消える・・・。

実話になっています

これはわたしなりのメッセージです

自分との戦い

私には母・姉・父がいる

今日お話しするのは、私と母との物語。

母は仕事をしていて(清掃会社)私は中学校三年生だ
いつものように母に起こされて私はしぶしぶ起き上がる、そして母にせかされ学校に行く準備をしていた
私はいつも学校まで母に送ってもらっていた
理由は
・母の会社にいく通り道に学校があったから
・学校は坂道が急で疲れるから
の二つだった

準備が終わって車に乗り込み十数分がたったころ学校に着いた
 「いってきます...。」
母「いってらっしゃい」
母にし朝の挨拶をしながら私は教室にむかった


教室のドアを開けるとそこには誰もいない
鞄はあるけれどみんな朝練に行ってるらしい
まぁ、そんなのどうでもいいけど
私は別の教室へ向かった
そこにいたのは一人の女子生徒
 「おはよう」
女生徒「おぉ、高氏~おはよ~」
この子は下野 紗江(しもの さえ)・・・・紗江
私とおなじ美術部で少しふくよかな女の子、美術部のみんなに私は高氏(たかし)とよばれてるww

 「なにしてたの?」
私の質問からどんどん話は膨らんで行き、時間はあっという間に過ぎていってしまった
その間にいろんな子に話しかけられた
・大城 莉奈(おおしろ りな)・・・・大城
勉強ができる、テストの点はいいがどこかぬけている

・荒波 優菜(あらなみ ゆうな)・・・・荒ちゃん
美術部の副部長でかわいい女の子、意外な一面が


そろそろ時間がやばいと思った私は教室へ戻った
私のクラスには大城と荒ちゃんがいる、だから私は退屈しないで学校生活がおくれていた
だけど、私のクラス班は最悪
自分勝手な女子Nさん・嘘ばっかりのOさん・授業中寝てばっかりで何もしない班長Dくん・頭いいけどうるさいIくん・かっこつけてばっかでうざいKくん
私を含めこの六人での班生活は最悪なものだった

ある日のこと、掃除時間が終わって席について大城と話してたら後ろからDが
D「おい!掃除!」
の一言だけ言ってきたので、私は訳がわからず
 「はぁ?」
といったら、Dが
D「もういいし!」
とだけいい話をきってしまった
私は訳がわからなくなり大城に
 「掃除!だけ言われてもわからなくない?ちゃんといってほしいよねぇ」
といったら
大城「そうだねぇ、今のはちょっと...」
といってくれた
だけどその日から給食の時間も班机にしずらくなった
そして終学活でプリントをやっていたとき、私のプリントを綴じるファイルだけきてないのだった
ほかの班の人は全員もっているのに私だけもらえてなかった
みんながプリントを終えて帰り始めたときに私はじぶんでファイルをとりに行ったらなんとちゃんと班の人と一緒に置いてあったのだ
なんて卑怯なやつなんだ!っと私は心の中で怒っていた

そしてイライラしていたしめんどくさいと思っていたので塾もさぼってしまった
そのことが母にばれて母が怒った

そして数分後にテレビで抜毛症(ストレスやプレッシャーなどが心にたまり正常な髪を自分で引き抜く行為)の番組がやっていた
私は数年前から髪を引き抜いていた
 「私もたまにやってる....」
と小さくつぶやくと
母「あんたに何のプレッシャーがあるんよ!?」
と怒鳴られた
母「あんたにかけとるプレッシャ-より最低なのもなんてないんだよ!!」
とも言われた
 「母だけじゃないし.....」
母「はぁ?」
 「学校とかであるし」
母「じゃあ、言ってみなさいよ」
 「母に言っても変わらないじゃん」
母「言ってみないとわからないでしょ」
 「母に学校のこと話しても関係ないじゃん」
母「.......。あっそ」

それで気まずくなって私はお風呂に入った
さっきのことを思い出していた
 「(母は私より姉がすきなんだ。だからかけるプレッシャーの量も違うし、期待の量も違う。.....................。はっ、そうか全部自分が悪いじゃん。最後までやらない自分が嫌い・自分を棚に上げて話す自分が嫌い・自分の失敗を人に押し付ける自分が嫌い・人の顔色ばっかりうかがう自分がきらい.....。私の存在意義ってなんだろう....。消えたら楽かな......。もう、消えたい)」
そんなことを思っているうちに自然と涙か出てきた
お風呂からあがっても涙は止まらなかった


自分が消えた世界は何かが変わるのだろうか?
こんな誰からも必要とされてない人間が一人この世から消えたら何か変わるのだろうか?
身近な人は悲しみにくれるだろう
何も知らない人はどうでいいと思い変わらない生活を送るだろう
泣いていた人はいつに間にか忘れ悲しみはなくなるだろう
結局なにも変わらないのだ
私が死んでも世界は変わらず回り続ける
だったら何も変わらないこの世界を自分のこの目でみよう
もしかしたらなにか変わるかもしれない
だったら何も変わらないこの世界を自分の手で変えよう
もしかしたらうまくいくかもしれない
そう考えるようにすれば人生まだまだ、なにがあるかわからない

自分で自分の生きる道を消さないで

自分で自分のチャンスを消さないで

その選択が一生の後悔になるかもしれない

その後悔さえできなくなったら人間が本当に死んだときだと私は思う

人生まっすぐの道を行く人はいいと思うが

人生くねくねしている人、いろんな経験をつみ挫折や後悔をしているほうが芯がまっすぐな人間になるだろう


この世界から消えないで........。

消える・・・。

なにか思ってくれたらいいとおもっています(・ω・)

消える・・・。

  • 小説
  • 掌編
  • 青春
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2013-06-13

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