グラディエーター

この作品はマイノリティーな性癖の方の為の作品です

・リョナ

・ミックスファイト

・生足フェチ

・羞恥系SM

・拘束

・コスプレ

に理解の無い方はご遠慮下さい

プロローグ

俺が小学生の頃、プロレスは最高の娯楽でプロレスラーは

「生きたヒーロー」だった

アメリカからは「人間山脈」や「黄色いタイツの『一番』男」がやってきて

「燃える『闘う魂』」さんと戦っていた

しかし俺はそれより『女子プロ』が好きだった・・・

やがてそれが『リョナ』という「性趣向」なんだと知ったのは最近だった

藤島 直弥(36)バツ1・職業工事現場のガードマン・・・

貯金残高・・・65億6000万円・・・

コロッセオ

リョナを受け入れる土壌は狭い・・・まっとうな団体は「お遊び」程度に

「ミックスファイト」をしてくれるがあくまで「お遊び」

アングラにもあるはあるがどれも『性的アピール』に走りすぎで

結局同じDVDで処理する事になる・・・

旧国鉄『K』駅、家から近所のこの場所で『BDSM』という会社が

定期的にミックスファイトの興行を打っているとは思わなかった、

「これで内容が良ければ・・・」

はやる心を抑える様に俺は会場への階段を降りた・・・

8月・・・試合前日(夜)

「来てくれてありがとう、本当に来てくれると思わなかった」

優子が笑いながらストローのささったファストフード店のジュースを渡してくれた

「俺も緊張しててさ・・・デビュー戦なんだよね・・・明日・・・」

BDSMには『プライベートマッチ』という裏の開催があった

女性が勝てば巨万の富を得られる、しかし負ければ対戦相手の奴隷になる』という

文字通りの『真剣勝負』だった・・・

俺はそれに魅了されいつしか出たいと思う様になっていた

格闘経験はなかったがとにかく「自分の手で思う様に美人をいたぶってみたい」願望が

強かった

試合を組んでもらうには登録料等で数百万かかったが後悔はなかった

「明日さ・・・そっちが勝ったら大人しく言う事聞くね・・・だからフェアにいこう、

正々堂々・・・どっちが勝っても・・・みたいな?」

対戦相手の優子はそういってえくぼを作って笑った・・・茶色い大きな瞳とえくぼ

整った顔立ちを見る度に心が揺れた・・・

デビュー戦・・・

控え室には大きな扉があり駐車場に通じていた、本来は機材を搬出入する

場所なのだろうが今日は「奴隷」を速やかに出す為に使われているようだった

黒い「鴉」を連想させるマスク・・・それを被ると不思議に自分の中の

迷いが消え、衝動が強くなって来た

リングアナウンサーに呼ばれリングに上がると客の声が聞こえた

客もマスクを被っており顔が判らない、口々に向かいのコーナーに

立つ優子を痛めつける事を期待した言葉が飛び交っていた

「始めっ」

レフェリーが声を掛けるとさっさと降り、試合が始まった

試合立ち上がりはにらみ合いになった・・・当然である、素人同士

なのだから・・・

優子は運動神経が良いらしくステップインして右拳を振ってきた、当然当たった

がやはり相手は女性痛くはない

「それなら・・・」

俺は数発殴られる覚悟をして優子にタックルをするとそのまま

コーナーポストに押し当てた

優子の身体がくの字に折れたのが判った

構わず膝蹴りを何度も入れる・・・

これはショーではない、一度優勢に立ったらそうは崩れない

何度目かの膝蹴りを受けた優子はその場に崩れ落ちた

ルール上ダウンした相手を攻める事は問題ない、しかし俺はダウンのカウント

を要求した、当然会場はブーイングに包まれた

グラディエーター

グラディエーター

  • 小説
  • 掌編
  • 成人向け
  • 強い暴力的表現
  • 強い性的表現
  • 強い反社会的表現
更新日
登録日
2011-08-25

Copyrighted
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  1. プロローグ
  2. コロッセオ
  3. 8月・・・試合前日(夜)
  4. デビュー戦・・・