手を糾弾すべきなのだ。
真実の究明こそが互いの国民感情を最も納得させられる唯一の手段だと私は信じている。

少々話が逸れてしまったが、韓国が条約の順守すらできないなどというヒステリックな反応は日本に対してだけだと言う意見もあるかも知れないが、実際はそうではないかも知れない。
つまり全世界の国々に対して条約無視する可能性を有しているのである。国家間の条約の履行すら出来ないレベルの国家であると言い換えてもいい。

対馬から盗まれた仏像の件にしてもそうだ。
2012年10月上旬、韓国の窃盗団が対馬市・観音寺の長崎県指定有形文化財・観世音菩薩坐像などを盗み、博多から韓国の釜山に持ち去った。盗まれた三点は合わせておよそ12億円相当の価値があると言われている。
韓国・大田地方警察庁がその首謀者を立件し、仏像の回収を発表したのは、2013年1月29日。
日本政府はそこで、盗難に遭った仏像の返還を求めた。ところが、もともと所有していたとされる韓国・瑞山市の浮石寺が、返還拒否を訴え、大田地方裁判所は2月、仏像が韓国のものか日本のものか分かるまでは、返還を差し止める仮処分を決めた。6月28日、主犯格の兄弟にそれぞれ懲役4年、3年という判決が出たが、仏像は今なお、日本にもどっていない。
仮処分は『650年前に倭寇に略奪されたものだから、韓国に取り戻すのが正当』という主張に沿ったものである。これはもともと窃盗犯が口にした言い訳だが、仏教界ばかりか、法曹界まで大マジメに同調し国をあげて盗品を返そうとしない。普通の国際常識からみれば、ムチャクチャな論理、行動である。650年前の略奪の証拠がないのはもちろん、法治の精神もない。

これはユネスコ加盟国同士で結んだ『文化財不法輸出入等禁止条約』という国際条約に明らかに違反しており、この条約は『盗まれた文化財を発見した国は、元の所有者である国、または個人に返却する』ことを定めているのだ。その為、韓国はまず日本に盗品を返却する義務がある。
ところが韓国には約束を守るという、人として一番初歩的な事すら出来ない。
条約に従う意志がないなら、もしくは、従うことが不可能ならば、最初から加盟しなければいいのだ。
しかし、韓国という国は己の劣等感からか、出来もしない背伸びをしては転んでばかりいる。

他にも国連の事に関しても、韓国は事務総長が韓国人なのにもかかわらず国連予算分担金すらも85%も滞納し続いており、滞納割合は世界ワースト一位である。
これらの事実は韓国人にとって、ルールや法などに対する考え方の欠如を意味している。都合が悪くなれば変えてしまえばいいと考えている節がある。

この国連という舞台上で、韓国という国の立ち位置を知る上で非常に参考になるエピソードがある。
2003年の第58回国連総会で安全保障理事会の非常任理事国の投票選挙が行われた。
アジア・アフリカ地域からは三カ国が選出されることになっていて、韓国を含む四カ国が立候補していた。その結果は・・・

投票総数182票、無効票・棄権票0票

ベナン共和国181票
フィリピン共和国179票
アルジェリア人民共和国178票
大韓民国1票

なんと自ら投票した一票しか入らなかったのだ。
これが国際社会における韓国への評価なのだ。
なんとも惨めな結果である。

また、スマトラ沖地震発生時には、当初、500万ドルの救援金を送ると発表した韓国は、直後に日本が五億ドルの支援を発表したことで韓国政府内部で救援金の増加を主張する声が高まり、5,000万ドルに増額された。
ところが、その後の韓国の支払い予定額は勝手に610万ドルに変更されていたのだ。しかも滞納が続いていた。
いかに韓国が自分勝手で、傍若無人に振舞っているかよくわかると思う。

そして韓国が未熟な後進国である決定打がこれだ。
ご存知の方も多いと思うが、韓国には『親日反民族行為者財産の国家帰属に関する特別法』、俗に親日法とか、親日罪と言われる法律、罪がある。朝鮮半島の日本統治時代に日本に協力した朝鮮人を裁く法律だ。
彼らの多くはもう既に亡くなってっている為、実際にはその子孫の財産を没収することになる。
おそらくこの法律が出来た時、韓国内でも法に携わる人間なら恥ずかしさで頬を赤らめたのではないだろうか?
この法律はそもそも、法の不遡及の原則に明らかに反している事後法であり、近代法からかけ離れた法律なのだ。この法律が制定されたのが2005年。
2005年にこんな野蛮な法律が制定されるようなレベルの国なのである。
このことは後から罪などいくらでも付け加えることができるという韓国政府の考えを雄弁に物語っている。

さらに驚くべきはこの判断を国の暴走だとか、危険な法律だと思わず、素晴らしいと考える韓国人が多いことだ。こんな後出しジャンケンの様な法律が作れるという事は自分達だって、同じ様に後から犯罪者にされかねない。その事に気づかない、もしくは気づいていても自分には関係ないと考え放ったらかす。この事実が韓国という国を雄弁に物語っている。その程度の知識レベルしかない、もしくはその程度の教育しか受けていないと考えて差し支えないと思う。

自分に都合が悪くなったら約束なんか破ってしまえと、自国の子供達を含めた国民に堂々とアピールしているようなものである。
政府がこんな事をしていてまともな国民が育つわけがない。

また、先日現在は日本に帰化されてはいるが、元々は韓国籍である呉善花さんが、知人の結婚式に出席する為に、生まれ故郷の韓国への入国しようとしたところ、その許可が下りないという事件があった。
彼女は韓国の反日政策に対して批判的な内容の評論活動で知られている。自分たちにとって都合の悪い者の入国を拒否したのだ。
2010年8月、鬱陵(うつりょう)島を視察しようとした日本の国会議員3人の入国を拒否した事も思い出される。

日本は決してこの様な卑劣な真似はしない。
今年2013年8月15日に靖国神社前で『安倍晋三政権の右傾化』を非難した韓国・民主党の国会議員ら4人の入国を認めた日本政府の決定と真逆の対応である。

また、韓国の日本統治時代を肯定的に評価した『親日派のための弁明』の作者である金完燮(キムワンソプ)さんは、2002年にこの本を韓国で出版するにあたり、韓国政府から様々な圧力を受けている。さらに、閔妃の子孫から名誉毀損で訴えられ逮捕されている。3月に発売されたこの本は4月には『青少年有害図書』指定を受け事実上書店での販売を禁止された。
これは、明らかに言論統制である。
こんな事が次々に起こっているのだ。これが自由民主主義国家と言えるだろうか?
韓国には表現の自由もない。
北朝鮮や中国と変わりない。
韓国人の場合は、国家間同士の決定や法律よりも、未だに感情がすべてに優先するのである。

つまり韓国は法治国家ですらなく、すなわち近代国家とはとても言えない。
確かに韓国は日本の経済援助のおかげで経済は躍進した。
が、精神のレベルがそれに追いついていない。とても先進国などとは言えないレベルなのだ。」



 またも一方的にまくしあげて動画は終了した。

動画4 韓国の歴史捏造・慰安婦について

「私は韓国が嫌いだ。」

 動画はスタートした。

「第三の理由は、韓国が『捏造』という歴史に対する冒涜とも言うべき恐ろしい大罪を犯し続けているからである。

その代表的な例が慰安婦問題だ。
この問題は元々は日本人、吉田清治の『私の戦争犯罪』という本の中の慰安婦を強制連行したという嘘の記述からこの問題は始まったが、秦郁彦(はたいくひこ)教授らによってその嘘が明らかにされ、吉田清治自身もそれをデマと認めた。
にも関わらず、91年8月11日の朝日新聞紙面において、誤報ではなく意図的な捏造が行われたのだ。
この記事を書いた植村隆という記者の妻が韓国人であり、その妻の母親が慰安婦問題の訴訟原告団団長なのである。

つまりこの植村隆記者は、自分の義母の訴訟を有利にするために、今現在も続いている朝鮮人同士による人身売買を、日本軍の強制連行という話にすり替えたのである。ちなみにその義母は裁判費用を詐取した罪で逮捕されている。
この件は池田信夫氏が詳しく解説して下さっている。
YouTube池田信夫さんの『従軍慰安婦は捏造である』を参考にしていただきたい。

この朝日新聞の捏造が宮沢元首相の謝罪や93年のあの愚かでマヌケな河野談話につながったのだ。
新聞に自らの美学や主義主張があるのは結構だが、記事の意図的な捏造はマスコミとして、決して許されるものではない!我々はこれを絶対に許してはならない!
我々は朝日新聞、並びに植村隆記者にしっかりと責任を追及していかなければならない。この記事によって日韓関係がどれほど悪化したか、どれほどの国益を損ねたかわからない。

そもそも、この慰安婦問題においての論点は昔からたった一点のみ。日本軍による強制連行があったのか否か、である。慰安婦と呼ばれる人々が金で雇われていた売春婦なのか、それとも強制連行された性奴隷のどちらなのか、という一点だけだ。

そしてその答えに対して決定的な事実は、『今現在に至るまで、韓国での強制連行を証明できる証拠は何一つ見つかっていない』という事だ。

ただの1つも証拠がないのだ。
あるのは慰安婦と呼ばれる人々の証言のみ。
韓国が主張するように、本当に20万人もの強制連行が行われたとして、なぜ1つとして証拠が出ないのか?
出てくる資料には全て日本軍が朝鮮の民間業者に委託したものだということが書かれている。
証言は嘘や記憶違いなど間違いも多く、確たる証拠にはならない。

これを聞けば、多くの人がそんな事はとても信じられないというだろう。証拠もなく、これだけ問題が肥大化する訳がない、と。
しかし、これは事実である。しかし、そこにはトリックがあり、長い間証拠と呼ばれてきたものがあったのだ。それこそが1993年に発表された河野談話なのである。この談話の中で、当時の河野洋平官房長官が、日本軍の強制連行を証明する資料など一つも見つからなかったのにも関わらず、韓国の要請を受け入れ、慰安婦の聞き取り調査だけで、俗に言う“広義の強制性”を認めてしまったのである。
この韓国の要請はこれ以上問題を大きくするつもりもないし、賠償も求めないから、慰安婦の存在を認めて謝罪してくれ、という要請だった。問題を大きくしたくない当時の宮沢内閣はまんまと韓国の罠に乗せられてしまったのだ。なんともマヌケな話である。とても一国の官房長官とは思えない。
この談話により、日本は慰安婦の強制連行を認めたと世界中に誤解されてしまったのである。
その後、2013年10月16日付の産経新聞にて、”「河野洋平官房長官談話」の根拠となった、韓国での元慰安婦16人の聞き取り調査報告書を入手したところ、証言の事実関係はあいまいで別の機会での発言との食い違いも目立つほか、氏名や生年すら不正確な例もあり、歴史資料としては通用しない内容でだった。軍や官憲による強制連行を示す政府資料は一切見つかっておらず、決め手の元慰安婦への聞き取り調査もずさんだったと判明したことで、河野談話の正当性は根底から崩れたといえる。”元慰安婦報告書そのものが、ずさん調査が浮き彫りとなり、慰安所ない場所で「働いた」など証言曖昧あることより、河野談話の根拠は崩れると報道された。
さらに、産経新聞は2014年1月1日付の、"河野談話の欺瞞性さらに 事実上の日韓「合作」証言"という記事で、根拠となった韓国での元慰安婦16人への聞き取り調査も極めてずさんだっただけでなく、”談話の文案にまで韓国側が直接関与した事実上の日韓合作だったことが明らかになり、談話の欺瞞(ぎまん)性はもう隠しようがなくなった。”と報じた[15]。同年1月8日付の記事では、"韓国側は河野談話や調査結果報告作成に大きく介入しておきながら、その後は談話の趣旨を拡大解釈して利用し、世界で日本たたきの材料としている。"と報じた[16]。

2014年2月20日、当時内閣官房副長官を務めていた石原信雄が衆院予算委員会で「アメリカの図書館にまで行って調べたが、女性達を強制的に集めるといったようなことを裏付ける客観的なデータは見つからなかった」と証言。これを受け、報道機関の世論調査では河野談話の検証への賛成が6割を超えている報道もなされた[17]。2014年2月25日には、日本維新の会が河野談話の内容を検証する機関の設置を各党に提案した。


当時、内閣官房副長官を務めた石原信雄氏はその事をはっきりと証言している。

一般の裁判でもそうだ。証拠こそが有罪、無罪を決定づける核の部分だ。それがないのでは話にならない。
例えば、ある女性が、あの男性にレイプされた、と訴えただけではその男性は有罪になったりしない。当たり前の話だ。女性が嘘をついている可能性があるし、勘違いしている可能性だってあるのだから。だからこそ証拠が必要になる。『疑わしきは罰せず』。刑事裁判の原則である。法治国家ならば至極当然の話だ。女性が男性に対して恨みを持っていたとしたらなおさら調査は厳格に行なわれる事になる。その女性が男性を陥れようとしている可能性が高まるからだ。

私は勉強不足で申し訳ない事に韓国の法に疎いのだが、韓国ではある女性が『私はあの男に70年前にレイプされた』と言いさえすれば、その男は有罪になるのだろうか?
普通の裁判ならば、男性が何もしなくても警察や弁護士が男性の行動や、性格などを調べてくれる。有罪か、無罪かが比較的簡単に分かるだろう。
だが、国際舞台の場ではそうはいかない。自分の身は自分で守るしかないのだ。

それにプラスして前回お話ししたように、韓国人の国民性もしっかりと考慮に入れて考えなければならない。
『韓国人は息を吐く様に嘘をつく』と言われている。
朝鮮日報によれば韓国で2010年に偽証罪で起訴された人は、日本の66倍、人口比を考えれば165倍にものぼる。韓国人にとっての嘘は日常茶飯事であり、日本人の嘘への考え方とは全く異なるのである。

ただし、誤解のないようにお伝えしておくが、韓国ではなく、インドネシアにおいて強制連行の事例があったことが一件だけ報告されている。これは白馬事件という名前で呼ばれているが、その事実が発覚するとすぐにその慰安所は閉鎖されており、犯人は後に罰を受け処刑されている。つまりこれは日本軍の指示などではなく、兵士個人の暴走である。
しかし、この事実は日本軍が強制的な連行を認めていなかった事を意味している。

あの愚かな河野談話はこの事例が元になっており、それが度々韓国マスコミのイメージ操作に使われてきた。
新しい強制連行の資料が出たと言ったニュースが流れる場合の多くはこの件の事であり、韓国内の事件は一件たりとも報告されていない。

また、売春婦としての慰安婦の存在には異議はないが、その待遇はそれほど酷いものだったのだろうか?
慰安婦の給料は当時のお金で300円、現在の価値すると月収100万円から150万円といったところだろう。当時の日本軍二等兵の月収が7円50銭だった。日本軍の軍曹の月収が30円だった。彼女達は日本軍二等兵の40倍、軍曹の10倍もの給料を貰っていたのだ。
当時、売春は違法行為ではなく、経済的な理由から確かに本人の意思ではなく慰安婦として働かざるを得なかった女性がいた事も事実である。だが、その事と日本軍が強制連行をしたなどという捏造とは全くの別問題だ。あくまで軍は慰安婦を募集しただけであり、彼女らを集めて来たのは朝鮮の業者だったのだ。

そもそもなぜ日本軍がこれから統治する場所でわざわざ反感を持たれるような強制連行などという愚かな行為をする必要があるのか?
統治が容易になりやすい様に、地元住民達に反感を持たれないようにと気を使う方がよほど理に叶うというものだろう。
そもそも日本軍が慰安所を設置した目的は、第一に強姦を含めた市民への乱暴の防止、第二に性病の蔓延による戦力の低下の防止、この二つにあったのだから強制連行が無かったという事など当然なのだ。
その証拠に韓国軍がベトナムで行った集団レイプの結果であるライダイハンと呼ばれる戦争孤児の問題などは一切起こっていない。
これは日本軍によって治安がしっかりと守られていたことの何よりの証明ではないだろうか。

また、私はその件で韓国政府にお尋ねしたいのだが、慰安婦をこれほど問題にするのであれば、何故、韓国はベトナムの民間人女性を強姦し、数多くのライダイハンと呼ばれる戦争孤児を生み出した事に対する謝罪と賠償がないのか?

ベトナム戦争(1960~75年)に参戦した韓国軍が三光作戦を行い、また現地女性への性的暴虐を行ったと告発したのは、他でもなく韓国人女性記者である。韓国兵がベトナム女性をレイプして生まれたライダイハンが、正確な数字は分からないが最大で3万人いるとも言われている。レイプされたベトナム人女性はこの何百倍、何千倍にも及ぶと言われる。
何故あんなにも多くのライダイハンという生きた証拠がいるのにもかかわらず、その存在を堂々と否定できるのか?
日本軍はこのような不幸な出来事を防止する為に慰安所を作ったのである。

また、重ねて私は韓国政府に問いたい。
日本軍が慰安婦を強制連行したというのなら、なぜ戦後、慰安婦達を帰さず、アメリカ軍の為に慰安所を継続したのか?
そう、戦後も慰安所は継続していたのである。
もし女性達が強制連行で連れて来られていたのならば、女性達を解放するべきではないのか?
なぜ韓国はアメリカに対しては謝罪と賠償を要求しないのか?

今まで韓国は、日本の賠償は日韓基本条約で解決済みである、という主張に対して、
1965年の日韓基本条約時には慰安婦問題は認識されていなかった。従って第3条の未解決の問題になる。と反論していたが、1965年当時の朴正煕大統領は元々日本軍の中尉であり、しかも慰安所を統括していた責任者でもあったのだ。知らないという事自体片腹痛い。

その事実は、韓国の国会の場で白日の下に晒された。
国会の女性家族委員会で、野党・民主党の兪承希(ユ・スンヒ)という女性議員が質疑に立ち、
「“米軍慰安婦”という言葉、聞いたことがありますか?」
女性家族部の趙允旋(チョ・ユンソン)長官にそう切り出すと、
「ここに、“基地村”の性売買が合法的なレベルを超え、非常に組織的に国家が主導したという証言と証拠があります」
と述べ、その場で国家記録院から取り寄せたという文書を公開したのである。
それには、『基地村浄化対策』というタイトルが付けられていたそうだ。

韓国でも、日本で言うところの売春防止法である『淪落行為等防止法』で性売買は禁止されていた。ところが、米軍相手の売春婦の場合、政府にお墨付きを与えられたのだ。1977年作成のその文書には、全国62カ所の『基地村』に9935人の売春婦が生活していたと記され、彼女たちの性病対策や専用アパートの建設など周辺整備の方針が示されていた。なにより重要なのは、文書に署名しているのが、朴槿恵(パククネ)大統領の父親、朴正煕(パク・チョンヒ)元大統領だったのである。
しかし、韓国では、兪議員が公開した文書については、ほとんど報じられていない。

韓国では、左派系の『ハンギョレ新聞』や『京郷新聞』がわずかに触れた程度。日本の首相は元慰安婦に土下座すべきとまで書き立てる最大手の『朝鮮日報』などは、日本という敵に塩を送ることになりかねないからか、一切記事にしていない。
兪議員の所属する民主党には人権活動家やフェミニストが少なくないので、女性の人権問題として捉え、あえてこれを取り上げたそうだ。これが決定的証拠になってしまったのである。

「週刊新潮」2013年11月28日号においてこのような記事が掲載された。

『そもそも、“米軍慰安婦”の前には、朝鮮戦争時、“韓国軍慰安婦”が存在していた。それは、02年、立命館大学の国際シンポジウムで、韓国の金貴玉(キム・ギオク)慶南大客員教授(当時)によって初めて明らかにされた。韓国陸軍本部が56年に編纂した『後方戦史(人事篇)』のなかに、“特殊慰安隊”と呼ばれた軍慰安所の存在を裏付ける記述を見つけたのだ。

その後、金教授は『軍隊と性暴力』に収録された論文において、

『設置時期は不明確だが、一九五一年夏ごろに戦線が現在の休戦ライン付近で膠着状態に入ってからと思われる。閉鎖されたのは一九五四年三月である。(略)陸軍本部はまる四年近く軍「慰安所」を運営したのだ』

と述べており、

『(『後方戦史』の)実績統計表によれば、一人の「慰安婦」が一日に六回以上「慰安」を強要されていたことがわかる。また、「出動慰安」の場合、一日二〇~三〇回の「慰安」を強要されたものと考えられる。(略)前線での「慰安部隊」の利用はチケット制であった。しかし誰にでもチケットが配られたわけではない。戦場で勇敢に戦い、功を挙げた順番に配られる』

要するに軍直轄の慰安所だったのだが、前線に慰安婦を送るときには1人ずつドラム缶に押し込み、“補給品”名目でトラックに積んでいたという。

もとより韓国政府や朝日新聞などは“日本軍慰安婦”の強制連行を騒ぎ立てているものの、未だにその証拠はなんら見つかっていない。翻って、“韓国軍慰安婦”の場合はどうだったのか。

聞き取り調査の結果として、金教授は、

『十代後半の未婚女性で、一九五一年春まで咸鏡(ハムギョン)南道永興(ヨンフン)郡に住んでいた。ある日、韓国軍情報機関員、いわゆる北派工作員たちにより拉致され、一日で韓国軍の軍「慰安婦」へと転落した。(略)また、強姦の結果、「慰安婦」とならざるを得なくなったケースもある。(略)韓国軍「慰安婦」制度はあくまで軍による性奴隷制度であり、女性自身は性奴隷であったといえる』

と明らかにしている。

すなわち、口を極めて日本を批判しながら、当の韓国が強制連行という罪を犯していたのだ。にもかかわらず、韓国国内ではこれらの事実はほぼ黙殺され、『後方戦史』は現在、閲覧不可の状態になっているという。

おまけに、韓国の官営セックスビジネスは、それで終わらなかった。

朝鮮戦争が53年に休戦になると、駐留米軍の基地周辺に、“基地村”が形成され、政府公認の売春婦が集められたのである。

韓国問題に詳しいジャーナリストによれば、

「米軍政下の47年、韓国では公娼制度が廃止されました。とはいっても、基地村は実質的に公娼の復活だった。米軍相手の売春婦はUN慰安婦、洋マダム、洋公主(ヤンコンジュ)などと呼ばれ、韓国政府は彼女たちを登録制にし、強制的に性病検査を受けさせていたのです」

 そして、“基地村”が本格化するのは、軍事クーデターによって朴正煕政権が樹立されてからだという。

「淪落行為等防止法を61年に制定する一方、特定地域のみ売春行為を容認し、104カ所の“赤線地帯”を設定しました。そのほとんどが、ソウルや北朝鮮国境に隣接する京畿道の基地村でした。韓国政府からすれば、北朝鮮に対峙するうえで駐韓米軍は最大の後ろ盾であり、おまけに外貨獲得のための必要不可欠な存在だった。それゆえ、売春婦を“みなさんは愛国者です”などとおだて上げ、積極的に活用しました」(同)

 当時、米軍慰安婦は2万人を数え、稼ぎ出す外貨は年間1000万ドル(現在の価値に換算すると150億円相当)にのぼった。

「70年代に入ると、米軍側は、韓国政府に対して、基地村の環境改善を強硬に要求するようになった。それに伴い、朴正煕大統領は『基地村浄化委員会』を立ち上げました。浄化とは、主に性病対策のことで、女性たちの徹底検査に乗り出した。国会で兪議員が公開したのは、その一環として朴正煕大統領が署名した文書だったのです」

チェ・キホ伽耶大学客員教授] かず薬を飲んだ。生理不順に効く薬をたくさん飲むと子どもが下りるという噂があり、女たちはやたらとその薬を求めた。(略)薬を飲むと一晩中激しい腹痛に襲われる。冷や汗が出て、鋭い刃が休みなく下腹部をえぐるように痛かった。(略)どれほど血が出たかわからない。何日か血を下し続けると、こぶしのような塊が出てきた。(略)その後、私は気を失ってしまった〉

大勢の女性たちが悲惨な生活を余儀なくされた基地村は96年に公的管理ではなくなったものの、今なお存在している。

戦後、米軍占領下の日本でも、一般女性への性的被害を食い止める防波堤として、政府の管理・監督する『特殊慰安施設協会』(RAA)が立ち上げられた。しかし、ルーズベルト元大統領夫人の反対や性病の蔓延を理由に、わずか数カ月で廃止。それ以降、外国の軍人に、日本は国策として女性を差し出すようなマネはしていない。実際のところ、韓国の方こそ、看過できない慰安婦問題を抱えているのではないのか。

国際政治学者の中西輝政京都大学名誉教授は、

「朴槿恵大統領は、自分の父親が慰安所の管理者だった事実をひた隠しにしながら、執拗に日本叩きを繰り返した。偽善としか言いようのないダブルスタンダードな政治姿勢を、日本政府は公の場で追及すべきです」

日本的な悪しき態度であるだんまりが、国際社会での地位低下を招いているのは間違いない。

さらに、何かにつけて朴槿恵大統領が口にする“正しい歴史認識”という言葉に対し、疑問を呈するのは哲学者の適菜収氏だ。

「歴史の持つ性質を真に理解していれば軽々しくそんな言葉を言えないはずです。常に、歴史とは社会的状況や時代から逃れられない存在。なので、一方的に歴史認識を押し付けるのは、あまりに浅薄です。ましてや、歴史学の門外漢である政治家ならば、なおさら謙虚かつ慎重な判断に基づき、歴史を語らねばなりません」

安易に歴史認識を振りかざして相手を非難すれば、いずれ歴史に復讐されることになるのだ。』

「週刊新潮」2013年11月28日号

驚くべきは韓国政府の面の皮の厚さといったところであろうか。


さらに、2013年ほど、韓国の反日話題に事欠かなかった年はない。『悪韓論』がベストセラーとなっている元時事通信ソウル特派員の室谷克実氏に、この1年の反日を総括してもらった。今年の特徴はなんといっても大統領自ら反日を主導したことだ。

 今年3月の3.11東日本大震災の追悼式には、140余か国の外交団が参列したが、中国と韓国が欠席した。中国には「式典での台湾の扱いが不当」とする理由があったが、韓国は後になって「事務的なミスだった」とか、「連絡のファクスを見落としていた」とか言い訳するばかり。重大な外交上の欠礼だが、大使あるいは大使館員が処罰されたという報道もなし。「リメンバー3.11」の1つにすべきだろう。
 
 朴槿恵大統領は、訪米、訪中、G20出席、訪欧と外国を訪問するたびに、首脳会談の相手や、地元有力メディアに「悪い国・日本」を吹き込んできた。日本人は「告げ口外交」と呼ぶが、韓国紙『中央日報』には「遠隔外交」なる新語が出ていた。悪韓、いや圧巻は9月、韓国を訪問したヘーゲル米国防長官に聞かせた「反日独演会」だ。ヘーゲル長官はさすがに異常さを感じたようで、これを機に韓国を見るワシントンの視線は冷たく変わった。

 ひどいのは大統領だけではない。女性閣僚である尹珍淑・海洋水産相が9月の記者懇談の席で、福島原発の汚染水流出に関連して、安倍内閣を「非道徳なガキども」とののしった。
 
 盧武鉉大統領時代の首相は、日本の右派政治家を「吠え続ける犬ども」と言った。犬からガキに、少しは良くなったのかな。

※週刊ポスト2013年12月20・27日号



また、韓国は日韓基本条約の交渉時に約12万人とされる徴用動員について細かく賠償を求めており、韓国側が主張している20万人という慰安婦問題を把握していなかったというのは理屈に合わない。

これらの事実により、条約で解決済みの問題である事は間違い無い。
また、韓国が慰安婦の存在を知りながら基本条約交渉に乗せていないという事は、慰安婦が売春婦であった事の証明でもある。

また、私はずっと不思議でならなかった。
これだけ慰安婦問題を叫び女性の人権を主張するのにも関わらず、
何故、韓国内の性犯罪率は日本の約九倍にものぼる程に高いのか?
何故、そんな行為を防ぐ事に力を注がないのか?
何故、現在のアメリカ国内の人身売買の国別比率ワースト一位が韓国なのか?
何故、その韓国からアメリカへの人身売買を止めようとしないのか?

私なら日本がもし同じ立場だったならば非常に情けなく、そして恥ずかしく思うだろう。何としても一刻も早くそれを改善するために努めるに違いないと思っていた。

すると、ついに、韓国人の海外売買春に罰則が課せられる事になったそうだ。
統計によると、2008年から2012年にかけて、海外での売買春が発覚した韓国人は1319人に達する。うちパスポート発給禁止措置を受けたのはたったの55人だったそうだ。
韓国紙・中央日報によると、韓国政府は性取引防止対策推進会議を開催、パスポート発給停止の対象者を拡大する方針を示した。
海外で売買春をし、またはその仲介をすることで韓国のイメージを損なった事実が発覚した場合、最長で3年間のパスポート発給禁止措置を科すのだそうだ。

私は耳を疑った。これが厳しい処分なのか?
最長でたった三年のパスポートの停止。これなら、一年でも三年でも停止が終わったらいつでもまた再犯できる。
彼らはどこまでも自分達に甘い。本当に買春をやめさせる気があるのかと尋ねたくなる。

韓国国内では2004年に売春は禁止されたが、その後もあらゆる売春施設が地下へ潜り営業を続けている。

さらに韓国内の性犯罪の多さは統計上も明らかだ。
国連麻薬犯罪事務所(UNODC)が10年に発表した資料では、韓国の10万人あたりの強姦件数13.3件は日本の1.5件の9倍に達する
被害者は外国人にもおよび韓国警察庁によれば、2013年1~6月に韓国で起きた外国人に対する性暴力事件は、前年から66.3%増の271件に達し、イギリスやカナダ外務省は注意喚起を促している。
特に最近韓国内で、目立つのは、性犯罪の被害者が高年齢と低年齢層にも広がっていることだ。上は80代から、下は10代どころか、ひと桁の年齢にまで被害が広がっているそうだ。また、知的障害者や身体障害者など社会的弱者が被害に遭うケースも増えている。なんとも野蛮である。

そしていま特に問題になっているのが、先程話題に上がった『売春婦の輸出』だ。経済評論家の三橋貴明氏によれば、世界中に約10万人の韓国人売春婦が出稼ぎに出ているそうだ。アメリカの売春婦の4人に1人が韓国人売春婦であり、日本にも5万人いるといわれているが、背景には韓国経済の低迷がある。借金を返せなくなって売春婦としてやってくるケースが非常に多いのだ。かつての慰安婦と全く同じ構図である。慰安婦も売春婦も『強制連行』なんかではないのだ。
韓国では現在自分達が軽蔑される原因になっている売春婦の輸出よりも戦時中の慰安婦の捏造の方がよほど大事らしい。

話を慰安婦に戻そう。
つまり、結論として、慰安婦の存在は否定しないが、旧日本軍による強制連行の事実はなく、またこの事を実証する客観的証拠も存在しない。
全ては韓国の捏造である。
そもそも、この慰安婦問題は日本国内では強制連行の事実はなかったと、とうに決着がついている問題である。
にもかかわらず国外では韓国が騒ぎ立てている。特にアメリカでは熱心で、被害者の側に立ってよほどいい人に見られたいのか、それとも他に協力する理由があるのかは分からないが、アメリカの政治家は韓国側を支持する動きが強い。
しかし、これを阻止するロビー活動しないということは日本政府外務省による職務怠慢とは言えないだろうか?
ただ、この問題は大きくなることにより、日本人のこの問題に対する関心も大きくなり、多くの日本人が真実を知っていること、また日本政府に任せてはおけないと民間から自発的な行動が出始めたのは大きな副産物である。

また、あまりにもひどい韓国の歴史の歪曲に、国外からも多くの援軍が届いていることも日本人は忘れずに感謝すべきだ。
『テキサス親父』の愛称で知られるトニー・マラーノさんが、朝鮮人従軍慰安婦が正真正銘の売春婦であることを明らかにした米国公文書館の米軍正式公文書を公開してくださった『慰安婦は売春婦、証拠はこれだ』や、日本在住の歴史家、マックス・フォン・シュラー・小林さんの『米歴史家が慰安婦性奴隷説の嘘を告発、これは歴史に対する冒涜です』等の動画をYouTubeにアップして下さった事は非常に心強い。心より感謝いたします。」

前田が深々と一礼したところで動画は終わった。

動画5 韓国の歴史捏造・韓国併合について

「韓国による歴史捏造の二つ目は、韓国併合についてである。

韓国側は日本が韓国を侵略し、植民地支配したなどと宣伝しているが、これもまた捏造である。
1910年の韓国併合は、当時の韓国最大の政治組織である一進会からの『依頼』を受けて行ったものであり、日本は韓国に戦争など仕掛けてなどいない。
確かに反対派は存在していたが、韓国併合に慎重な姿勢を示していた伊藤博文を愚かなテロリスト安重根が殺害し自ら併合への動きを加速させてしまったのだ。

しかし、併合の結果、1910年に1,300万人だった韓国の人口は、1944年には2,500万人にまで増加。
また、日本人は数多くの公立学校を作り、併合前は100校に満たなかった公立小学校を終戦の1945年までに5000校にまで増やした。
1910年に10パーセントだった韓国人の識字率は1936年には65パーセントへと劇的に上昇。
この事は、1926年に出版されたアレイン・アイランド著『新しい朝鮮』や、1991年のハーバード大学朝鮮史教授カーター・J・エッカート著『日本帝国の申し子』などの資料からも明らかである。

当時の韓国の支配者層に当たる『両班』と呼ばれる貴族達は、自らの優位性が崩れるのを恐れた為か一般大衆が教育を受ける事に反対していた。しかし、日本人である井上角次郎が1886年に新聞に漢字とハングルの混合文を用いる事でハングルを普及させたのだ。
ハングルを普及させたのもまた日本人なのである。

そして戦後、1948年に韓国が成立した時に公用文は全てハングルで書くべしとの法律が制定。韓国政府は民間でも漢字の使用を止めるように奨励していき、どんどん漢字そのものも廃止されていった。
これにより多くの韓国人は、漢字で書かれた過去の文献を読む事が出来なくなったのである。つまり、歴史を学ぶという事自体が非常に困難な状況になってしまったのだ。
だからこそ韓国政府は国民に対して好き勝手に弁明できるのである。

日本は当時の国家予算の約20%を朝鮮に投入して朝鮮を近代化させた。ハッキリ言って、植民地にこんなに国家予算を投入する国など存在しない。
つまり日本は韓国を植民地としてではなく、日本の一地方と位置づけ、奴隷制度を廃止し、インフラの整備などに力を注いだのだ。
その証拠に、当時の韓国人達は選挙権も被選挙権も持っていたし、実際に韓国人の議員もいた。また、現在の韓国大統領である朴 槿惠(パククネ)氏の父親である朴正煕(パク・チョンヒ)元大統領の様に韓国人でも日本軍内で出世する事もできた。また、日本は韓国に約53億ドルもの資産を残してきている。だが、それも日韓基本条約によって請求権を放棄する結果となった。

それにもかかわらず韓国はその日韓基本条約を無視してさらなる賠償を請求しているのだ。
私個人の意見としては、韓国側がそんなに気に入らないのならば、両国の同意の上で日韓基本条約を一度反古にしても良いと思う。その上で新たな条約を結び直すしかないのかもしれない。
そして、その日韓基本条約が反古になれば、日本は堂々と朝鮮半島に残してきた53億ドルもの資産と、その時に支払った経済協力金の返還を請求できるのである。
そもそも、日本も慰安婦の存在自体は否定していない。
その補償は韓国政府に対して完了していると言っているのだから、もし韓国からそれらのお金が返還されるのであれば、日韓基本条約が締結された時に日本側が主張していたように慰安婦に対して個別補償に踏み切る事もできる。
言ってみれば、莫大な補償額を日本側はすでに韓国側に支払い済みであり、韓国政府から慰安婦への支払いが為されていないだけの話に過ぎないのである。

さらに言えば、韓国は戦争の被害者などではなく、あの当時、自ら希望して併合された日本の一部であり、戦争に加担した加害者だった。
ところが、韓国は『朝鮮は植民地だった』と嘘をつき、責任逃れを続けている。

ウィキペディアによれば、日本軍の兵士の募集に対して定員の50倍以上が志願し、合計242万人の朝鮮人兵士が戦地におもむいた。だからこそ、中国人はともかく、韓国人が靖国参拝を批判するのは筋違いである。そこには彼らの祖先もまつられているからだ。
洪思翊中将も、靖国にまつられている『英霊』の一人である。彼は朝鮮籍の日本人として中国軍と戦い、南方で終戦を迎えてB級戦犯として処刑された。彼は陸軍士官学校を卒業して朝鮮人としては異例の中将まで昇進し、部下を集めた就任演説で『私は朝鮮人であるが、天皇陛下の命により今日からこの中隊を預る』と述べたという。彼が創氏改名しなかったのも当時は異例だったが、創氏改名が強制ではなかった証拠である。

彼の容疑は南方方面軍の兵站監部総監として捕虜に食料を十分あたえなかったという捕虜虐待だったが、本書が詳細な裁判記録で明らかにしているように彼は無実だった。これは冤罪だとして助命運動が起こったが、彼は法廷では沈黙を守った。

その理由は彼の口からは語られなかったが、BC級戦犯裁判も東京裁判と同じく政治的儀式であり、それが公平に行なわれることは期待できないと達観していたのかも知れない。それともクリスチャンだった彼は、イエスのように朝鮮人兵士の罪をあがなうために処刑されたのかも知れない。本当のところは彼にしかわからない。

また、韓国は事ある毎にドイツと比較して日本を誹謗中傷するが、ドイツは第二次世界大戦中併合していたオーストリアに対し戦後一マルクも賠償金を支払っていない。
交戦の事実がないのであるから当然である。韓国はこの事実を都合良く無視し、決して語る事はない。一方、戦後教育により史実を学ぶ事に熱心でない日本国民の大半はこの事実を知らない。従って、韓国に良い様に付け込まれてしまう。
しかし、ドイツに併合されていたオーストリアは、加害者であることを認め謝罪しているのだ。
しかもオーストリアは1938年から僅か6年の併合期間であり、 ドイツの軍事侵攻による併合である。
日韓併合のような、国際法に則った正式な手続きを踏んだものですらない。
ところが、国際法に則り、正式な手続きを経て日本に併合され、戦争に加担した加害者である韓国は中国や東南アジア等に一度も謝罪していないし、1ウォンも賠償していないのだ。

それどころか、1965年締結の日韓基本条約において日本は当時の韓国の国家予算の2倍に達する資金を供与し、これと引き換えに韓国は一切の請求権を放棄している。当時の韓国側の責任者は朴現大統領の父親である朴正煕元大統領である。ドイツは第二次世界大戦中併合していたオーストリアに対し戦後一マルクと雖も賠償金として支払っていない。
日本は世界の歴史から見て異常ともいえる程韓国を手厚く遇して来た。しかしながら、韓国はこれに一切感謝せず、日本に対し誹謗中傷を繰り返し、更なる賠償を期待しているのだ。

また先程少々触れたが、韓国人の日本軍への参加状況を確認しようと思う。韓国は日本の徴兵で無理やり戦争に参加させられたと主張しているが、その辺りの事実関係はどうだったのだろうか。

1938年
朝鮮で特別志願兵制度がスタート
1942年
4077名の定員に対し、25万4273名の応募があり、その倍率は62.4倍にものぼった。

そう徴兵などする必要がない程、志願兵が殺到していたのだ。
いつも自分達は被害者だと騒ぎ立てる韓国人は自ら望んで、韓国人が加害者だと叫ぶ日本軍へ応募していたのだ。

また韓国内での警察の六割は韓国人だった。
もし日本軍が韓国を制圧していたのなら何故その六割の韓国人警官達は何もしなかったのだろうか?
また軍事支配されている韓国人が日本国の警察になろうとするだろうか?
日本政府は反乱の恐れがある韓国人を警察に採用するだろうか?
そして20万人もの慰安婦の強制連行があったのならこの六割の韓国人警察官はいったい何をしていたのだ?
この韓国内での警察の六割が韓国人だったという事実こそが日本が韓国を軍事支配などしていなかった証拠ではないか。

私はこの真実を知っている韓国政府の方々、また韓国の歴史学者と言われる方々に問いたい。
あなた方に恥という感情はないのか、と。
特にこの様な流言飛語が韓国内で罷り通る事に関して歴史学を学んでいる方々からなんの異論も聞こえてこない。韓国内から出た唯一の異論は、金完燮(キム・ワンソプ)さんの『親日派の弁明』のみである。
この事は韓国にまともな歴史学者などいない事を雄弁に物語っている。例えその理由が非国民扱いを受けるからだとしても、少なくとも世界中にはそう見えているはずだ。
韓国内には資料をマトモに読み解ける人間、また、マトモな良心を持ち合わせた人間はたった一人を除いてはいないのだ、と。
そのような恥を世界中に向けて発信しているのである。

韓国は、歴史捏造によって被害者を演じる卑怯者である。
私は彼らに歴史を学ぶということは、思い込みや想像を押し通す事ではなく、当時の、出来るだけ信憑性の高い資料から学ぶものなのだという事をお教えしたい。」

動画6 日本はどれだけ韓国を援助してきたのか

「私は韓国が嫌いだ」

 いつもの言葉で動画が始まった。慶彦はこの言葉の後にどんな理由が来るのか楽しみになっていた。

「第四の理由は韓国が恥も礼儀も知らない、無礼国家だからである。例えば韓国のTV番組のコメンテーターが海外旅行中に悪い事をしたことがばれた時は日本人の振りをすればいい、とコメントするレベルの国なのだ。それをちょっとした愛国心だよ、と笑いとばしていた。同じことを日本のTV番組でコメントしたらどうなるだろうか?
こういうところに民度、国民のレベルというものは現れるのである。

また、皆さんはこれまで日本が韓国にどれだけの経済援助して来たかご存知だろうか?」

前田はまたも、大きなボードを提示しながら説明を始めた。

・1965年 日韓基本条約締結時
8億ドル+α(経済協力金)
・1983年
40億ドル(特別経済協力金)
・1997年 韓国通貨危機
100億ドル(通貨危機救済金)
・2006年
200億ドル(ウォン高救済基金)
この時、韓国高官は日本の援助は迷惑だったと発言。
・2008年 リーマンショック危機
300億ドル(ウォン安対策IMF、韓国に2.8兆円融通)
この時、韓国高官は日本は出し惜しみしていると発言。

その他、2002日韓ワールドカップのスタジアム建設費として日本から借款された300億円は一円たりとも戻ってきてはいない。

また、韓国は日本のIMF援助の84億ドルとその前の140億ドル、さらに以降の120億ドルとODAの有利子負債の利子全てを払っていない。約1070億ドル、13兆円ほどが貸し出されたままだ。

さらに、何度も繰り返すが、韓国の併合は日本が韓国に対して戦争を仕掛け、侵略したものではない。
韓国の求めに応じて併合し、我々日本人の血税である国家予算を使って韓国の近代化に尽力したのだ。
加えて戦後、日本は64兆円以上の日本人の血税を、善意で韓国に援助したが一度も感謝さた事はない。
それどころか誠意が足りない。もっと謝罪しろなどと(のたま)う。確かに韓国が言うように、このままでは千年たっても日韓関係は改善されないだろう。
そもそも、この事は互いの国民がほとんど知らないのだから。

日本は韓国に対してこれだけの賠償プラス融資を既に行っているのだ。
これだけ日本の世話になっているにも関わらず、韓国という敵国は嘘と捏造の反日教育を続け、日本に害を成そうと企んでいるのだ。
私には『恥知らず』という言葉以外には思いつかない。

また韓国が繰り返し日本に求め続ける慰安婦に対する賠償にしても、そもそも、日本政府は個人賠償を提案していた。
それを韓国政府が、賠償は自分達が行うのでどうしても政府に払って欲しいと懇願した為、韓国政府への支払いになったのである。つまり慰安婦への支払いがなされていない、もしくは足りないと言うのであれば、それは慰安婦から韓国政府へ要求されるべき事柄であり、日本からの賠償は日韓基本条約締結時に完了しているのである。
どうしても日本に支払って欲しいというのならば、少なくとも日韓基本条約締結時に日本が支払った8億ドルを現在の価値の金額に換算し直し、日本に返してから慰安婦に支払ってくれというのがスジというものだろう。
でなければ、日本が韓国政府へ国家予算の使い方を指示する事になり、内政干渉に当ってしまう。

この韓国の慇懃無礼ぶりは自衛隊のPKO活動にも影を落としている。
南スーダンにおける自衛隊の韓国軍部隊への銃弾提供事件である。ここでその概要についても検討してみたい。

2013年12月15日に首都ジュバにおいてクーデター未遂事件が発生した。戦闘は北部地域を中心として内戦に拡大しており、小野寺五典防衛相はジュバにおいて活動していた施設部隊に対して駐屯施設外でのインフラ整備活動の中断を命令した。部隊は施設に集まっている避難民への医療・給水支援活動に切り替えている。

12月21日夜になり、ジョングレイ州州都のボルを拠点として活動している韓国軍ハンビッ部隊の部隊長から自衛隊部隊長の井川賢一1等陸佐に連絡があり、戦闘がボル周辺に近づき避難民が施設周辺に集まっている状況で弾薬が不足しているため5.56x45mm NATO弾を提供するよう差し迫った要請があった。
韓国政府は国連に対して弾薬提供を打診し、国連は日本政府へ打診を行なった。日本は武器輸出三原則に基づきPKO活動における他国部隊への武器の提供を禁止しているが、安倍晋三総理大臣23日に開催した国家安全保障会議において、「一刻を争う緊急事態であり、緊急性と人道性が極めて高いこと」を理由として三原則の例外措置として実施することを決定し、同日夜に1万発の銃弾が韓国軍部隊に提供された。PKO協力法に基いて他国に武器弾薬が提供されるのは、これが初めてであった。

韓国国防省は30日、南スーダンで国連平和維持活動(PKO)に参加する韓国軍による銃弾1万発の提供要請について、 「状況があまりにも緊迫している」と判断した派遣部隊長が、韓国国防省や合同参謀本部などへの報告の前に、直接自衛隊派遣部隊に要請して いたことを明らかにした。国会外交統一委員会で国防省幹部が野党側の質問に答えた。

韓国政府はこれまで(1)予備を確保するため一時的に借りた(2)国連を通じて要請した-として「緊急性」はなかったなどと主張。
「韓国軍から直接、要請があり緊急性も高かった」とする日本側の説明と食い違っていたが、答弁によって韓国側の説明が虚偽だったことが 明らかになった。

韓国では銃弾提供要請について、軍の不十分な装備に対するの批判が高まることが想定されていたが、こうした批判をかわす狙いから 虚偽の説明をした可能性がある。

そして韓国国内では、安倍晋三首相が提唱する集団的自衛権行使に関する憲法判断見直しを後押しするものだとして日本政府と韓国政府への批判が発生した。韓国政府は批判を躱すため「支援は国連から受けた」としていたが、後になって「国連に要請、その回答を受け自衛隊に要請した」とコメントを修正した。

その後、高まる批判を受けて韓国政府は銃弾の返却を決め、1月16日に陸自側に引き渡された。韓国側からの謝意の表明はなかったが、小野寺五典防衛相は提供時に現地の韓国軍部隊長が表した感謝の言葉のみで十分であるとコメントした。

これが事件の概要だが、こんなにも無礼な話はないだろう。
韓国から支援の要請が来た為に、日本は銃弾を提供したのにも関わらず、それを日本の策略だと韓国は言う。そして、要求に応えた相手に対しての謝意も示さない。驚きを通り越して呆れるしかない。

それに比べ、出来事を振り返り 、自衛隊の井川賢一1等陸佐は「(昨年12月21日夜に)韓国隊の指揮官から電話で直接要請を受けた」 「韓国隊が危機にひんしているのを見過ごすわけにはいかないと感じた。何かあった場合、将来に禍根を残すと考えた」さらに、韓国部隊の指揮官について 「人命救助のためプライドを捨てて頼んできた。すばらしい指揮官だ」とコメントしている。

相手を思いやった非常に素晴らしいコメントだと思う。
これこそが、韓国人と日本人の違いなのだ。

また、韓国は2018年に開催される平昌オリンピック開催に際し、図々しくも日本に援助を要請してきている。
日本の技術とコース設計、そして資金を要求しているのだ。
日韓サッカーワールドカップで、スタジアム建設費用の300億円を借款しておいて 利息も一文も払わずにいるのにも関わらず、だ。
さらに驚くべきことは、『日本の協力が得られる』との言葉を日本の了解もなくIOCに発言していたのだ。
そして日本へ対し、オリンピック直前合宿や調整等、韓国内では不可能なので各国選手と役員等、数万人が日本に滞在し経済効果がある、 それは平昌オリンピックのおかげなんだから資金を援助しろと要求している。
何という厚かましさであろうか。
一つ確実に言える事は、韓国は日本への借金を返す気などまるでないと言う事だ。

我々、日本はどれだけお人好しなのだ?
彼ら、韓国人はどれだけ恥知らずなのか?
そして、この事実を何人の日本人が知っているのか?
なぜ、マスコミはこの事実を報道しないのか?
この支援金は全て我々の税金から支払われているのだ。
馬鹿馬鹿しいにも程がある!

我々は慰安婦問題が起こった時、韓国の怒りに圧倒された。
そして誤解した。
こんなに怒っているからには、よほどひどい目に合わされたのだろう、と。
おそらく世界の人の中に未だこの誤解が解けていない人も多いだろう。

だがどんなに調査しても事実と異なる。
だがそれは当然だった。そうではなかったのだ。
韓国人はそういう国民性を持つ民族だっただけの話なのだ。
例えば韓国にはお葬式の時に悲しむ事を職業にしている女性がいる。泣き()とか泣き屋と呼ばれるそうだ。彼女達は日本人からすると信じられない程に大きな声で泣き叫ぶ。しかし、葬式が終わればケロっとして普通に戻り談笑などをしている。仕事でやっているのだから当たり前と言えば当たり前なのだが、その泣き叫び方は日本人からすると唖然とするばかりだ。
つまり、韓国人にとって何でもオーバーに表現する事はごく当たり前の事であり、仮にそれが嘘だとしても罪の意識は皆無なのだ。日本人の感覚とは明らかに異なるのである。
そういう文化的土壌を元々持っているのだ。
でなければ、世界中に向けて、ここまで堂々と嘘や捏造を自覚しながらひけらかせるわけがないのだ。」 

動画7 在日韓国人問題について

「私は韓国人が嫌いだ」
いつもの様に動画が始まったが、この後に今日の動画では「が、しかし」と続いた。

 慶彦はおや、と思った。
 どうやらいつもの嫌いの理由のパターンとは違うらしい。

「在日韓国人、いわゆる在日と呼ばれる方々に対しては、韓国に住んでいる方々と同一視してはいけないと考えている。

私の在日韓国人に対する考えもお話しておきたいと思う。
まず始めに、多くの方が誤解されているようだが、この在日韓国人という人々は強制連行で日本に連れてこられたわけではない。
彼らは終戦直後の日本に300万人いたと言われている。そして終戦を迎え昭和20年8月から翌年3月にかけて140万人が朝鮮半島に帰っていった。
彼らのルーツは大別すると2つに分けられる。1つは日韓併合後に貧困層の人々が貧しい朝鮮から日本に移住しようと渡ってきたグループ、こちらは特に貧しかった済州島出身者が多かったらしい。
もう一つは朝鮮戦争の時に戦災を逃れて日本に密入国してきたグループだ。
戦後GHQとしても朝鮮人は半島に送り返す方針で戦後しばらくの間無料で朝鮮半島に渡れたし、北朝鮮へも新潟から帰国船が出ていた。
つまり、もし仮に強制連行やってきた朝鮮人がいたとしてもこの時にみんな帰れていたはずだ。つまりこの時に帰国しなかった朝鮮人は自分の意思で日本に残ったのだ。
しかし、そもそも強制連行という政策など存在しなかった。始めてこの言葉が広まったのは1965年に在日朝鮮人のパクキョンシクによって書かれた「朝鮮人強制連行の記録」と言う本によるものと言われている。この本の中での資料の捏造によって、当時の全日本国民の義務だった徴用を強制連行という言葉にすり替え、あたかも韓国人にのみ強制連行が存在したかの様にイメージ操作が行われたのだ。
戦時中、成人男性には徴兵制度が適用され、また国民徴用令により男女問わず工場などで働いていた。朝鮮系の日本人も例外ではなかったという事に過ぎない。

彼らは現在約44万人ほどいると言われており、俗に言う在日特権を持っておる。中でも特別永住資格者制度ができたのが1991年。この制度が明らかにおかしい。
どんな犯罪を犯しても国外退去処分にならない。一般の外国人と同じ扱いにしなければ不公平である。数年前のデータでいえば数千人の在日韓国人が日本国内で逮捕されているのだ。

在日韓国人の犯罪率が高いとよく言われるが、それは事実なのかデータをもとに検証してみたいと思う。
2012年5月11日警察庁が「犯罪統計資料(平成24年1~4月分)」を発表した。

この資料では、都道府県別の犯罪検挙数が記載されているのだが、
実は在日韓国人、朝鮮人など永住権を持つ外国人は全て日本人扱いでカウントされているのである。

では、在日外国人の犯罪についての資料が無いかというと、最新では平成22年のものが存在する。
「犯罪統計資料」でなぜ分けて発表しないのかは分からない。

『外国人犯罪者-来日外国人犯罪者』が登録対象となる長期日本在留の外国人の犯罪者数と考えられる。
こんな面倒なことをしなくてはいけないのは、政府がきちんとした統計資料を発表してないためである。

長期日本在留の外国人犯罪者の数の順位は以下のようになる。
1位:韓国・朝鮮(3994人)
2位:中国(1252人)
3位:ブラジル(410人)
4位:フィリピン(380人)
5位:アメリカ(187人)

と圧倒的である。

犯罪発生率は在留外国人の総数に比べてどうかというと、在留外国人数は2010年末のデータを使用しているが、それで犯罪発生率をみてみると、

一位 韓国・朝鮮 0.706%
二位 アメリカ 0.369%
三位 中国 0.182%
四位 フィリピン 0.181%
五位 ブラジル 0.178%

韓国・朝鮮の国籍者の犯罪発生率が1位である。2位となったアメリカ国籍者の倍以上という圧倒的な結果となった。

もちろん、私も在日韓国人の中に真面目に生活している人が大勢いることも重々承知しているが、より大きなリスクに対して、より大きな注意を払うのは当然のことではないだろうか。心のない在日犯罪者によってすべての在日韓国人がそういった見た目で見られてしまうのである。

ただ、最初に言ったように、韓国に住む韓国人と、在日韓国人を同一視してはいけないと私は考えている。
というのは、在日も三世、四世となれば、ほとんど日本人の感覚と変わらない方々も見受けられる。そういった方々は言わば、外から祖国韓国を眺めているわけで、日本から自国を客観視できる立場にある。
常識的にも、国際法上でも、日本と韓国、どちらの言い分が正しいのか頭ではわかっている筈なのだ。
後は感情の問題である。

つい先日も在日韓国人の方々から祖国韓国へ対し、『韓国は日本にかまって欲しい症候群だ』、といった批判の声が上がったように、国際社会の常識からいえば、韓国の日本への対応は異常だ。まるでヒステリーを起こす子供のように見える。
今こそ、在日の方々から祖国韓国に対して勇気を持ってどんどん声を上げて欲しいと思う。

そういった皆さんが存在する一方、やはり日本に仇をなそうとする多くの在日韓国人も多数存在している事を我々は決して忘れてはならない。彼等は自分達は酷い目にあわされたのだから、日本に対して害をなす事を当然と考えているのだ。
確かに戦前、戦後差別が全くなかったとは言えないだろう。互いに差別しあっていた歴史は認めなくてはならない。
しかし、我々日本人からするとそういった危険に注意を払わないわけにはいかないのだ。
中には、本人が在日韓国人でありながら、その事を明かした上で、日本人の我々に『在日韓国人に気を許してはならない』といった警鐘を鳴らしている方もいるほどだ。

私は彼等に同情している。もし自分が在日韓国人だったとして、その立場から祖国韓国を眺めたら、どんなに惨めな気分になるだろうか。
そういったバランス感覚に優れた方ほど自分の祖国に誇りを持てなくなる、というのはなんとも皮肉である。
我々日本人からすると、韓国の反日活動はごく当たり前の事になってしまったが、韓国に反日政策を止めて欲しいと一番強く願っているのは、実は日本で真面目に暮らす在日韓国人の皆さんなのかもしれない。

だが同時に、日本国内において力のある組織、例えば日教組、日弁連などには在日韓国人が非常に多く入り込んでいる。
日本は今、広告、教育、司法を韓国に裏から支配されようとしているのだ。
この恐ろしい現実を日本の皆さんにしっかりと御理解いただきたい。

私が声を大にして言いたいのは、日本人には危機意識が圧倒的に足りないと言う事だ。
同じ人間がこんなひどい事をする訳がないと考えるお人よしがあまりにも多すぎる。
外国人参政権の問題にしてもそうだ。コリアンタウンなど彼等が密集して暮らしている場所での、地域の乗っ取りなどが可能になってしまうという事実を何故、危険視しないのか?
おそらく本当にそんなふうになるとは考えていないのだろう。
しかし、実際にそうなってしまってからでは遅いのである。

強調しておきたいのが、私は決して差別を認めているわけではない。
むしろ、差別を無くすべくできるだけ強い特権などを廃止した方がよいと考えているのである。」 

動画8 韓国人の考え方についての考察

「私は韓国が嫌いだ。

だが、やはり国と国というものは互いの文化の違いから異質に見えるものだ。
今回は韓国という国の人々の考え方に関して考察していきたいと思う。

日本文化研究家として著名なルース・ベネディクト氏は、日本の文化を『恥の文化』と評した。中国、そしてその属国だった韓国を一言で評すれば、よく言われるように『恨の文化』ということになろう。

皆さんご存知の通り、朝鮮戦争後、朝鮮は韓国と北朝鮮と分かれた。北朝鮮はそこから社会主義国家となり、資本主義、民主主義国家となった日本とは一線を画す存在となった。ちなみに、朝鮮戦争の休戦協定に韓国は参加していない。
韓国は休戦に反対した為、アメリカ、中国、北朝鮮の三国で休戦をまとめてしまったのである。

「北も南も韓国人は感情的で衝動的な人々だ。その衝動的で好戦的な人々が事件を起こさないようにしなければならない」
これは、72年に米国のニクソン大統領が中国の周恩来首相に語った言葉だ。朝鮮戦争の渦中にあった53年に韓国を訪れたニクソン氏( 当時は副大統領 )が、李承晩大統領に停戦方針を説明すると、李大統領は怒って声を張り上げたという。ニクソン大統領はその印象を持ち続けた。

そのため北朝鮮は今も韓国はこの協定には関係ないと主張している。
とにかく、問題は韓国である。日本と同じ資本主義、民主主義国家になったのにも関わらず何故こうも互いに分かり会えないのであろうか?

やはり、それは文化の違いに根差すところが大きいのではないだろうか。
韓国と言う国を知る上で、先人が語り継いできた諺には現代に通じる教訓や戒め、すなわちその国の文化と国民性が凝縮されている。竹島の不法占拠や戦時賠償判決など、反日行動を繰り返す韓国には、どんな諺があるのか? ジャーナリストの室谷克実氏の言葉を借りて、韓国人の国民性を表す諺を見て行きたいと思う。

“泥棒をしてばれても弁明する”
──韓国にはそんな諺がある。自分に明らかな非があっても、言い分を述べろと説く。
“処女が子を産んでも言うべき言葉がある”
も同じような表現。処女が子を宿すはずはないが、それでも産んだのには理由がある
──つまり「何にでも理屈はつけられる」ということだ。

徳間文庫の金容権・著『韓国朝鮮ことわざ辞典』によれば、そうした諺は「朝鮮人のもつ特性の一端を実によく表している」そうだ。
曰く、「自分に分がないとみても、一点でもいうべきところがありさえすればそれを主張し、相手がひるんだ隙を見てさらにたたみかけ」るような自己主張の強さが韓国人にはあるという。逆に、主張しないと「口数の少ない貴公子」とか「目先のきかない間抜け」と見られてしまうと解説している。

歴史的にも国際法的にも日本の領土である竹島を、史実を捻じ曲げてまで「我が領土」と主張して恥じないあたりにその民族性が現われている。
以前、お話したと思うが、決して忘れて欲しくないので繰り返す。
「朝鮮日報」によれば韓国で2010年に偽証罪で起訴された人は、日本の66倍、人口比を考えれば165倍にものぼり、嘘を全く厭わない利己主義が数字からも見える。
つまり嘘をつく事に対しての罪悪感がまるで日本人とは異なるのだ。韓国人にとって嘘をつくこと、つかれることは前提条件と言っていい。自分に有利になる嘘を奨励している様にすら見える。

そして、驚くべきはその感覚、考え方が一般市民に留まらず、行政や、司法界にまで及んでいる事だ。
韓国と敵対した時点で、その相手は、デマや捏造、ある事ない事を徹底的に言われることを覚悟しなければならないのだ。日本人は嫌というほど身に沁みた事だが。

逆に言えば韓国が叫ぶ事ほど信用の置けない言葉はないという事でもある。要は相手が嫌がりさえすれば、それで彼らの目的は達せられるのだから。いちいち真に受ける必要はないのである。
事実でない事に対して、一つ一つ、論理的に、証拠だてて、事実でないことを証明していけばいい。バカらしい作業ではあるが、相手の嫌がらせをするレベルの相手なのだから仕方のない事なのだ。

慰安婦の問題などもこの典型だ。朝日新聞が何も無い所に火を起こし、それを大火事にするのが、韓国の国民性という訳だ。
全くよくできたコンビネーションである。

逆に利益のためならなんでもする。それらを表す諺が、
“金玉を掻いてあげる”(媚びへつらうこと)
“憎い子に餅を一つ余計にやる”(うわべだけ可愛がる)などだ。似た表現に、
“泣く子は餅を余計にもらえる”
というのもある。

終わったはずの戦時賠償を再び日本に求める心根は、まさにこれだ。
“一度やっても売女、二度やっても売女”(過ちも一度犯せば二度目は躊躇しなくなる)という諺もあるから、放っておくと何度でも繰り返し無法を働く国だと日本人は覚悟すべきだろう。

また、韓国人を端的に示す四字熟語として《外華内貧》と言う言葉があるそうだ。
朝鮮半島で創作された数少ない四字熟語の一つだ。意味は漢字を見れば一目瞭然。つまり、中身はボロでも構わないから、外側だけはピカピカに飾り立てるべし、という意味だ。
「韓国人は息を吐くように嘘を吐く」と言われる。
嘘だったと認めて謝ること──それは彼らからすれば、《外華》、体面すらも失うことだ。だからこそ、韓国人は謝らないのである。」

動画9 韓国が日本を攻撃する理由

「私は韓国が嫌いだ。

もう一度繰り返すが、我々は韓国という敵国から、現在進行形で侵略、攻撃を受けているのだ。
また、2002年のワールドカップの韓国の試合やを見ていただければ分かると思うが、韓国という国は自分達のナショナリズムを上げる事に関しては、手段を厭わない。
あまりにひどいラフプレーや応援の仕方に、フランス、イタリア、ポーランド、ポルトガル、スペインが逆上、ドイツでは『韓国人お断り』の店が乱立した程だ。

表では竹島、次は対馬が狙われているし、裏では、マスコミ、司法、教育の分野で日本国内での支配が進められている。また、サイバーテロ攻撃も、当然のごとく受けている。韓国政府直属のサイバーテロ集団『VANK』により2020年の東京オリンピックの招致への妨害工作を行っている事も報道されていた。
福島の原発の放射能漏れを利用し、IOC国際オリンピック委員会への執拗なメール攻撃をしていることが明らかになっている。
にも関わらず、我々日本人はそれに知らない人が大多数なのだ。
我々はまずそれをハッキリと認識しなければならない。

われわれはなぜ韓国そのような行動繰り返すのか、先ずその理由の根本を考えなければならない。
それは韓国の日本に対する劣等感、コンプレックスもさる事ながら、その最大の理由は『反日行為が韓国の国益に適うから』に他ならない。
日本たたきのメリットの第一は、以前も言ったように日本を敵に、韓国政府を正義の味方として位置づけることで、韓国政府が国民を味方につけることだ。日本たたきは韓国の内閣支持率回復の特効薬だ。日本をたたけば韓国の内閣の支持率は上がる。
また、日本を攻撃していれば韓国の与党は内政面の政策について批難される事はあまりない。国民の注目度が対日本政策に比べて低いからだ。

日本たたきのメリットの第二は日本を叩けば日本政府が謝罪と賠償を繰り返してきたからだ。
この賠償とは経済協力金という名目も含まれる。今まで韓国に渡った日本人の血税は64兆円以上にものぼる。

要するに、韓国という国を一言で言い表すとすれば、『韓国とは味をしめた乞食』なのである。
騒げば日本は金を出すと思いこんでいるのだ。
われわれは韓国に対し日本を攻撃することが韓国にとってマイナスになるという事を、叩き込まなければならない。でなければ韓国の日本に対する敵対行動は正に、千年経っても止む事は無いだろう。

だがここまで韓国を調子にのせてしまった責任は日本のマスコミ、また日本政府にもある。
特に問題の最大の元凶は日本の左翼マスコミにあると言っても過言では無い。
慰安婦問題や靖国問題など大きな外交問題になっている問題はほとんどがその左翼マスコミによって作られたものばかりだからだ。

日本の左翼マスコミは、大きな勘違いを続けている。平等や弱者保護が本来の彼らの理想だったはずなのに、日本政府に敵対する事が彼等の正義になってしまっている。
確かに、国が暴走しかけた時、警鐘を鳴らす事はマスコミの大きな役割の一つだ。だが、この国のマスコミは一部の国や勢力に明らかな肩入ればかりしている。彼等はそれを正義の行いだと勘違いして自分に酔っている。

特に朝日新聞の罪は大きい。彼らは嘘を報道し、訂正、謝罪をしない。われわれは彼らの罪を糾弾し続けなくてならないのだ。
慰安婦問題、靖国問題など、明らかに国益を損なうようなデマばかりを垂れ流し続けている。

私はずっと不思議でならなかった。
朝日新聞や毎日新聞など左翼系の新聞記事は明らかに作為的であり、反国家的と言ってもいい。中国や韓国の国益を重視し、日本の国益にとってマイナスの報道ばかりしている。朝日新聞が左寄りなのは、分かっていたが、私の解釈では左翼とはマルクス主義などの影響を受け、平等を非常に重視する人々だと考えていた。その平等を理想とすることは理解できた。だから、差別などに対して拒絶反応を示すのはよく分かったのだ。だが、日本という自分の国に対しての拒絶反応を示すことが理解できなかった。

だが、様々な書物のおかげで最近ようやく分かってきた。彼らはマルクス主義者などではないということが。
日本の左翼とはつまり国家解体主義者なのだ。国家というものを無くして、地球市民とでも言うべきものになることが最終目標なのである。
その第一歩として自国日本を解体しようと、国民を洗脳しようとしていたのだ。

これが分かった時には、呆れを通り越して笑えてしまった。
彼らは、人間が自分の生まれ育った環境から影響を受けないことなど不可能であることを全く理解していないのだ。
左翼が左翼の思想を持ったこと自体、自分が生まれ育ってきた環境の結果なのにも関わらず、だ。

加えて共産主義、社会主義という人類にとっての大きな実験が失敗に終わっていることも認めることができないのだろう。
その証拠に彼らの理想を体現しているはず共産主義国家である中国のチベット虐殺など全く知らないふりだ。本来人権を重視する左翼新聞であれば最も強く糾弾しなければならない立場のはずだ。
仮に彼らの狙い通り日本という国が解体されたとしたら彼らは中国に吸収されることを望んでいるのだろうか?おそらく自分達も分かっていないに違いない。というよりもそんなことが不可能であることをよく分かっているのだ。にも関わらず、日々、無意味な努力を続けている。それは努力というより、嫌がらせのレベルに劣化していることを自覚しているのかどうかは私にはわからない。
結局、左翼とは自分達を見失い、自分が何をしているのかすら理解できていない愚か者に過ぎなかったのだ。

今現在そういった左翼マスコミ、さらには電通という大きな広告代理店によって仕掛けられた韓流ブームに日本のマスコミは支配されようとしているのだ。

また、この電通という広告代理店が厄介だ。
皆さんご存知の通りテレビをはじめとするマスコミ業界の多くは広告収入で成りたっている。このためスポンサーの不利になるような報道はできない。
そのスポンサーからの広告を牛耳るのが電通という会社なのである。

電通とは、単体では世界最大級の広告代理店で連結売上高は2兆円を超えている。日本のマスコミを自在に動かす力があると言われている。社員として政財界・芸能界等の有力者子弟を多く採用するため、この体質が『コネ通』と揶揄されることがあるが、そこからもまたその影響力の大きさが窺い知れる。

国内2位の博報堂の売上高の約2倍、3位のADKの売上高の約4倍と、名実ともに日本最大の広告代理店であり、『広告界のガリバー』の異名を持つ。その圧倒的なシェアゆえ、市場の寡占化が問題視され、2005年に公正取引委員会による広告業界についての調査がなされた程だ。
公正取引委員会は、調査報告書において電通の広告業界における寡占化の進行の事実を指摘した上で『公平性、透明性の確保が必要』と結論づけたのである。

その電通の異常な親韓・反日姿勢は、最高顧問の成田豊氏が朝鮮出身であることが理由だと言われている。民主党議員の多くが在日韓国朝鮮人と親しい関係にあり、外国人参政権、人権擁護法案など、在日が必要とする法案の成立に躍起になっていた過去がある。しかし、その事があまりにクローズアップされると、多くの日本国民に気付かれてしまい、反感を買う恐れがあるので、外国人参政権の話題は極力報道しない様、電通によってコントロールされているのだ。

また、本来右寄りのフジサンケイグループの筈のフジテレビが、ウリ(韓国語で“私たち”の意)テレビと称される程、韓国寄りになったのも電通の影響であると言われている。

これら左翼グループとは逆に日本には街宣車で喚き散らしているような皆さんの想像する右翼など存在しないという事をお伝えしておきたい。
中国で売国奴の様な行為を繰り返している鳩山由紀夫や、天皇陛下への無礼かつ不敬な行動をした山本太郎議員が無事に生活できているのがよい証拠だ。
本当に皆さんの想像通りの右翼が日本に存在するのならば、この二人への恐喝ではなく、少なくとも生命を狙われる事件が起こっているはずである。

では、街宣車などで世間を騒がせている右翼らしき人々の正体は何なのか?
彼ら過激で迷惑な右翼団体の正体は、 在日朝鮮人・在日韓国人による自作自演と暴力団関係者である。
特に彼ら朝鮮人は日本名を使い日本人に成りすまして騒音をまき散らし、愛国者への嫌悪感を植えつけるといった工作を日々行っている。
真の愛国・憂国者からすれば、敵対する左翼よりも憎むべき存在で、一般市民からすれば迷惑千万な存在でしかない。
いずれにしろ、反社会的な非合法な組織であり反日性は極めて高いのだ。

本来の『右翼』というのは、保守的・国家主義的な思想傾向を指す。個人の力を過信せず、過去の経験の集合体である既存の秩序、法を重視し、『個人の権利を多少制限してでも、強力な国家統治を実現する』ことが基本方針になる。
本当の右翼の方はボランティアの形で仕事の傍ら自発的、平和的に活動している方が多く、皆さんの想像する街宣車などで騒いでいるエセ右翼とは全く異なる存在である事を強調させていただきたい。」

「へえ」
心の中で慶彦は呟いた。

NHKのことに前田はあえて触れなかった。
どこの国の国営放送かと問い質したくなるようなNHKの偏見報道ぶりだって充分問題がある事はネット上などでずいぶんと噂になっている。このことを当然前田は承知しているはずだし、きっと追求するのだろうと思っていた。
だが、前田はあえて名前を上げての批判はしなかった。
慶彦は理由を考えてみた。

「選挙にでも出るつもりなのかな?」

NHKも確かに左翼的な偏見報道が増えてはいる、が、それにもかかわらず、いかに多くの高齢者のファンが、保守層にも多いか、ということも充分に承知していたからかも知れない。

動画10 韓国は捏造と洗脳を中止せよ

「私は韓国が嫌いだ。

ここで韓国ではなくそれに対応しなければならない我が国日本のことを考えてみたい。
現在の韓国に対する日本という国を例えるならば、『強情な悪ガキに駄々をこねられて困っている気弱な好々爺』なのである。
子供のワガママを聞き続けたらどうなるか想像してみて欲しい。どんどんエスカレートするに決まっている。子供というのは、自らを律する事が出来ないからこそ子供なのだ。

そんな子供に、欲しいと言われたからといって、オモチャではなく本物の銃を与えたら、と考えてみて欲しい。どんな事になるか容易に想像がつくだろう。

在日特権だっておねだりされた日本人が断りきれず、彼等に与えたものなのだ。
言わば、自ら買い与えた銃で日本は殺されようとしているのである。
『日本が大きな経済発展の真っ最中に騒がれるのはよろしくない。向こうのワガママをきいて何でも与えとけばいい』と無責任に言っていたツケを支払わされているのだ。

子供が駄々をこねた時、仕方ないと笑って子供の要求に応えてやるのは確かに大人の対応と言えるかもしれない。だが、それは言いかえれば、本気で子供の相手をする事を面倒臭がっているだけであるとも言えないだろうか?
大人には大人の責任がある。
嘘はいけないことなんだ、捏造は大罪なんだ、ということをキチンと子供に教えこまなければならない。

そこで甘やかせば子供は調子に乗り、駄々をこねれば相手にいう事を聞かせる事ができるものだと思い込んでしまう。それと同じレベルのことが国家間で行われているのだ。
韓国のことわざ通り、わがままを言ってより多くの餅を得ようとしているのである。
寝転がって足をばたつかせながら、周りの国々の大人達にわめき散らしている。
『自分は虐待を受けたんだ』と。『自分を黙らせたかったら金を払え』と。
それほどまでに韓国人の精神は未熟なのだ。このことは、朴槿恵大統領の告げ口外交を恥ずかしいという報道が韓国内で皆無だった事からも明らかだ。
私だったら日本の総理大臣が同じ事をしたら恥ずかしさのあまり、『頼むからやめてくれ』と思うだろう。

私は韓国政府に問いたい。
では、いつになれば日本の謝罪と賠償は終わるのか。賠償金は経済協力金という名前で有償、無償含め64兆円もの金額が日本から韓国へ渡っている。日本から韓国への謝罪も何度も繰り返し伝えている。
それに加え、現在の日本人の多くは戦後に生まれた者たちである。その者たちに謝罪と賠償を請求するのは筋が違うのではないのか。
他国の例を見て欲しい。フランスやポーランドが今もドイツに請求や賠償を要求しているだろうか。ベトナムが韓国政府に対しての謝罪や賠償を求め続けているだろうか。彼らは未来向けて着実に歩を進めている。

しかし韓国は過去に執着し、しかも自らの過ちを認めようとすらせず、嘘や捏造を世界中に垂れ流し、全てを日本のせいにして賠償金をせしめようとしている。
これは敗戦と言う弱みを持った日本に対する恐喝である。一国家がチンピラと同レベルの行いをしているのだ。我々日本人は不当な恐喝には決して屈してはならない。

朴槿恵大統領は2013年欧州各国を行脚し、嘘ばかりの過去の日本の罪を触れ回っている。こうした『告げ口外交』は外交的な儀礼を欠いていると呆れるのは、日本だけではない。米有力シンクタンクの上級研究員は、

『第2次世界大戦の戦勝国を訪問しては敗戦国である日本の悪口を言いふらすというのは、いかにも中堅国家だからできること。品格のある大国のリーダーがやることではありません。フランスの大統領が外国を訪問し、わざわざドイツの悪口をいったことがあるでしょうか。やれば間違いなく品位を疑われる。
そんな情けない外交をして損をするのは韓国自身です。幸いにも朴大統領が言い回るので、各国は慰安婦問題について学び、正確な知識を持ちつつある。日本は国際社会における主要パワーです。その程度の“告げ口”で、戦後、世界に貢献してきた日本を貶めようとする国などあるはずがない』
とコメントしている。

確かにアメリカ訪問時でもそうだったが、欧州各国を韓国大統領が訪問するのであれば、各国との経済を中心とする様々な面での関係強化が主目的になるはずだ。ところが韓国大統領がおこなった事は日本の悪口を言いふらすだけである。各国はさぞ驚いた事だろう。
韓国を正常な国とは思えないというのが普通の国々の感覚ではないだろうか。

また、そもそも論になってしまうが、韓国が日本に対しての批判において決定的な事は、全て根拠がない、ということだ。法的根拠もなければ、歴史的根拠もない。
全て嘘と捏造を大声で叫び続けてそれを本当にしようとしているのだ。
また、さらに恐ろしいのは大多数の韓国人はその嘘と捏造を真実だと信じている事だ。

慰安婦の件でも、併合の件でも、日本軍がそれほどひどいことをしたというのなら、証言ではなく、確たる証拠を挙げてもらいたい。以前も言ったが、普通の裁判でもそうだろう。証拠こそが有罪、無罪を決定づける核の部分だ。それがないのでは話にならないではないか。
日本側には韓国の言うことが嘘か捏造であるということを証明する証拠がいくらでもある。

私に言わせれば、宮沢総理以降の日本の歴代の総理大臣がマヌケすぎるのだ。
調査委員会を立ち上げ、歴史をキチンと調査して、ハッキリと相手の嘘を指摘、糾弾すればそれで終わる話ではないか。
それと言うのも今まで日本が韓国を敵国と認識せず友好国と勘違いしていた事から起こった悲劇、いや喜劇である。」

 前田は一つ大きな咳払いをしてから、キチンと正面に向き直った。

「そして、私は本日、韓国政府にハッキリと申し上げる

歴史の捏造と、自国民への洗脳を直ちにやめなさい!

この事は世界中の人々に、特に韓国の国民のみなさんによく聞いていただきたい。

今現在、韓国政府が行っている事は教育ではない。明らかな嘘の歴史を自国民に刷り込む『洗脳』である。

先日、韓国で、95歳の韓国人男性が日本統治時代を肯定する発言をしたところ、居合わせた若い男性の怒りを買い、殴られて死亡する事件が起こった。
被害者の朴さんは95歳、終戦の時点でもすでに27歳だ。日本統治の実態、そしてその後の韓国現代史を目の当たりにしてきたわけで、その発言には重みがあっただろう。
一方の黄被告は37歳、朴正煕時代すらほとんど記憶していない世代だ。
彼は大量に飲酒しており、すっかり酩酊していた。この酔っ払いと朴さんが話すうち、その何気ない一言が黄被告の逆鱗に触れた。
朴さんは日本に統治されてよかったと思うと発言したそうだ。
95歳の朴さんを蹴飛ばすと、その杖を奪い、怒りに任せて頭などを殴りまくった。朴さんは頭蓋骨や脳などに重傷を負い、治療を受けたものの死亡した。傷害致死罪で逮捕された黄被告は「泥酔しており心神耗弱状態だった」と主張したものの、懲役5年の判決を受けたそうだ。

これは明らかに、韓国の捏造と洗脳が引き起こした事件だ。
政府が今教え込んできた歴史と、本当の史実とが乖離を起こしてしまった為に起きた悲劇である。確かにこんな風に扱われるのが分かっていれば、本当は真実とは違うとわかっていても、この95歳の朴さんのように周りに言う事は難しいだろう。
真実と捏造との歪みがあまりにも大きいのだから、このような事件が起きた事もある意味当然と言える。
こんな洗脳を続ければ、韓国人は自国の歴史すら知らない愚かで哀れな国民だと世界中から後ろ指を刺される事になるだろう。
いや、もうすでに刺されはじめている。韓国が慰安婦問題などを殊更大きく騒いだ為、韓国が叫んでいる歴史とはあまりにも異なる真実もまた明らかにされつつあるのだ。

また私は、韓国国民に対してもハッキリと申しあげる。

いい加減に真実を見つめる勇気を持ちなさい!

自分の信じたいものだけ信じるのはやめなさい。

韓国民は洗脳という言葉に強い拒否反応を示すだろう。だが、これが洗脳でなければ、なぜ、これだけ自殺率、失業率、犯罪率が高いのにも関わらず、韓国人の怒りは韓国政府ではなく日本人に向くのだ?

2013年1月~7月までにおいて、韓国国内で殺人や強盗、強姦・強制わいせつ、窃盗、暴力などのいわゆる5大犯罪が54秒に1件の割合で発生していることが明らかになっている。

54秒に1件だ。一分にも満たない。
「犯罪時計(crime Watch)」は、犯罪をタイプ別に国や地域においてどのくらいの頻度で発生するのかを示す数値で、発生した事件の数を時間で割って算出する。

タイプ別にみると、
殺人は545件で9時間20分24秒に1件。
強盗は1200件で6時間14分24秒に1件発生した。
強姦・強制わいせつは1万2234件で25分12秒に1件の割合。
窃盗は16万2267件で1分53秒。
暴力は16万2940件で1分52秒に1件発生したことになる。

とてつもないハイペースだ。

何故この事を韓国国民は問題にしないのだ?
普通はまず、自国のコントロールを誤っている政府に怒りが向かうのが普通なのではないのか?

韓国政府は日本に対するロビー活動など、ナショナリズムを高揚させる事に関して手段を選ばないし、どんなに金を払う事も厭わない。
しかし、何故、自国民に対しての政策が聞こえてこないのだろうか?

これは中国にも言える事だが、先ほど述べたように、韓国政府は今まで日本を悪役にして自分達は正義のヒーローを演じてきた。
ところが、その悪役の刷り込みが余りに激しくなり過ぎてしまい、今度は逆に日本に対し、何も言わない事が自分達への逆風になる事態が生じている。
正義のヒーローは常に悪を倒し続けなくてはならないからだ。
その為、日本に対して強硬な姿勢を取り続けざるを得ないというジレンマに陥っているのである。

例えば、韓国は日本国内で反韓世論が盛り上がり、観光業界が大きな打撃を受けても、それを回復する行動を取り得ない。
今まで自国民を騙し続けたツケを支払う時が来たのだ。

日本との関係が悪化し韓国の観光業に深刻なダメージを与えているというのに、その対策は何も聞こえてこない。
逆に円安になった日本への旅行客が増えているという。なんとも皮肉な話である。」

動画11 靖国問題について

「私は韓国が嫌いだ。

今回は私の靖国問題に関する考えをお話ししたいと思う。

日本の首相が靖国神社を参拝する事に中国・韓国は常に過剰に反応し、激しい拒否反応を示す。
この靖国参拝問題について、私は中国・韓国だけでなく世界中の皆さんに問いたい。

『日本人には神社を参拝する自由すら認められないのだろうか?』と

日本国憲法において信仰の自由は保証されているし、私自身、誰でも、そして、どこででも、信仰の自由は保証されるべきだと信じている。
それは決して立場によって左右されるべきものではない。

なぜ、戦没者を慰霊するために神社を参拝する事でここまで日本が批難されなければならないのか?
なぜ、神社に参拝して国の為に尽くして下さった先人達を慰霊することが軍国主義の復活に繋がるのか?

確かに靖国神社にはA級戦犯が合祀されている。それを参拝することはヒトラーの墓参りをするのと同じ感覚で海外では見られているらしい。さらに靖国が軍国主義の象徴と海外では見なされている。
さらに海外では、神道と国家神道の混同や、国家神道の復活が不安視されている。海外の人々からすると、特攻隊、狂信をイメージされているようだ。
これは全く次元が異なる大きな間違いだ。
そもそも靖国は墓ではなく神社である。魂の集まり眠る場所なのだ。だからこそ遺骨も位牌も何もない。

また日本人で靖国を軍国主義の象徴だと考えている者は皆無だと言っていい。誰が好んで戦争を望むというのか?
日本だけでなく、過去の世界中の為政者達だとて皆その時代、その状況に応じて止むを得ず戦争という手段を選んできた。韓国人だとてお互いが好んで朝鮮戦争を始めた訳ではないだろう。止むに止まれず戦争になってしまったに違いない。

何故その事が日本だけわかってもらえないのだろうか?
みな左翼マスコミか、中国・韓国のイメージ操作の結果である。

そして当たり前のことだが、強調したいのは、靖国神社はA級戦犯だけが祀られているわけではない。靖国神社の創建は1869年だが、ペリーが来航した1853年から大東亜戦争まで、国の為に生命を捧げて下さった方々の246万6532柱の御祭神が祀られている。
その中には日本人だけでなく、日本の為に共に戦ってくれた外国人も含まれている。その全ての御魂が集まる場所なのだ。1942年から韓国で始まった日本軍への募集で、4077名の定員に対し、25万4273名の応募をして62.4倍にものぼる倍率の中から選りすぐられ日本軍に自ら参加していただいた韓国人のみなさんも当然含まれている。合計で242万人もの韓国人の方々が自ら募集に応じ戦地に赴いている。こんなにも当時の日本軍に応募していただき、日本人として感謝申し上げる。
しかし、そんな韓国人のみなさんの御魂も集まっている靖国神社へ参拝して慰霊することも認めないというのはあまりにも横暴だ。

そんな靖国神社を現在の韓国人は何度も放火しようと試みては逮捕されているのである。私にはこの行為の方がよほど野蛮な行為に思える。自分達の祖先の御魂が眠る場所をわざわざ放火しているのである。
正に天に唾する行為と言えるのではないだろうか?

しかし、このような事態に陥ってしまったのも、やはり朝日新聞が外交摩擦を引き起こすべく暗躍した結果なのである。
A級戦犯が合祀されてからも歴代首相は20回靖国参拝したが、1985年に朝日新聞の加藤千洋記者が騒ぎだすまで中国・韓国が抗議をした事実はないのである。
慰安婦問題にしろ、靖国問題にしろ、中国・韓国との外交摩擦の全ては朝日新聞によって作り出されたと言っても過言ではないのだ。

また、靖国神社について興味深い新聞記事を見つけたのでご紹介したい。
『とある中国人の方が、米国人の友人に軽い気持ちで「米国は戦争で日本に多くの犠牲をだした。日本の首相が靖国神社を参拝したら、米国人も傷つくだろう?」と聞いた。すると彼は「モンゴル人は無数の中国人を殺したよね?モンゴル人がチンギス・ハンの生誕を記念したら、君は傷つくのかい?」と聞き返してきた。私は答えに詰まった。彼は「戦争は終わった。どのみち本人はすでにいないのだから、家族が参拝したいということに反対する理由はない」と言った。

米国では毎年5月の最終週の月曜日が、戦没将兵追悼記念日(メモリアルデー)と定められており、午後3時に全米で追悼が行われるという。彼は、「中国人はいつだって日本人の靖国参拝に抗議している。おかしいと思わないかい?世界中の華人で記念日を決めて、その日に国のために尽力した人々を追悼するのではいけないのかい?」と言った。私はしばらく黙って考えた。中国の戦士は国のために身を投げ出したが、日本人もそれと同じように国のために身を投げ出したのだ。日本人の靖国神社参拝を非難するのではなく、われわれも自分の祖先を追悼すればいいことだ。日本批判が「愛国」と言われるけれど、これこそが本当の愛国教育というものではないか?』
と疑問を提示する形で記事は終わっている。
この記事の中のアメリカ人の友人の意見ほど国際世論を如実に現した言葉はないと私は思う。

そして、戦犯合祀が問題とか言うのも間違いだ。

日本国内での「戦犯」は昭和28年の衆院本会議で日本社会党発案の「戦争犯罪による受刑者の赦免に関する決議」が与野党の会一致で可決し日本国内で戦犯が消滅している。

そもそも、アムネスティ条項という国際法上の慣習があり、それは
講和条約(平和条約)が発効して、
国家間の『戦争状態』が終結すれば、
敵国による戦犯裁判の『判決』は効力を失い、
服役中の戦犯は釈放される、
というものだ。

サンフランシスコ講和条約の関係国(米英や中国その他)が了承し1954年に戦犯の罷免を実現。

国外での「戦犯」は、サンフランシスコ講和条約第十一条の手続きに基づき、関係11カ国の同意のもと、「A級戦犯」は1956年(昭和31年)に、「BC級戦犯」は1958年(昭和三十三年)までに赦免され釈放されている。

ローマ法王庁はサン・ピエトロ大聖堂にA級B級戦犯だった1068柱の位牌の奉納を許可した。

日本国および対外国に対して法的に戦犯は存在しない。
1958年に「ABC級戦犯」扱いは無くなり、もうすでに償いは済んでいるのだ。

もっと言えば、日本の国会議員が戦没者を慰霊する事、靖国神社に参拝する事を止めろ、などと他国が口を挟んでくること事態が間違っている。そんなことを他国の政治家が言うのは立派な内政干渉である。そんな事に対して日本が右往左往する必要などどこにもない。

なぜならば、宗教観、死生観は国によって全く異なるからだ。
特に韓国という国は自分達の主観を絶対視する傾向が強い。例えば韓国では英雄扱いされている安重根は、韓国以外の国では日本の初代総理大臣、伊藤博文を暗殺した一テロリストでしかない。

それぞれの出来事でも主観、見る方向が違えば違う解釈があって当然だ。だからこそ、それぞれの国はそれぞれの歴史観を持ち基本的に他国の主観に干渉しない、が、韓国人にはそれが理解出来ないらしい。

『菊と刀』で有名な日本文化研究者であるルース・ベネディクト氏は、死者は皆が仏様になるという、非常に寛容な『死者悉皆成仏(ししゃしっかいじょうぶつ)』の観念は仏教国家の中でも日本にしかないと述べている。
これは日本古来から続く神道との神仏習合の結果だと思われる。
私はこの死者悉皆成仏の観念を世界中な理解してもらう為、ユネスコの無形文化遺産に登録を試みてはどうかと考えている。

千年も昔の売国奴の像に未だにツバを吐きつけ、責任を問い続ける中国人や、『被害者と加害者の立場は千年たっても変わらない』と大統領が公言するような韓国人のように『恨』の文化を強く持つ国々と日本とは死に対する観念それ自体が大きく異なるのである。

日本には古来より続く神道がある。
神道とは、山や川などの自然や自然現象を敬い、人間や海や山、樹木や動物、昆虫にいたるまで全てをその自然の中の小さな一部だと受け止め、それらの調和を是とする信仰である。また、それらに八百万の神を見いだす多神教であり、日本独自の信仰が長い年月をかけて体系化されたものであると言える。
そのことはスタジオジブリの作品『千と千尋の物語』でも表現されている。
その神道における死とは、決して恐れるべきものではなく、大いなる自然と一体となり、その自然に回帰するという意味を持つ。
その神道に仏教の考え方が融合し、現在の日本人の宗教観に繋がっているのである。

A級戦犯だろうと、死により誰もが許されるというのは日本人の宗教観の問題であり、その国の宗教観、死生観に対してクレームをつけるのはその国の文化を否定する事であり、内政干渉以外の何物でもない。我が国の伝統と文化に対する侮辱であり、その破壊である。

それは、キリスト教信者やイスラム教信者に対してあなたの信じている神は偽物だから、教会やモスクに行くなと言っているのに等しい行為である。
中国や韓国がそんな事を言う権利などあろうはずがない。
その行為は信仰の自由を侵害するものだ。

戦後に日本を占領したGHQは1945年、靖国神社を焼き払う計画を立てていたが、賛否両論が巻き起こり収拾が付かなくなっていた。そこでローマ教皇庁代表であり上智大学学長でもあったブルーノ・ビッテル神父とメリノール宣教会のパトリック・バーン神父に意見を求めることになった。ブルーノ・ビッテル神父は、

『いかなる国家も、その国家のために死んだ戦士に対して、敬意を払う権利と義務があると言える。それは、戦勝国か、敗戦国かを問わず、平等の真理でなければならない。

靖国神社を焼却する事は、連合国軍の占領政策と相容れない犯罪行為である。

靖国神社が国家神道の中枢で、誤った国家主義の根源であるというなら、排すべきは国家神道という制度であり、靖国神社ではない。我々は、信仰の自由が完全に認められ、神道・仏教・キリスト教・ユダヤ教など、いかなる宗教を信仰するものであろうと、国家のために死んだものは、すべて靖国神社にその霊をまつられるようにすることを、進言するものである。』

と語り、この進言により靖国神社は焼き払いを免れたという。バーン神父もビッテル神父と同趣旨の進言をした。さらに1951年、ローマ教皇庁はあらためて1936年の『祖国に対する信者のつとめ』訓令を再確認している。

また、靖国神社に関して、イタリア人の日本文化研究家ヴルピッタ・ロマノ教授は、

『国のために命を捧げた人たちの御魂を一つの神社に合祀し、国の守り神として国民全体で守るという発想は、日本文化のすばらしい成果であり、この気持ちこそ宗教観の根底にあり、人類共通の感じでもある。

戦争の目的が何であれ、多くの国民が民族共同体のために良心的に命を捧げた事実は動かせない。

彼らの行為を国民の誇りとし、後世に模範として伝えることである。そうすることによって、英霊の犠牲は国民全体の神聖なる遺産となり、国民の道徳観も養成されるのである。』

と語っている。
私はこの言葉ほど靖国神社を的確に表現した言葉はないと思う。

このように、靖国神社や、我々日本人の宗教観・死生観は決して外国の方々に理解を得られないような性質のものではなく、むしろその寛容性は日本独自の文化として世界に誇るべきものなのだ。

何故、今までの歴代の日本の総理大臣が堂々とその説明をしてこなかったのだろうか。
恐らく、説明する事により摩擦が大きくなる事を恐れたのだろうが、沈黙が美徳となり得るのは日本国内だけだと言う事をいい加減に学ぶべきだ。
批判に対しての沈黙はその批判を無条件に受け入れる事なのである。

確かに我々、日本人はアピールや説明が足りなかった様に思う。日本人はその奥ゆかしさ故か、アピールという事を非常に苦手としている。しかし、政治家までもがそうであってはいけない。このままでは、誤解や間違いが世界にとっての常識になってしまう恐れがある。
私はこれから世界中の人々に向けて靖国神社をわかってもらうべく、また、日本人の宗教観、死生観、神道についても繰り返し丁寧に説明していく事がこの問題を解決する方法だと考えている。

ただし、それは中国・韓国に向けてではない。なぜならば、この二国は日本の首相の靖国参拝を外交カードとして使っているからだ。
世界を味方につけ日本のイメージを低下させる為の格好の材料としているのである。そして、そのイメージ戦略はまんまと成功している。日本を完全なる悪者に仕立て上げ、軍国主義国家として世界中にアピールし続けている。つまり、この二国に靖国神社を理解してもらおうと考えること自体が無意味に近いのだ。

朝日新聞の加藤千洋記者のせいで、無条件に日本を責める事ができるまでに大きな武器になってしまったこのカードをどんな説得をしようと中国・韓国が手放す筈がない。
中国・韓国以外の国々に対して靖国神社をわかってもらう為のアピールをし続け、その武器を無力化するしか方法は無いのだ。

日本の首相が靖国を参拝すれば、中国・韓国は日本の左翼マスコミと一緒になって、まるで鬼の首でも取ったように大騒ぎを始める。
全くもって情けなく、嘆かわしい。
靖国に祀られている先人達は、首相が中国・韓国というたった二国の外圧のせいで神社に参拝もできないような情けない国の為に犠牲になった訳ではない、と言いたいに違いない。
そんな国は独立国家とは呼べない。ただの属国だ。国の為に犠牲になってくれた先人達に感謝も捧げる事が出来ないような国なら滅んだ方がマシだと私は考える。
また、その靖国に祀られている先人達に対しての感謝も出来ないような日本の左翼マスコミや国会議員は日本人である資格すらないと私は考えている。

以上が靖国神社に対する私の考えだ。」

動画12 韓国における希望

「私は韓国が嫌いだ。

が、しかし、私は韓国の全てに絶望している訳ではない。

私は今までずっと韓国の負の部分をアピールしてきた。
確かに韓国にはスポーツマンシップの欠片も持ち合わせていないスポーツマンや、慰安婦の皆さんのように発言がコロコロ変わる人が非常に多い。

だがしかし、このような現状を改善しようとする韓国の方々も確実に存在する。特に、現在は日本に帰化されてはいるが、著書の中で韓国に対し様々な批判、提言を行っている呉善花(オ・ソンファ)さんや、どれだけの批判が起こるであろうことをわかっていながら韓国内において『親日派のための弁明』を2002年に出版された金完燮(キム・ワンソプ)さんの勇気に敬意を表したい。

また、ソウル大学の安秉直(アン・ビョンジク)教授が従軍慰安婦について告発している。
彼は「慰安婦動員が強制的ではないのは歴史的事実です」とコメントした。慰安婦を集め業者が商売をしたかっただけだと語り、それは従軍慰安婦ではなく単に売春婦だったという。「それは何が目的か」と聞かれたら「お金のためでしょう」と語っている。

安秉直教授の告発は今回が初めてではなく、過去にも行われている。その際は「朝鮮王室が所有していた“国有地”を朝鮮総督府の所有に移し換えたものに過ぎない。公然たる土地の略奪はなかった」と発言している。

このように、韓国にも真実を真実だと発言できる、勇気ある人はまだいるのである。韓国からしたら「売国奴」と言われそうであるが、安秉直教授はそんな罵倒にも耐えながら真実を追究しているのだろう。

この動画は『YouTube』に公開されており翻訳付きで見ることができる。

他にも、チェ・キホ伽耶大学客員教授(88)がこのような告白をしている。
『殺される覚悟で言う。韓国人は強制従軍慰安とか歴史捏造をやめるべきだ。

私は88才です。 もう事実を話したいと思います。朝鮮末期の私は1923年の生まれです。もう韓国のためでも、日本のためでもなく「事実」を話したいと思います。
それは相当な覚悟が必要です。 生命の危険も覚悟しています。しかし、これは私の使命であると信じています。
私はソウルに住んでいました。そして、時々、平壌や東京に行きました。その当時の韓国人は「日本人以上の日本人」でした。
「親切でやさしい日本人」という印象を、必死に消すために「反日」を指導者はそそのかしてきました。
韓国と日本の歴史教育を比較すると、日本が10%の歪曲といえば、韓国は90%が歪曲です。
韓日合邦によって「教育」「医療」「工業」「社会インフラ」が整備されました近代国家の基礎が出きました』

と発言している。

彼らのように誠実に真実と向き合おうとする勇気ある方々に私は一縷の希望をかけたいと思う。
彼らは韓国の為を思えばこそ、このような発言をしているのだろう。韓国が他国からも尊敬され得る真の先進国になって欲しいと思うからこそ、心を鬼して提言しているのだ。韓国政府は彼らの勇気ある発言を軽んずべきではない。

ちなみに、スポーツマンシップの欠片もない、間抜けな猿真似パフォーマンスをしたの奇誠庸(キ・ソンヨン)選手は、彼の苦しまぎれの弁明が欧州に飛び火し、彼自身が『チーキーモンキー、つまり、生意気な猿』と呼ばれるようになってしまったのだから、何とも皮肉で滑稽な結果である。やはり、自分のした事は巡り巡って自分に帰って来るのだ。

また韓国側だけでなく、日本側にも希望が生まれつつある。
中国・韓国の常軌を逸した嫌がらせによって、普通の日本人も『おかしい』と気づき始めた。
慰安婦問題とは直接関係ないはずの米国に慰安婦の碑が建てられるなど、韓国・中国による慰安婦問題を題材とした日本バッシングが繰り広げられる中、2013年7月に発足した、加瀬英明代表率いる『慰安婦の真実』国民運動が、参議院議員会館で記者会見し、騒動を泥沼化させた根源といえる『河野談話』の撤廃を求める署名3万867人分を同日、国に提出したことを報告。
また近く河野洋平氏個人を提訴する考えだという。

これは非常に明るいニュースである。それだけ多くの日本人がこの歴史捏造の問題に気づきはじめ、行動を開始したのだ。
日本にとって非常に大きな一歩であると言える。

また、日本人を目覚めさせるきっかけを作ってくれたと私が考えている三名の人物をこの場を借りてご紹介したいと思う。

その一人目の人物とは韓国の李明博元大統領である。
自分の支持率を上げる為だけの愚かな竹島上陸パフォーマンス、そして天皇陛下への不遜かつ無礼千万なあの言動。
あの許し難い事件が無ければ、日本人が韓国の異常さに対して目覚めるのはもっと遅れていたと思われる。もしかしたら、当時の民主党内閣では、より韓国に有利な法律や賠償金、謝罪などを行ってしまっていたかもしれない。
それを考えると、彼のした行為は日本にとって有益な愚行だったと言える。

二人目は日本の野田前総理大臣である。
確かに消費税率のアップは民主党にとって明らかなマニフェスト違反ではあったが、逆に言えば、日本経済がいかに切迫した状況であったかをよく分かっていたという事であり、必ず誰かがやらねばならない事だったと私は考えている。
あの時に、あの法案を通さなければ、日本経済がより深刻な痛手をおうと分かった上での決断だったと思う。

野田総理はそれまでの2人の民主党の総理大臣に比べて、良くも悪くも普通の感覚を持った総理大臣だったと思う。だからこそ東京都が尖閣諸島を保有するとことを止め、国有地として管理すること選んだのだと思う。尖閣諸島は国有地化したことにより中国の強い反発を受けたことにより、結果的に東京都の保有したほうがよかったのではないかという意見もあるが、それはあくまでも結果論にすぎない。国境地帯なのだから国が管理する方がごく自然な考えだ。首都とは言え1地方団体が国境地帯を所有するという考えの方がおかしい。

更に結果がわかっていたにも関わらず、解散総選挙を行い自民党に政権を戻した。
もし、あの時、野田前総理が保身のみを考えるような人だったら、そんな事をしなけばいいのだ。少なくとも後数年は総理大臣の椅子に座り続ける事は出来たのだ。
だが、鳩山、菅というあまりにも愚かな総理大臣が続いてしまったこの日本はあのまま民主党政権が続いていたら、本当に潰れていたかもしれない。
これは私の勝手な思い込みかもしれないが、あの時の民主党議員のレベルの低さをよく分かっていたからこその選択だったのではないかと思う。

自ら悪役となり、消費税率を上げるの法案を通し、政敵に後任を譲った。
民主党党首という立場を超越して、日本の総理大臣として、あの時にできる最善の方法を私利私欲なく選ばれた、素晴らしい決断だったと私は信じている。

最後の三人目は、漫画家小林よしのり氏である。
彼の作品『戦争論』以後、日本人の歴史認識は明らかに変わった。

私が、あの作品で1番素晴らしいと感じるところは、大東亜戦争を肯定し、白人からの解放戦争の一面を明らかにし、我々日本人の誇りを取り戻してくれたことだと思う。
他国からどう見られているか、ではなく、我々が先人たちとその歴史をどう見るか、が明らかに変わったのだ。
当時、言論会は
しかし、漫画ならその縛りは受けない
このような表現の多様性こそ日本の強みの一つであると私は思う。

私はこの「戦争論」が学者が書いた歴史書だったとしたらここまで大きな反響があったとは正直思えない。
漫画だからこそ、分かりやすく、特に若い世代の読者に届き得たのではないだろうか。
また、小林氏が学者ではなく漫画家だからこそ広く一般に受け入れられたのではないだろうか。
恐らく、歴史家のどなたが専門書としてこれを書いていたとしたら、確かに学会では物議を醸したかもしれないが、あれ程のベストセラーにも、また若い世代の第二次世界大戦当時の歴史への一般向けの入門書にもなり得なかったのではないだろうか。

我々が無意識の内に封じ込めてしまったご年輩の方々の当時の戦争への意識、感覚を若い世代の方々と共有せしめた功績、また、日本人の異常とも言える自虐意識からの脱却を進めた功績、そして日本人がキチンと歴史と向かい合い、自国を誇りに思えるきっかけを作った功績は非常に大きいと思う。
私個人としては戦争論シリーズだけで充分に、
『言葉は力である』
この事を実現して見せた素晴らしい例だと考えている。

野田元首相と小林よしのり氏に御礼申し上げる。」

 前田が深々と頭を下げたところで今回の動画が終わった。

動画13 日本政府への提言

「私は韓国が嫌いだ」

そこで、私は日本政府に提案する。

1つ
日本政府公式の歴史研究委員会の設置。
これは政府内のどこの管轄になるかはまた考えなければならないところだと思われるが、日本国の威信にかけて、徹底的に日本の戦前戦後の歴史を研究していただきたい。
この歴史研究委員会は日本人だけでは納得されない方も多いと予想される為、世界中の歴史研究者の皆さんに意見を聞く事としたい。

もちろん意見が別れる事もあるだろうが、それを踏まえた上で、委員会として、独自の結論を出して行く事とする。
その結果、今までの韓国政府の言い分が捏造だと発覚した場合、我が日本国から韓国政府に謝罪と賠償を請求させていただく。
私の独断と偏見で恐縮だが、その委員会には櫻井よしこ氏や三橋貴明氏、池田信夫氏や秦郁彦氏などに参加していただきたいと考えている。
我が日本は謝罪と賠償が済んでいるにも関わらず今までさんざん不満を述べてきたのは他でもない韓国政府なのだから、我々が韓国に謝罪と賠償を請求した場合、直ちに対応していただけるものと信じている。」

「よく言うよ。」

 慶彦は苦笑した。
 韓国が対応などするわけがない。

「安倍晋三総理は、歴史の判断は後の歴史家に委ねることにするとおっしゃったが、事が国益に関わることであれば、政府の人間がこれを黙って見ているのはそれは間違いであると私は考える。
この歴史委員会が決定したことを日本政府の公式見解とする。
また、皆さんも韓国のロビー活動を通じて情報の統制がいかに重要かよく分かったと思う。

そこで、もう一つの機関、マスコミの捏造やデマのチェックに特化した部署も設置していただきたい。
これは言論を統制するものではなく、あくまでもデマや捏造のチェックが目的である。これ以上、朝日新聞の様に国益を損ねるデマを流しつづけられては日本人としてたまったものではない。
本来ならば、この様な時の為にBPO、放送倫理・番組向上機構があるはずなのに何の役にも立っていない。
個人的にはそんな機関は必要ないと考えている。」

2つ
武器開発の本格化と武器輸出三原則の緩和
日本は安部総理が仰る通り憲法改正へ進んでいる。
それは周りの脅威に対抗する為、止むを得ないと考えているが、逆に言えば、今まで通り、アメリカに頼ってばかりいられなくなったという事でもある。

自分の身を自分で守るという当たり前の時代になるのだ。それをふまえ日本の武器輸出三原則を緩和し、将来的に撤廃したいと考えている。そもそも武器輸出三原則は法律化、明文化されているわけではない。

また日本は専守防衛に徹するので武器無人化の方向に特化したいと考えている。
また、あくまで私の希望に過ぎないかも知れないが、民間人に対しては使用出来ないような安全装置を何とか実用化出来ないかという事を各企業に考えてもらいたいと思っている。」

「詭弁だな」

 慶彦は思った。
 だが、この一言が言えるという事が政治家の資質というものなのだろう。

「3つ
在日特権の廃止。
これにはいくつかの段階を踏まねばならないと思う。
まずは何度でも変えられる通名の禁止、そして犯罪や不正を犯した者の特別永住資格の剥奪、の二つに関しては直ちに行う。

外国人登録証の問題に関してもそうだ。そのかわり日本国籍を取得したい方々に関しては数ヶ月程度の猶予を考えてもよいと思う。三親等内に犯罪者がいる場合、10年以内に国外退去になることも他国の外国人の皆さんと平等にしたいと考えている。
そもそも在日韓国人の特権が強過ぎるのが問題なのであり、他国の外国人の皆さんと平等にするのが日本が選ぶべき平等というものだろう。

日本国内で外国人が日本人以上の特権を持っていれば、日本人だって面白いわけがない。それが歪んだ形の差別となって表面化してきている部分も大きいと思う。
私はこれにより今まで不幸の元凶となった在日朝鮮人という立場を無くしたいと考えている。
在日朝鮮人の方の中には日本に住みたくて住んでいるわけではないと堂々と公言する方もいる。ならばなにも日本に住み続ける必要はないはずだ。
日本人として生きるのか、朝鮮人として生きるのかを自分自身で決断していただいた方が良いと考えている。」

4つ
植村隆を含めた朝日新聞、及び河野洋平氏、さらには宮沢喜一元総理の責任を追求し、証人喚問を求めること。

また、私は朝日新聞社に勤める皆さんにお尋ねしたい。あなたがたは日本をどうしたいのか?
あえて事実に背き捏造してまで他国との摩擦を作り出し国益を損ね続ける。
日本滅ぼしたいのか?
中国・韓国の属国にしたいのか?
もしくは他に目的があるのか?
いまだに日本共産主義の国にしたいのだろうか?
もし、それができたとしたら今以上に日本が良い国になると考えているのだろうか?
私にはわからない。
ともかく、朝日新聞に対しては捏造とイメージ操作を徹底的に調査していただきたい。
自己都合で真実を捻じ曲げる事は許されない。

また、先程の河野洋平氏の『河野談話』についてだが、アメリカでの慰安婦問題は1990年代初頭から在米中国、韓国人のロビー活動で始まり、2007年にはアメリカ議会下院での日本非難決議がなされ、引き続いてオーストラリア、オランダ、フランス、EU、フィリピン、台湾と続き、今や日本はこの問題で、四面楚歌ともいうべき深刻な状況に置かれている。

このような事態がもたらされた最大の原因は、日本政府が、何一つ証拠がなかったにもかかわらず、慰安婦の強制連行を認めたかのように読める河野談話を1993年に発表したことにある。河野談話は、慰安婦の強制連行さえ認めれば事は収める、そしてそれ以上騒ぎたてる事はしないという韓国側の誘いに乗って、事実を曲げて政治的妥協をはかって作成された文書である。しかし、その結果は全く逆に、河野談話こそが強制連行の最大の証拠とされ、各国の日本非難決議の根拠となり、韓国人の妄言に見せかけの信憑性を与える結果となった。

あるアメリカの有識者は、
『古今東西、軍隊と売春婦はつきものであり、それについて謝罪したのは有史以来日本政府だけである』
と指摘した。そして
『そのような当たり前の事に謝罪したのは、本当はもっと悪いことをしていて、それを隠すためではないかとさえ勘ぐられている』
と言う。日本を貶めようとする外国の謀略に乗せられ、国益を無視して安易に発した『河野談話』が、慰安婦問題で日本を苦境の縁に立たせた元凶なのである。

やはり日本は人が良すぎて騙されてばかりいる。騙し合いが日常茶飯事の外交においてマヌケ過ぎるのだと言われればそれまでだが、やはり韓国には約束など守る意思などない。

しかし、日本国民がこのいわれのない屈辱に対して怒らないとしたら、それは日本国家の精神の死を意味する。私たちはどんなことがあってもこの汚名を私たちの子々孫々に負わせることはできない。
この河野談話を明確に否定し、そのデマを流しつづけている韓国を批難する新たな談話を発表する事が急務なのだ。

5つ
竹島の不法占拠及び、仏像の返還を求める国際司法裁判所への提訴、さらには、借金の返済を迫る事。それに対して進展が見られない場合、即時に経済制裁発動の準備を行うこととする事も付け加えたい。

竹島の問題にしても、仏像の問題にしても、何故日本政府は国際司法裁判所に単独提訴しないのか。
両国の関係の悪化を恐れてのことかもしれないが、両国の関係はすでにこれ以上ないほど悪化している。
今のままの状態で韓国が態度を軟化させることなど無い事は火を見るより明らかではないか。

例えば、日本国内で犯罪者が捕まった時、我々は粛々と法に従って対処するだけだ。
それと同じことである。ルール違反があれば、それに対して粛々と対応するしかない。
それをしないからこそ、日本は舐められ続けているのである。
そもそも国家の役割とは何か?国民の生命と財産守ること。これに尽きる。それができない国家など国家足りえないし、存在する価値がない。

もし、経済制裁などの結果として韓国がそういう結論に至るのならば、国交断絶も止むを得ないと私は考える。そもそも韓国という国が『ルールを守る』という人間としての基本的な行動がとれないのれないのだから仕方がない。

しかし、これは日本政府から一方的に国交断絶を宣言をしろと言っているわけではないので、勘違いしないでいただきたい。
そのような事をすれば、世界の国々から日本国の国際常識が問われる結果となり、長期的に見て得策とは言えないし、何より日本という国らしい振る舞いとは言えない。


これら五つの提案は外務省のホームページからメールで送付済みである。
返答が来るのか、また来たとしたらどの様な内容なのか非常に興味深い。」

ここで今回の動画が終わった。

「面白くなってきた。」

慶彦はワクワクしながら思った。

動画14 立候補


 それからしばらく動画はアップされなくなった。
そして年が明け、現政権の任期の最後の年になった。今年の12月で任期が切れる。おそらくいつも通り解散総選挙になるだろうが、少なくとも今年中の選挙は確実になったわけだ。

 慶彦も三月には卒業するが、就職氷河期真っ只中での内定は得られなかった。司法書士を目指して勉強中という言い訳めいた立場でのフリーターが予定されていた。
 そんな中、にわかに国会が慌ただしくなるニュースが囁かれはじめた。いつ、解散総選挙になるのか、与党の自民党にとってどのタイミングがベストなのかが週刊誌でよく目につくようになった。

 前田清正の新しい動画がアップされたのはそんな中だっだ。

「私は韓国が嫌いだ。」

「これこれ」

 慶彦は画面に見入った。

「先日、外務省に送ったメールだが、予想通りというべきか何の反応、返信もない。そして韓国に対しての対応にしてもそうだが、現在の日本の政治家は外圧に対して、あまりにも頼りない。

そこで、私は来たる衆議院議員選挙に立候補することにした。
もちろん、国会議員になるからには日本国民の代表として、外交問題だけでなく国内問題に対しての意見も発表させていただく。

「いよいよか。」

 慶彦は思った。
 おそらくこの動画シリーズを見続けてきた多くの人も同じ気持ちだろう。

「まず私はアベノミクスと呼ばれる、自民党の現在の経済政策において賛成の立場をとる。
またTPPに関しては反対させていただく。そもそもISD条項が日本に不利すぎてメリットが見当たらない。自民党も当初は反対だったはずだ。
こんな不利な条件でTPPに参加するのなら、各国とそれぞれFTAを結んでいったほうが堅実と言うものではないだろうか。

また、私が外交問題と並んで危惧しているのが、この国の税金の使い方についてである。確かに日本は豊かになった。だが、それ故に日本政府の税金の使い方が粗雑すぎる。日本の政治家が会計に疎すぎると言い換えてもいい。今のままでは穴の空いた壺に水を汲み続けるようなものだ。いつまでたっても壺はいっぱいにならない。同じ事を一般の会社が行った時はすぐに倒産の憂き目にあうだろう。

例えば、常任理事国でもない日本がなぜあれだけ国連にお金を払い続けなければならないのか。私には理解できない。
どれだけ日本経済を楽観視しているのだろうか。日本は現在借金まみれなのだ。その事を政治家はきちんと理解しておかなければならない。
生活保護の問題にしてもそうだ。本当に生活保護を必要としている人にお金が回らない一方で、その金を不正受給してギャンブルに充てる輩もいる。
なぜ政府はこのような矛盾をそのままにしておくのか?
不正受給の取り締まりを強化するために人材を確保し、新たな雇用も生み出せるかもしれないではないか。

また同時に、私は政治団体を立ち上げる為の会員と寄付を募集する。

この団体から選挙に出たいという方々ももちろん歓迎するが、ここでいう会員とは私達に賛同してくれる人々の事だ。
行動は会員の皆さんの心にお任せする。
必ず寄付や行動をしなければならないという事もない。

プロ野球チームの広島東洋カープは市民球団として知られるが、われらは言わば国民政治団体を目指す。
職歴は問わない。
この日本をより良くしたいと考える方は是非参加していただきたい。

名前は日本愛国会。」


「日本愛国会って… いかにもだな。」

 慶彦は苦笑した。

 中国・韓国や日本の左翼マスコミのヒステリックな反応が今から予想できる。

 もしかしたらこの人はそういった人らをからかって遊んでるんじゃないのか?
 ふとそんな考えが頭をよぎった。
 気づくと慶彦は一人で笑っていた。

「我々はネット選挙以外の政治活動を行わない事をここに宣言する。
街宣車など使わない。あんなものは騒音以外のなんでもない。
必要な金は全て寄付で賄う。
無ければ使わなければいいだけの話だ。
賄えない活動はしない。
それで選挙に負けるなら我々は求められてはいなかったというだけの話だ。

また弱みを握られる事になる団体票も必要としない。
どうなるかは民主党のおかげでよく分かったはずだ。ある特定の団体や宗教の言いなりになるのであれば、政治団体の意味がないではないか。
なので、頼りはこの動画を見てくれている諸君らと、その口コミだけだ。
しかし、私はそれでも充分に選挙を戦えると判断した。
今の政治家、また他国からの外圧に納得がいかない諸君は是非、我々を応援していただきたい。

また、我々は8月15日の靖国参拝を公約とする。
われわれは中国、韓国からどのような批判を受けようとも必ず参拝する。
どのような立場になろうとも、100パーセント必ずだ。
もし、これを反古にするような者が出た場合、その場で除名処分とする。

国民の代表である国会議員が国の為に戦い命を落とした戦没者を慰霊する為に日本人の魂の聖地とも言える靖国神社を参拝する事は至極当然の義務だと考えるからだ。

そのため中国・韓国からは大きな抵抗運動が予想される。
それがイヤだという方は我々に投票しないでいただきたい。
そういう意味では、我々は国の経済に取ってマイナスの行動を犯してしまうかも知れない。が、しかし、国の誇りを取り戻す為には止むを得ないと考える。

我々は同時に二つの運動を同時にスタートさせる。
『Stop the history fabrication』
歴史の捏造を止めろ
『Save the japnese history』
日本の歴史を守れ

これ以上韓国の歴史捏造を黙って見ているワケにはいかない。
我々は今こそ声をあげなければならないのだ。
韓国が歴史の明らかな捏造を犯している事を、日本国内や韓国に対してではなく、世界中に向けて発信していく運動だ。
世界中に対して韓国がどのような国かを知らしめなければならない。
今まで日本に対して行ってきた行動のツケをキッチリと支払っていただく。
だが、我々は手段としてヘイトスピーチなどは行わない。
その方法は将来的に良い結果をもたらさないと考えるからだ。
だが、韓国の捏造だけでなく、靖国神社とは本来どのような在り方のものなのか、なども世界中に向けて発信していく。

2013年、ようやく日本の外務省が重い腰をあげ、尖閣諸島や竹島についてのPR動画を作成した。
確かに遅過ぎるとの批判もあるだろうが、日本にとって非常に大きな一歩であると私は考える。こういった地道なPR活動こそ、今、外務省が行うべき事であり、こういった活動の積み重ねが後々日本という国を他国に知ってもらう為に生きてくると思う。」

 慶彦はぼんやりとおもしろそうだな、と思った。
 特にやりたい事もなく、なんとなく二流大学に在籍して、なすがままになっていた生活を変えたいとは思ってはいた、が、何をすればいいのか皆目検討もつかなかった。
 そもそも慶彦は自主性に欠ける嫌いがあった。
 いわいる可愛らしい目鼻立ちをしていて女性にもモてないわけではなかった。が、いつも女性からのアプローチで付き合いが始まり、私の事が本当に好きなのかと問い詰められて別れるのが、いつものパターンだった。
 自分からこうしたいという衝動が生まれたのは久しぶりだった。高校の時、バイクが欲しいと思った時以来だろうか。
 正直、この動画シリーズを見続けたおかげで韓国に対する怒りも大きくなっていたし、お茶汲みやコピーくらい慶彦にもできるだろう。とにかくこの前田という人に会ってみたいと思った。
 ここまで一つの事に情熱を燃やせる人に会ってみたいと思ったのだ。
 慶彦はこの会のホームページから申し込みを行う事にした。この事が彼のこれからの人生を大きく変えて行く事になるとは考えもせずに。

行動1 結党記念大会

 入会の申し込みから二週間ほどたった頃、慶彦に一通のメールが届いた。

 それには入会の感謝の言葉と、返信が遅くなったお詫び、また日本愛国会の旗揚げ式のパーティーの招待が書いてあった。

 前田に会えるかも知れない。慶彦は思った。都内のホテルで行うらしい。会費は・・・三千円と書いてある。
 ミスプリントか?桁が一つ違うんじゃないだろうか?政治家のパーティーは2〜3万が相場と聞いた事があるが。もしミスでもそう書いてあるのだからこっちに非はないはずだ。
 まあ、旗揚げ式だからあえて安く設定して人数を稼ぐつもりなのかも知れない。確かにこの値段なら気軽に参加できる。もしミスなら帰ればいいだけの話だ。

行ってみよう。

 慶彦の決意は珍しくすぐに固まった。




 なんだ、こりゃ

 慶彦はただ圧倒されていた。
 会場の人数に、熱気に。
 年齢層も非常に幅広く、慶彦の祖父位の歳に見える男性もいれば慶彦と同じ位の年齢の人も見受けられる。

 また、会場へ入る時のボディーチェックがヤケに厳重だった。
 確かにネットでは前田は在日を含めた韓国人に生命を狙われていると誠しやかに囁かれていた。
 さらにこの時点でのあのシリーズの動画のアカウント数はどれも数万単位になっていたし、マスコミも確実に取材に来ているとネットで噂になっていた。

 開始の時刻になると壇上に前田が現れ、挨拶を始めた。

 慶彦は息をのんだ。

「皆さん、本日はお忙しい中、日本愛好会の結党大会にお集まりいただきまして誠にありがとうございます。

前田清正と申します。
正直、私は政治家として全くの素人です。
ですが、今の日本の現状を鑑みてこのままではいけないと思い、行動を起こした次第です。

ただ、自分の考えが間違って伝わる事は私の本意ではありません。
ですので、いくつかハッキリと申し上げておきたい事があります。
おそらくここにお集まりの皆さんは私がアップした動画を御覧になってここに来られた方が多いと思います。

皆さんがご承知の様に私は韓国が嫌いです。」

 会場はドっと笑いと歓声に包まれた。

「ですが、私は韓国と戦争がしたいわけではありません。」

 会場が一瞬にして凍りついた。

「むしろ、可能性はかなり低いと言わざるを得ませんが、韓国が考え方を変えることが出来るのであれば、友好的な関係を築いていきたいと思っているくらいです。」

 会場がざわついた。

「その考えはここにお集まりいただいたみなさんの一部の方々にはご賛同いただけないかもしれません。
またそれを確かめるためにここにいらっしゃった方もいるでしょう。
そういった方々に対して無理に引き留めることは私にはできません。

ネット上での噂が一人歩きしているようですが、私は軍国主義者ではありませんし、どこかの独裁者の様に民族浄化をしたいとも思いません。ましてや、旧日本軍の亡霊に取り憑かれてもいません。」

 またもや会場は笑いに包まれた。
 その噂は義彦もネットで聞いていた。

「ただし、韓国と友好を結ぶのであれば絶対に譲れない条件もあります。
まず、第一に韓国が今までの歴史の捏造、洗脳を認め日本政府に公式に謝罪すること。」

 会場はどっと湧いた。
 笑い声と声援が交錯して安堵の声も聞こえた。

第一の条件からしてあり得るわけがない。

「第二に、竹島、仏像を直ちに日本に戻し、やはり日本政府及び日本国民に公式に謝罪すること。」
またもや会場が湧いた。

「第三に、今までの円借款の返済を開始し、これを韓国国民に知らしめること。私も鬼ではありませんので、直ちに今までの円借款全てを返せとは言いません。」

 会場から笑い声と拍手が鳴り響いた。

「この三つの条件を満たせば韓国と友好的な関係を築いていくことも不可能ではないと私は考えています。
特別な事ではありません。韓国がした悪いことを認め謝罪し、キチンと元に戻すだけの事です。
そこまでできて、初めて日本と韓国は日韓友好に対する対等なスタートラインに立てるのではないでしょうか?

はっきりしていることは韓国政府を今のままにしておいてはいけないということです。
彼らは世界中に向けて嘘や捏造を発信し自国民を洗脳し続けています。そのことが韓国にとっての国益になってはいけないのです。
それは今までの日本政府の対応にも問題があります。そこで私はこういった行動とるに至った次第です。

私の主張は非常にシンプルです。ただ、筋はきちんと通しましょう、おかしい事はおかしいと言いましょうと言っているに過ぎません。
韓国の嘘や捏造に対して黙ったままでいることそれを受け入れることです。
われわれはそれに対して明確に反対の意思を示さなければなりません。
韓国の嘘、捏造を受け入れる事は、日本人の精神の隷属を意味します。それは日本の未来の為に戦ってくれた先人達に対して余りに情けなく申し開きできません。

ただそれを韓国政府に申し入れるのはあまり効果がないと私は考えています。

例えば、手足をばたかせて半狂乱で泣きわめいてる子供に対して、なだめ、説得したところでどれだけの効果があるというのでしょうか。まず、大人ができることは子供が落ち着き、泣きわめくのを待つしかありません。
しかし、ここで大事なことはその子供の我儘を容認しないことです。一度要求が通れば子供は味をしめ、何度も何度も同じことを繰り返すことでしょう。どんなに面倒臭いと思っても、大人はしっかりと子供の我儘に根気強く向き合わなければなりません。
そんな行動は周りから見たら恥ずかしいことなんだ、ということを子供に自覚させなければ次の段階へは進めません。

同じように韓国に対しても、要求を鵜呑みにすれば韓国は味をしめ、要求はどんどんエスカレートするばかりで果てがなくなってしまいます。仮に、韓国に対し直接的に日本の意見や提案を主張をしたとしても韓国の日本アレルギーが決してそれを認めようとはしないでしょう。そこで先ほど言ったように韓国自身に対して主張するのではなく、それよりも、韓国の異常さを世界中の人々に向かってアピールし、日本の立場、考えをわかってもらうことの方がよほど重要です。
一例を挙げると、靖国神社参拝すること反対している国は中国と韓国以外にありません。これに対して日本は中国、韓国に向けてだけでなく、むしろ他の国々に靖国神社というものがどういった施設なのか、ということや、ただ神社を参拝することに対して、これほど半狂乱になって批難する韓国、中国の異常性を世界中の人々に知ってもらう事が最も効果的です。

韓国、中国に対しての主張しても彼らの騒ぎ声が大きくなるだけで意味がないのです。

そしてもう一つ、私が言いたいことは、私たちが自分たちの先人たちのことや、自分たちが日本人であるということにもっと誇りを持ってもいいのではないか、と言うことです。
戦後の日本はこういうことを言うものは全て右翼扱いされてきました。ですがそれは正しいのでしょうか。自分のルーツに誇りを持つ事はごく自然のことではないでしょうか。

例えば、大東亜戦争の評価では、イギリスの歴史学者アーノルド・J・トインビー氏はこう述べてます。

『第2次大戦において、日本人は日本のためというよりも、むしろ戦争によって利益を得た国々のために、偉大なる歴史を残したといわねばならない。その国々とは、日本の掲げた短命な理想であった大東亜共栄圏に含まれていた国々である。日本人が歴史上に残した業績の意義は、西洋人以外の人類の面前において、アジアとアフリカを支配してきた西洋人が、過去200年の間に考えられていたような、不敗の半神でないことを明らかに示した点にある。』

米国のコロラド大学歴史学部教授ジョイス・C・レプラ氏も『東南アジアの解放と日本の遺産』の中で、

『日本の敗戦、それはもちろん東南アジア全域の独立運動には決定的な意味をもっていた。いまや真の独立が確固とした可能性となると同時に、西洋の植民地支配の復活も、許してはならないもう一つの可能性として浮び上がってきたのである。民族主義者は、日本占領期間中に身につけた自信、軍事訓練、政治能力を総動員して、西洋の植民地支配復帰に対抗した。そして、日本による占領下で、民族主義、独立要求はもはや引き返せないところまで進んでしまったということをイギリス、オランダは戦後になって思い知ることになるのである。』

さらに、オランダのサンティン・アムステルダム元市長は1985年日本傷痍軍人会代表団がオランダを訪問した時行われた市長主催の親善パーティの歓迎挨拶において、

『本当に悪いのは侵略して権力を振るっていた西欧人の方です。日本は敗戦したが、その東亜の解放は実現した。即ち日本軍は戦勝国の全てを東亜から追放して終わった。その結果、アジア諸民族は各々独立を達成した。日本の功績は偉大であり、血を流して闘ったあなた方こそ最高の功労者です。自分をさげすむことを止め、…その誇りを取り戻すべきであります。』

他にも、漫画家、小林よしのり氏はその著作、『戦争論』の中で

『東アジアの全ての国が欧米の植民地と化していたあの時に日本だけが独立国だった。日本だけが欧米と戦えた。戦う責務があった。そして日本がその戦いを終えた時、アジアからアフリカまで独立への気運は伝播していった。インドネシアでは日本兵が独立戦争を助け、アジアから欧米侵略軍を追い出した。世界地図は一変し、帝国主義の時代が終わりを告げた。』
と述べています。

様々な国の、様々な立場の方々が日本という国を評価してくれています。またこれら事は、井上和彦氏の著作『日本が戦ってくれて感謝しています』にも詳しく書かれています。戦後、私達はあまりに臆病になり過ぎたのではないでしようか?我々はもっと日本人であることに誇りを持っていい。
我々が生まれ育った日本という国をもっと自信を持って好きになりましょう。そして、その愛すべき国を、人任せではなく自分達の力で守っていきましょう。」

会場は拍手につつまれた。

「我々はなんとか日本愛国会を立ち上げるべく今日という日を迎えました。
ここから新しい日本を目指して皆様とともに歩んでゆきたいと思っています。
どうぞよろしくお願いいたします。」

前田の挨拶は終わった。
直ぐに彼を囲むように人の輪ができていた。

前田と話をしてみたかったが、皆考えることは同じらしい。とても前田までたどり着けそうにない。
慶彦は仕方ないと諦め、バイキングの食事を取ろうと皿に手を伸ばした時だった。
ガシャンという大きな音とともに、悲鳴と怒声が鳴り響いた。

何だ?

慶彦が目をやると、二人の男が黒服の男達に取り押さえられ、韓国語らしい言葉をなにやら叫んでいた。

複数のシャッター音と、フラッシュの中、眉をしかめた前田の真顔がくっきりと浮かび上がっているように慶彦には見えた。

行動2 青天の霹靂

 数週間後、慶彦は前田の事務所でパソコンを打っていた。
 運良くアルバイトとして採用されたのである。駄目元でも応募してみるものだとつくづく思った。

「世の中、何が起きるか分からないもんだなあ」

慶彦は最近、よくそう思うようになっていた。

 もうすぐ卒業式が迫ってきてはいたが、就職氷河期の真っ只中で慶彦の就職は結局決まらなかった。
 そういった意味でも、選挙までの期間限定とは言え、アルバイトに採用してもらえたのは実にタイミングが良かったと言える。

 そこへ、前田が秘書を連れて事務所へ帰ってきた。

「慶彦くん、ちょっといいかな?」

 帰るなり前田は慶彦を部屋へ呼び入れた。

「はい」

 前田の部屋に呼ばれた慶彦は、机に座る前田の正面に立った。

「実はね、今まで自分の秘書の仕事をしてくれてた後藤が、同時に選挙に出馬する事になった。
ついては慶彦君、できたら君に自分の秘書になってもらえないかな?」

「え?」

 慶彦は絶句した。

「僕なんかが?
む、無理ですよ。」

「大丈夫だよ。
後藤の他にも秘書はいる。
君の先輩に当る、今度から第一秘書という形になる吉田だ。
君には第二秘書をお願いしたいんだ。吉田が丁寧に教えてくれるよ。
まあ、やってみれば何とかなるものさ。」

「そ、そんな無茶な!
僕は選挙の事、政治の事を一から勉強し始めたばかりですよ。
絶対に迷惑をかけてしまいますよ。」

「大丈夫、大丈夫。
私だって似たようなものだ。
選挙にしたって、日本の有権者は候補者の政策など細かくは気にしないよ
気にするのは、第一にどこの政党に属しているか、第二にルックスだ。
そんなもんだよ。
本来は良くない事だけどね。

本来なら政治家は憧れらる対象にならなくてはいけない。サッカー選手や宇宙飛行士に憧れる少年はいても政治家に憧れる少年は限りなく少ない。
政治家が尊敬されるような世にしなければならないと思うんだ。

ごめんごめん、話がそれたな。
まあ、今すぐ答えをくれとは言わないから考えてみてくれないかな。
ただ、悪いけど選挙もあるんでそんなに長い時間は待てない。遅くても週明けには返事をもらえるかい?」

「は、はあ」

 慶彦は部屋を出て呆然としていた。
 その日の仕事が終わり、家に帰ってずっと考え続けたが、翌朝には決意は固まっていた。

「どうとでもなれ」

 それが慶彦の出した結論だった。どうせ素人なんだ。失敗して当たり前。大いに恥をかくことになるだろう。それでも、やってみたいという魅力の方が遥かに上回っていた。

 翌朝、慶彦は前田に、是非やらせてください、と返事をしていた。

 それからしばらくは慶彦にとって目の回るような日々だった。見るもの、聞くこと全てが新鮮で、今迄とは違ったものに感じられ、あっと言う間に時間が過ぎていった。また、同時に選挙もどんどん近づいていった。

 前田は相変わらず週刊誌や左翼系新聞から、右翼の危険人物として取り扱われていた。

「左翼マスコミが予想以上に自分達を危険視して、ネガティブキャンペーンを打ってくれてる。知名度が低い私達には大助かりだよ。
しかし、スゴいな
軍国主義者とか、ヒトラーの再来とか、エラい言われようだ。」

前田は苦々しく笑った。


 数日後、前田に一件の出演依頼があった。
 あくまで独自路線を貫くと評判のテレビ局だ。未だ大手テレビ局からの出演依頼はなかった。

「願ってもない」

 前田はそう言って、SP、秘書を連れだって、意気揚々と出かけていった。ところが、テレビに出ている前田は普段とはまるで違っていた。
 一語一語を確認し、小さい子供にでも説明するかの様に、ゆっくり丁寧に、現政権の問題点、そしてテレビ局側も一番熱くなって欲しかったであろう外交、特に韓国の問題点もゆっくりと論理的に、そして簡潔に説明していった。
 動画の前田を期待していた人は少々肩透かしをくったのではないだろうか。

「やっぱり凄えな、この人は」

 慶彦は改めて思い知らされた。

 前田がやったのは、いわゆる印象操作であろう。危険人物が敬遠されるのは当然だし、特に日本ではそれが顕著だ。
 実際に前田を初めて見る人にとっては、その第一印象が前田の全てになってしまう。その事を知った上で危険人物としてのイメージを払拭したのだ。

そして前田は最後に、こう結んだ。

「私はみなさんに、この日本という国を真剣に考えて欲しいのです。どうすれば、この国はもっと良くなるのかを。
そしてこの国の未来を。将来の私達の子供達がこの国を誇れるようにするにはどうすることが最善なのかを」

 あの番組は前田のイメージを変えるには充分だったらしい。視聴率は直ぐには出ないが、その番組に対する電話やメールといったリアクション数、両論賛否あったようだが、が普段とは段違いだったようだ。

 翌日から取材や、出演依頼が目に見えて増えた。マスコミも資本主義のルールからは逃れられなかったようだ。金になるとわかれば無視はできない。が、やはり以前、前田が名指しで批判した新聞社からの取材依頼はなかった。

選挙 真の二大政党制

 数日後・・・

 前田の指示で引継ぎを終えた第一秘書の吉田の方が各地を飛び回っていて、第二秘書のはずの慶彦が前田につきっきりだった。

 相変わらず前田の選挙活動はのんびりしたものだった。
地元のホールや公民館などの場所が確保できた時は公演を行っていたが、駅前での活動などは宣言通り全く行わなかった。ただ、ネットでは様々な情報が活発に散乱してはいたが。

「こんな選挙運動でいいんだろうか?」

 慶彦は不安になって尋ねた。

「前田さん、大丈夫なんですか?

 自分はあまり詳しくは知りませんけど、選挙の時って、アルバイトを雇ったり、ボランティアの人たちがポスターを貼らせてもらえるようそこらじゅうの人に頼んだり、応援してもらえるように電話をかけまくるって聞いた事ありますけど、そういうことはしないんですか?それで選挙に勝てるんですか?」

「さあ?
勝てるかどうかはわからないよ。何せ初めてだからなあ。」

 慶彦は目をパチクリさせた。

「でも、君は今までにその辺に貼ってあるポスターを見て投票する人を決めた事あるかい?」

「いや、それは・・ないですけど」

「だろ?俺もない。
確かにポスターは顔と名前を一致させたり、覚えてもらう事には有効かもしれないが、それがそのまま票に繋がってるようには思えないんだよな。
だから関係ないんじゃないかな?

選挙の投票依頼の電話だって、もし俺にかかってきたら、いい迷惑だ。
『ハイハイ、応援します、がんばって下さい』って適当に言って切っちゃうよ。
暇じゃないんだから。
それで別の人に投票するかもしれない。
そんなもんじゃないかな?

それにこれだけ選挙に金をかけないんだから、今回ダメでも何度だって挑戦できる。
そういう意味でネット選挙は本当にありがたいよ。
ホームページにアクセスしてもらえれば、俺達の考えや政策を知ってもらえるし、興味を持ってくれている人や、メールでそういった人たちの意見も聞けるからね。
質問も公開で返答出来るんだから一石二鳥だよ」

「はあ、それは確かにそうですね」

「それより、いよいよポスターが出来たぞ。」

そう言って前田は、刷り上がったばかりのポスターを見せてくれた。

日本愛国会の文字は一番下に横書きで書いてあり、その真上に位置する、穏やかな前田の顔の隣りには縦書きで

『戦え』

の一言しか書いてなかった。

「どうだ?」

 前田に聞かれて慶彦は困った。

「何と言うか・・シンプル・・ですね
これだけでいいんですか?」

「うん、シンプル イズ ベストだよ」

 そういって前田は大きな笑顔を作った。

 政党のポスターと言えば、ストップ〜税、だとか、生活の安定だとかをうたったものばかりのイメージしかなかったので、確かにインパクトはあった。

 前田は語り始めた。

「慶彦、我々にはこの選挙で政党にならなければない理由がある。反左翼の自民党以外のもう一つの受け皿にならなければならないんだ。
今の状況では、保守の勢力は自民党に集中している。だからこそ、自民党は長い期間政権与党であり得たし、多くの議員数を確保できてもいる。

だがしかし、一度その自民党にトラブルが生じた場合、他に反左翼勢力の政党がないのは非常に危険だ。多くの票が左翼陣営に流れてしまう。
また保守陣営の中でも、ある政策で決定的に意見が別れたときなどに国民に選択してもらうこともできる。

そもそも、左翼政党に政権担当能力がないは村山内閣、鳩山内閣、菅内閣などで明らかだ。
なぜなら、日本の左翼と言われる人々はいわゆるマルキシストとは違う。

日本の左翼政治家達は、全ての人間が同じ価値観を持てるというおとぎ話を信じている、頭の中がお花畑の愚か者ばかりだ。リアリストはゼロに近く、言ってみれば現実逃避者しかいない。それならば、プロ市民と呼ばれる左翼の方がよほどリアリストだよ。どうすれば自分の要求を押し通せるかを実に合理的に考え抜いている。もちろん手段に問題があるがね。それでいて中国・韓国には何も言えず尻尾を振る犬のような政治家ばかりだ。現実を見れない者が政治を行えるはずがない。」

「はい。」

「理由はまだある。例えば政権与党である自民党がアメリカなどに遠慮して物を言えない時に、我々が悪役になってアメリカに対しても、自民党に対しても、もの言うこともできる。自民党だって我々に本当は言いたいのに言えない事を代弁させる事ができるんだ。つまり我々を有効に活用できる。
まあ、言ってみれば我々は保険だよ。自民党が、韓国にまた資金援助するだのなんだの愚かな事を言わずに、問題なく政権運営してくれれば、本来はそれが一番好ましい。」

 慶彦は苦笑いしながら言った。

「なるほど、同じ陣営なら自民党と連立政権を組めるかも知れませんしね。」

「いや、私は今回の選挙で政党になることに成功して、仮に自民党から連立与党への誘いが来たとしても断るつもりだ。」

「え?何故ですか?もしそうなったら内閣の中で前田さんが重要なポストにつくのは確実じゃないですか?」

「我々が自民党と連立政権を組んだら自民党との違いが鮮明にならない。我々はあくまで自民党がダメになった時に頼られる立場にいなければならないんだ。連立政権を組んでいては、トラブルがあった時、我々も自民党と同一視されてしまう。

まあ、しかし、自民党から様々な法案への協力要請があればそれはそれとして、一つづつキチンと前向きに考えるつもりだよ。
同じ保守陣営同士だしね。」

「な、なるほど」

「それに河野談話の一件でハッキリしたが、やはり自民党にも自浄作用はなかった。結局きっかけを作ったのは維新の会だった。結局自民党も党の枠を超えて国の為に談話を自ら否定することは出来なかった。安倍首相には私も期待していたんだがなあ。
しかし、。権力が一箇所に集中すれば必ず腐敗する。これは歴史が証明している。だからこそいつでも政権を担い得る健全な野党が必要なんだ」

「はい」


そしていよいよ運命の選挙当日・・・


「当確、当確が出ました!」

大袈裟に騒ぐアナウンサーを横目に事務所内では万歳三唱が行われていた。

結果として、小選挙区比例代表並立制を採用している日本の衆議院選挙で日本愛国会は7名の当選者を出した。
これにより、会から党へと名を変え、政治団体から政党へと生まれ変わる事に成功したのである。
ただし、小選挙区で当選したのは前田のみ、他は比例代表での選出だった。

この選挙において、投票率は前回より10%以上も上がっていた。
評論家の中には日本愛国党が、今まで選挙に興味のなかった若年層や、日本の政治に失望した高齢層の票の掘り起こしに成功したと見る者もあったが、慶彦も同意見だった。
と、同時に朝日・毎日をはじめとする左翼陣営のネガティブキャンペーンも日増しに大きくなっていった。



そして数年後・・・

自民党の金銭スキャンダルの責任を負う事になった解散総選挙で、とうとう日本愛国党が政権与党に躍り出る事に成功するのだった。

与党 出陣準備

「いよいよ政権与党ですね。
さっそく韓国の竹島不法占拠に対するICJへの単独提訴の準備にとりかかりますか?」

 前田内閣が成立することが決定した翌日、前田の事務所で慶彦が前田に尋ねた。
 もともとの第一秘書だった吉田も先の選挙で日本愛国党所属の国会議員となり、慶彦が前田の第一秘書になっていた。

「いや、先ずは国民の安全を確保することから始めなければならない。

韓国からの食品の輸入の安全基準の厳格化と、それに引っかかった時の韓国食品の輸入の全面停止だ。
実際に韓国から日本へ輸出するキムチに工場の職員がツバを吐きつける動画もアップされている。

それでなくても、もうすでに韓国の食品から大腸菌がかなりの割合で検出されている。
2013年7月24日に在韓日本大使館が注意呼びかけており、2013年8月8日には二度目の呼びかけが行われている。大腸菌は腸の中に存在することから、食品から大腸菌が検出されるということは、糞便で水が汚染されている可能性を示している。
そもそも韓国には未だにトンスルと呼ばれる人糞酒などを飲む習慣が残っている。これは健康上、非常に危険だ。

そのため世界のほとんどの国が、韓国の食品は輸入禁止にしている。
にも関わらず、民主党は、その政権時代に日本へ検疫なしで韓国製品を輸入できるようにしてしまった。
全く民主党のために日本がどれ程の損害を被ったのか、考えるだけで恐ろしいよ。
おかげで韓国食品の輸出先の大部分を日本が占めている。
日本が韓国食品の輸入を停止すれば韓国は大打撃を受けるだろうがね。
これも民主党政権が残した負の遺産だよ。」

「な、なるほど」

「二番目は対馬だ。これも急を要する。
自衛隊の基地の周り韓国人に買い占められている。
これは国防上大きな問題だ。
特別法案を通して、できるところだけでも土地を買い占めておかなければならない。
出来れば、国境付近の土地は国有化するところまで持っていきたいが、直ぐにという訳にはいかないだろう。

三つ目は韓国人のビザ免除を取り止めること。
実際に靖国神社に対する韓国人の放火未遂事件なども起こっている。
これを理由にすればいい。
実際に他国の外国人より危険なんだ。
とは言っても他国の外国人と同じ扱いになるというだけの話だ。一番犯罪率が高いのに、今までが優遇され過ぎなんだよ。」

「確かにその通りです。」

「それから所信表明演説の時に、例の新談話発表の用意もしておくように。これが後藤と吉田が集めた世界中の歴史家達の意見書だ。」

「了解しました。
いよいよ、新談話を発表できる日が、河野談話を否定できる日が来ましたね。」

「ああ、この談話で靖国に対しても言及する。今まで、ずっと日本政府は中国・韓国に対して『分かって欲しい』などと繰り返していたが、それは完全に間違いだ。なぜならば、奴らは本当に靖国神社の参拝に対して腹を立てているわけではないからだ。ただ、日本を悪役にして外交上の優位性を保ちたいだけだ。この談話で信仰の自由が侵害される事を大義名分に逆に中国・韓国を糾弾する。攻撃こそ最大の防御だ。」

「歴史調査委員会の立ち上げも同時に発表できる手はずは整えてあります。
結局、今まで、新しい談話の発表も歴史調査委員会も設置される事はありませんでしたね。」

「ああ、おそらく、アメリカからの圧力もあったのだろう。
暴かれては困るのが多いのはあそこも同じだ。だが、わざわざ敵を増やす必要はない。この委員会に関しては、中国・韓国からのクレームに特化させる。
それと慶彦、君が考えた新談話の草案の靖国神社の部分、実にいい。気に入ったよ。」

前田は大きく笑顔を作った。

「ありがとうございます。」

「特にこの靖国参拝に対する中国・韓国に対する一文が素晴らしい。
この演説を聞いて何と言ってくるか見ものだな。まあ、大体の予想はつくがね。」

 慶彦は『歴史を真摯に受け止めろ』との中国・韓国の要望に応え、歴史調査委員会を設置する、との宣言を聞かされた時の二国の反応を想像して噴き出しそうになった。
 韓国得意の買収が行われる前に、前田が一議員の時代に世界中の歴史学者達の意見を集めて回っていた。日本人だけの委員会の調査結果では説得力がなくなるとの判断からだ。日本の言い訳なのではなく、歴史的事実である、ということを明らかにしなければ意味がない。

「この調査委員会で中国・韓国のデマを徹底的に暴いてやる。それにより、この二国の国際的信用度も徹底的に貶める。こいつらの言う事は全く当てにならないのだということをアピールしまくるぞ。
ここを突破口に靖国も中国・韓国の言いがかりだというイメージを国際社会に植え付けてやる。
大逆転の始まりだ。」

「ゾクゾクしますね。」

 慶彦は自分の仕事によって世界中の人々の歴史観を変えられるかもしれないという事実に身震いする思いだった。

「そして次に行うのが、宗教団体に対する法整備の準備だ。」

「え?」

 慶彦は驚いた

「宗教団体ですか?」

「そうだ。
これは靖国問題に対して信仰の自由を主張して中国・韓国を批難する予定なだけにタイミングが難しい。が、多少、内閣支持率など下がろうとも、我々が与党になったからこそ出来る改革を真っ先に行わなければ与党になった意味がない。
次の政権にバトンが渡った時にも、日本政府が行った政策として役に立たなければならないのだ。

宗教団体への課税と調査できる権利の強化が必要だ。
ある意味、暴力団より危険なのが宗教団体だ。オウム真理教事件でそれが分かっているにもかかわらず、相変わらず日本の法律は韓国と宗教団体に甘過ぎる。まあ、今まで与党内に宗教団体がいたんだから無理もないがな。」

前田は苦々しく笑った。

「一定以上の規模に達した宗教団体に対する圧力を強め、同時に課税対象の枠を広げ税収の確保に繋げる。
ま、儲かってるところからしっかりと税金をいただけるようにしましょ、ってことでもあるわけだ。」

「次にカジノ法案の早期実現だな。
同時にパチンコ業界と警察の天下りなどの癒着関係を暴き、朝鮮系のパチンコ団体を駆逐する。

これでじわじわと真綿で首を締め上げるように資金源を奪う。
この件においては警察の一部を敵に回す必要がある。その為には検察をしっかり味方につけなければならない。」

「はい。」

「そうそう、警察と言えば、例の風俗街の浄化作戦の方もしっかり進めてくれよ。順番としてはこちらが先だからな。
パチンコを叩く前にこちらを片付けるんだ。」

「了解です。」

「この作戦で、一説では10万人以上ともいわれる韓国人売春婦を一斉に強制送還するぞ。入国管理局と警察が合同でこの作戦を実施すれば可能なはずだ。都市の浄化が目的なんだから韓国に文句を言われる筋合いは無い。

入国管理局と警察が合同でこの作戦を実施すれば可能なはずだ。これは山口巌氏の発案だが、実に素晴らしいアイデアだ。

山口氏は

『日本が韓国人売春婦の強制送還に踏み切れば、アメリカ、オーストラリアも世論に後押しされ対策に舵を切る事になる。
更には、それに追随して全世界が同じ行動を取ると推測する。こういう展開となれば、全世界は韓国の実態を理解すると共に「従軍慰安婦問題」が韓国の捏造である事を理解するはずである。』

と述べている。
確かに、非常に有効な手段だ。韓国にすれば、日本で非合法な売春行為を行っているのだから文句は言えまい。が、韓国経済に与える打撃は小さくない。
10万人とも言われる売春婦とそれに関わる韓国人の仕事、その利益が一瞬にして無くなる訳だからな。
さらにそれが世界中に広がっていけば、韓国経済に与える影響は計り知れん。

それに、このニュースを世界が聞けば、韓国がいかに多くの売春婦を日本に、そして世界中に送り込んでいるかに唖然とし、さらには、どの口が女性の人権問題を口に出来るんだと、その図々しさに辟易することだろう。
慰安婦が、性奴隷なんかではなく、ただの売春婦だったという我々の主張も真実味を増す。
全く痛快だよ。」

前田は大きな口を開けて笑った。

「後は生活保護の不正受給問題の解決だ。これは一時的に期間限定で職員を大量に募集して、生活保護の受給者を徹底的に調べ上げる。不正受給された奴らにパチンコに税金を使われるくらいなら雇用を増やして不正を叩き潰した方がよっぽどマシだ。
そこで良い実績を残した者は正式に公務員として採用できるように検討しよう。よほど無駄が削ぎ落とせるぞ」

「そしていよいよ、日本国は法人として、朝日新聞社及び植村隆記者を訴える。」

「え?
く、国が新聞社を訴えるんですか?」

前代未聞だ。

「そうだ。
私が最も許せんのは、一部の人間の私利私欲によって、誤報ではなく、意図的な捏造によって事実を捻じ曲げた事だ。
これによって、日本国の国益だけでなく、他国との友好をも損ねた罪を日本中、いや、世界中の人々に知らしめねばならん。
また、日本はこれから嘘、捏造を許さん。その決意を国内外に知らしめるいいアピールになる。

国だって、法によって人格を与えられたいわゆる「法人」だ。自然人と同様に訴訟を提起することができる。
今、関係部署にどれだけな賠償金が適当か試算させているところだ。どんな金額になるか楽しみだな。」

 前田はそう言って笑ったが、慶彦はこの慰安婦問題で日本という国が損ねたその莫大な金額を考えると背筋が寒くなった。

「まあ、この裁判では意図的な捏造なのか、誤報なのかが焦点になるだろう。事実とは違う報道がなされたのは明らかだからな。
この裁判で朝日新聞社に、賠償金はともかく、記事の捏造、少なくとも事実ではなかった事を認めさせ謝罪させる。
これが実現できれば、その意味は大きい。日本の無責任なマスコミに対する牽制だけでなく、韓国の歴史捏造に対する牽制にもなる。」

「それと、イメージ戦略において日本は大きな武器を持ってる。
漫画やアニメ、ゲームなどだ。これを使わない手はない。
これらを有効利用して日本のイメージアップ、歴史の真実のアピール、中国・韓国の卑劣さをアピールできる方法を考える必要がある。
ただ、事実を歪曲しては我々も韓国と同じレベルに落ちることになるぞ。」

「はい」

おっと、忘れるところだった。後藤を発起人として、韓国のライダイハン被害者達の為のNPO法人を立ち上げる。後藤には話を通してあるから、続きを君と後藤で行ってくれ。」

「え?
ライダイハン被害者のNPO法人を?日本でですか?」

「そうだ。
韓国が慰安婦問題をアメリカで大きくしたように、ベトナムの方々の依頼で法人を立ち上げる事にする。
具体的には韓国軍の非道をアピールしながら、募金を募り、被害者達の救済の一助とする。
あくまでこれは日本国内での人道的見地からの運動なのだから、韓国に口出しされるいわれはない。」

「な、なるほど。」

その準備が終わり次第ICJへ韓国を単独提訴するが、表向きは真っ先にICJへの単独提訴にとりかかっている振りをしておけ。
その方が他の優先事項の準備を片付けやすい。」

「はい。」

返事をしながら、慶彦はまたも前田の考えに圧倒されていた。次から次へと政策のアイデアが出てくる。

「前田さんはもうすでに、与党になった時の戦略までも完成されてたんですね。何も考えずにいた自分が恥ずかしいです。」

「いや、ただ自分がこうしたいということに優先順位をつけただけだ。戦略なんて大層なものじゃない。」

 慶彦はこの前田という男の頭がどこまで先を見据えているのかを想像すると空恐ろしい気持ちになった。

「とにかく、自民党と我が党での二大政党制を実現する。
社民、民主などはいらん。保守の我々か比較的真ん中寄りの自民を選んでもらう事になるな。

まあ、これは中国、韓国の自業自得だよ。共通の敵を作る事こそが団結の最も効果的な方法だ。散々、自分達も日本を敵にしておこなってきた事さ。
その日本人の共通の敵が、中国・韓国になっただけの話だ。
また、外からの圧力が強ければ強い程、それを跳ねのけようとする反発力も大きくなる。
彼らは日本人が今までどれだけ我慢に我慢を重ねて来たのかまるでわかっていない。
痛いしっぺ返しをくらってもらう事になる。

ただ、私は同時に不安も感じている。私は今の日本の状況を見ていると、世界大戦時代のドイツが頭をよぎるんだ。
正直、日本のナショナリズムの高まりは、中国韓国からの外圧に対する防御反応であることは否めない。
その気持ちもよく分かるが、あの誤ちを繰り返してはならない。
この国が中国や韓国のせいで暴発しない様に舵取りをしなければならない。」

「はい・・・」

「とにかく、私の希望は権力に座り続けることではない。日本という国が誇り失わず、健全にあり続けることだ。
だから、普段は自民党が与党でも全くかまわん。
だが国が健全であり続ける為には二大政党性は必要不可欠だ。
自民党がダメになった時の受け皿が必要なのだ。」

宣言 所信表明演説

 前田清正の所信表明演説が始まった。

「まず、始めに、私の目指すところは『日本の復活』。
これに尽きます。これは日本の古き良き文化・伝統を守っていく事が求められます。
しかし、それだけではいけません。時代はどんどん変わっています。
『ゆく川の流れは絶えずして、しかも元の水にあらず。』有名な方丈記の一節ですが、作者とされる鴨長明は、流れる河の水を見て「常に同じものはこの世には無い」と強く感じて、この冒頭の文章を書き始めたと言われています。
この精神こそが今の日本に最も必要なものではないでしょうか?

私は日本経済は前安倍政権時に不遇の時代の終焉を迎えたと考えています。これからこの軌道に乗り、日本経済をますます活性化させていく事が現在の最優先課題として考えています。
その為にも、これから成長が期待できる分野にむけての投資を惜しんではならないと考えています。幸いにもiPS細胞研究の山中教授など、日本は世界に誇れる頭脳があります。そういった成長分野への投資を積極的に行っていきたいと思います。その一方、無駄は徹底的に省き、さらに不正を許さない環境作りを進めていく所存であります。

また、外交問題に関して言えば、私は各国政府との対等な友好関係を築きあげていきたいと考えています。とはいえ、文化や常識が異なる国々とは付き合うには互いが互いをよく知らなければなりません。一方的な発信や押し付けと、それの受信のみでは、互いに分かり合える事はありません。まず、違いを認識すること。そしてその違いをすり合わせていくことが重要になります。

ところが、そういった事を一切考慮せず、自分達の都合のみを日本に対して押し付けてくる国も少数ですが存在します。
私はそういった国々に対しては毅然として立ち向かう姿勢こそが何より重要であると考えています。
今まで、日本は何度謝罪を行って来たでしょうか。1982年の鈴木首相、1983年の中曽根首相、1992年の宮沢首相 、1996年の橋下首相、1998年の小渕首相、2001年の小泉首相のコメント発表だけでなく、歴代ほぼ全ての日本の首相が謝罪を繰り返して来ました。しかし、それによりそういった国々との関係が改善されることはありませんでした。

私の先の大戦に対する考え、立場は今までの首相達と大きくは変わりません。が、しかし、私はもうこれ以上、謝罪をすることはいたしません。
なぜならば、被害者と加害者の立場で付き合っていこうとしても、互いの関係は、ある国の大統領の言葉を借りれば、それこそ、『千年経っても変わらない』と信じるからであります。この関係性からの脱却なくして、革新的な関係改善など期待できません。
我々はそこから、一歩前へ歩き出して行かなければなりません。EUの様に互いが互いを許し合い、協力しあえるように。

前総理大臣はじめ、過去の日本の総理大臣はみな非常に優しい方々でした。近隣諸国との関係を第一に考えて外交を行われていました。

しかし、私の目指すところは違います。自国の考えのみを押し通し、他国の考えに全く理解を示そうとする姿勢がないのであれば、友好関係が築けるはずがありません。日本の文化と伝統を守るために戦います。
私の目指す内閣は『戦う内閣』であります。不況と戦い、外圧と戦い、捏造と戦います。

一例を挙げれば、2013年2月にアメリカ連邦高裁に海賊に認定されたシーシェパードの件があります。彼等は海賊、つまり犯罪者であり、国際法に則って正規に行われている調査捕鯨に対して武力行使するテロリストであります。犯罪者に対して日本は法に則り粛々と対処致します。犯罪者から武力を用いられれば、身を守る為、これに対応致します。
何より忘れてならないのは、我々は国際法、ルールを遵守しており、彼等は自分達の都合でその国際法、ルールを破っている事です。
物事にはルールがあり、これを守る事により秩序が生まれます。
このようにルールを無視する犯罪者達が利益を享受できるような世にしてはいけません。だからこそ我々は戦わなければならないのです。
私は憲法9条が改正された暁には、海上自衛隊に調査捕鯨船の護衛についていただき、海賊に当たっていただこうと考えています。

また、靖国問題にしても、仮にも他国の首相に、その国の靖国神社に参拝するな、というのは明らかに一方的な内政干渉であり、不躾な命令です。

日本には伝統的に神道があり、そこから日本独自の『死者悉皆成仏』の考えが生まれています。つまり、日本において死により全ての罪は許されます。
これこそが文化の相違であり、そこを摺り合わせ、互いが納得出来るよう調整し、互いの国がウィンウィンの関係になるようにする事こそが外交であろうと考えています。
だからこそ、私は『一方的な非難はやめませんか』、と提案したいのです。
日本は属国ではありません。ですので、命令を聞き入れる事はできません。だからこそ、互いが話し合い、『妥協点を見つける努力をしましょう』、と提案しているのです。
一方的な命令では互いの友好は望めません。

この一方的な命令を下している中国・韓国という二国によって、日本は今、信仰の自由を脅かされています。私はこの事実を非常に憂慮しています。
日本国憲法において、信仰の自由は保証されています。私自信も仏教であれ、キリスト教であれ、イスラム教であれ、ユダヤ教、ロシア正教、どんな宗教でも、誰であっても、そして、どこででも、信仰の自由は保証されるべきだと信じています。
それは決して立場によって左右されるべきではありません。

靖国神社は日本の伝統であり、さらに言えば、ローマ法王庁はサン・ピエトロ大聖堂にA級B級戦犯だった1068柱の位牌の奉納を許可しています。これを参拝するなというのは他国の文化・伝統の否定です。これは全世界の信仰の自由に対する恐るべき挑戦であり、明らかな侵害です。私はそういった侵害、迫害に対しても断固として戦い抜きます。
我々がこの命令に屈してしまう事は、全世界の信仰の自由を脅かされる事になってしまうからです。
例えば、あなたの信じている神は偽物だから、教会やモスクに行くな、と言われたらキリスト教徒やイスラム教徒の方々はどう思うでしょうか?
こんな横暴を許してはいけないのです。

とはいえ中国・韓国は日本にとって大事な隣国である事に変わりはありません。私はこの二国に配慮し、断腸の思いではありますが、靖国神社への参拝は、選挙公約で申し上げましたように毎年八月十五日の一日のみにしか行わない事に致します。日本国民の皆様、他国との友好の為、どうかご理解下さい。

また、中国・韓国と日本との友好関係を改善するために避けて通れない問題の一つに歴史認識の問題があります。
我々、日本愛国党が、野党時代からずっと唱え続けていた歴史研究会が先日ようやく発足できた事は皆さんのご記憶に新しいと思います。おかげさまで多くの歴史学者、ジャーナリストの皆様の賛同をいただき、参加いただく事ができました。ゆくゆくはこの研究会を国の機関、歴史研究庁にしたいとしたいと考えています。
この会は、中国・韓国が日本に対して求めていた歴史に対して向き合い、日本から具体的な行動を起こすべきだ、という意見に真摯に向き合い、この会の発足となりました。この会の発足こそが日本からの回答になります。日本は歴史と向き合い、真の歴史を追求すべくこの会を立ち上げました。

そして、本日、早速ではありますが、その研究会からの調査報告の第一報を皆様にお届け出来る運びとなりました。

真実を見極める勇気を持つことは時に非常に辛いものでもあります。
私は本日、皆さんに非常に悲しいお知らせしなければなりません。

日本がずっと大事な友好国であると信じていた隣国、韓国。
この韓国が日本に対して謝罪と賠償を求め続け、長いこと日韓友好の障害となっていた慰安婦問題があります。

ところが!
この慰安婦問題に関して、韓国が日本に謝罪と賠償を請求し続けていた旧日本軍の強制連行は、韓国の捏造である事が発覚致しました!

この報告は調査委員会だけでなく、世界中の歴史研究家の皆様からもご意見を求めた末の結論であります。
我々はこれを由々しき事態と捉え、誠に遺憾ながら、これからは今までとは逆に韓国に謝罪と賠償を求めてゆく所存であります!

皮肉な事に、真に日本が向かい合うべきは他国の歴史捏造であり、真に歴史に向かい合うべきだったのは韓国政府自身だったのです!

実はこの事は日本国内では以前から判明していました。しかし、大切な隣国である韓国や、慰安婦達が売春婦であるという事実が明かされてしまうということを恐れたのか、今までの優しい歴代総理大臣達はこの問題に触れようとはしませんでした。
しかし、私はこの問題をこのままにしておくことはしません。この問題の解決なくして日本と韓国の関係改善はあり得ないと考えるからであり、何よりも、百年、千年後の私達の子孫達にまで濡れ衣を着せたまま恥ずかしい思いをさせる事はできないと考えるからであります。そこで我々は絶対に間違いがないよう国内外の歴史家、ジャーナリスト、評論家の皆さんに徹底的にこの問題を調査・研究していただき、このような結論に至りました。

この報告に納得できない方も勿論いらっしゃるでしょう。特に韓国の方々はそうだと思います。そこで是非公開での討論会を提案致したいと思います。
この報告に納得できない慰安婦の方々も是非お越しいただきたい。我々の調査と慰安婦の皆さんの証言にあまりに違いが大きいため、是非ともその場で真実を明らかにしていただきたい。

真実とは明らかにしようといなければ、いつまでたっても明らかになることはありません。
今までの日本に足りなかったのは、この積極性ではなかったでしょうか。
前任の安倍首相の積極的平和主義、素晴らしいと思います。我々はさらに一歩踏み込んでいくべきであろうと考えています。

日本は確かに、70年前、戦争に敗れました。が、しかし、それはやってもいない濡れ衣を着せられても反論できないという事ではありません。歴史の捏造は、我が国日本に対する侮辱であり、挑戦です。
私は徹底してこの歴史捏造と戦う事を国民の皆さんにお約束いたします。

我々は決して中国・韓国との敵対関係を望んでいるわけではありません。むしろ、真の意味での友好関係を望んでいます。だからこそ、今のままの日本の外交では何も変わらないと考えるに至りました。
相手に配慮し過ぎて何も言わないのではなく、認めることが出来ない事に関してはハッキリとしたノーの意思表示をする。それでこそ、真に対等で健全な関係に近づいていけるのだろうと思います。

自分の国の事を、私達自信が真剣に考え、私達自信が守り抜き、私達自信が誇りに思える、ごくごく普通の国を目指して精進していきたいと考えています。
国民の皆様並びに議員各位の御理解と御協力をお願い申し上げる次第です。

御清聴ありがとうございました。」

憤怒 竹島奪還作戦

「動くぞ」

 前田は電話口で相手に言った。

「この作戦は全員志願兵で行う。もし予定定員に足りなければ作戦自体を中止する。」

 翌日の夜、慶彦は前田の部屋に呼ばれた。

「実は今まで私の独断で行い、君にも話さなかった事がある。
今、話そう。
二週間の15日、竹島の奪還作戦を行う。
竹島はあくまで島根県内だ。よって自衛隊ではなく、警察内部隊であるSATと海上保安庁による合同作戦をとる。」

「!」

慶彦は一瞬声を失った。

「き、奇襲ですか?
戦争を起こすつもりなんですか?」

「おいおい、戦争?奇襲?
穏やかじゃないな。
あそこは昔から島根県だよ。不法滞在している外国人の取り締まりに行くだけの話さ。
だからこそ、この作戦に自衛隊は使わない。」

 もういいぞ、と言われて慶彦は一度部屋から出た。

 ICJへ単独提訴しようとも竹島を実効支配しているのは韓国である。仮にICJから竹島を日本に返すようにとの判決が出たとしても、ICJに強制力はない。結局国際社会は実力主義、力の論理から抜け出せていないのである。
 だからこそ、実効支配という実力行使を前田は選んだのだ。
 頭では慶彦も分かってはいた。

「本気なんだ。」

 慶彦は思った。慶彦ですら強引過ぎるとは思うが、前田は自分の手で竹島を、日本の領土を取り返そうとしている。
 確かに、交渉と国際社会へのアピールの繰り返しという正規の手順では、気が遠くなりほどの年月と金額が必要だろう。それ以外の実力行使のチャンスは総理就任直後の今しかないと考えたに違いない。

 しかし、仮にこの作戦が成功したとしても、いや、成功したらなおさら、世界中からの誹りを浴びる事になる。下手をしたら国際社会全体を敵に回しかねない。
 前田をやろうとしている政策に目処がついたら内閣総辞職を考えているのかも知れないが、今から行おうとしている政策も何も出来なくなる可能性だってある。

 デメリットが大きすぎる。

 慶彦は決意した。


 盆の上にカップを乗せて慶彦は再び部屋へ入った。

「コーヒーでもいかがですか?」

「ああ、ありがとう」

コーヒーカップを持ち上げながら前田が言った。

「少し話さないか?」

「え?ええ」

 慶彦は戸惑った。前田からこんなことを言われるのはあまり記憶になかったからだ。

「なに、ちょっとばかり愚痴を聞いてくれるだけでいいんだ、そんなに構えるなよ。」

「は、はい」

「しかしいよいよここまで来ることになったな
全く面倒臭い。
早く家でゆっくりゲームできる身分になりたいよ。」

「え?」

 慶彦は耳を疑って聞き返した。

「言ってなかったか?私はゲームが趣味なんだ。
最近デビルハンター4が発売になったんだ。
やってみたいなぁ。ファンタジークエストなんて9以降やってないよ、全く。
小説も全然読めていない。
伊東先生の新作も出たんだってなぁ。
慶彦は白石一太郎先生や峰五郎先生の小説を読んだことがあるか?面白いぞ、機会があったら読んでみるといい。
プロ野球の観戦もできないし、映画館に行くこともできなくなってしまった。新宿のあのうまい日本酒の店にも久しく行ってないなぁ。

まったく面倒臭いことが山積みだ。靖国問題だって、いっその事、8月15日の首相の靖国参拝を法律で義務化すればいいんだ。そうすれば今後の総理大臣が行くべきか、行かざるべきか、また、何月の何日に行くべきかで悩んだりする必要もなくなる。」

「は、はあ」

 慶彦は冗談か本気かわからない前田の言葉に戸惑った。

「・・・誰だってそうさ。
本当は厄介事なんて引き受けたくない。」

 慶彦は驚いた、が、理解した。
 前田だって不安なのだ。歴代の政治家がそうであったように、自分にできる最善の決断をするしかないのである。政治家だって人間だ。休息だって必要だし、間違いを犯すことだってある。疲れれば愚痴だってこぼす。
 だが、政治家の無能は罪だ。
 今までの日本の政治家にはその覚悟が足りなかった。

「慶彦、君だけに打ち明けるが、私は正直、総理の椅子なんてどうでもいいんだ。
ただ、『表現の自由』の名の下に無責任にデタラメを垂れ流すマスコミ、甘ったれた韓国政府、そして先人達に感謝すらできず、何を言われても反撃せずに他国の言うがままになっている日本政府に心底ムカついただけなんだ。
それらを一度徹底的にぶち壊してやろうと思っただけなんだよ。

だが、私は幸か不幸か政治家に、それも総理大臣になってしまった。
なったからには私は自分が信じる政策を生命をかけて行う義務がある。」

慶彦はただ黙って前田の言葉を聞いていた。

「私にはもう彼らの無事を祈る事しかできない」

そう言って前田は下を向いて手を組んだ。

「・・・前田さん」

「ん?なんだ?」

「その竹島への出動、中止してください!」

「慶彦・・・、本気で言ってるのか?
事ここに至って臆病風に吹かれたんじゃあるまいな?
今更そんなことできるわけないだろう。」

「自分は本気です。
この作戦は成功したとしても、失敗したとしても失うものが大き過ぎます。」

「・・・君の意見を聞こう。」

「まず、この件での責任追及の声が大きくなればすぐに内閣解散に追い込まれかねません。これから行おうとしていた政策の全てが水泡に帰してしまいます。
そして、日本国は新しいリーダーを失います。自民党が負けたばかりの現在では左翼陣営に票が流れるのもごく自然の流れです。また、民主党政権の時のような政治的空白を作るおつもりですか?
もう、この国は耐えられませんよ。

しかし、それだけでなく、もっと大きなものをこの作戦によって失ってしまいます。」

「何だ?」

「『信頼』です。
日本という国が、戦後70年かけて培って来た世界中からの信頼がこの作戦によって一気に崩壊してしまいます。」

「・・・」

「今まで日本が培って来た平和を愛する精神への信頼だって、戦後70年かけて、日本の先人達が、自分達の先輩達が歯を食いしばって必死に築きあげてきたものです。
今まで一発の銃弾も打たず恐怖の中で必死に行ってきたPKO活動などでの、自衛隊の素晴らしい振る舞いも全て無になってしまいます。

もし、どうしても行うというのなら、自分を首にしてからにして下さい。」

慶彦は失礼しますと呟いて、部屋を後にした。


 翌日、慶彦は前田に部屋に呼び出された。
 前田がどんな決断を下したのか。

「何とか思いとどまって欲しい」

 慶彦にはその思いしかなかった。
 慶彦が部屋に入るなり前田が言った。

「ダメだった。」

「え?」

「自分が決断を下す前に作戦は中止になった。」

 慶彦は心から安堵した。

「前田さん、不謹慎と言われるかもしれませんが、僕はこれで良かったと思います。」

 怒鳴りちらされる覚悟で慶彦は言った。
 だが、前田の反応は予想外のものだった。

「実は私もほっとしている。
これが良かったのか悪かったのかは後になってみないとわからないが、私が心から安心していることだけは確かだ。」

 聞けば、SATが所属する警察と自衛隊の幹部同士が会合し、在日米軍に話を持っていったらしい。つまりなんとか前田を思いとどまらせてくれとアメリカに泣きついたのだ。
 そして昨夜遅くにアメリカから前田に中止要請が来たそうだ。
 前田は一度はそれは国内問題だからと突っぱねようとしたそうだが、アメリカも非公式ではあるが、平和的な方法での竹島奪還に協力するという条件と、また、中止しない場合は日本を国際社会全体で非難する立場に回らざるを得ないという圧力の、いわば、飴と鞭により、中止を決定したそうだ。

 米軍も前田という人間と、その決意の程を知って相当慌てたに違いない。
 正直、慶彦はあまりいい予感がしなかった。前田はあまりに今までの日本の政治家と違い過ぎる。言ってみれば、爆弾みたいなものだ。ノーベル博士が開発したダイナマイトの様に炭鉱などで平和利用されている内はこれほど便利なものはないが、軍事利用されれば、これほど危険なものもない。
 中国、韓国だけでなくアメリカや他の国々だって爆発の被害を受ける危険性が充分にあるのだ。その分、危険視され、存在を取り除こうとされる可能性が高い。

質問 韓国という国について

 慶彦はふと前田に尋ねてみた。

「前田さん、お尋ねしてもいいですか?
なぜ僕を選んだんですか?
僕より優秀で秘書を希望してた人が何人もいたじゃないですか」

「うん‥
慶彦は子供の頃、自分の名前は好きだったか?」

「え?いや、あまり好きじゃなかったです。
ちょっと古臭いし、ただ、祖父が広島カープの特に高橋って選手のファンだったそうで‥その人の名前をいただいたそうです。」

「やっぱりな。私もそうだ。
私の場合は戦国武将だがね。親が加藤清正のファンだったんだ。
君の名前を初めて聞いた時、たぶん、そうな感じで名づけられたんじゃないかと思ったんだ。
だからまあ、気が合うかと思ってね。」

「まさかそんな理由で?」

いや、それを理由と言えるのだろうか?
ほとんどこじつけにしか聞こえないではないか。

「理由なんてそんなもんだよ」

前田は笑った。

「慶彦、ありがとう。
不謹慎かもしれないが、少し、救われたよ」

慶彦は聞いてみようと思った。
今までずっと疑問に思っていたことを。

「前田さん、何故、韓国人はあそこまでヒステリックになれるんでしょうか?
自分が酷い仕打ちを受けたわけでもなく、ただ伝え聞いた話だけで世界中に悪意をばら撒く程、感情的になれるものなんでしょうか?
明らかに異常ですよ。」

「うん‥
朝鮮人の理性力の無さは、彼等は生まれつき脳に障害を持っているからだと言う説もある。
これは韓国の風習で『試し腹』と呼ばれる悪しき遺伝子凝縮の結果だそうだ。
『試し腹』とは当時、朝鮮では女性とは男の子を産ませるための道具であり、娘を嫁に出す前に父親が自分の娘を犯して妊娠させ、子供を身籠もる事が出来ると証明したそうだ。さらには、その子供を奴隷として相手の旦那にプレゼントする朝鮮の悪習だ。
韓国では昔から男尊女卑が激しく、女性と子供は奴隷とイコールだった。
そんな朝鮮を日本が併合、女性を解放し、子供の売春、試し腹も禁止して近代文明を与えたと言われている。

その説によると朝鮮族の脳障害として、他民族と比べ前頭葉が委縮しているらしい。
前頭葉とは理性や自制心を司る部分だ。
そのため、自分たちに都合の悪いことには烈火のごとく喚き、泣き散らす。
これこそが、理性や自制心を働かせることのできない脳障害を抱えた朝鮮族の特徴だ、という説だ。確かにあの国の人々には理性力が不足している。1+1が2にならなかったり、それを認めようとしなかったりする。
これが本当ならば、何世代もの近親交配DNAは今後も薄まることはないと言われている。

まあ、こんな事をおおっぴらに言ったら、差別だなんだと大騒ぎになるだろうがね。
これが事実かどうかは正直分からんが、もし事実なら間違いなく朝鮮のオリジナル文化だろうな。
こんな風習、あそこ以外、世界のどこにも無いだろう。
また、ネット上では犬を食べる習慣のせいだとか、トンスルと呼ばれる人糞酒を飲む習慣のせいだとかいろいろ言われてるが、さすがにこれはデマだろう。

「す、凄まじい習慣があるものですね。」

「以前ニクソン大統領が中国の周恩来に、韓国人の事を、感情的で衝動的。事件を起こさないよう注意しないといけない、と語った話をしたと思うが、それだけでなく、 ゲーツ米元国防長官が2014年1月に発売した回顧録『デューティー(任務)』で、韓国の盧武鉉(ノムヒョン)元大統領を『反米的で、おそらく、ちょっと頭がおかしい』と断じている。ゲーツ氏は2007年11月に会談した際、現職の大統領だった盧氏が『アジアにおける安全保障の最大の脅威は米国と日本だ』と述べたことを暴露し盧氏を酷評したんだ。

仮にも一国のリーダーが揃いも揃って同盟国からこんな風に言われる国など韓国以外にはあり得ないだろう。
大統領からしてこんな調子だからな。他も推して知るべしだ。
よく言われる火病(ファビョン)というのも、差別用語なんかではなく、韓国人特有の精神疾患としてアメリカの精神科協会に認定されている。韓国での異常な自殺者数もこの病気の影響だと言われているんだ。これは決して差別や偏見、誇張なんかではなく、韓国人は遺伝的にか、環境的にかはさておき、精神疾患を患っている人が多いという事実を日本人は忘れてはならない。」

「そうだったんですか。」

OINK(オインク)って聞いた事があるかい?
Only in Koreaの略で韓国でしか起こり得ない出来事を指す造語だそうだ。英語圏におけるブタの鳴き声の擬音語、日本では『ブーブー』に当たる『oink』が語源らしい。欧米の投資家達に不当な捜査だと受け取られている、いわゆるローンスター問題に端を発し、様々な韓国がらみの諸問題を揶揄する意図で欧米の国際金融関係者によって作られたと言われているが、金融関連のみならず、韓国の税務当局や裁判所の国際常識をわきまえない行政命令や判決、韓国人団体の行動に対する軽蔑と怒りが込められた言葉として使用されるようになったんだ。
2003年に米投資ファンド・ローンスター社が破綻寸前だった韓国外換銀行の株式を取得して経営再建に乗り出した。3年で黒字化を達成したファンドが利益確定のために株を売却しようとしたところ、いきなり買収時の株価操作などの容疑で韓国当局の強制捜査を受けたのだ。

ファンドは同様のビジネスを各国で展開していたのに、韓国でだけトラブルが起きた。国民感情として『外資を叩きたい』という気持ちはわからなくもない。しかし、韓国が特異なのは捜査機関や司法までもが感情優先の判断をすることだ。
欧米メディアは一斉に『明らかに政治的意図を持った捜査だ』と批判したものの、結局は起訴されてファンド側が一部容疑について敗訴。騒動の最中には在韓米商工会議所の所長が『韓国は政策・規制が予測できない国』とコメントするなど、韓国関連のビジネスに携わる人間には衝撃的な事件として記憶されている。

韓国を普通の国だと思っていると痛い目を見る。そうした認識が諸外国で共有され、「OINK」というフレーズが生まれたわけだ。以来、光州市が国際水泳連盟に提出した書類で首相のサインを偽造していたり、大邱市が10年以上にわたって「ミラノと姉妹都市」という虚偽情報を市民に公表していたりといった、普通の国ではまず考えられない事態が明るみに出るたびに「またOINKか」と世界中から呆れられてきた。

 韓国相手に「法治国家の原則」が通用しないことは日本も経験済みだ。たとえば2005年に制定された「親日反民族行為者財産の国家帰属に関する特別法」、いわゆる親日罪、は過去に遡って親日的だった人物、そしてその子孫の財産を取り上げるという内容。実行時に合法だった行為を、事後に定めた法で遡って処罰できないという「法の不遡及」は近代法の大原則だ。だが、そんな常識よりも「親日は有罪、反日は無罪」という感情が優先されるのが韓国の実態なんだ。

こんな風に韓国のオリジナルの文化ではないが、オリジナルの特異性なら飛び抜けてる。
日本だけじゃなく、韓国の非常識ってのは世界中でとっくに認知されてるんだよ。
ただ、面倒臭いからどこも韓国と深く関わりたくないのさ。あの蛇の様な異常な執念深さも皆知ってる。韓国に目を付けられたくないんだよ。例えば、最近はスポーツの世界でもサッカーの韓国代表は相手を探すのも一苦労してる。怪我をさせられる危険が非常に高いから誰も試合を組みたいとは思わないんだ。

特異性で言えば、他にも、犬食の文化が問題視されたり、赤ん坊の人肉入りカプセルが精力剤として中国から、韓国へ輸入されているニュースがあった。
韓国ではそういった人肉カプセルのニーズがあるという事になる。
やっぱり日本人とは根本から異なるのかな?」

慶彦は、犬を食べたりすることや人肉のカプセルを飲み込むことを想像しただけで気分が悪くなった。が、

「仲の良い隣国同士などほとんどないとは言え、一度は1つの国だった過去があるというのに、ここまで憎しみ合わなければならないものなんでしょうか?」

ともう一つの疑問もぶつけてみた。

「・・・そうだな

『親日派のための弁明』の解説にこのような記述がある。
産経新聞ソウル特派員の黒田勝弘氏によれば、1,940年代当時、少年だった韓国人たちは戦時体制下の教育で意識は90%以上日本人だったと言っている。1944年、韓国の映画館の中のニュース映画で上演される日本軍の戦況に関するニュースに観客が熱狂する様子を見て黒田氏は驚いたという。彼によると当時の東京の映画館でさえこれ程ではなかった。彼は「韓国人もとうとう日本人になってしまったなぁ」と複雑な心境になったと語っている。

実態はおそらくこうだったのだろう。その解説を書かれた荒木和博さんは、韓国人のヒステリックなまでの反日についての一つの仮説として、大東亜戦争の頃までに朝鮮の人々がほぼ完全に日本に同化してしまったからでないかと言っている。
その意見には私も賛成だ。
あの時代、韓国は確かに日本だったんだ。
自分達が日本人ではなくなった事がよほどショックだったのだろう。日本を憎むしか自分達のアイデンティティを守る方法が見つからなかったのかもしれない。気の毒で、悲しい事だ。

私はネット上で在日の方が自ら在日である事を打ち明けて、その上で日本人は、在日韓国人を決して信用してはならないと警告していたのを見た事があると言ったと思うが、彼は非常に優しく、勇気がある方だと思う。
ただ自分の祖国を恥ずかしく思うのは辛い事だよ。それを一般の韓国人は意地でも認めようとはしない。外部の原因のせいにするのがあの国の特徴だ。

言ってみれば、あの国は親である日本が戦争に負けた為に、愛されなくなってしまったと勘違いして、ぐれてしまったただの悪ガキさ。
どうやって親を困らせようか、恥をかかせようかとしか考えていないんだからタチが悪い。

まあ、だからと言って今の韓国の行いの言い訳にはならんがね。
我々は祖父達の名誉を守らなければならないんだ。
確かに金完燮(キムワンソプ)さんの言うように、戦後、日本と韓国がいがみ合うように仕向けられたアメリカの意図は確かにあったと思う。
あの頃のアメリカの狙いは日本を二度とアメリカに逆らわない従順な国にする事と、その力を削ぐ事だった訳だからな。
その日本がまた韓国と一つになって力を蓄えられるわけにはいかなかったはずだ。

また、いかに日本人がお人好しとはいえ、韓国に対する経済援助はいくらなんでも異常だ。おそらくはアメリカの指示があったのだろう。
冷戦時代の韓国が北朝鮮に吸収されるのは困るからね。
しかし、韓国もいつまでもそんな事では困る。国家として独立したのならいい加減自立してもらわんとね。
いくら親でも一生面倒は見きれんよ。」

「…そう、ですね。」

「しかし、まあ、野蛮というなら、世界一野蛮なのが、アメリカ人だよ。
あんなに欺瞞に満ち満ちた国はない。そもそも成立からして略奪から始まっているのだから。
しかし、だからこそ力の論理をいちばんよく知っているのもアメリカ人だ。所詮力がなければ何を言っても意味がないということを世界一知っている。
原爆が広島と長崎の二箇所に落とされたのだって、タイプの異なる二種類の原爆のテストの為だ。戦争を終わらせる為に二発も落とす必要などなかったのに、だ。
チベットやウイグルで同和政策という名の民族虐殺が行われている事を知りつつ、彼らのより大きな関心事は日本のたった一箇所でだけ行われているイルカの追い込み漁だ。それが非人道的だと駐日大使がツイッターにアップするレベルだからな。呆れるよ。
鯨油欲しさに鯨を乱獲しまくっていた自分達の事は棚にあげてね。
所詮、彼らにとってチベットやウイグルでの虐殺なんてその程度でしかないって事さ。イルカの追い込み漁以下の関心しかないって事だ。
ただそれは何もアメリカに限ったことじゃない。世界中どこだってそうだ。そんな中で2014年2月にスペインの全国管区裁判所がチベット族に対するジェノサイド、大量虐殺に関与したなどとして中国の江沢民らを国際手配した判決は画期的だったと言える。
スペイン政府としては実質的に世界経済を引っ張る中国に対してあのような判決を下したことは計算外で慌てたに違いないが、あれでこそ三権分立の意味があったとも言える。

しかし、それが世界では当たり前なんだ。自分達に関係無い事は本当はどうだっていいのさ。自分に都合のいい方、もしくは声が大きい方の声に流される。その事を上手く利用したのが韓国だ。嘘も百回言えば本当になると信じて疑わない。それは元宗主国、中国からよく教わったのだろう。だからこそ、日本は冷静、かつ論理的主張を、こちらも声を大にして、韓国ではなく、世界に発信しなければならない。

結論 私は韓国が嫌いだ

靖国神社の時の動画でも話したとおもうが、『和をもって貴しと成す』と教えてられてきた日本人は、本当に主張、交渉、アピールが下手だ。
相手を言い負かすとか、プレゼンで自分の意見を大袈裟なくらいにアピールすれば、相手との摩擦が生じるが、その当然の事に対する耐性が非常に弱いのだ。
だからこそ、相手の顔色を常に伺いながらの交渉になる。相手がこれなら負けないと調子に乗るのは当然と言える。

ならば、どうするか?
そのヒントが2020年のオリンピック招致にあった。
あの時、明暗を分けたのは最後のプレゼンテーションにあったと言われるが、日本には非常に強力な助っ人がついていた。
国際スポーツコンサルタントのニック・バレー氏だ。彼は東京の招致に成功した事で、過去3大会全てのオリンピック招致に成功したのだ。バレー氏曰く、日本人の『謙遜』の文化は素晴らしいが、プレゼンの舞台ではそれが足枷になっている。その為、それを解き放つ練習を何度も何度も繰り返した、のだそうだ。

ここから言える事は、まず第一に、いくら苦手とはいえ、練習すれば、その能力は上がって行くということ。第二に国際的なプレゼンテーションの場で何が必要なのかを理解することが必要だということ、第三にその為の戦略を立てる事だ。
つまり、やり方次第で苦手とはいえ、世界中に対してのアピールが出来得るという事だ。
この東京オリンピックの時の様に、苦手なら苦手でその道のスペシャリストの力を借りるという選択肢もありだと思うんだ。国として、敵国からの捏造に対抗するため、世界中に向けてどのようにアピールするのが効果的なのか、そのアドバイザーとして国際舞台に手慣れた人を政府に招き入れる事も考えるべきだと思う。

捏造だから、嘘だから、何もしなくともいつか真実が明らかになると思っていたら大間違いだ。上から塗り潰された歴史などいくらでもある。
我々は自分自身の手で自分と自分達の歴史を守らなくてはいけないんだ。」

「はい!

・・しかし、この状況を韓国は良しとしてるんでしょうか?
確かに反日を唱えておけば支持率は確保できるかも知れませんが、韓国の国益を考えてみると親日政策をとった方が明らかに理に叶うと思うのですが。」

「それだけ、韓国政府に余裕が無いという事だろう。
常に反日を旗印にして国民の注意を引いておかないと直ぐに自分が攻撃される。言わば、反日と言う名の盾で切迫した現状を乗り切っているんだ。
元アメリカ国務長官のヘンリー・キッシンジャー氏はかつて『外交とは国益を守ることだ』と端的に述べている。全くその通りだろう。

国益だけを考えれば、日本が韓流ブームに湧いていた時の様に、二国間の関係が良好な時の方が間違いなく韓国の国益にかなっていた筈だ。
ところが、韓国の場合は、国益の前に現政権の延命の為に外交を行っている。わざわざアメリカ、ヨーロッパに行っては日本の悪口を宣伝している。韓国の国益などまるで眼中にない。
政府が国益、ひいては国民の幸福よりも自分達の保身を優先していれば、その国が発展するはずがない。
そういう意味では北も南も一緒だよ。自分達の事しか頭に無いんだ。

自国の国益を上げる事よりも日本の足を引っ張る事に注力していて、それに関しては日本よりずっと上手(うわて)だ。
いや、イメージ操作だけで言えばあのねちっこさを考えると世界トップレベルと言っていい。
名前は忘れたが、あの何とかと言う太っちょの韓国人歌手がYouTubeの異常な再生回数で話題になったろう。
あんな馬鹿馬鹿しい作業を延々と続けられるんだからな。
日本も厄介なストーカーに目をつけられたものだよ。

以前動画の中でシャーデンフロイデの話をしたと思うが、『日本の不幸は韓国の幸せ』という言葉があるが、全くその通りだ。その証拠に世論調査で韓国人の多くが全く幸せだと感じていないのにも関わらず、日本を非難し続けてさえいれば、大統領の支持率は高い。自分達の幸せよりも日本人の不幸せを優先していると言い換えてもいい。全く不思議な国だよ。

まあ、恐らくは日本に対する憧れとコンプレックス。二つの歪んだ感情のせめぎ合いなのだろう。決して認めようとはしないだろうがね。

黒田勝弘氏はその著作『「世界最大の反日国家」と「親日国家」が同居する国』の中で、『韓国と付き合ってきた多くの日本人は、韓国について冗談半分に「昼は反日、夜は親日」とよくいう。つまり、韓国人は昼の会議など公式の席では反日的な態度だが、夜の宴席などでは親日的になるというのだ。日本をめぐるこうした韓国人の二重性は、彼らがいかにタテマエ人間であるかを物語っている。』と指摘している。

また、『要は「国民」を相手にしようということだ。政権が超反日だからといって、国民もみんなイコール反日と思ってはいけない。政府やマスコミはいつも反日だが、人びとは昔から日本に親近感が強い。日本の対韓政策は今後、この機微をうまく衝くべきだろう。』

とも語っている。

さらに『日韓併合の真実』の著者・崔基鎬氏は、

『なぜ韓国はこれほどまでに日本に対する敵意を剥き出しにするのだろうか。多くの日本人は、それが韓国の「民意」を反映したものだと思っているに違いない。テレビのニュース映像では、事あるごとに日の丸を焼き捨て、大声で日本を罵る韓国人の姿が流されるからだ。
しかし、日韓併合時代の真っ只中、1923年に生まれた私は、当時から現在にいたるまで、韓国の国民が必ずしも「反日」ではないことを知っている。むしろ韓国人は、根本的には日本に好ましい感情を抱いていると言っていいだろう。盧政権やメディアが世論や国民感情を反日に焚きつけているだけだ。
実際、日韓併合時代は、私の生まれ故郷でも、韓国人と日本人が対立することなく、仲良く暮らしていた。終戦時はお互い別れを惜しんで、涙を流しながら手を取り合っていたほどだ。』
と、語っている。

韓国済州島生まれの呉善花氏も、

『戦時中日本に住んでいた両親から、日本人から親切にしてもらったこと。韓国に戻る時は、お互い涙を流して分かれを惜しんだことなどを、子供の頃に聞かされたと語っている。』

実際は確かにそうだったのかも知れない。
しかし、韓国はその性質からかも知れないがやり過ぎてしまった。
おそらく、今の状況をさほど深刻に捉えてはいないだろう。今までは日本は戦時中に酷い事をしたんだとアピールしておけば、様々な名目で韓国に金が流れ、技術もある意味盗みたい放題だった。
しかし、そうではない。日本人の韓国人に対する意識は急激に変わった。彼らは超えてはいけない一線を越えてしまったんだ。もはや日本人の多くは韓国人を被害者ではなく、被害者を演じる加害者、そして日本人の敵として認識している。
恐らく、今まではアメリカからの圧力で表立って反論はしてこなかったが、その反動は凄まじいだろう。始まったら一気呵成だ。
例え、韓国人が本当は親日的な感情を抱いていたとしてもね。

恐らく、その黒田氏の指摘は正しいに違いない。
その証拠に韓国がおこなってきた経済政策はまるっきり日本のトレースだ。憧れだったんだろうし、こんなにいい先生はいなかっただろう。広大な土地も、資源も、軍事力もない国がいかに経済力を高めればいいかの理想型がそこにはあった。

実際、韓国の取った手段は非常に合理的だよ。途上国がGDPを上げる為の最短ルートと言っていい。日本からの賠償金で、日本の技術者を、その頭脳を釣り上げる。正にヘッドハンティングだな。
技術を盗むのは違法だが、人材を盗むのなら違法にならない。技術を得たら後はポイ捨てだ。そしてその技術の完成の為に限られた数社のみに日本の金をつぎ込み、税金も他国とは比べものにならないほど安くする。とても民間企業だなんて言えやしない。ほぼ国営企業さ。これなら技術も日本と大差なく、それでいて人件費や通貨のレートも桁違いに安い。これなら利益が出ない方がおかしい。

しかし、考えてもみなよ。日本の賠償金を使い、日本の技術を盗み、日本と同じ製品を作る。
どこに韓国の存在がある?

キムチ以外で韓国のオリジナルと言えるものは何がある?
それを言われると困るからウリジナルをでっち上げる。

彼らにはオリジナルがない。だからこそオリジナルのニーズを作ることが出来ないのだ。スマートフォンが市場に出回ってしまった今、韓国の巨大企業は頭を抱えてる。何を作ったらいいのか分からないからだ。
おそらく、アップルやソニーが次世代の画期的な新製品を発表して自分達の道を照らしてくれるのを心待ちにしてる事だろう。

今、韓国も日本も大きく歪んでいる。その大元がGHQにあるにせよ、また、完全に歪みのない社会などないとしても、我々は少しでも歪みの少ない社会を目指すしかない。

韓国は間違い無く病んでいる。
私は自分の行動が日本だけでなく韓国の為にもなると心から信じているんだ。
自分以外の他国を恨むだけで、自分達の反省をしない。反省がないから成長もない。
韓国は滅亡に向かって突っ走っている。
それは世界経済的にみても好ましいことではない。
だが、おそらく韓国内から自発的に変わる事はできないだろう。
ならば、外的刺激で変わるしかない。国外に出ている韓国人からの発信だったり、国際社会の批判なりの外的刺激を韓国が感じなければ、永遠にあのまま突っ走るだろう。
私はできればそれも止めたい。もちろん第一の理由は日本に被害が及ばないようにするためだがね。

私は政治家となるものはビジョンというものを持たなくていけないと思う。
この国をどうしていきたいかというビジョンだ。
私はこの国の人間を戦えるようにしたい。不当な外圧や、卑怯な策略と真っ当に渡り合えるようにしたい。
私は日本人が正直で正々堂々としてるところは大いなる美徳だと思う。だが、それでは不十分だ。敵はそうではない、卑怯が当たり前なのだということを知らねばならない。
戦前の日本も全て白人達の決めた勝手なルールに則って戦い、そして勝利した。だからこそ、文句も言えず、白人達は面白くなかったのだ。
日露戦争で日本が勝利した時、当時、同盟国だったイギリスのロンドンですら、そのニュースが流れ町中が葬式の様に静まりかえっていたという。
勝たなければいけないんだ。」

慶彦はそれまで黙って聞いていたが、また質問してみた。

「前田さんはどうしてそうした韓国や中国の嘘や捏造と戦おうと思ったんですか?」

「う〜ん、以前話した様に色んな事に本気で頭にきた事と、後はまあ、バカなんだな、単純に。」

前田はそう言って笑った。

「この国にはバカが少ないと思わないか?
みんな、小利口って言ったら聞こえが悪いかな?
できるだけ損をしない様にしない様に生きてる様に見える。
ドン・キホーテみたいに滑稽に見えるくらいダイナミックなバカが一人くらいこの国にいてもいいんじゃないかと思ったんだ。
韓国人みたいに周りが見えなくなる程感情的になるのは論外としても、ただ、気にいらないって理由だけで納得がいかない事とトコトン戦う様なバカな事をしたくなったんだろうな。

とにかく私は日本人、韓国人の目を覚まさなければならない。
韓国人は日本の右傾化を執拗に警戒しているが、それを引き起こしているのが自分達だということに全く気づいていない。もしくは気づいていても気づかない振りをしている。
追い詰められれば鼠だって猫に噛み付く。
正当防衛は正当な権利だからこそ正当防衛と言うんだ。
だが、彼は日本人を怒らせた事を後悔する事になるだろう。
確かに、我々のほとんどが牙の抜けてしまった博愛平和主義者だよ。
そういう意味でGHQの戦後統治は成功したと言える。
だが、我々は同時に侍の末裔なんだ。誇りを傷つけられる事に対して生命をかける。日本人は他人に迷惑をかけない様にと教育されて大人になる。だからこそ、理不尽が許せない。筋が通らない事を嫌うんだ。それが当たり前の韓国・中国人とは全く違う。

しかし、1885年の時点で『日本の不幸なるは近隣に国あり』と、支那と朝鮮を挙げた『脱亜論』を執筆したとされる福沢諭吉先生や伊藤博文元首相の慧眼には恐れ入るよ。まさか100年以上経った後で、その言葉の重みに気づかされることになるとは。皮肉なものだ。
だが、確かにあの二国は日本の不幸だが、アジアはそんなに狭くない。他にも国はいくらでもある。あの二国以外の国との関係を強化していくことが日本の国益に最も適う。そしてその強化された関係により中国・韓国の日本への攻撃に対抗する。いわば、脱亜論ではなく新亜論とでも言うべきものを構築していくべきだ。

ただ、もし仮に、次に韓国が天皇陛下を侮辱するような真似をすれば日韓関係の修復は当分の間、下手をすれば二度と不可能になるだろう。私は経済制裁を発動する。
これも山口巌氏の発案だが、韓国のアキレス腱は脆弱な通貨ウォンであり、ここを叩く。
先ず第一は、日韓通貨スワップ協定の破棄。逃げ足の速い短期資金は韓国市場からあっと言う間に逃避し、ウォン安、株安の展開が予想される。
次いで、日本政府が保有する韓国国債を売却。結果、国債価格が下がり、金利が上昇する。韓国政府としての資金繰りが難しくなり、一方、民間企業も資金流動性の乏しい所から倒産する事になる。
最後は、日本製品の対韓輸出制限だ。最新の外務省資料が示す通り、韓国は輸出立国である。
そして、日本からの「生産財」、「高度技術部品」の輸入なしでは成り立たない。これが、構造的対日貿易赤字の要因である。日本が輸出制限すれば韓国経済のダメージはこれ以上ないほど深刻だろう。
韓国という国の弱点を的確に捉えた非常に優秀なプランだ。それにプラスして、私は韓国からの食品の輸入を完全に禁止する。これで完全に韓国の息の根を止める。

以前私が動画の中で述べた様にあの国は事大主義者の集まりだ。どちらが強者なのかということを徹底的に思い知らせなければならない。
とかく日本人は他国の意見を気にし過ぎる傾向がある。意見は意見として耳を傾ける必要はあるだろうが、全ての要望に応える事など不可能だし、そんな必要もない。日本の未来を見据え、国益にかなうものだけを選択して行えばよい。今までの日本の総理大臣などが海外の批判に反応しすぎなのだ。
だいたいリーダーというものが全てを肯定される事などあり得ない。何をやっても批判はされるのだ。批判を恐れてリーダーが務まる訳がない。批判される事を前提条件とした上で、『最大多数の最大幸福』を目指すしかないのだ。

今は絵空事だと笑って済ませられるだろうが、このままでは日本は本当に軍国主義の方向に進みかねない。韓国そして中国の外圧のせいでね。今の日本人ほど平和を愛する国民はいないのにも関わらず、だ。
これは日本の誰かがやらねばいけない事だったんだ。
ここまで、韓国、そして中国を増長させてしまった日本の責任を取らなければならない時が来たんだよ。
たまたまそれが自分だっただけの事さ。
そして私は韓国人に殺されるだろう。あの国は英雄になりたい馬鹿共が多いのさ。英雄の意味もわからずにね。英雄という言葉は非常に危うい言葉だ。ヒトラーだって戦前までは英雄と呼ばれていたのだから。
安重根の正体だって自ら日韓併合を加速させてしまったただの暗殺者に過ぎない。

また、今のままでは千年たっても日韓の真の友好を築く事など出来ない。
一度、粉々になるまでぶつかり合わなければならない。もしできるとしたら、そこから君達が真の友好を築いて行けばいい。」

「しかしそんなこと本当に可能なんでしょうか?」

「さあてね、あの国のことだ。難しいとは思うが。」

前田は微笑んだ。

「とにかく私には友好など絶対に無理だ。」

「なぜですか?あなたならきっと・・・」

慶彦が言いかけると前田は遮った。

「前から何度も言ってるだろう。『私は韓国が嫌いだ。』って。」


                                  完

私は韓国が嫌いだ

私は韓国が嫌いだ

  • 小説
  • 長編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2013-10-13

Copyrighted
著作権法内での利用のみを許可します。

Copyrighted
  1. 動画1 韓国は敵国である
  2. 動画2 韓国の歴史と国民性
  3. 動画3 韓国は後進国である
  4. 動画4 韓国の歴史捏造・慰安婦について
  5. 動画5 韓国の歴史捏造・韓国併合について
  6. 動画6 日本はどれだけ韓国を援助してきたのか
  7. 動画7 在日韓国人問題について
  8. 動画8 韓国人の考え方についての考察
  9. 動画9 韓国が日本を攻撃する理由
  10. 動画10 韓国は捏造と洗脳を中止せよ
  11. 動画11 靖国問題について
  12. 動画12 韓国における希望
  13. 動画13 日本政府への提言
  14. 動画14 立候補
  15. 行動1 結党記念大会
  16. 行動2 青天の霹靂
  17. 選挙 真の二大政党制
  18. 与党 出陣準備
  19. 宣言 所信表明演説
  20. 憤怒 竹島奪還作戦
  21. 質問 韓国という国について
  22. 結論 私は韓国が嫌いだ