赤吹雪~伊吹山編 4章~

赤吹雪~伊吹山編 4章~

皆さん「探せ!元ネタを探せ!」

YURiE「あるわけねえだろ!」

2月15日(火)午後5時25分

「いや~すみません!帰り道に渋滞にあってしまって。
おや、黒崎…要君でしたか?顔色が良くなりましたねぇ。さっきの謎でも解けましたか?んっふっふっふ!」

酒でも飲んで来たのか気分がハイに
なっている

「要兄ちゃん、謎って何?」

鮮花にストレートな質問をされた。
…ちょっとした嘘ですり抜けるか。

「え~っとね?この手袋は誰が落としたんだろう的な?」

嘘だと知っている店長は僕の気持ちを察したのか、奥に行ってくれた。
また、彩も特に突っ込もうとは思っていないようだ。正直、助かる。

「……ふ~ん…あれ?兄ちゃん
も手袋拾って来たの?」

まあ、この質問は嘘は憑かなくてもいいか。
「ああ、たまたま見つけたんだよ。」

「どこで拾ったの?」
……どうしてそこまで気にするんだろうか。机の上には彼らの手袋もあるし、気にする要素はないはずだ。

「どうしてそこまで気にするんだ?」

「どこで拾ったの?」

………こうなったら素直に言った方が
自分としても相手としても良いだろう

「リフトの真下の所だよ。」

「へー。じゃあ私たちと同じだね!」

……同じ?あのリフトの真下?
スキーのジャンプ台のあった所か?
「……重なって落ちてたんだよな?」

「そうだよ。ねぇ莉奈?」

莉奈はこくりと頷いた。
嘘を憑いている様子はない。

しばらく黙っていると、店長が
「晩御飯の支度が出来ましたので、こちらへどうぞ。」

と、言ってくれた。

「それから、この後こちらのホテルに泊まっている方全員とオリエンテーションを行いたいと思います。
ぜひお集まりください。」

オリエンテーションと言うと、自己紹介とかだろうか。
とりあえず泊まっている方のメモはなんとなく欲しかったので、メモ用紙でも持っていくことにしよう。

夕食はヘルシーな山菜を使った
カルパッチョだった。酸の酸っぱさが
感じられてとても美味しい。

彩は以前山菜が好きだと言っていた。
が、あまり食べていない様子だった。

「あまり食わないけどどうしたの?
せっかくの山菜なんだし、食べた
ら?」
思いきって聞いてみた。

「山菜に酸味など外道。」

外道てヒドイな

鮮花の友達グループと僕の友達グループは特に好き嫌いもなく、ガツガツ食べている。

こうして何事もなく晩御飯が終わった

赤吹雪~伊吹山編 4章~

おかしい手袋はこれで二つになりました。

物語はどんどん惨劇への道を歩んでおります。

黒崎は、どこまで歩み、どこで後悔するのか。

惨劇は、回避出来るのでしょうか?

Thank you for reading!

赤吹雪~伊吹山編 4章~

隠し事なんてしてないよね? ………………信じてるから。 隠し事なんてされないよね? ………………信じてるから。 隠し事なんて出来ないよね? ……………ずっと後ろにいたから。

  • 小説
  • 掌編
  • サスペンス
  • ミステリー
  • ホラー
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2013-08-08

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