人間と悪魔38話

今回はありません?

「なんなんだ・・・あいつ。」

東は瓦礫の後ろに身を隠し未来を読もうとした瞬間
瓦礫の後ろから金属音が聞こえてきた。

「!」

東はとっさにその瓦礫から離れて違う場所に移動した。
その直後、さっきまで東が隠れていた瓦礫が真っ二つに切断された。

「あわわ・・・!どうしましょう・・!助けないと・・。」

「待て!余計に手を出すと俺たちが死ぬ・・・!」

「じゃあ、どうすれば・・!」

「チャンスを待て・・。」

坂内と桂木はそう言って、チャンスを狙うことにした。
一方、宮下はすこし気を失っていて、東が戦ってるとこを見て、急いで立ち上がり東の場所に向かった。

「未来を読んで俺の動きを見ればいいんじゃないのか?」

「・・・残念ながら未来を読む隙も与えてくれないからムリだな。」

「ふん、やはりそんなものか・・期待はずれだな」

そんな会話をしてるに男の後ろから全力で走ってきた宮下、男にとび蹴りを食らわそうとしたが、男はすでにそれに気がついていた。

「おりゃ!」

「走ってきた勢いで急に止まったらどうなるんだろうな。」

「!っ宮下!攻撃をやめろ!」

東が言うのが遅く、すでに宮下は宙に飛んでいた。
そして宮下の勢いの蹴りが男の顔面の横にそれて、男はすぐさま宮下の腹にパンチを食らわした。

「!!!」

「・・・・しばらくは動けないぞ。」

「宮下!」

宮下は声が出ず、ただひたすらもがいていた。

「さて・・お前はこの後どうする・・?」

「・・・・!!」

東は拳銃を男に向きつけ、弾がなくなるまで撃ち続けた。
しかし一発も当たらず終わってしまった。

「ちゃんと狙え、冷静さがなくなってるぞ。」

「・・・!」

そうして男が剣を構えた瞬間、違う方向から銃弾が飛んできて一発だけ男に当たった。

「・・・お前らの事を忘れていた・・。」

「忘れんな!」

「しかし、合計で撃った銃弾は30発、弾切れだな。」

「うっ・・!」

その瞬間、東は後ろから男に殴りかかった。
しかし簡単に避けられてしまった。

「どうした?そんなじゃ当たらんぞ?」

「・・・このっ!」

東が思い切り、正拳突きを男に食らわせようしたが、簡単にとめられてしまった。

「いい突きだ、でもすこしちがうな。」

男はそう言いながら構えた。

「正拳突きはもうすこし身体を使いながら・・・」

「!!」

東はその場から逃げようとしたが、手をがっちりと掴まれて動けなかった。

「・・・こうだ。」

攻撃を放った瞬間、東は一瞬で気を失い、そのまま吹き飛ばされた。
そして東は壁にぶつかりそのまま倒れ瓦礫に埋もれた。

「・・・・東さん・・?」

「さて、お前らはこの状況をどう切り抜ける?」

人間と悪魔38話

書くのが遅れました、すいません。

人間と悪魔38話

前回を見れば分かりますよ?

  • 小説
  • 掌編
  • アクション
  • コメディ
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2011-08-17

Copyrighted
著作権法内での利用のみを許可します。

Copyrighted