NEW SYSTEM;; (2)
第2章の1です!
読んでくださいねー
2章?1
・ ・・だれかがしゃべっているのが聞こえる。
俺、どうしたんだっけ?
東町ホールに行って、イズミってやつに駅まで連れて行かれて
そこから・・・・??
?????
そこで思いっきり冷水をかけられた
「っっなにすんだよ!!」
起き上がって振り返ったらあの警察の女が立っていた。
「あら、やっとおきたの。」
女は持っていたゆがんだバケツを放り投げて大きな音が響いた。
よく見渡すと最後にいた駅の階段とは程遠く、コンクリートが打ちっぱなしの
小部屋にいた。
壁にはどこかの軍隊みたいな建物の内部構造が書かれた地図がいくつも貼ってあり、
更衣室で見かけるようなロッカーが隅に3つ並んでいるし
いかにも消えそうな蛍光灯がチカチカしていた
なんか秘密基地っぽいかんじだ。
「ここは私たちの作戦室・・・ってところかしら」
女が続けた
「そうだ、まだ名乗ってなかったわね」
彼女は部屋の外から少女・・・イズミと高1くらいの男が連れてこられた。
「私はレイ。高3ね」
同い年かよッ!?
家に来たとき警察で違和感なかったぞ!?おい
「うちはさっき言ったよね♪イズミ、小5でーす!」
今度は子どもっぽく見えてるし。
そしたら一瞬で男が入り口から俺の目の前に来た。
瞬間移動か!?
「僕はザク。僕は何歳かわからないんだ。よろしくね」
ザクと名乗った奴は肩幅が狭いくせにいかり肩だから常に肩をすくめている感じになっていてきれいな緑色の髪を女子でいうショートくらいに伸ばしていた。前髪も頬くらいまで伸ばしていて頼りなさそうなイメージだ。
やさしく手を握られた。
きもちわりぃ
・ ・・こっちも自己紹介したほうが良いのか?
「カンナ、高校3年生」
「まぁそれはいいとして」
レイは近くにあったキノコ椅子にすわった
「私たちはあなたに協力してほしいことがあるの」
「何だよ」
「でもこれはちょっとばかり危険なのよ。協力が終わったところであなたが無事家に帰れるとはかぎらなかったりするわ」
「でもミチカを助けられるかもしれないってことだろ?」
「まぁそういうことになるかしら」
レイは少し遠まわしな言い方で言っている。
子供だけだから保障できないってことか?
「まぁ簡単にいうと私たちの仲間にならない?ってことよ」
「カンナが仲間だと楽しそうだなぁ?面白いし♪」
イズミが続く
お前は俺の何を知っている!?
って突っ込みたくなるはつげんだ。
「?お前らを信用してもいいのか」
「それはもちろん。隠し事は絶対にしないとやくそくするわ」
「協力内容・・・は?」
「それは言えない。もしやってくれないなら知らないほうがあなたのためだもの」
ミチカが帰ってきてくれるなら・・・
「わかったやるよ」
レイがくすっと笑った
「言うと思った♪」
「で、協力内容は何なんだよ」
「え?それは簡単よ。仲間になってくれればいいの。わたしあなたを気に入ったのよ。
それだけ♪悪い?」
なんて理不尽な理由・・・
ちょっと切れそうになった
「でもまだ私のことがわからないなんてかなり心外ね。」
レイがボソッと言ったのを俺は聞き逃さなかった。
「じゃあまた明日迎えに来るわね」
いきなりザクに腕をつかまれたそして2秒ほどで俺の家の前に着いた。
それまでに聞こえたのはドアを3回開けた音だった
「じゃあまたね」
ザクはまた一瞬で帰っていった。
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