あしたまた会えるよね?

あしたまた会えるよね?

寒い雪の降る季節。私を温めてくれる暖炉の前で・・・


いつか、いつかきっと訪れる。

当たり前が当たり前でなくなる日


あのころは楽しかった、なんて言ってたらすぐに取り残されてしまう。

そして、思い出はは朝の澄んだ冷たい空気によって醒まされる。

私はなんだかそれがとても切ない。

こうやってみんなで集まることができることが楽しい

・・・とても楽しい

だけど、ちょっぴり怖い

雪の降る、そんな夜に

ぱちぱちと音をたてる暖炉はいつもと同じ音がした

生クリームが溶けたココアは

とても甘かった

あしたまた会えるよね?

あしたまた会えるよね?

  • 随筆・エッセイ
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2013-09-06

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