吐露出来ない感情

ただの感情の吐露です。
小説でもなく、随筆でもなく、ただの感情の吐露の塊です。
泣きそうになる気持ちを、本当に今の気持ちを、そのまま写し取った鏡のように。

笑わないでほしい。
そしてどうか、聞いてほしい。

気持ちの整理を、したい。
怖くて悲しくて、どう仕様もない、そんな感情を。


どうしたらいいの。
泣きたい気持ちは、きっとだしちゃいけないとわかっているのに。
怒れば怒るほどに、また私はその人のことを傷つけてしまうから。


どうしたらいいの。
気持ちをどこまで抑えて、彼女と接すればいいの。
このままずっと感情を抑えていたら、壊れてしまうよ。


どうしたらいいの。
発言をして彼女を傷つけて。
どんな発言をして、彼女を傷つけずに済むの。


どうしたらいいの。
嫌われたくないから、なるべく隠し事はしたくないから。
本当のことを言って、彼女を傷つけるなんて、嫌われるなんて、そんなの本末転倒じゃないか。



ねぇ、どうしたらあなたは私のことをどうしたいの。
束縛の対象にしたいの?私はあなたの「モノ」なの?
あなたの「モノ」が遠くへ行ってしまったら困るから、リードのように私のことを縛りつけるの?

もし私が本当のことを言ったら。
もしそんなことになったら、あなたはどうするんですか。
また自分が傷つき、傷つけた相手をとことんずっと潰しまくるのですか。

知らない。
そんなの、知らないよ。



ただ、私はそんなあなたには耐えられません。
恐怖におびえながら過ごす一日は、悲しく辛くって。
いっそ、壊れてしまいたくなる。


何も考えたくない。
怖くて、考えたくもない。


私が悪いんですか?他の人が悪いのですか?あなたが悪いのですか?
そんなの、当人にはわかるわけがないのです。

わかっているのは、いつだってなんでもない、ただの人ばかり。


怖いんです。
あなたが私に突きつける刃が。
あなたが私に見せる牙が。
そして、私の心をえぐるような言葉たちが。



ストレートに言えばいいってものでもない。
そう言っているのはあなたじゃないんですか?
なのにこうして、向けてくる刃の鋭さを、あなたは知っているんですか?


怖いんです。
恐怖に応えるのが辛く辛くて、しんどいのです。


返す言葉すらなくて。
今こうして返したところで、何が起きるかなんて、わかりきったことじゃないですか。
あなたの鋭い刃が、私の心に鋭く突き刺さるんです。深々と貫くんです。

なにもしてない、そんなわけないです。
どうしてこんなことになったのか、そんなの私に聞かないでください。

ただ、私だってこうなりたくてなってるわけじゃない。
泣きたい気持ちをひっきりなしに抑えて、怖い思いを耐え続けて、今こうして生きているんです。


あなただけじゃないんですよ、辛いのは。
ネットを開けないのは、事実ですよ。
大変だし、このガラクタが、あなたにとってはただ邪魔なだけの存在なのだとしても。



怖いです。
辛いです。




この気持ちを、どこか遠くへ投げとばせたら、どれだけ幸せなんでしょうか――――――

吐露出来ない感情

ほんとにごめんなさい。こんなの、晒すべきじゃないですね。

吐露出来ない感情

  • 自由詩
  • 掌編
  • 成人向け
  • 強い言語・思想的表現
更新日
登録日
2013-06-16

CC BY-NC-ND
原著作者の表示・非営利・改変禁止の条件で、作品の利用を許可します。

CC BY-NC-ND