まだいけるはずそういったのはいつだっけ


そう言ったのはたぶん昨日で


そう思ったのは今日の朝



朝って言うのは残酷で


眩しいだろ


忙しいだろ


結構にぎやかなんだよ



それにお腹もすいてるし


寝癖がひどいし


汗もかくし


お弁当も作らなくちゃいけない



忘れ物もするし

しちゃいけないから気をつけなくちゃいけない


換気もする


でも戸締りもする


そのあとに忘れものに気づくんだこれが



朝って言うのは残酷で

時間が信じられないほど早く過ぎる



いやいつだってそうなんだと気付いたのは昨日のお昼頃でコンビニのパンをかじっていた時だった




ほんとうに昨日の記憶も五年前のバカであほだったときの記憶も意外と覚えていて

大事なことは結構忘れていて


時間の流れが速いことに嘆いてみたりして


この後自分がどうなるのか不安に思ったりして



そんなこと言ってないでやることやんなさいと


その辺の誰かに怒られそうだとか思ったりして


怒られるからやるのかよとか思ったりして



朝って言うのは残酷で


昨日の夜にあしたやるぞとか思っていたことをすっかり覚えていなかったりする


朝って言うのは残酷で


みんながすごい頑張って、今日一日頑張るべきところへ向かってせっせと歩いてるんだな、これが



残酷ではないかな


生きてるんだもの

おはようございます。今日も暑いですね。もちろん近しい人が多いですが、意外とその辺の知らないおじ様など皆様の頑張りのおかげで今日も頑張れるもんだな、と最近感じます。

  • 小説
  • 掌編
  • 青春
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2013-08-22

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