~魔法少女達、空を駆ける~
第六話 あさまと魔術書!ときとの出会い!! ~東京編~
あさまは朝っぱらから東京駅の図書館にて魔術書を読んでいた。
それから新幹線ホームに上がろうとしていた。
あさま「(フムゥ、、昔の人はそう遣って魔術を上手く遣り繰りしてたから、今の人々ってレベルの高い魔術を使えるんだ。。フム。。成る程。。)」と言っていた。
新幹線ホームでは、はやてとつばさが朝御飯を作っていた。
はやてがこう言った。
「つばさ、あさまとこまちを起こして来て!」とつばさに言いました。つばさは文句一つ言わずに居なく成った。
実は、こまちの寝床とあさまの寝室は方向が全く反対。
その頃、東京駅図書館は。。
あさま「さてと。戻らないと。はやて達に何言われるんだか。戻りますか。」と本を元に戻して帰ろうとした時だった。
あさまは一瞬の妖魔の気配に気が付いた。
「,,,,,!(これは,,,,,妖魔の気配,,,,かも,,,!?)」と気付いたあさまは自分の持つ中型のデパイスを取り出し、戦闘体勢に入ろうとした。その頃、つばさはこまちをはやての所に連れて行き、あさまを探していた。「(何時もの東京駅図書館かな?彼処でたまにあさまって何か読んでるのを見た事有るけど、、)」と想像をしていたつばさだった。
その頃、あさまは気配に気を取られていた。
床から影が写り、影がいきなりあさまを襲って来ようとした。
その頃、はやては「(つばさ、、遅いなぁ。。あさま何処に要るんだろ。それとも迷ってるとか?)」と思っていた。
つばさは東京駅図書館近くまで来てはいたが、迷っていた。
その時だった。あさまの悲鳴が聞こえた。
つばさ「,,,,,!!(この悲鳴の声は、、あさま!!あさまに何か有ったのか!?)」と考えたつばさは走って悲鳴のした方向へ走った。そして、見て見ると、あさまが敵の影に巻き付かれていた。それを見たつばさはデパイスを持ち、こう言った。
「ようし。行くぞ、フォーククローバー!」と静かに言った。
つばさは「フォーククローバー!セットイン!」と小声。
そして、つばさは変身して中へと。
何とあさまが、、
「痛い!痛い!痛い!痛い!痛い!痛い!」と悲鳴を連呼していた。
あさまはこう言った。「(あ!つばさ!?)わらわの名はあさま!我の魔術属性は火!食らえ!!ファイアウォール!!」と影に火の攻撃をした。
あさまは何とか苦しいのから解放され。。
「バーニング、、ドラゴンシュート!!」と止めの一撃をした。
そして、あさまは、、「ふぅ。ミッション完了。魔法の気配も消えた。つばさ、居たんでしょ?」
つばさ「あ。うん!忘れて無かったんだね!そう言えば、あさま。何を読んでいたの?」
あさま「日本が明治時代初期に書かれたと言われる珍しい魔術書。世界に一つしか無いと言われているの。西洋魔術、、興味深いからね。」
その頃、はやて達は、、
「遅いな、、何処で油売ってんだよ。。こまち、御免ね」
こまち「平気よ。。」と喋っていた。
あさま達は「戻りましょ。遅い遅いってはやてが怒ってるだろうし。」
つばさ「あ!忘れてた。急いで戻ろ!」と2人は戻った。
あさま「只今。御免、、はやて。。」
はやて「何処行ってたんやら。。」
あさま「東京駅図書館よ。」
はやて「彼処って、、約100000冊有るんだろ?」
あさま「うん。魔術書をね。」
はやて「また、魔術書読んでいたのか。。」
あさま「彼処は貴重な本が沢山有るの。読むには面白い物ばっかよ。」
こまち「ねぇ、つばさ。二人ってこんな感じなの?」と耳打ちをした。
つばさ「うん。何時もそうだよ。二人って元々は遠い遠い親戚らしい。」
こまち「え、はやてとあさまさんって親戚なの!?」
つばさ「噂ではな。だけど、本人達は笑って誤魔化してるけど。」
こまち「へぇ~。」と話していたその時だった。
誰かが来た。
??「おい、帰ったぞ。。あさま」
あさま「その声は、、とき!!」
こまち「とき??」
あさま「とき、帰ったのね!おかえりなさい!」とあさま。
こまち「あの~。つばさ、この人誰?」
つばさ「ときさん!ときさんはは新潟の人何だけど、新潟ではこう呼ばれているらしい。゛新潟の最強の知識人゛と呼ばれていて、新潟では名前を知らない人は居ないらしい。」
とき「おう、つばさ。。ん?隣に要るのは初めて見るな。はやて、誰だ?」
はやて「あ、うん。こまちさん。訳有りで札幌から来たんだよね。」
とき「札幌から東京?フン。。そうか。。」
つばさ「(こまちちゃん、ときって知識人何だけど、性格にやや問題が有って、、気が強くて負けず嫌いで気が荒い。。)」とこまちの耳に囁いた。
こまち「(フゥーン。)」と思っていた。
とき「あさま、今日は高崎に行って来る。」
あさま「高崎に行くの?折角東京駅に来て、皆に会えたのに。勿体無いわ。」とあさまはときと慣れた口調で話していた。
つばさ「あさまって、ときと何十年と仲良しだから慣れた口調で話せるんだけど、、」とときはすぐに高崎に行ってしまった。
あさまはときが居なく成ってからこう言った。
「とき、、アイツは気が強くて負けず嫌いで気が荒い癖に実は恥ずかしがりやで落ち着きが無くて良い奴なのよ。御免ね、こまち。ときって初めての人とか慣れない人にはああ言う口調で話すのよ。」と謝った。
こまち「別に大丈夫です。平気です。私もときさんも御互い見るのは初めてだったので、、それに、札幌にいた時に幼馴染みがそんな感じだったので平気です。」と汗だくで言った。
あさま「そう。。でも、アイツには悪気は無いから許して上げて。」とあさまが言った。
こまち「あっ、、はい。」と言った。
はやて「ときは慣れれば平気だから。さぁてと、今日は大宮に行って来るよ。こまち、来るかい?」
こまち「えっ、、大宮。。あ、はい!」と訳の分から無い顔をしてからあさまがこう呟いた。
あさまは「私は東京駅の煉瓦作りの真ん中で聖なる魔法の練習を行って来る。」
つばさ「こまち、東京駅案内しようと思ったのに。」
こまち「あ!はやてに東京駅案内して貰おうと思ったんだ!すっかり忘れてた。。」
はやて「あ、そっか!これから生活する場所だもんね。案内しないと。つばさ、お使い頼んでも良い?」
つばさ「ん?お使い?良いけど?」
はやて「大宮駅の何処かに要るはやぶさにこれを渡して欲しい。」
つばさ「任せろよ!」と、意気込むつばさは早速大宮駅へと。
あさま「私は煉瓦作りの真ん中にいます。それでは。」と居なく成ったあさま。
はやてとこまちは二人で東京駅のグルメや色々と見た。
こまち「広いなぁ、、」
はやて「そう?慣れれば広いとか思わなく成るよ。」と余裕そうな口で言った。
こまち「ウヒョ~凄い~」と関心していた。
あさま「永結何鈍東、舎羅能変天、、」と呪文らしき物を暗唱していた。あさまは呪文の光で九行の印、星を書き、魔術書の本の内容を唱えた。
「空に集まりし星達よ、永遠の力と幸せなる力を再び我達に注げよ。スターファイアクラッシャー!!」と魔術書の通りに唱えて魔法を発動させた。途中でスカってしまった。
「あれ?何なの?これは」とあさまは言った。
はやてとこまちは二人で練り歩きを続けていた。
何とか3時間半で一週。
こまちはかなり疲れ切っている。
はやてはまぁ疲れていると言う感じだが。
二人は戻ってつばさの帰りを待った。
丁度、つばさが来た。
「只今帰りました~!はやぶささんがお土産をくれました!良かったら食べろって言ってました。」とつばさ。
はやて「食べたいけどあさまが来ないからな。」とはやて。
あさまは魔法陣を解除し、戻ってしまった。
はやて「はやぶさ、何だろ?」と見て見ると、林檎と仙台の牛タンの2つだった。
つばさ「はやぶささん、また仙台行ったんですね。。」と言った。はやてはこう呟いた。
「彼、仙台の街気に入ったのよ。自然沢山だし、東北の大都会だけど田舎っぽい感じも有るし。」と言った。
あさまが帰って来た。
「只今、、一寸長野へ少し帰りたい。。」
はやては「何が有ったの?あさま。」
あさま「魔法陣と九行の大技、スターファイアクラッシャーが出ない。スカる。。だから、諦めて帰って来た。。」と落ち込んだ表情であさまが言った。
はやて「また、それ位で落ち込むんだから。。全くもう。。」と呆れたはやて。
つばさ「林檎食べましょうよ!皆、取り敢えず集まったんですから。」とつばさが催促。
はやては「今、皮剥いてますからお静かに!あさま、食べる?」
あさま「ううん。。こんな状態では、、」とマイナスなあさま。
はやて「食べないと何事も始まらないよ。体力付かないからまた魔法出せないよ。」と言った。
あさまは「食べる!!!!!!」と言い出して凄いスピードで食べてしまったあさま。
こまちはあさまの意外な表情を見られて満足したのでした。
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