木漏れ日

光が差し込む窓辺で一人
思い悩む君がいたんだ
少しだけ泣き顔の君は
ほんの少しうつむいて言った

「誰もが思っている事を
何もしないでただ夢見る」
そんな毎日もう嫌なんだ
大きな壁ぶち壊していこう

君をなくさないで歩いていきたい
川辺の水を蹴りあげるように
故郷の思い出を目印に行こう
抱きしめた君を離さずに
木漏れ日 Forget

あの日の午後に一人で
落ち葉に打たれて君が立ちすくむ
二人の声が届かないんだ
涙を拭いた手には痛みが走る

明日に立ち向かう勇気もなくて
一人でこそこそと逃げ帰る
そんな自分もう嫌なんだ
大きな谷乗り越えてゆこう

君をなくさないで歩いていきたい
川辺の水を蹴りあげるように
故郷の思い出を目印に行こう
抱きしめた君を離さずに
木漏れ日 Forget

僕たちはいつも君を想っているよ
だからもう一人じゃないよね?

君をなくさないで歩いていきたい
どんなに荒れた道だとしても
吹き荒れる嵐が晴れるまで
君と一緒に休んでいたい
狂ったように荒れる海でも
二人で明日を迎えるんだ
木漏れ日 Forget
だから Don't Forget

木漏れ日

木漏れ日

今回についてはほぼ無心で書きました。というか書いたのは去年の5月くらいなんですけどね、ちょいちょいアレンジしてみました。

  • 随筆・エッセイ
  • 掌編
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2011-08-02

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