宮内卿のマルチな日々
はじめまして、花見と申します
なんとなく書くので何となく面白がってくれたら嬉しいです☆☆☆
はろー、宮内卿です★
現代っ子に伝わるノリのいい挨拶を探して三千里な宮内卿です。
嘘です。一歩も動いていません。そもそも三千里とか歩く気もありません。
そして改めて自己紹介です。
平安時代に宮内卿という名前の方がおられましたが、私は多分その方とは違う感じになるのでしょう。だって作者が無知だからね。詳しく調べもしないくせになんだこの人面白そう使っちゃえ★的なノリで使っているわけですよ。
似非平安物語…とでも言ったところでしょうかね。
私の日常、とくとご覧あれ!って言ってはみるけど別に日常っていうわけでもないような…
其の壱【藤原俊成女と宮内卿】
ある日の清涼殿。
俊成卿女(としなりきょうのむすめ)は今日もご機嫌です。廊下を歩いていると、同僚である一人の女性とぶつかりました。嬉しくて声をあげます。ご機嫌だと何もかもがうれしく思えてくるものです。少なくとも俊成卿女の場合。
「くーちゃん!」
それに対して、宮内卿(くないきょう)ことくーちゃんは、いつも通りのクールっぷりです。さっとフリップを顔の前に掲げました。
「ヾ(´ω`=´ω`)ノ」
嘘です。
いつも通りの隠れテンション高い人(なんだそれ)です。今日はフリップに顔文字を駆使して話すようですね。
「くーちゃん、元気?」
「(;´д`)」
「朝から疲れてるなんて、愛しのダーリンでもいるのかにゃあ?」
「(///∇///)」
「きゃー照れちゃって!!かっわいいー」
宮内卿はフリップに顔文字を書いて俊成卿女に見せています。ぱっと見、宮内卿は無表情です。ご機嫌な俊成卿女だけがにこにこしています。
「院に気に入られてるなんていいよねぇ。羨ましいわ」
「((○(>_<)○))」
「・・・大変なの?」
「(;-;)」
「可哀想に…あたしが代わってあげたいわ」
「(;¬_¬)ジー」
「それは嫌なの?」
「(。・_・。)」
「あら…じゃ、やりがいがある仕事ってことね」
そろそろ宮内卿の顔文字についていけなくなりそうです。ので、終わりにしたいと思います。
・・・どうして俊成卿女は理解できるんだろう…
補足※
宮内卿よりも俊成卿女の方が年上の設定。
院…っていうのは二人の主人である時の帝、後鳥羽院のこと!です!
宮内卿のマルチな日々