人間と悪魔 番外編

これは話とは関係ない、東たちのパロディのお話です。
短編なので、気軽に読むことができます。
たまにこういうのをやるのでヨロシクお願いします。


??????動物に変化した坂内と宮下????????

わたしは会社に一泊して朝起きると、とんでもないことになっていた。

『う?ん、いい朝だな?、顔でも洗いに・・・・。』

あれ?なんかおかしい? 起きたのに背が大きくならない?
なんでだろう?夢でも見てるのかな?

『あ・・れ・・?なんか毛深い・・・・?異常に・・・。』

どうやら、わたしはなんかの動物に変化してしまったらしい。
なら毛深いのも当然だ。ナゾを解明して安心だ!

『みぎゃーーーーーー???!!??』

安心してる暇なんてない!なんでこんな事に!!
助けを呼ばないと!!

『でも・・・こんな格好じゃ、助けもよべない・・・。』

そんな私が慌ててる中、誰かが入ってきた。
それは東さんだった。助かった!!これで助けが呼べる!!

『東さん!!大変なんです!私なんか動物に変身しちゃって!』

「・・?なんで家に猫なんかいるんだ・・・?」

え?猫?どういうこと・・?話が理解できない・・。
よく見ると東さんはもう一匹猫を抱えている・・・。

『あら・・・他にも小汚い猫が・・、せっかく優斗と一緒に甘い生活ができると思ったのに・・・。』

この口調は間違えなく、宮下さん・・・。
なんで彼女まで・・・!!

「まぁいいか、動物は好きだからな。おい、あまり俺の顔を舐めるな、くすぐったいだろ!」

なんか、急に腹が立って来た・・・。もういいや、私も東さんに!

『東さん!!私も抱っこしてください!!』

『なっ!何言ってるの!私の優斗よ!・・・ていうか、あなた・・。』

『いきなり東さんの顔を舐めるなんて・・・変態にもほどがありますね!宮下さん!』

『やっぱり、あなたは坂内さん・・、あなたも猫に・・、まぁそんなことどうでもいいわ。』

「さて一回降りてくれ、色々と準備があるし・・・」

『いや。』

『いやじゃないでしょぉぉーーーーーー!!!』

「困ったな、まぁいいか。」

『よくない!よくないないですよ!!』

「さっきからニャーニャー何いってるんだ?この猫?」

『負け犬の遠吠えよ。』

『んな!!』

「しかし、この猫可愛いな・・・。」

東さんはしゃがんで、私の頭をなでててくれた。

『・・・・・・・・んにゃ。』

「なでててもらうの気持ちいいのかな?」

私は調子に乗って、東さんのひざ上の上に跳んでそのまま動こうとはしなかった。

『あんた!!なにやってるのよ!!』

『・・・・んにゃ??』

『んにゃ??じゃないでしょ!!』

「参ったな、動けない、まぁすこしぐらいいいか。」

『あんた!元に戻ったらただじゃ済まさないからね!』

『それは私のセリフです!!顔なんて舐めて・・・!!この変態!!』

『あんたも同じようなことやってるじゃない!』

『これは、甘えてるだけですよ??!』

こうして、今日一日貴重な体験をした。二度とない体験を。

人間と悪魔 番外編

人間と悪魔 番外編

  • 小説
  • 掌編
  • コメディ
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2011-08-23

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