その先を、


とんでもないコトばっかじゃあ もちろんなかったのだけど

悩みすぎて、
つらすぎて、


―ココで ひとやすみ―


自分で鋭くしすぎた針先に痛みを覚えて
歌い出す声色はひどく寂しげ


始まるだろう次のステージの上で
輝いてるワタシが踊る、踊る


そう思い浮かべて今夜をやり過ごすんだ。


東に赤萌ゆる空へため息を吐くと 時間がまた動き出すよう
黙って巡る血液はなんか 次の荷物運んでくるよう


歩き始めてみたら思ってたほどは重たくなかった、
よくあるそんな話。
黙って巡るくせに血液のやつは なつかしいイタミを流してさ


愛おしいものをまた追いかけていきなよと 1歩を踏み出す脚を動かすんだ。

その先を、

その先を、

  • 自由詩
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2013-10-08

Copyrighted
著作権法内での利用のみを許可します。

Copyrighted