式田 結夜
親に用意された桃色の部屋
今着ている黒色の制服
袖口から覗く白色の肌
肩まである栗色の毛
私の中を流れる赤色の血
自分の色を見つけられないまま
私は
大人になりたくない
色
式田 結夜心に残るような短編小説や詩を書きたいです
色いろ
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