BARで語れ!YOU!
サンフランシスコ郊外にある、とある世紀末BAR。何てことのない小さなBARなのだが、実はリピーターを数多く獲得している実力派なのだ。
BARのオーナーことマムルーク伊東、又の名を椅子取り侍という。
このBARがリピーターを獲得出来たのは、実のところ彼の影響が大きい。酒でもなく、料理、接客でもなく、彼のトークスキルの高さ故である。
そんな彼を求めて、今日も世界各地からリピーターは集まる。
因みに、この世紀末BARのFAN、すなわちリピーターは、ポニ男と呼ばれている。
アメリカ植民地時代、世紀末BARで酔った客が、オーナーのことを誤って椅子取り侍と呼んでしまい、怒ったオーナーが、その客のことをポニ男と呼んだのが始まりだとされている。
されていると言ったのは、オーナーのマムルーク伊東は当然、真相を知っている筈なのだが、残念なことに、「昔の事だから忘れた」からである。
BARで語れ!YOU!