トキト
・トキト
割いて
七日に託す
尽くし
盆の失わせる
ある花にない茎から
滴れ
もう水でない
けれど
舌の赤みに
近くない
けど
違いだけ
と
散るから痛みなんて肌を滑り
区別、
奥の片隅のとおり。
花粉
に受粉
花弁
にとうとう
(寝転がり)
漏れ
ぬめりけ暑く
根が間近
(鉄分ありそう、)
それでたくさん、叶いそう。
もう
使わない余分
とか
また
消えない髭気分
とか
あれとかそれとか
(影にない、)
外に出せない、
のとか。
(ドクドク、)
「どくどく。」
何処からともなく。
近傍、
絶えたのは隣樹
繁る品目
瞑れ、
(無いはずの第二の中身が動き)
びら、花びら
身に付けた。
なくして、あって
(なくしてあって。)
固唾、
とうに捨てて。
刺して器のない中身
すがた、姿と形
たれ、
対等とあれ。
(そこのちゅうくうからつかめば)
茎、
もう一方の茎
(私(わたくし)を移す
それはもう水じゃない、)
そう、それは。
それは
あるはずの花とない、
焦がしたの器(き)の底を占めるとき。
トキト