華麗なるギャツビー(1974)

華麗なるギャツビー(1974)

1974年公開映画

ロバート・レッドフォード主演、ミア・ファローがデイジー役です。
個人的にはディカプリオ版の配役の方が好きです。
犯人のウィルソン役を後のドラマCSI、ウォーキング・デッドに出てる名俳優の若かりし頃のスコット・ウィルソンが演じていました。
とても良い役です。
彼ならではの演技力で魅せてくれました。

ロバート・レッドフォードが若くてとてもブラッド・ピットに似ている(笑)。
ブラピの方が繊細な感じがしますが。
若い頃のブラピにそっくりでした。

ミア・ファローは ローズマリーの赤ちゃん とかに出ていたその当時有名な女優さん。
なんとフランク・シナトラやウディ・アレン監督などと浮き名を流した女優さんです。
私は彼女の精神病的な繊細さがどうも好きじゃなくて、あまり好きじゃないんですが、ローズマリーの赤ちゃんではぴったりな役だったと思います。
ショートカットがとても似合う女優さんで、可愛いいんですけど、細すぎますね。
頬がこけてるので。

その点、ディカプリオ版でデイジーを演じたキャリー・マリガンはぽっちゃりしていて可愛い女の子みたいでした。
今風なのかもしれません。
彼女の方が自然で好きです。

メインストーリーや演出などもディカプリオ版の方がわかりやすかったかな。
昔の映画は感情を抑えるのが当たり前だったので、感情のもつれあいで喧嘩をするというシーンが少なすぎて、物足りなさを感じてしまいます。
いまみたいに何でも言いたい放題ではない時代でしたので。
その辺の演出方法が違う気がします。

デイジーの娘は可愛かったですね。
母親らしいと思いました。
ディカプリオ版ではあまり覚えていません。
出てきたっけ?

ディカプリオとレッドフォードを比べることはできませんが、ブラピがリメイクをやったら面白かっただろうなと思いますね。
ブラピの粗野なところがギャツビーに合っていたと思います。

アメリカの映画は俳優をとてもきれいに撮りますよね。
見ててすごく癒されます。
日本の映画では汚い面を見せられることが多いので、こういう作品もあっていいと思います。
きれいな絵空事の作品を見るのは楽しいですよ、映画ですから。

ミア・ファローが可愛くて、愛人が全然可愛くないのが笑えましたね。
それでもなぜ愛人に行くのか?
それが永遠のミステリーかもしれません。

華麗なるギャツビー(1974)

華麗なるギャツビー(1974)

  • 随筆・エッセイ
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2013-09-28

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