参議院選挙2013
2013年、梅雨明けと共に猛暑の夏がやってきた。
例年にない猛暑と言われる2013年の夏、暑かったのは気温だけではない。
参議院選挙というもう1つの「暑い」出来事があった。
7月4日に公示された第23回参議院選挙。
ここから17日間に渡る熱い戦いがスタートした。
猛暑の中、街頭演説でマイクに向かう候補者たち。
比例区、全国区共に候補者たちは日々街中を駆け抜けた。
そして、7月20日に最後の選挙活動を終える。
運命の7月21日。
午前7時から投票受付が始まる。
私は午後4時頃、近所の小学校に投票に行った。
午後8時、投票の受付が終わる。
それに合わせ、テレビでの選挙速報が開始し、私もテレビを見始めた。
選挙が終わった時点での投票率は約52%。
あまりに低い投票率に正直唖然としてしまった。
選挙権を持つ人の約半数が投票に行かなかったのだ。
おそらく若い人が投票に行かなかったというのが今回の投票率の低さに繋がったのだろう。
何故若い人は選挙に行かないのか。
今のままでいいと思っているのか、いやそれはないだろう。
どうせ1票入れたところで変わらない、あるいは国にもう期待していないというのが本音ではないだろうか。
勿論選挙権は選挙に参加できる「権利」であって「義務」ではない。
だからといってせっかく得ている「権利」を無駄にしていいのだろうか。
変わらないのなら意味がないと権利を放棄することは、否定する思いはあったとしても、結局は現状肯定しているのと同じだと思う。
行動しないことは自分の意思を表明しないことに等しい。
私は今の国政に納得していないからこそ、「権利」を使う。
私の1票は今の現状を否定しているということの表明だ。
人それぞれ意見はあるだろう。
だが、国民が政治に自分の意見を伝えられる唯一の手段が選挙なのだから、その「権利」は無駄にしてはいけないのだと私は思っている。
参議院選挙2013