おかし

駿くんはお菓子が大好き

おかし


うちのクラスの駿くんはお菓子が好き。
―――とっても可愛い男の子。

髪の毛は少しはねてる
冬場夏場関わらず
中間服に白いカーディガン。


そんな駿くんはクラスでも一番の人気者

毎朝駿くんが校門をくぐった瞬間
女の子が袋いっぱいのお菓子を渡す


そして駿くんは私の方をみて――――――

「ねー、お菓子は?莉緒ちゃんもお菓子ちょーだい」
小動物のような可愛さでお菓子を迫って来る


もちろん女の子は


「ねぇねぇ駿くん。それよりこれ見て!徹夜でケーキ作ったの!食べて」
と何人もが色々なお菓子を持って言い寄る
ニコニコとそれを受け取る駿くん


―――――――――面白くない


教室に入って昨日出された宿題をしていると
駿くんが袋いっぱいのお菓子を持って登場する



机の上にお菓子を置いて
てちてちと可愛らしい歩き方で私の方にくる

くんくんしながら


「莉緒ちゃん、お菓子持ってるでしょー!
 莉緒ちゃんから甘い匂いがするー!」


くんくんと私の周りをかぐ駿くん―‥


「何すんの!変態!」
すると
むーといじけた様子の駿くん



「莉緒ちゃんがお菓子くれないなら
 莉緒ちゃん食べる!」



――――――は?



駿くんが後ろから私に回って
「今日から莉緒ちゃんだけ食べるー!」
なんていうんだ・・・。



駿くん


私はお菓子じゃないよ―――――――――

おかし

あとがきということで

なんだこれ!(笑)
適当に書きすぎだろー!って(笑)
そう思ってしまいますよね(`・ω・´)私も思いました。

おかし

  • 小説
  • 掌編
  • 恋愛
  • 青年向け
更新日
登録日
2013-08-20

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