僕の想い

chapter1

神様は言った貴様の願いをひとつだけ叶えてやろうと

僕は何と答えただろう・・・・・・思い出せない・・・・・・

神様は言った願いを叶える代わりにひとつだけ頼みを聞いてくれと

僕は何と答えただろう・・・・・・思い出せない・・・・・・

ふと気がついたとき僕はどこかの部屋で見たことがあるような人たちに囲まれて寝ていた
ここは、どこなんだろう?この人たちと僕はどういった関係なのだろう?なぜこの女の人は泣いているのだろう?
などと考えていて急にさっきの神様との会話の内容を思い出した。
僕の願い・・・・・・それは・・・・・・もう一度タカネに会いたい僕はそう言った
つまり、僕は一度死んだ?
そして、神様は僕に泣きながらこの世界を救ってくれと言って消えていった

「ユウイチもう大丈夫なの」

とさっきまで泣いていた女の人が声をかけてきた
ユウイチ・・・・・・それが自分の名前なのか
それともこの場にいるほかの人に僕がもう大丈夫かどうか聞いているのだろうか
僕は何も答えることができない
そもそもこの人の名前・・・・・・というか自分の名前すらわからない
でもこの人と僕は何か特別な関係だったような気がする
気がするだけでただ単に僕の想像に過ぎないかもしれない

「ねぇユウイチってば」

さっきの女の人が再びその名前を口にするやはりそれが僕の名前なのだろうか?
それとも・・・・・・

「やめろよユウイチが困ってんだろ」

疑問が確信に変わった
ユウイチとは自分の名前なのだ
しかし、今の男の人の発言によって完全に返事をする機会を逸して
困っていた


**********今回はこのへんで終わりにします。続きはなるべく早く書く予定です*************



 

chapter2

僕のいる部屋に沈黙が訪れた
それは1分だったかもしれないし10分だったかもしれない
ただただ長い沈黙が僕たちを支配した
長い沈黙の中僕は何も喋ることができなかった・・・・・・



あのあと皆も結局何も喋らずに1時間くらいしてから各々帰っていった
その後の僕はというとなんとなくあの部屋にいるのが嫌だったから
部屋を飛び出して近くの公園のベンチで寝そべっていた
寝そべりながら神様との会話を思い出していた

『貴様の願いを1つだけ叶えてやろう』

『タカネにもう一度会いたい』

『儂の願いを1つだけ聞いてくれるか』

『ああ』

『世界を救ってくれ』

『なんだそれ』

『言葉通りだ』

『・・・・・・いいぜ』

『ならば、貴様に能力(ちから)を与えるとしよう』

能力(ちから)?』

そこまで思い出して不意にさっき部屋を出て行った女の子に声をかけられた

「ねえ能力(ちから)って何?」

考え事が口に出てしまうのが僕の癖のようだ
なくて七癖とはよく言ったものだ


***********************今回はこのへんで終わります 続きはなるべく早く書く予定ですが遅くなったらすみません****************

chapter3

「ねぇ、聞いてる?」

と、さっきまで同じ部屋にいた女の人が催促してきた
でも、僕は当然というのもおかしいかもしれないけどこの人の名前を知らない

「どこか具合でも悪いの?」

ずっとボーっとしている僕の顔を女の人がすごく心配そうに
覗き込んできた

「・・・・・・大丈夫。」

「そ、ならいいけど能力(ちから)って何の話?」

能力(ちから)・・・・・・夢か現実かもわからない場所で
神様にそう言われて僕はただ復唱しただけなわけで
当然、、それがなんなのか僕に知る由もない
答えに迷った挙句僕は公園を飛び出した。
飛び出したところで僕の目の前に異様な光景が広がっていた
それは漫画や小説でよく出てくる悪魔みたいなものだった
次の瞬間には僕は気絶していた


目が覚めるとまた例の部屋で僕は寝ていた
意識を失ってからどれだけ時間が経ったのだろう
時計で今の時間を確かめようとして部屋の外から誰かの話し声が
していることに気づいた

「ええ・・・・・・はい、雨宮ユウイチの能力(ちから)はあと少しで開花するかと・・・・・・いえ、まだそこまでは」

話し声は少し離れたところから聞こえてきているので
声の持ち主まではハッキリとわからない
でも、少し気になったのでドアを開けて少し顔を出して覗いてみると
そこには、公園であった女の人がいた


*******************今回はこのへんで終わりにします   この小説は不定期更新です

chapter4

僕はその光景を見て直感的にヤバいと思い
ドアを閉め布団に潜りそのまま再び眠りに落ちた。
                           ***
 次に目を覚ましたら夜が更けていていつからそこに居たのかは
分からないが先ほど怪しげな電話をしていた女がベッドの傍で寝ていた。
 敵か味方かもわからない人間に気を使うのは引けるが
このまま放って置くのは心苦しいので僕は毛布を女の人にかけてから
僕はもう一眠りした。

*執筆中

僕の想い

全チャプターに微修正を加えました

僕の想い

  • 小説
  • 掌編
  • ファンタジー
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2013-09-03

Copyrighted
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