誰も俺を理解できない。俺も理解できないもん
夏は暑い、そんな中、黒くて厚い長ズボンをはかせてコンクリートの塊の中に閉じ込めるなんて人間のやることじゃねえ!!!!!!
俺こと斉藤元が真面目に学校に通おうとする話。(夏休みの補習編)
セミの鳴き声が鳴り止まない季節になり、みんながお楽しみの夏休みが訪れている中、
俺、斉藤元は、学校へと続く急な坂道を登っていた。
俺の通う高校は、急な坂道のうえにある。
帰りはそれこそ、やっほーーーい!!うっひょおおおおおおお!!!ああばばばばばばば!!!
って感じで楽しく帰れるのだが、登校は別だ。
俺の記憶が正しければ今は夏休みだ。
そしてその記憶が正しければ今日は補習だ。
つーことで学ぶべきこともない高校へとだらだらと自転車をこいでいる。
だがここは坂なので、だらだらこいでいたら後ろに落ちていく。
-------俺はもう一度坂を上るため、足に力を入れた・・・・。
学校に着くと、これまためんどくさいことに4階まで上がらないといけない。
一階にある自動販売機で一息をつくため財布を開くが、財布がない。
「まいったな・・・。」
俺は一息つかないとこの階段を上る気力がもたない・・・・。
まあぶっちゃけ運動不足ですわ。
俺は、「仕方ないか・・・。」とつぶやき。
つま先を玄関へと向けて、家へと向かった。
誰も俺を理解できない。俺も理解できないもん
公開はするが後悔はしていない。
これからも不定期に学校に真面目に通おうと思う。