虚像の部屋
どうも、初めて小説を書いてみました、テストの合間に書いたので、雑でホラー風になっていますが、楽しんでいってください。それでは、
人生なんて、、そんな風に考える少年がとあるゲームに巻き込まれる物語…
「人生なんて、つまらない」だって、世の中全て虚像だから。
僕は金本勇。「勇」などという名前だが大した特徴のない高校二年生だ。基本的に無口で、内向的、運動神経は悪くはないがよくもなく、勉強も二百人中九十八位。他の人と少し違うのは家庭環境程度だ。
僕には父親が七人いる。母親も三人いる。詳しいことは忘れてしまったが、最初に母親と父親が離婚し、父親に引き取ってもらい、再婚。すると、癌で父親がなくなり、義母が再婚。こんなことを繰り返しているうちに、親が増えていったのだ。
どの父親も母親も最初は僕のことを嫌っていた。でも、再婚するたびに、自分を変化させ、従順になると、みんな、僕への風当たりは弱まっていった。僕はこの時悟った、人生みんな虚像だと。人は醜い生き物である。
時は二千十四年、三月十一日。高進高校二年C組、一時四十五分。とある放送が流れた。この言
葉で僕達の人生は一変する、最低最悪のゲームの始まりだった。
その言葉とは、
「これより、嘘をついたものには罰が与えられる」
その一言だった。
一気に周りがざわめきだす。
「なにこのくだらないイタズラー」
などと馬鹿にしているものもいれば、
「これは本当に不味いかもしれない」
と、恐怖に怯えている人もいる。
僕も最初はくだらないイタズラだと思っていたが、そうでないことはすぐに分かった。
何故なら、ドアは閉まっていて開かない。テレビもつかない。窓ガラスを割ろうと、柔道部の部長である、高橋仁志が窓に向かって二メートル近くは有るであろう巨体を力一杯ぶつける。しかし、窓はビクともしない。それを見た他のクラスメートも汗をかいてきはじめたようだ。すると、学級委員長である、山口勝君が叫んだ。
「これは、イタズラではない!イタズラなら携帯が圏外になるはずはない。どうにかしてこの教室をでないと大変なことになるぞ!皆で力を合わせて出よう。」
その瞬間、山口君の左胸から赤黒く、生温かい液体が流れた。
虚像の部屋
どうでしたか?頑張って書いたのですが…
ここ変だよ、とか、こうしたほうがいいよ、とかあると嬉しいです。