璃羽(リウ)序章・プロローグ

街の名前、『マシーンタウン』……そのまんまですが気にしないでください(笑)
時々、かっこつけて難しい漢字が出ますが…インスピレーション(?)で読んでください…。
どーしても読みたいという方はコメで教えて下さいませ。

20××年、日本に忘れられた街があった。
昔は自動車工場があったため、そこら中に車のスクラップがあった。
『マシーンタウン』そう呼ばれていた。
そんな薄汚れた街に住む少女…スクラップに乗っかり一切れのパンを銜えている(くわえている)。
「風が痛い…………。」
彼女の名前は璃羽。苗字などとっくの昔に忘れてしまった。
「奴等が来るかも知れない。」
パンを食べ終えると膝を抱え、澱んだ空を見上げた。風は止まない。
「ったく、また何時ものお前の勘かよ…」
風の吹く先から1人の少年が現れた。
「パン、俺にもくれよ。」
「威羅(イラ)か……。」
少年の名前は威羅。昔から、この街で生きてきた不思議な少年だ。璃羽とは仲が良く、小さい頃から一緒に遊んでいた。
「…勘なんかじゃない。奴等が来る時は何時も強い風が吹くんだ。」
「へぇ?じゃあ来なかったら100円ね。」
「いやだ。…んな事より……また闘わなきゃいけないよ。」
「あぁ。」
「護るんだ、奴等の手には渡せない…。」

その言葉を嘲笑うようにまた強い風が吹いた。

璃羽(リウ)序章・プロローグ

この物語のあらすじを書くのには15分しかかかりませんでした…(笑)
これからもこんな感じで書いていくので着いて行ける方は最後まで私、琥都。を
よろしくお願いします!!!

璃羽(リウ)序章・プロローグ

薄汚れた街に住む少女・璃羽と少年・威羅の物語。 「護るんだ、奴等の手には渡せない…。」

  • 小説
  • 掌編
  • ファンタジー
  • 青春
  • アクション
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2010-09-12

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