- そんなダメな君がスキ -

　実体験とゆーか今自分自身が思っている事。

　リア充真っ只中です　藁

　「　寂しい　」と君が僕の腹部に抱きつく。

　もう離れるものかとしがみつく。

　そんな君の頭をポンポンと撫でる僕。

　君は涙と鼻水でぐしゃぐしゃになっている顔を僕に見せまいとずっと僕にうずくまったまま

　僕は笑いながら「　大丈夫　」といつもより元気に言う。

　鼻声になりそうなのを頑張って誤魔化している僕はきっと君みたいに素直にはなれないよ。

　「　行ってほしくない　」と少し怒り気味で僕の服の裾をギュッとつかむ君。

　顔を覗き込むとやっぱり目が赤くなり涙で濡れている。

　僕が涙を拭おうとすると首を横に振った。

　その時思った。

　実は君も素直じゃないんだね…って。

　「　最後だから　」と言った君は少し照れていた。

　僕はそんな君を見て微笑んだ。

　そして柔らかく、ピンク色の君の唇に僕の唇を重ねる。

　この瞬間は僕の頭の中は本当に君でいっぱいだから。

　君以外の事なんて考えられないから。

　だから君も今だけ、離れてしまうから今だけでいいから。

　君も僕の事だけを考えて。僕に染められて。

　離れていてもね、僕は君の傍にずっと居るよ。

　だから寂しい事なんて何もない。

　それにね。またちゃんと逢えるんだから。泣かないで。

　最後くらいは笑顔で居ようよ?

　泣き顔も素敵だけど、君の笑顔を最後にいっぱい見たいよ。

　なんて恥ずかしくて言えないから、

　この触れ合っている唇から伝わるように

　深く、深く、深くくちづけを交わすよ。

　こんな相手が超カワイイんですよ。

　ダメダメだけど　藁

　何だろう…母性本能ってゆーのかな?

　でもきっと逆の立場になったら自分もこーなると思われ　藁

　てゆかなる　藁