難しい
少年は道端でものすごい勢いで泣いていた。
もう、ケツからはウンコが飛びでまくっていた。
彼はこう叫んだ。
「本物の愛はあるのだろうか!本物の善はあるのだろうか!本物の世界はあるのだろうか!本物の自分はあるのだろうか!」
他の人達はそんな彼を見ていろんな事を言った。
「馬鹿な子だ。ほんと、可哀想だよ。」
「きっと、クソゲーのやり過ぎか、シゲキックスの食い過ぎかで頭がいかれてしまったんだろうな。」
その時、天から雷が落ちて少年の恋人の家を爆発させた。ズドーン!
恋人は即死亡した。
数ヶ月後、少年は普通の少年に戻っていた。
学校での成績は良い。友達もそこそこいる。いたって普通。
そんなある日、哲学の授業中に彼は突然先生に向かって靴を投げた。そしてこう叫んだ。
「みんな死ね!死ね!!死んじまえ!!」
いったい、彼の気持ちを誰がわかってくれて慰めてくれるのだろうか。
難しい