月明かりに照らされた彼女の温もりを感じながら私は安い酒に酔いを見る。

月明かりに照らされた彼女の温もりを感じながら私は安い酒に酔いを見る。

高級な酒は金持ちしか飲まない。


もちろん、高い酒はそれなりにうまい。

だが、彼女と飲む酒は高級でなければ、特別うまいわけでもない
安酒のほうが都合がいいのだ。

なにがかというと、
所詮私にとって酒は月の肴という訳だ。

月明かりに照らされた彼女の温もりを感じながら私は安い酒に酔いを見る。

月明かりに照らされた彼女の温もりを感じながら私は安い酒に酔いを見る。

  • 小説
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2013-09-13

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