ごく普通な恋が今!

ごく普通な恋が今!

ごく普通な恋、だけどよく読むとキセキに感じる物語...

ーーーープロローグーーーーーー


私は、片岡 めい

中学生2年

ごく普通な中学生。

素敵な恋が始まりたいと思う。
だが、周りの男子はガキ....

そんなめいにハッピーがくる!



「なあ、キスしていいか?」

私は『こくっ』とうなずいた。

....彼のくちびると重なる。
息がたがいにまじる。

それは、三ヶ月前のこと。
私が中2の一学期。



『ピピッピピッ』
朝の目覚ましが鳴った
「もぅ…眠たいな〜」
朝はいつも不機嫌だ。。。
そんな時にもっと不機嫌にすることがある。
「早く起きなさい!めい!!」
妹のさくらだ。
「うっせい〜!」
といいながら階段を降りる

そして時計をみて焦りながらご飯をたべるのが私の悪い習慣。
毎日の繰り返しにあきてきたころそれは突然のことだった。



学校の通学中いきなり男子がぶつかってきた
「あんた!なによ!まえをみなさいよ!」
その時の私はかなりキレていた。

すると
「ごめん。。。俺が悪いな、すまない。」
素直に謝った

私は、少し驚いた。
今までの男子は負けず嫌いで謝ることもしないプライドが高いガキの男子。
よく、顔を見た。
(カッコイイ。。。)
そう、とてもイケメンだった

「あの、私も悪いのにせめてごめんね。」

男子に向かってこういうことを言うのは初めてだ。
(これは、恋が始まりそう♡ん?制服同じ。。)

もしかして、
「あの....花より中学校?」

男子から話しかけてくれた。

「えぇ、同じだね!そういえば名前は?」

(よし!聞けた!)

「俺は湧太。君は?」

「私は、めい。よろしくね♪」

「よろしく!」

ふと、時計を見ると
(!?)

「もう、こんな時間〜!!」

勇太は私の手を引っ張って走った

「遅れる!いくぞっ」
(ドキン。ドキン)

「ぅん!」

私は、嬉しくて顔が真っ赤っか

(見られたらどうしょう....)

『キーンコーンカーンコーン』

朝の会のチャイム....

「はあ、はぁ、はぁ....」
二人の息。。。

「ギリギリついたね....」
私は、疲れていたが話しかけた。

と、そこへ


「ギリギリだぞ!おまえら!指導室に来なさい!」

(えぇー?!嫌だょぉ....)

すると勇太がぼそっと話しかけた。

『俺が話している間ににげろっ!』
私は驚いた
だが、冷静に首を横に振った。

(無理に決まってるじゃん....)

勇太が怖い目つきで私をにらんだ。

でも、私は無理に決まってる。
私のせいでもあるんだから。

『私が、指導室にいく!それに指導室にいくと成績に、関わって下がるんだよ?いい高校めざさなきゃ!』

私は、いい高校なんていけやしない。
だから!でも、勇太は反対した

『仕方ない、2人でい....』

その時、指導の先生に気づかれた。

「おい!なにをこそこそと....反省しなさい!」

まだ勇太の話は途中だったが、許してくれるらしい....

指導室に入るのははじめて。

「「失礼しまーす」」

ガラ....

すると、ごつい先生がいた。

「どうやら、ギリギリできたらしいな。遅刻でもないのにわざわざなんで呼び出されたかって?
どうみても大げさだと思うだろ?」

(思うよ....それはさすがに)

「なんとか、言え!」

「はい。思います。なぜなんですか?」

私は、驚いた!勇太はこわい先生でもいつもと必ずはっきりと意見が言えるなんて....

「なぜ?と思うのがまずおかしい!!そういう甘ったるい生徒はこの学校に必要ない。恋だが友情なんだがどちらにしろ勉学には邪魔だ!そんなので成績を、下がるもんだら退学しろ!入学する前に言っといたはずだ。それに、ギリギリな理由はなんだ?」

私は、勇太のはっきりな意見が言えない立場。
面接では、ギリギリ合格。
私は今までのテスト、成績、入試も全てギリギリできた。だから、だから....

(....できるはずがない!!勇気を、だせー!)

心の中で私は勇気づけた。
よし!話そう。

「あ、あの....」

私は、話を止めた....
だってぶつかって話してたなんて....

(ど、どうしょう....話を止めちゃったよ....)

「おい。どうした?隠しても無駄だ。正直にはなせ!」

指導の先生は、もう見破られているような空気。

私は、正直に話すしかない。そう決意したとき。

「先生。俺が悪いんです。」

(え!?)

勇太が自分の責任ではないのに....私をかばう。
そのまま、話を進めた。

「俺は睡眠不足でふらふらでした。そしてめいさんに激突。もちろん、怒られもめていました。だから、俺が悪いんです。」

私は、すぐに反論した。

「そ、それは!あの....私がよく見ていなかったんです!だから、私がわる....」

すると、勇太が

「ちょっと待って!俺が悪いんです!」

「いや、私が!」

「俺が!」


「お前ら!二人!かなりの成績が下がるだろう!自分の意見が正直に話せないのなら、反省室にいけ!」

指導の先生ぶち切れた。
私は確かに自分の意見が正直に話せない....
だから、私は納得し、反省室にいくことにした。

「私、行きます!彼には必要ない部屋ですから私だけでも!」

とりあいず、私は勇太をかばった。しかし、

「たいがいにしろ!そういう人をかばう以外にでき何のか?そういうやつは今日は帰れ。もういい。」

知ってる。私はそれだけしかできないことを。

「これが私です。」

すると勇太は

「おい、何にしろ自分を責めるな。」

(ズキン....)

「お前らは、反省室に行きなさい。」

「はい。」

(はぁ....反省室かぁ....)

ガラッ

「失礼しました。」

反省室に向かう
私は、会話をしようとは思わない。
勇太からしてほしい。
でも、話しかけるしかない。
けど....

(今はやめよう、、、さすがに今はだめだ....)

すると

「さっきはごめん。きついことを言ったかもしれない。それに、俺をかばうな。無理な気も使わなくていい。」

私は、傷ついた....

(勇太はかばうくせに....なんでよ。)

私はだまっていた

「あのさ、めい。」

まだ、黙っていた

「俺さ、実は....」

私は、まだ黙りこむ

「実はぶつかったのは....わざとなんだ。」

(え?....)

今、なにを話されたかよくわかんなくなった

「なんで?そんなこと....」

私はやっと話した

「こんな時だけどさ、俺さ....」

(そんな、わざとなんだ....理由はなんなの?)

私は理由がまともじゃなかったら激怒するつもりだ。一応、成績が下がることには間違えない。

「実はめいが好きだ。前から好きだった」

「え?うそ....そんなはずないよ。」

私は信じれない
どうせ、嘘。


「ホントだ!保育園同じだったろ?」

(そういえば....!)

「勇太....あの時の?」

「そうだよ。やっと会えた」

それは、保育園のころ。。。
よく遊んでいたのが勇太だった。
ただ、私は引越しをすることになった
その時に勇太は

「絶対見つけ出す!」

「もしも、顔が大人っぽいからわかんなかったら?」

「ぼくはわかる!めいちゃんが分からなかったらぼくがぶつかって話して仲良くなって憶えだしてつきあう!約束だよ」

「やくそく!」

(そうだった。。。約束したんだ)

「勇太は変わったね。大人っぽいからわかんなかったよ」

勇太の顔が明るくなった

「憶えだした!!?よかった....」

「約束、まだ残ってるよ」

私は、ニコニコで言った。

「付き合おう!!」

「はい!」

今、思えば反省室に行く間の告白はなかなかない
とゆうか、ないだろう。

反省室についた。

その時、

「キスしていいか?」

今、始まった!ごく普通な恋が。

ごく普通な恋が今!

ごく普通な恋が今!

これは、普通の恋ですが、みなさんの恋は奇跡です。 それを小説にしました。 これをよめば、みなさんの恋はキセキに感じるでしょう。

  • 小説
  • 掌編
  • 青年向け
更新日
登録日
2013-07-30

Copyrighted
著作権法内での利用のみを許可します。

Copyrighted