繰り返す。
夏が終わる前にあげたいがために、30分クオリティー。
意味がわからない文章注意、っていつもか。
ある夏の一日
今年も夏が終わる。
僕は、夏が好きだ。
なんでと問われれば、語り尽くせないぐらい、としか言いようがない。
学生である僕は、今日夏休みが終わり、明日からまた学校だ。
とても、憂鬱である。
家にいても、暑いだけと、友達に連れ出され、公園に来る。
すでに先客もいるがきにせず、ブランコに乗った。
「あー、夏が終わっちゃう」
「終わっちゃうね。」
「反応薄いなぁ、君も夏、好きだろ?」
「うーん、私は別にー?」
「えー、」
「まぁ、好きは好きかな。」
「だろ?」
会話が途切れる。
「なぁ、」
「なに?」
「次の夏もこうやって、話そ。」
「別にいいけど。」
「次も、その次も、ず~っと。」
「はは、そうだね、約束。」
ある夏の一日,2
夏が終わる。
でも、昨日、夏休みが最終日だっような気がする。
公園に向かうといる君に安堵する。
「また、夏が終わるね」
「うん、」
「前の夏のこと覚えててくれたんだ。」
「当然だよ。」
「よかった。」
「「また、来年。」」
何度も、夏が終わる。
何回めかの夏、君が手紙をくれた。
朝起きたら、ポストに入っていた。
「ごめんね、もう約束果たせないや
あなたはね、夏の最終日以外眠っているの
お医者様も、どうしてだかわからないんだって
私は、毎年、公園にいったんだよ。
でも、もうだめみたい。私は死ぬんだなぁって自覚があるんだ。じゃぁ、またね」
意味がわからず、困惑する僕。
そういえば、僕は今何をしているんだろう。
その前に、今は何年だ?
まったくわからない。公園にいったけど、公園も消えていた。
君もいない。
夏が終わるのに、
きみがいない。
これは、なにか悪い夢だ。
僕は、また、ながい眠りにつく。
君に会える夏を夢に見ながら。
おわり
終わりはあっさりしていた。
あのこが居なくなってからも、僕は何度も、繰り返した。
何度も、何度も、
でも、なにかが足りなかった。
僕は君がいてくれれば、よかったのに、
その君はもういない。
あるのは、喪失感、
会いたい。
君に会いたい。
ずっと伝えたかった言葉があったんだ。
君に言えなかったこの気持ちはどこに吐き出せばいいんだろう。
いつもの公園に今日も向かう。
いつもより、車通りの多い公園の前の道。
向こう側の歩道に君を見た気がした。
僕も、頑張ったよね。
独りは嫌だよ。
僕もつれってって。
君の方へ駆け寄る。
君が悲しそうに微笑む気がした。
ある科学者のさいごの夏の告白。
私は科学者だ。
とはいっても親が科学者で私も手伝っているから、私も科学者だと名乗っているだけで、私は高校生だ。
私には幼馴染みがいる。
平凡を人間にしたらこんな感じだ、と言う感じの彼。
だが、彼に引かれるところがある。彼の瞳だ。
私は未だに彼以上に瞳のすんでいる人はいない。
濁りを知らない彼の瞳が好きで、守りかった。
私は、彼が好きだ
ある夏、私はいつものように薬を調合していた
出来上がった薬は、活用性がないだろう、と思う薬。
こんな薬なら惚れ薬の方が何億倍もましだ。
その夏の終わり、彼はいった。
夏が終わっちゃう。って。
早く次の夏が来てほしいって。
そこで私はあの薬の活用法を思い付いた。
作ったあの薬は、睡眠薬。
それも普通ではあり得ないくらいの効果で、
1年は目を覚まさない。
私は、彼にその薬を飲ませた。
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繰り返す。