ぼくちゃんの
息ぐるしい夜は
牛乳の海へとおちてゆこう
クジラの背中へ夢みる枕を
そっとしのばせ
ヒトデと踊る 満天の夜空へ
きっとぼくちゃんの
おとうさんも おかあさんも
お布団くぐるトンネルのあちらがわへ
めぐりあう
めとめ
てとてつないで
ポテポテつがいで
寝ぐるしいポクちゃん宛ての招待状 ぎゅっと握って
旅してきたんだよなあ、
瓶のそこまでシルクルおちて
ミルクるまみれた
ぼくちゃんの特等席へ
いくがはやいか
宮子鳥が一番のりで朝を告げたら
やっとこさ
そうさ ここからが
おしゃべり坊主の
おしまいと
「はじめまして」
ぼくちゃんの