blood rose ~赤き運命~

blood rose ~赤き運命~

とても下手で文脈がおかしいかもしれません。
厳しく見てくださるとうれしいです。

運命の出会いpart1

ここはどこだろう。

俺、影谷 僚は現在、家族ぐるみでキャンプにきているのだが、、、、、。
「迷ったか。」
トイレに行って戻ろうとしたら帰り道がわからなくなった。
「だせえ、18にもなって、、、、。」
とりあえずまっすぐ進めば何とかなるだろうと思い進んでいたのだが、だんだん森の深いところまで来ている気がする
「もうこのまま朝までここにいるか。」
そう考えて地面に座った。
途端、頭に
『迷ったのね。それなら私のところまで来なさい。』
って女の声が響いた。
同時に、怪しげで、でも、なぜか心惹かれる香りが漂ってきた。
〝声のところに行っちゃだめだ″
と頭では考えていたが、この香りの元にどうしても行きたくて、この衝動を抑えきれなくて。

足を、動かした。

運命の出会いpart2

しばらく行くと、ほのかに光る温室のようなものが見えてきた。
心の奥では怪しいと思いつつも、どうしても衝動を抑えきれず扉を、開いた。

そこはバラ園だった。艶やかな色とりどりのバラが、たくさん咲いていた。でも、俺が魅せられたのは、
「この香りじゃない。」
もっと妖しげで、美しい。そう思っていたところに、あの香りがまた、漂ってきた。
「奥からだ。」
そう確信した俺は、足を奥へとすすめた。

しばらくバラを眺めながら進むと、ふと、赤いバラが一本もないことに気が付いた。
俺は赤いバラが大好きだ。妖艶かつ、気高いその姿と、情熱的にも、クールにも見える色。そのバラは、より黒いものを引き立てる。
しかし、このバラ園には、その赤が一つもなかった。だから、美しいとは思っても、まったく魅かれなかったんだ。
俺は、赤にしか魅かれない。俺が黒だから。
そう思っていたおれの頭に、一つの仮定が生まれた。
「この香りは、、、、もしかすると、赤いバラの、、、、、、、。」
そう考えたら、いきなり鼓動が早くなり、俺は、より奥へ進もうとした。その時、
「、、、本当に、来てくれたのね、、、、私の愛しい影。」
俺は即座に振り返った。あの声だった。そして、あの香りだった。
「お前は、誰だ。」
ぶしつけに相当と、目の前の女は笑って答えた。
「私は、このバラ園の主。、、、安心しなさい、霊じゃないわ。名は、、、、、、炎緋。」
「炎、、、、、、緋、、、、、、。」



運命の歯車が、動き出した。

バラの君、螺旋の運命(さだめ)

俺は彼女の顔をよく見てみた。
(俺、惑わされてる)
彼女を見るうちに、自分がどんどんおかしくなっているのを、感じていた。あの時の声と同じ声、俺の心をとらえたあの香り。
長く美しい紅色の髪は、腰まで流れ、緋と紅を使いぬ名もとに赤いロゼットを付けた長い絹のドレスは、彼女の美しさをさらに引き立てる。
由紀のように白い肌、桃色の唇。そして、妖しく麗しい琥珀色の瞳。そのすべてから、俺は目が離せなくなった。
「私は、このバラ園の主なの。千代目の。歳は、、18よ。あなたは?」
そう問われるまで、俺は息もつけなくなっていた。
「か、影谷。影谷 僚だ。同じく、18。」
「じゃあ、、、、僚と呼ぶわ。よろしくね、僚。」
彼女の声は、甘く神秘的で、これが本当に俺の名前なのかと、正直疑った。
「なぜ、僚はこの森にいたの?」
「、、、、幼馴染とその家族、あと、うちの家族でキャンプに来てたんだ。トイレに行って帰ろうと思ったら、道に迷って、そしたら__ 」
「私の声が届いたということね。

blood rose ~赤き運命~

こんな屑みたいなものを読んで下さりありがとうございます。
大変申し訳ありませんが、まだまだ続きます、、、、。

blood rose ~赤き運命~

キャンプに来ていたある夜、影谷 僚は迷子になった。 そんな時、不思議な声と、怪しくも心惹かれる香りが漂ってきて、、、、、、

  • 小説
  • 掌編
  • ファンタジー
  • 恋愛
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2013-07-19

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  1. 運命の出会いpart1
  2. 運命の出会いpart2
  3. バラの君、螺旋の運命(さだめ)