小人の国:第一章「日曜日」
「1話要約」
主人公青森優也は大学を卒業し、無事就職し、新しく住む場所に引っ越っした。荷物を最後の実家に取りに行き、しばらくくることのないの故郷を後にして船に乗り込んだ。これからの新しい生活をどうしていくか夢に希望を馳せていた。しかし、彼には一つ思っていたことがある。3年間ずっと親友であった「三坂」のことだ。卒業を目前にしたところで二人は大げんかしてしまった。そしてそのあとも仲直りはできず卒業してからも連絡をとっていない。以前優也が連絡をいれた時、三坂のメールアドレスは変わっていたのかわからないが送信出来なかったのでった。もう一生会えないのだろうか。もし合えるのであれば、きちんと謝りたい。
などとそう思いながら港に到着寸前大きな揺れが襲った。と言っても少しぐらついただけで、特に誰も気にしない程の揺れだった。しかし、優也はこれと言っていいほど見事に転んでしまった。そのとき高身長の2人組とぶつかってしまった。2人組は優也を叱り、自分達の荷物を大事そうに抱えていそいそとその場を後にした。
優也は船が到着したあとまっすぐ自分の新しい生活を始める家に向かった。家に到着後彼は備え付けのベットに横たわった。そして自分の荷物を整理する前に寝てしまった。
その頃船であった2人組は焦っていた。博物館から盗んできた「メトム」がないからだ。当然そのことを知った葛城は二人を怒鳴り回収を急がせるよう命じた。葛城曰く「メトム」には不思議な力があり、世界の常識を変えてしまうような物であるらしい。二人はメトムを回収するため、自分の脳裏を滝が頭から足の先まで流れるように全身全例をこめてどこで無くしたかを考え捻った。そこで二人の意見が合致したところがある。船に乗船していた時の揺れで誰かとぶつかってしまったことを思い出す。その時「メトム」を持っていた介も大きく転んでしまった。その時以外考えられないと考えた二人はその少年が奪ったものと結論付けその少年の家をさがす旅が始まった。期限は2日それ以上遅れては自分の首が確実に飛んでしまう。二人はその少年の身元を探そうとし、島に向かう。そのあと地元の人に、住所を不確かだが教えてもらうことができた。二人はその場所に急いだ。
優也が起きたのは夜中であった。携帯電話も充電せずに寝たため。詳しい時間はわからない。取り敢えずペットボトルに水を注ぎそれを飲んだ。その足で優也は携帯電話の充電器を取り出すために自分のバックを開けた。異変に気づいた。自分のカバンではないことを、、、何かバックの中で赤く光っているものがある。優也はそれを取り出して見た。形は直方体のようでなかに球状のものが浮いている様だった。触っているうちにそれは熱くなっていった。優也はたまらず「アチッ」といって落としてしまった。すると、とてつもなく強力な光がかれの眼光を襲った。
気づいた時には優也は家にいないときづくそして、
1話「船に乗って」
(どうして・・・こんなことに)
優也が眼をつぶった。彼の希望はすでになく力も使い果たし、自分が水の中へ頭から落ちていく。自分はもうすぐ死ぬことを理解した。自分の希望はもうそこにはない、今まで自分の思い出が走馬灯のように頭によぎっていく。何もかも全ては自分の原因だった・・・。
ボー
船の汽笛が船全体を痺れさせた。大学を無事に卒業し就職もきちんと押さえ、今度配属される会社へ移動するために青森優也は船に乗って新しくすむ島へと移動中であった。優也は新しい暮らしと仕事をするということに少し不安を持ちながらも期待も混じって少し不思議な気持ちであった。今度住む場所は優也がすんでいた都会とは違い相当田舎であったが、親と離れて自分ひとりで暮らしたい、親がいなくても生活できるという若者らしい気持ちがあった。また、優也はこの島には何度かいったことがあり、小さい島ながらも活気があって都会とは違う親しみやすさであふれていた。
船が上下に揺れる。優也は自分の荷物が動かないようにしっかりとつかんでいた。荷物の中にはこれから生活に必要な服や本などが入っている。自分の新しく住むところにはすでに家具を発想済みであり、荷物はできるだけ少なくするように親に言われたのでトランク1つと小さなかばんひとつで島へと向かっている。しばらく実家には行くことはないかもしれない故郷を後にして始末への船に乗り込んだときお見送りに来てくれていた自分の家族は笑いながらも涙を隠しているようで、うれしいくも悲しいような感じを味わった。優也はこれからの新しい生活をどうしていくか夢に希望を馳せていたがそのうちにあることを思い出した。3年間ずっと親友であった「三坂」のことだ。彼は高校時代にずっと絡んでいた親友だ。しかし、卒業を目前にしたところで二人は大げんかしてしまい、そしてそのあとも仲直りはできず卒業してからも連絡をとっていない。以前優也が連絡をいれた時、三坂のメールアドレスは変わっていたのかわからないが送信出来なかった。大学時代にもそれが気にしていて三坂の存在が消えることはなかった。おそらくもう一生会えないのだろう。しかし、もし合えるのであれば、きちんと謝りたい。
船の波が船を通して優也の体をうならせる。自分の実家から船で3時間あるためやることが限られてくる優也は少し気持ちが悪くなったので、考えることをやめ椅子に座りながら、旅少々の間眼をつぶった。
2話「優也の気持ち」
優也が眼をつぶってから1時間ほど経ったであろうか。窓から見える景色からはぼんやりと島の影が確認できる。
『まもなく井伊ヶ島へ到着します』
アナウンスの声が聞こえ船の客の何人かは降りる準備をしていた。船は30人ほどが乗れる小さな移動用の定期便であった。この島に行く人は帰郷などが主な目的で自分みたいにわざわざ働きに行く人など乗っていないだろう。しばらくして、目の前に港が見えた。優也はトランクをとり立ち上がると出口へと向かった。
(もう着いて降りるだけ、この船を下りたらバスに乗って風立へ向かうだけだ。やはり片道4時間はつらいな・・・)
などとそう思いながら港に到着寸前大きな揺れが襲った。と言っても少しぐらついただけで、特に誰も気にしない程の揺れだった。
「痛っ」
しかし、優也はこれと言っていいほど見事に転んでしまった。おそらく誰かに当たってしまったのであろう。優也は「すいません」と小さくつぶやいた。彼が体制を立て直し、転んであたってしまった人の顔をみる。高身長の人とぶつかってしまったことに気づく。一人の高身長の男が話しかける。
「おいお前、痛いじゃないか!あやまれよ!荷物に傷がいたらどうするんだ!これはな!メ・・・」
話に割ってもう一人のおそらく付き添いの男性が、
「大丈夫ですか?気をつけてくださいね。」
と一人の男性が答えた
「すみませんでした」
「チッ。気をつけろよ」
高身長の男性は自分をぎょろりと拝見して倒れた荷物を起こした。
その間に優也はもう一度会釈をした。そして優也も倒れたトランクにもう一度手をとり、持ち上げ船から下りていった。後ろで二人組みが何かを話していたがまったく気にも留めなかった。ただ荷物を大事そうに持っていたため、相当大事なものだったんだなと思いながらバスへと向かった。夕日がまぶしさが優也をバスの中へ急がせた。
バスの中でははじめは風景を見ていたが、そのうちまた新しい生活のことを考えていた。
優也は船が到着したあとまっすぐ自分の新しい生活を始める家に向かった。彼は家に到着後、備え付けのベットに横たわり、そして自分の荷物を整理する前に寝てしまった。
三話「部下の失態」
これから本文を書きます。更新をお楽しみに
4話「新しい世界」
これから本文を書きます。更新をお楽しみに
5話「うやむや」
これから本文を書きます。更新をお楽しみに
6話「逃走」
これから本文を書きます。更新をお楽しみに
7話「出会い、知る」
これから本文を書きます。更新をお楽しみに
8話「鼓動」
これから本文を書きます。更新をお楽しみに
10話「仲間と共に」
これから本文を書きます。更新をお楽しみに
小人の国:第一章「日曜日」