Neo Border [Version2.0] ■010■
Foresight
近未来、
現実国家では正すことのできない不合理さが
ネット上に仮想国家を生み出した。
現実国家群は獲物をさだめた狼のごとくアグレッシブだった。
“仮想地球(Globe of Virtual Reality)”の閉鎖を要求すると同時に、
今回のようなネットシステムのダウンを二度と起こさないシステムの構築する必要性を全世界に説き、
“仮想地球(Globe of Virtual Reality)”のような無秩序なネットエリアなどの乱立によって、人民と国家群の安全が著しく脅かされることが無いように、セキュリティの地球レベルの構築をさけんだ。
グローバルセキュリティの規格として、
PCはもとより、携帯、電話などすべての通信アイテムにヘッダにアクセス権利ナンバーや、サーバー認証ナンバーを。フッタにアクセス機器や場所、個人のIDを、挿入しなければ、アクセスできないシステムもそのひとつだが、これがプライバシーの侵害になることが無いようにネット上のゲート(後に“国境システム「Neo Border Gateway」”とよばれる)をパスすれば一瞬のうちに各個人情報情報やログは消去されるシステムであることを抱き合わせて、半ば強制的に導入をはじめた。
世界中の主要ポイントにゲートを設け、ネットは必ずこれらを通過しなければならない。
また、無秩序な投稿型サイトなどの監視システム、ウイルス隔離逆探知機能など様々なセキュリティシステムを付加し構築していく
Neo Border [Version2.0] ■010■
この小説は将来映画製作用の原作のため、
時間経過と共にバージョンが変化していきます。
前”1.0”バージョンは書きながらアップしていたため、
ストーリー”010”で時代に追いつかれそうになり停止しましたが、
今回は最後まで書き上げてバージョンアップすることにしましたので、
とりあえず完結しています。
最後までついてきていただければ幸いです。