アクセル・シフト

Shift1-"異変"

924年4月

ガチャリ。
竜人の国…ドラゴナにある士官学校。
その寮の一室の扉が開き、黒い制服を着た少女が部屋で眠りこけている少女に歩み寄った。
その手には、少女が食べそびれた朝食がのったトレイをもっている。

「エルナト、起きて!」

トレイをテーブルに置いた少女は、
真っ白いシーツを被って寝ている少女を揺り起こす。
しかし、エルナトと呼ばれたその少女に起きる気配はない。
少女はカーテンを開け、日の光を部屋に取り入れる。

「もう…起きてってば!」
制服の少女がシーツを引っ張り、エルナトの顔に光が当てる。
日の光にさらされて、うーん、と唸ったエルナトの体をさらに揺らす少女。

「あと150分…」

「寝すぎだよ!」

突っ込みをいれつつも、体にかかったシーツを引っぺがす。
あらわになったエルナトの白い肢体。
制服の少女…黒桂栞は思わず赤面して叫んだ。



「エ、エルナト!なんで何も着てないの!?」

「うぅん…あと180分」

エルナトがうわごとのように呟く。

「なんでのびてるの!?早く起きてっ!服着て!」

体を起こすエルナト。
その眼は、まっすぐ少女の目を映していた。
紅く、深い色をしたその瞳。
エルナトの目に見つめられ、栞はつい、ドキリとしてしまう。

「…あ…栞…?」

エルナトの体が視界に入り、思わず目を反らす。

「あ…わ、私、部屋の外で待ってるから!」

「何故だ…?ルームメイトなんだから、出る必要はないだろう?」

正論を言われ、言葉に詰まる栞。
この寮に入って彼女とルームメイトになってから、
もう1週間がたとうとしているが、どうにも慣れない。

エルナトは全裸のまま立ち上がる。
目のやり場が無く、栞は扉の方を向いた。

「朝ごはん…早く食べないと、冷めるよ?」

「わざわざ持ってきてくれたのか、すまないな」

「そう思うならもっと早く起きてよね…」

エルナトが朝食の時間に間に合ったことはこの1週間、一度もない。
ここ数日は栞もすっかり慣れて、エルナトのために部屋まで朝食を持ってくるのが日課となりつつあった。

「どうも、春は眠くてな。竜人の血か?」

エルナトは自分は竜人と人のハーフだ、と言っていた。
角や尻尾など、見た目からして竜の血が入っていることは明白だ。
でも、竜は爬虫類じゃないし。だいたい、眠くなるのは冬じゃないの?

エルナトがシャツに腕を通す。
いつの間に食べたのか、トレイの上にあった朝食は空になっていた。
ちょっと、早食いってレベルじゃないよ。それ。

「…じゃ、学校行くかな?そろそろ行かないと遅刻するぞ」
「そうだね…って、あなたのせいでしょ!」

やっぱり、慣れない。


--

「…それにしても、なんでこの寮って学校からこんなに遠いんだろ」

「さぁな。体力づくりの為とかじゃないのか?」

「いや、それはないと思う」

「この坂の傾斜からして、あながち間違ってもいないと思うが」

「…はぁ」

栞は、歩きながらため息をつく。
栞たちの通う士官学校はこのやたら急な坂を越えた先にある。
寮から普通に歩いたら、少なく見積もっても30分以上はかかる距離。
どう考えても、嫌がらせとしか思えない配置だ。

「普通、寮って学校のすぐそばにあるんじゃないの…?」

「私はそもそも学校というものはあそこ以外行ったことないからな。わからない。」

「えっ…?エルナトって、小学校とか、中学校とか、行っていないの?」

「あぁ。」

「ふぅん…」

気にはなったが、栞はそれ以上追及しないことにした。
きっとなにか事情があるんだろう。

「ところで…今、何時だ?」

「えっ?」

エルナトに聞かれ、時計を確認する。
針は8:50分をさしていた。

「やっば!走るよ、エルナト!」

「今日も遅刻か…」

「だからいつもあなたのせいよ!」

--
ガタン、と大きな音を立てて教室に飛び込む。
エルナトのせいでもはやこれも日課だ…

集まる視線。
その中でも一際冷たい視線を向ける人間と目が会う。

マルティナ・アスティ中佐。私たちのクラスを受け持つ担任教師だ。

「エルナト……お前、遅刻何回目だ?」


「7回目です。サー。」

「栞…お前は?」

「6回目です…」

「馬鹿か!貴様らは馬鹿か!
エルナトに至っては初日からずっとだぞ!?
週が明けて少しはましになるかと思ったが、結局記録が伸びたじゃないか!」

「すみません。春なので。サー。」

「私はエルナトのせいで…」

「言い訳無用!お前らには課題を追加で出しておくからな。」

「えええええええ」

「了解です。サー。」

「さぁ、席に付け。
…あとエルナト。サーというのをやめろ!」


アスティに背中を押されて席に向かう。

エルナトのせいで、私にまで課題が出てしまった…。
エルナトに抗議の目を向けるが、無視される。

席に着くと、私と同じような黒い制服を着た隣の男…四条雪夜が声をかけてきた。
こいつも私たち(不本意だが)と同じく、遅刻常習犯。

「同情するぜ、栞…」

「……」
私は、無言で雪夜を睨みつけた。

「そう睨むなよ、怨むなら自分のルームメイトを怨むんだな」

「エルナトめ…明日こそは…」

「無視してくりゃいいのに、アイオンは俺の事起こしてくれないぜ?」

アイオン・ウィルトール…雪夜のルームメイトだ。
黒髪に黒い制服で、全体的に「黒」な印象の雪夜とは対照的に、
銀髪、白いシャツを着た、真っ白な印象の男。
いつも飄々としていて…
うーん、確かにアレが雪夜を起こすとこは想像できない。
そもそも雪夜とアイオンって、仲良いの?
ちらりと教室の隅の席に座るアイオンに目をやる。
アイオンは気付かない。
視線を雪夜に戻す。

「なんだよ、なにか言いたいことでもあるのか?」

「いつも私たちより遅いくせに…今日は早いなと思って」

「今日はお前らが遅すぎるんだよ。俺だって流石に20分も遅れたりしねぇよ」

「流石に…と、いうことは少しは遅れたってこと?」

「逆に俺が遅れてないと思うのか?」

「全然思わない」

「だろ?ちなみに俺は5分遅刻した。」

私たちが話していると、前の方からドン、という音がした。
アスティが教卓を叩いた音だ。

「貴様ら…遅刻しておいておしゃべりとはいい度胸だな…」
アスティはいまいましげに言う。

「すみません、雪夜です」
「お前仲間を売るのか!?」

「どっちでもいい!静かにしてろ!授業を始めるぞ!」

--

アスティは咳払いを一つすると、教本を開いた。

「この学校が何のためにあるのか、わかるか?」

「士官学校なんだから、士官を養成するためでしょ?」

虎の獣人の少女…フーカが答えた。

「では、何のために士官を養成する?」

「知識で以て"神"に対抗するためじゃ?」

そう、私たちは異形の敵…"神"と戦えるようになるため…
この学校に入学した。

唯一"魔力"だけを弱点とする"神"には、
単純な力技は通用しないのだ。

アスティが答える。

「半分正解だ…
知識が無ければ、当然人知を超えた敵、"神"には対抗できない。
だが…知識だけでも駄目だ。
"神"が現れて以降、
士官になるためには"能力(スキル)"を持っていることが絶対条件となった。」

「"能力"…」
エルナトが呟いたのが聞こえた。



「"能力"が発現するかどうか…
発現したとして、どんなものになるか。
それは先天的に決まっている。」

アスティは前を向きなおして言う。

「入学試験を受けただろう?」

「受けましたね。面倒でした」
フーカが答える。

「面倒で済むレベルの試験じゃないんだがな…」
アスティは苦笑して言った。

「それで、その試験が何なんですか?」
フーカが答えを急かす。
その態度にアスティはため息をついたが、すぐに笑顔になって答えた。

「その試験の中に、能力適正を調べる試験がある。
…そして、このクラスはその試験を、S以上の成績で通過したものが振り分けられた。
君たちは、非常に優秀な能力者(スキルホルダー)の資質を持っている、ということだ。
最も優秀とされる、Aクラスの更に上。誇っていいぞ。」

「と、いうことは…」

「俺たちは超優秀ってことですね!」
雪夜が叫ぶ。

超優秀、か。
私たちが…
栞は辺りを見回す。

今までは触れていなかったが…
このクラスは他クラスに比べて、圧倒的に…人数が少ない。
私…黒桂栞の他、
エルナト、雪夜、アイオン、フーカ、…そして今は居ないが、狼男のアルバートの6人しか在籍していない。
たったの6人なんておかしいとは思ってたけど、納得がいった。
S以上なんて、そうそう出る成績じゃない。
…自画自賛になっちゃうけど…。
それにしても、雪夜が優秀って、何かの間違いなんじゃないの?



「優秀である、ということはそれだけ期待されるということ。
そして…大いなる力には大いなる責任が伴う。」
特に雪夜みたいなやつは心配だ…、とアスティは小声で付け加えた。
余計なお世話です、と雪夜が不満そうに呟いたのを私は聞き逃さなかった。
「責任、ってなんですか?」
私が質問をすると、アスティは少し迷ってから答えた。

「…今は未だ先の話だが…Sクラスにはとある作戦を遂行してもらうことになっている。」

「作戦、ねぇ…」
雪夜が訝しげに呟く。

「まぁ、お前らはまだ"能力"も発現していないひよっこだ。
しばらくは能力開発が主な訓練になる。」

「開発できるんですか」

「できる。能力の発言にはきっかけが必要だが…
うまく引き出せれば、自分に合った、自分だけの能力が使えるようになる。」

「自分だけの能力…!」
自分だけの能力が使えるようになるなんて、考えただけでもわくわくする。

「まぁ、魔力を上手く扱えることが前提条件だがな…」

魔力…
それにしても、自分だけの能力かぁ。


栞がふとエルナトの方を見るとエルナトは難しい顔をしてうつむいていた。

それは、今まで見たこともない、険しい表情だった。
嫌な予感がした。
--
全ての授業が終わって、夕日が射し込む廊下。

早々に出ていってしまったエルナトを追って栞は走った。

ルームメイトなのだから部屋に帰れば会えるのだが…
今、聞かなくてはいけない気がした。

「エルナト、待って!」
栞が呼びかけると、エルナトは足をとめた。

「どうしたの、エルナト…」

「…」
エルナトは答えない。

「中佐が能力の話をしてから…様子がおかしいよ」
確信はないが、…なにもないのに、あんな表情をするはずがない。

「…なんでもないよ」
そう言ったエルナトの声は震えていた。


「…」

なんでもないはずないよ、と言おうとした。
でも、その言葉を本当に口にしてしまっては、壊れてしまうのではないか。
そう思ってしまうほど、今のエルナトは弱弱しく見えた。

「…。」
何も言えないで立ちつくしていると、
エルナトが歩き出してしまう。

「…待って!」
再び、足を止めるエルナト。

「本当になんでもないの?
何かあるなら、言ってよ…!友達、でしょ…?」

エルナトが振りかえる。
「…あぁ、なんでも…ないよ。」

その表情は、逆光で窺い知ることはできなかった。
--

日の光を反射して、赤く輝く丘。
エルナトは頂上に立って地平線を見ていた。

「ここも変わったな…」

昔は、この辺りまで森だったのにな。
エルナトは昔を思い出し、頭を振る。

「…逃げてきてしまった」
そう。私は逃げた。
真実を知られることを恐れて。

「…栞、怒ってないかな」
思わず口から零れる言葉。

「喧嘩でもしたんですか?」

いつの間にか後ろに立っていた男に声をかけられる。
この丘と同じように、日の光を反射して、赤く輝く…本来ならば、真っ白なその姿。

「…アイオンか。」

「あなたがそんなことを気にするなんて、珍しいですね。喧嘩ですか?」

「……しつこいな、喧嘩などしていない」

「あなたらしくもない」

…私は答えない。確かに、私らしくないのかもしれない。
でも、…

私は恐れていた。
真実を。…自分自身を。



「いつまでも隠してはいられませんよ?」

目をまっすぐに見て、アイオンは言った。

「…隠し事などないよ」

「いいえ、あなたは隠しています。」

「何故、言い切れる」

「…そう"聞こえる"からですよ」

「…」

「今は良くても…近いうちに必ず"力"を使うときが来ます。
それがいい形であれ……悪い形であれ。」

核心をつかれ、動揺してしまったエルナトは、すぐに答えることが出来なかった。

「……お前は、何だ?」

「…さてね。強いて言うならば…あなたの同類。と言ったところですか」

「同類だと…?どういう意味だ」

「………。あなたの"力"は、仲間を守る為にあります。それを忘れないように。」

「お、おい!待て!」

--
「エルナトの様子がおかしいだぁ?」

「そうなの…」

翌日、どうしても気になった栞は雪夜に相談をすることにした。

「うーん…確かに、今日は遅刻してないな。エルナト、どうしちまったんだ?」

「そこはどうでもいいけど…」

「割と重要な問題だと思うんだけどな…あいつが早起きするなんて」

「昨日、中佐が能力の話をしてたでしょ。その時から様子が変で…」

「そうだったか?それで、なんで俺に相談するんだ?」

「中佐に話すのもどうかと思うし…他の人は、普段はあんまり話さないし。」

「6人しかいないんだから仲良くしろよ…まぁいいや、聞いてやる。」

栞は昨日のことを話した。

話を聞き終えた雪夜は、うーんと唸る。

「…確かにおかしいな。お前ら、いつもは一緒に帰ってただろ?」

「うん…」

「なにかあるな、…それも、深刻な何かが。」

「…何かって?」

「それはわからんが…能力開発の授業の前に、もう一度聞いておいた方がいいな…」

--

「さて…そろそろ頃合いですかね…」

「…行かぬのか?」

「…いいですよ、僕は。彼女には…いい機会です。」

「死なれては困るぞ?何せ、彼女は…」

「…それは彼女が決めることだ…」

「…」

「彼女の運命も…この世界の未来も…!」


--

「エルナト!!」

昼休み。栞と雪夜は、エルナトを探して丘の上に来ていた。
頂上に立っていたエルナトが、呼びかけに反応して振り向く。

「…お前らか。」

「栞に聞いたぞ、…お前…どうしたんだよ?」

「エルナト…」

「…昨日も言ったはずだ。なんでもない、とな。」

目を伏せて答えるエルナト。
今なら、はっきり言える。

「そんなはずないよ!」

「…」

「…エルナト…どうしても、話せないことなのか?」

「…」

エルナトは、答えない。

「エルナト…!私…」



言いかけたその時、突然目の前が光に包まれた。
耳をつんざくような凄まじい音が聞こえ、同時に衝撃が体を襲う。

何十メートルも吹き飛ばされ、
私の体は地面を何度もバウンドしてようやく止まる。

「ッ…」

何度も叩きつけられた体からは、空気の漏れるような音がした。
全身が痛む。

横を見ると、私と同じように飛ばされたであろう雪夜が、全身血まみれで転がっていた。
きっと、私も同じくらい、血まみれなのだろう。

「よぉ…人間共…」

知らない声が聞こえた。
声の方向を見ると、白い男が立っていた。


「"神"…!」
エルナトの声。
エルナトの方を見ると、傷一つない姿でエルナトは立っていた。
地面は、大きく抉れている。
あれほどの爆発を受けて無傷…?

「お前らを駆除しに来たぜ…」

「…馬鹿な…我々だけの為に、"神"が?」

「お前は特別だからな…」

特別?どういうことだろう。
そんなことより、早くこの場を離れなければ。
能力を持たない私たちでは、"神"に対抗することはできない。
私は傷む体を無理やり起こし、雪夜の方へ向かって歩く。
幸い、雪夜も意識は有るようだ。
雪夜が体を起こす。

「ほう…アレをあの距離で受けてまだ動けるか。」

"神"が此方の動きに気づいて、近づいてくる。
まずい…!



「…何のつもりだ?」

エルナトが私たちと"神"の間に立っていた。

「お前一人で何が出来る…?」

「エルナト…栞…逃げろ…!」
上体だけを起こした状態で雪夜が言う。

「…俺はもう…動けない……お前らだけでも…逃げろ…」
見ると、雪夜の足は酷く損傷していた。
私の傷よりはるかに酷い。
早く治療しないと…!

「馬鹿言わないで…!」

なおも近づいてくる"神"。
エルナトは動かない。
"神"がエルナトに言う。
「不完全なお前では、仲間を守れはしない。」

エルナトや雪夜を見捨てる?そんな選択肢はない。
だけど…能力を持たず…歩くのがやっとの私に…何が出来る…?


「クソッ…!」
エルナトが体に魔力を纏う。

「お前は戦えない…お前は、力を使えない。
なぜなら…お前は力を制御できないからだ!」

エルナトが苦い顔をする。

「…エルナト…!」

栞が叫ぶ。

エルナトは、目を閉じた。

「雪夜を連れて逃げろ!私が時間を稼ぐ!」

「…!一人で、どうするの!?」

「私は…"能力者"!私の力は…仲間を守るためにあるものだ!!」

「--ッ!」

エルナトが走り出す。

「馬鹿がッ…それを使えばお前もただでは済まないぞ…!」

「…構うものか…!」

瞬間、エルナトの姿が消えた。
次に目に入ったのは、神に肉薄するエルナトの姿。
どこから取り出したのか、巨大な剣を振り上げていた。



「…いい動きだ…だが」

しかし、神はその動きを予測していたかのようにエルナトの腕をつかむと、
エルナトを投げ飛ばした。

神はさらに空中でエルナトを蹴り飛ばす。

「グッ…」

「その程度で守るとは…笑わせる」

受け身をとって立ち上がったエルナトは、再び神に向かって走った。



「…どこを見ている?」

「ッ!」

ふいに神が視界から消え、後ろから男の声がした。
雪夜と私の後ろに、"神"が立っている。

「やめろ!!!」

「…守ってみろ…お前の大切な仲間とやらを!」

私の体を、何かが貫く感触がした。

アクセル・シフト

アクセル・シフト

「901年1月。 それは突然現れた。 白い装甲で身を包んだ異形。 人類はそれを"神"と名付けた。 "神"は人類に対して激しい攻撃を仕掛け-- たったの1年で人類は5割の人口と、5つの国を失った。 902年。 激しい抵抗の末、 人類はたった一つの希望を見つけた。 "神"に対して有効な"力"、"魔力"を持った人間が現れたのだ。 魔力を持った人間たちは"能力"と呼ばれる超能力を扱い… "神"の進軍を止めることに成功。 人類はつかの間の平和を手に入れた。」

  • 小説
  • 短編
  • ファンタジー
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2013-07-13

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