繊細な心

わが家には反抗期が2名います。
本当に厄介で、面倒くさい。日々奮闘中です。

中間地点

それは誰にでも起こりうる事であり
誰でも経験する事でもある。

突如やって来るソレは、イライラとムカムカの中間地点。

物事が理解できる事が自信につながり、誇りともなる。
だが、経験値の浅さから間違いも多い。

指摘された時の怒りは、煮えたぎる溶岩の如く
失望した時の絶望は谷よりも深い。

母親を慕う気持ちは、子供の時から全く衰えを知らず
しかし、それを表面に出すのは、死んでもするかと思い込んでいる。

さっきまで年下の小さな子供と変わらなかったのに
今は誰よりも偉くなっていたりと、人格もいくつか存在する。

性別によってソレは多少の違いが出てくるが

基本。皆、同じことだ。

要は、自身のコントロールが出来ないのだ。
理性を保つという事に慣れていないのだ。
その訓練期間ともいえるだろう。

毎度毎度
意味不明な憤りと戦い、湧き出てくる楽観的な感情との繰り返し
静寂な、落ち着いた日々は、そうそう続かないのも特徴の一つだ。

自身以外の人間が、全て輝いて見えるのもこの辺りだろう。

自信喪失、コンプレックスを感じ始めるのもこの辺りだ。

数十年後には、そんなコンプレックスはどこかに行ってしまっている事の方が多い。
可愛いものだ。


しかし、全く厄介で
面倒くさいものよ。

反抗期

あなどれん。

繊細な心

そんな反抗期も長くて数年・・・・
そう考えると短いような気もして来ます。
反抗期の子供たちと過ごせるのも今だけなのかな・・。

繊細な心

  • 随筆・エッセイ
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2013-09-01

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