璃羽・第1話
前回の通り、すいませんが漢字はインスピレーション(?)で
お願いしますね…。
最後までどうぞ、ゆっくりと…。
ビルが立ち並ぶ都会。その中に、少し灰色のかった古いビルがあった。
そこで微笑む1人の男……
「さぁ、またあの街へ行こうか!!」
男の周りには誰もいない。どうやら、ビルの中に1人らしい。
「今回の子供はどの子にしようかなぁ?」
男は部屋に大量に置かれたモニターを見た。
街のいろんな場所が映し出されている。しかし、映っているのは全て子・供だ。
「今回はこの子達にしようかなぁ?!」
男が見ているモニターには16・17歳の少年達が映し出されていた。
「よし☆」
男はモニターに力を入れた手を近づかせた。すると突然モニターの中の少年達が苦しみ始めた。
そして少年達は音をたて、倒れていった。
「…準備は出来た。あとはあの街へ行くだけ……。」
男は再び微笑んだ。
璃羽は、今は廃墟となったマンションに住んでいた。
使われていない家具がたくさんあるため、過ごしやすく、窓からは星空が見えた。
璃羽はボロボロになっている、ソファに寝転がり目を閉じた。
「…明日……この空に血が舞うかもしれないんだ…たくさんの人が悲しむかもしれないんだ…。」
璃羽は手の震えが止まらなかった。
「でも、護らなくちゃ……!!!!」
震えている手をもう片方の手で止めると、璃羽はソファから起き上がり、窓へと足を運んだ。
「奇麗……。」
頬杖をつくと、そのまましばらく星空を見つめていた。
「いやぁこんにちは☆☆☆僕の名前は『ナイト』。夜に狩るって書いて『夜狩』ていうんだぁ☆よろしくねぇ!!!!」
黒い部屋が薄い赤の光に包まれている。 そこに、先ほどの男、『夜狩』と少年が6・7人立っていた。
モニターに映っていた少年だった。 少年達の表情は殆ど無いに近かった。
「君達をここに連れてきたのはこの2人を殺るのを手伝ってほしくてね。……この2人を殺れば、僕の計画は進むんだ………フハハハハハハハハ…!!!!!!!楽しみだよ!!!もうすぐだ!!」 夜狩はまるで少年のように笑い狂った。夜狩の手には璃羽と威羅の写真があった。
「頼むよ……可愛い『暗黒≒子供達』(ブラック≒チルドレン)…。」
「畏マリマシタ。我ガ君……。」
哀しい瞳で『暗黒≒子供達』と呼ばれた少年達は言った。
璃羽・第1話
読んでくださってありがとうございました!!!!!
多少、夜狩さんがキモいですが許してやってください…。
『酷いなぁ?琥都ちゃんは…。』
「はいはい…」では、良かったら2話も読んでくださいね☆
琥都。
(自分で読み返したんですが短いですね…すいません……こつこつ進んでいくのでよろしくお願いします。)