Neo Border [Version2.0] ■004■

Neo Border [Version2.0] ■004■

           Foresight

  近未来、
     現実国家では正すことのできない不合理さが
                ネット上に仮想国家を生み出した。

7月4日Independence Dayに“仮想地球(Globe of Virtual Reality)” の最高理事会議が行われた。
緊急であるということでメンバーの中では“仮想地球(Globe of Virtual Reality)” にとって重大な方向性の決定や、斬新なVersion Upなどがささやかれたが、これを予想したものはいなかった。

会議は議題に関する説明が長時間及んだことで、理事の中で状況を把握していない者からクレームなどがおこったが、最後の結論で、一瞬場内が凍りついた。

「つまり、創造主の皆様にこれまでの労を感謝し、しばらくお休みになっていただくべく、断腸の思いで退任を進言します。」

やがて議案は民主主義の下公正に可決した。

これを“GVR Revolution(GVR革命)”という

Markは最高責任者を退任し、William、Johnも全権を委譲。3人は“仮想地球(Globe of Virtual Reality)”のただのメンバー一個人になった。

表向きは創造主たちの休暇、また役員の刷新における新たなステップアップということで大団円会議と後日発表となるが、
実際は緊急動議によるあっという間の解任決議で、裏では3人の強権を嫌った有能な役員たちの理事たちへの工作が見え隠れする。

もちろんこのクーデターのような決議を知るのはこの会議出席者だけで、当然罰則を設けた緘口令が引かれたが、世界中の諜報機関には時間を空けず収集された。まったく困ったものである。

Neo Border [Version2.0] ■004■

この小説は将来映画製作用の原作のため、
時間経過と共にバージョンが変化していきます。

前”1.0”バージョンは書きながらアップしていたため、
ストーリー”010”で時代に追いつかれそうになり停止しましたが、
今回は最後まで書き上げてバージョンアップすることにしましたので、
とりあえず完結しています。

最後までついてきていただければ幸いです。

Neo Border [Version2.0] ■004■

<あらすじ> 近未来、旅行好きの大学生が小さなSNSを作った。 個人個人のツールに合わせたビジュアル表現と操作性、テーマなどが人気を呼び 瞬く間に世界中に広まったが、 突然、インターネット上に人工知能型ウイルスが出現し、 世界中のクラウド、ネットワークが壊滅状態になった。 しかしその後人類は英知を結集しウイルスを壊滅させ、 その後新しいセキュリティネットワークが生まれる。 ネットなくして語れない現代社会にとってこの新しいネットワークは次なる未来への希望となる、 はずであった。

  • 小説
  • 掌編
  • SF
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2013-07-24

CC BY-NC-ND
原著作者の表示・非営利・改変禁止の条件で、作品の利用を許可します。

CC BY-NC-ND