いじめ、バイバイ
いじめ、バイバイ
いじめ、バイバイ
「いじめ、バイバイ」「いじめ、カッコ悪い」などの標語が出てきたのはいつ頃のことだっただろうか。
いじめについて一番身をもって感じた中学校の記憶はほぼ忘却した。これは意図的に忘却した。忘れよう、記憶からなくそうと思って閉じ込めた。もう今更中学校のことを思い出したくもないし、たとえ同窓会などがあっても絶対に行こうとは思わない。
最近、改めて気が付いたことがある。自分が自分自身を精神的に追い詰め、いじめっ子といじめられっ子を同じ心の中においている状態にしているのだ。
よく考えれば、昔からそういう癖があったかもしれない。それが体調や精神状態あれこれに出てきて、初めてそれに気が付いたというべきなのだろう。
それに気が付いた時、私は自分自身を責めることをやめた。甘やかすとまでは言わないが、自分に対して厳しく、いじめ倒すようなことを考えたり、無理したりすることを放棄した。
そうすると、少し自分自身をニュートラルな状態に置けている気がしている。自分をいじめる自分も、自分にいじめられるのをおびえる自分もいない、ちょっと気楽な気分でいられる自分を感じている。
昔からそういう癖があったのだろうか。それなら、長い間自分は自分をいじめ続けていたものだ。申し訳ない。
あらためて、「いじめ、バイバイ」を宣言したい。
いじめ、バイバイ