笑顔

笑顔

たったの2分で思いついた話なので、つまらない作品だと思いますが暖かい目で見てあげてくださいな。
そして、異様に短いです。
彼氏が京。きょう
彼女が零。れい

死ネタです…。

零:「うう〜っひっく京っ!待っ、て!きょっうっ、のひっっ行か…な…で!京!きょっぉ!」
彼女は、俺の名前を必死で呼びながら、大泣きして崩れ落ちた。

それは、ある夏の日。
あまりにも突然に、残酷に、俺と零を引き裂いた。

8月某日。気温は、37°C
零:「京!真夏日だね!どこか遊びに行こうよ!」
真夏日だと自分で口にしたはずなのに、その言葉とは裏腹に暑苦しい程、瞳を輝かせている彼女様の姿が目に映った。
京:「そうだな。海でも…行くか?」
そう問うと、瞳を更に輝かせ、頷く。
零:「うん!行こう!行こうよ!暑いし!」
そう言って彼女は、家を飛び出して行った。
彼女と俺の家は、隣同士だ。幼馴染みでもあった為か、親も仲が良い。
…あれ?そういえば…。一昨日2家族揃って海行ったじゃん。
まぁ、暑いし…良いか。それより俺も早く準備しよう。
京:「親父に、メールしておくか。」
『零と海に行ってくる。』
とだけ打つと送信した。そして準備を終わらせた。
京:「これくらいで良いか。それにしても零が来ないな…。」
車エンジンかけるか…。
零:「ただいま!よし、行こっか!」
眩しい笑顔を見せてまた、外へ戻って行った。
京:「はぁー…。忙しい奴だな。」
そう言いつつも、可愛過ぎて自然と口角があがってしまう。
零:「京!笑ってないで早く!」
彼女に急かされて大急ぎで車を発進させた。

しばらく走り、T字路があった。
零:「右だよ!右!」
彼女に言われ曲がった瞬間、ランドセルを背負った男の子3人組が、横に広がり歩いていた。
ヤバい!このままじゃ、轢いてしまう!
京:「くっ!」
その瞬間鳴り響くブレーキ音と衝突音。そして悲鳴が轟いた。
零:「きゃあぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!」
男の子:「うわぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」

気付くと視界には、真っ白な世界。
天井も壁も真っ白だった。
京:「どこだ…?ここ…。」
誰に問うという事もなく呟いた。
零:「あ、京!目が覚めたの!?良かったぁ!」
聞き慣れた愛する彼女の声。
京:「零…?俺…」
手を伸ばすと
零:「うん?どうしたの?」
そう聞きながら手を受け止め、握ってくれた。
直:「ここは病院だよ。衝突事故起きて京が血だらけだったんだよ!」
血だらけ…そんなにすごかったのか…?
でも、そろそろ俺…ヤバいな…。
京:「零…。あの約束…覚えてる?」
零の表情が硬くなり顔が青ざめていく。
零:「や、やく…そ…く?ま、さか」
零が震えているのが分かる。
京:「そう。どっちが死んでも笑顔で見送るって約束。」
零:「待って!急に言われても…!」
零が強く手を握ってくれた。
本当はまだ、離れたくない。
京:「…。」
ずっと一緒にいたい。
零:「何か言ってよ!行かないで!おいて行かないでよ!1人にしないでよ!!」
俺…まだ、死にたくないよ。
京:「っく!ご、ごめんな…っ俺…ま、まだ、死にたくないっ!!零と…一緒にいたい!」
零:「泣かないで…!アタシ、すぐ、すぐ行く!おいて行かせないから!」
零…、すまない。
京:「零は、幸せになってくれっ…!」
お前は俺の分まで幸せになれ。
ごめん。
京:「さよなら…。零。また…な…」
零愛してるからな。
零が来るまでゆっくり待ってる事にするよ。


零:「うう〜っひっく京っ!待っ、て!きょっうっ、のひっっ行か…な…で!京!きょっぉ!」


さよなら…零。

笑顔

どうでしたでしょうか?
誤字、脱字は無かったでしょうか?
色々な問題点があったと思いますが、まえがきでも申した通りこの作品…この作者を暖かい目で見てあげてください。

笑顔

主人公達はノーマルな彼氏、彼女です。 名前は彼氏が、京。(きょう) 彼女が、零。(れい) 主人公達が、泣きまくりの物語です。

  • 小説
  • 掌編
  • 青春
  • 恋愛
  • 青年向け
更新日
登録日
2013-07-25

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