人間と悪魔28話

今回はありません。

宮下と会ってから坂内はとてもイライラしていた。宮下も坂内が気に入らないらしく、別なことをしていた。
そんな二人を見ていて桂木はとてもオドオドしていた。

「んで、その優斗からの依頼って言うのはなんなの?」

「あぁ、今説明する。ところで今何時だ?」

「8時45分だけど。」

「えぇーー!大変じゃないですか!早くいかないと!」

「やばい、早くここを出る準備をしろ!宮下!」

二人あわてて席を立ち上がり、ここを出る準備を始めた。
しかし宮下は。

「え?私ここに来たばかりなんだけど。」

「お前のせいで遅れそうなんだよ!!」

そうして、三人は急いでファミレスを出て目的地に向かった。
急いだおかげでなんとか目的地には遅れないで着いた三人だった。

「今何時だ?」

「8時50分ね。」

「よかった?!なんとか間に合いましたね!」

「ったく、冷や汗かいたぜ。」

二人は、落ち着いた感じでその場に座りこんだ。
しかし宮下は、なにがどうなってるのか分からない表情をしていた。

「ちょっと、休んでないで依頼内容を教えなさいよ。」

「ん?あぁ、そういえば言ってなかったな、依頼内容は・・・・」

桂木は丁寧にそして分かりやすく、宮下に伝えた。
すると宮下は。

「優斗がその二重人格者に病院送りにされた!!?」

「いや、そうだけど、依頼のことをもうすこし関心を・・」

「ゆるせない!!絶対そいつをこの世から消す!!」

宮下は、本気で怒ってるらしく、本当に犯人を殺しそうな勢いだった。

「宮下さん、犯人は殺しちゃだめですよ。」

「なんで!!」

「東からの命令です、Jという人の魂をとればいいと言ってました。」

「じゃあ、その魂を消す!」

そう言って宮下は表情がかわり、Jがくるのを待っていた。
そして5分後、ついにJの姿が現れた。

「来ました!!あの人がそうです!」

坂内がそういうと、宮下は瞬時に反応してJのほうに向かった。

「待ちなさい!」

「え?僕のこと?」

どうやら、今の人格は雄太のようだ。家に帰ろうとしてるらしい。
けれども宮下は。

「こんな遅くまで何をやっていたの?」

「・・・別に何だっていいじゃないか。」

「そうね・・・単刀直入で聞くわ、あなた二重人格者ね?」

宮下がそういうと、雄太は警戒したような表情でいった。

「お姉さんも僕を殺そうとしてるの?」

「いいえ、殺しはしない。ただもう一つの人格の魂を抜くだけよ。」

宮下がそういうと、雄太の子供らしい表情は消え、殺人鬼Jの表情に変わった。

『・・・アンタ、能力者か・・・。』

「やっと、姿を現したわね、じゃあもう遠慮はしない。」

Jのことをにらつけたまま、宮下はこう言った。

「地獄に帰りなさい。」

人間と悪魔28話

今回はありません。

人間と悪魔28話

宮下と合流した坂内たちだったが、宮下は扱いにくく 坂内とケンカ会話みたいなことしてしまい、空気は最悪な状態に。

  • 小説
  • 掌編
  • サスペンス
  • コメディ
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2011-07-31

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