~魔法少女達、空を駆ける~
~第四話~ こまちのチャンス ~東京&札幌編
東京を調べ初めて半月以上。
私はずっとはやてに会いたかった。バイトのお金はもう30万を越えて、何時でも東京に出れる様に成った。
そして、冬本番。札幌は毎日の様に大雪だった。
私は来年は大学受験で確実に東京には行けなかった。
はやてに会いたくて、東京に行きたくて、少しずつだが勉強を始めた。
はやて「(あれから半月以上、、こまち、、元気かな、、)」
はやぶさ「お~い。お~い。お~い。はやて~!!はやて!!」
はやて「(こまち、、)うわっ!?はやぶさ。いたの?」
はやぶさ「オメー、、築かなかったのかよ」
はやて「故郷(函館)の事考えてた」
はやぶさ「(はやて、、実はこまちの事を、、)」
東京は勿論、寒いが何とか生きていた。
そして、冬は私の中では短く終わり、春へ突入し、私は大学受験生に成った。
「(はやてに会いたい!もっとはやての事知りたい!)」
気付いたら成績は真ん中より下だった私がクラストップに登り詰めた。
先生達は最初はビックリしたが、次第にその熱も落ちて来た。
その日の放課後、、先生に呼ばれて行くと、学年主任の先生が。
「こまち、いきなり成績良く成ったよな!」と聞かれた。
私は「いいえ、、知り合いに会いたいんです。」と言った。
学年主任の先生が進路に付いて聞くのでこう言った。
「私は、、一人暮らしをします。ママには反対を押し切って言いました。東京に行きたい。と。」
学年主任「東京、、!!その為に勉強を?」
こまち「はい。知り合いに、、はやてに会いたくて、、」
学年主任「はやてさんと言うの?」
こまち「はい。正義感が強くて私の友達です。」
学年主任「そう言うと思って、チャンスを与えます。実は、このパンフレットを見て。」と言われたので見ると、何と、、
慶應義塾大学のパンフレットだった。
こまちは「えっ、、えっ、、!?私が慶應義塾大学に!?」と驚いた。
家に帰って、ママにそのパンフレットを見せた。
「。。。。。こまち。貴方のチャンスを私は潰したくは無い。」と言われた。こまちは「(ママ、、!御免なさい。。本当はママ大好きよ。。)」と言った。
学年主任の先生には「行く」と言った。
夏、受験に行く為に一度東京へ行く事に成った。
こまち「(はやてに会える、、!!はやて、、漸く会えるね、、)」と言っていた。
それを知らないはやては、、。。
こまちははやてと無事に再会出来るのか?
次回、どうぞご期待。
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