【銀魂】けんかっぷるですが?【おっかぐ】

はじめまして、そうでないかたもこんにちはっ

ぱぴぽと申します。

この小説は銀魂のCP、おっかぐ小説です。

苦手な方はまわれみぎ。

おkおkむしろおっかぐ下さいうへへ^p^な方のみGO!

せきがえ【3z】

新学期･･･といえば何を想像するだろうか。

終わらなかった宿題?イメチェンした友達?休み明けテスト?

いやいや。
私は一番新学期イベントの中で「席替え」が好きアル。
だって席を変えただけでクラスが変わったようになるヨ!

そんなわけで本日から二学期が始まって、私神楽は銀魂高校へ向かう坂を歩いていた。

「にしても暑いアル････。どうしよう、こっちでは夜兎設定ないから傘持ってないヨ････。」

にしても、暑い。
とにかく暑い。
どうしたらこの暑さから逃れられるのだろう。

「暑いアル暑いアル暑いアル暑いアル暑いアル暑いアル暑いアル暑いアル暑いアって痛っ!!」
仕方なく(?)暑いを連呼してたら後ろから殴られた。せっかく私が暑さから逃れようとしたのに!この方法で逃れられるか分かんないけどネ!

「誰アルかコノヤロー!!」
「うるせぇって言ってんのが聞こえないんですかィバカチャイナ」

後ろには仏頂面のサド･･･沖田総悟が私を殴った凶器(ガリ●リくんが大量に入っている袋)を持って立っていた。

「あっガリ●リくん私にも分けてヨ!」
「嫌でさァこれは俺が買ってきたもんなんでねィ」
「10本は買ってるダロだから一本よこせヨ」
「嫌でさぁ俺の唯一の暑さから逃れられる方法を取らないでくだせぇ」

「だったら････」

そう私が呟き腰を落とす。
その動きに反応してサドも目付きが変わり、臨戦態勢になる。

沈黙。静寂。

この沈黙が破られた瞬間、ガリ●リくんのためにこいつと戦うことになる。

さぁいつでもこい。私はいつでもー

キーンコーン(始業のチャイム)

「しまったぁっ!!遅刻アル!!」

結局私達は新学期そうそう遅刻をして銀ちゃんに軽く怒られガリ●リくんは全て溶けてしまった。無念。

「ふふっ、神楽ちゃん相変わらずね。」
「アネゴ、どういうことアルか?」

お昼休み。私はアネゴとお弁当を食べていた。
･･････いつも思うのだがアネゴはあの暗黒物質を食べても平気なんだろうか。

「でもダメよ?そろそろ喧嘩だけじゃなく素直にならなくちゃ、ね?神楽ちゃん」
「なっ!何言ってるアルかアネゴっ!!別に私は･･･」
「はいはい」
「聞いてるアルかアネゴ!!?」
「次の席替え、近いといいわねー♪」
「いい加減にしてヨアネゴ!!?」

････なんでアネゴにはそう見えるんだろう。

そう思いながら教室を見渡したら例のサドと目があって、妙に顔が赤くなった。
サドが。

何アルか気持ち悪い。

帰り道。

私は家の近くの神社にいた。
「明日の席替え、いい席になりますよーにっ!」

こうなりゃ神頼みだ。決してあのサドの近くになんぞなりたくない。

「貴様のような生意気な餓鬼は最悪の席にしてやろうザマーミロ(裏声」

「おい裏声でもわかってんだぞサド」
「やっぱわかっちゃいましたかィ」

真後ろには「お手上げ」といったポーズの野郎がそこにいた。
「なんでいつも後ろにいるアルかストーカーアルか」

「それはこっちの台詞でさァテメェこそ何しに来たんですかィ」
「そっちから言えヨ」

そこでやつの口は、しばらく動かなくなった。
そして、しばらくして、呟くようにして

「･･････おまいり」

と言った。

「･･･何の?」
「明日の健康のため」
「嘘アルな。本当は?」
「･･･なんでもないでさァ。あ、おみくじひきませんかィ?」

なんか話題を変えられてしまった。
「まぁ、いいアルよー。」

「うっしゃああああサド凶アルううううううう!!!!」
「殺すぞチャイナ」
「どれどれー?うっわ最悪アルなー。まぁ大吉の私は関係無いけどナ!大吉の!!!」
「金運･･･ダメだ待ち人･･･来ねぇ･･･恋愛運は･･･ああまぁまぁかもな」

そう言ってサドは私を見つめた。
そして意味深に言った。

「確かに、な」

なんのこっちゃ。

次の日銀魂高校。

「最悪アルうううううううう!!!」
席替えしたら･･･

「せんせー隣の糞チャイナがうるさいでーす」
隣がサド野郎だったあああああああっ!!!

「銀ちゃん私の大吉はどこ行ったアルか!!?」
「当たんねぇんじゃねそこ････いや、沖田。」
「なんですかィ?」
「お前もおみくじ引いたか?」
「引いたヨコイツも!!!凶アル!!!」
「いや恋愛運はなかなかだったぜ」
「なんでそこ強調するアル!?」
「前言撤回。意外と当たってるな沖田君。」

「まぁ。」

こいつの恋愛運がまぁまぁって、どの辺を見てそうなったんだろう。

全く、不思議アルなコイツ。