がんばれ!得太郎

得太郎くんあれこれ

 得太郎、またの名をボンバーと皆は彼をそう呼んだ。ボンバーとは幼稚園のころから一緒で、ボンバーとは小学生の頃についたあだ名なんですよ。これから、ボンバーこと得太郎くんのあれこれをかきつづっていきます。
 ある日ボンバーは、社会の時間先生に
 「方位を4つ言いなさい。」
と言われ、ボンバーは
 「ほーい、ほーい、ほーい、ほーい」
と、ほーいと4回言ったのです。そしてなおかつボンバーは、音楽の時間には
 「君はどんな楽器が好きかね?」
と聞かれ、またもやボンバーは
 「うーん、3学期かなあ…3学期が一番短いし…やっぱり3学期かなあ…」
と、本気で言いました。冗談なのか和よく分かりませんが。
 そして数年前、ボンバーと2人でボーリングをやりに行ったときのこと。ボンバーは、ボーリングの球を見るなり、穴はちゃんと3つあるのに
 「うおお!穴が2つ足りん!!」
と、叫ぶやい名やボンバーは、抗議をしに受け付けに行ってしまいました。そして15分後、ボンバーは真っ赤な顔をして帰ってきました。
 そしてボーリング場からの帰り道、コンビニに立ち寄ったところ、ボンバーは防犯カメラを見ると
 「イエーイ!」
と言いながら、カメラに向かってVサインを出し、店員に
 「お客さん、困るんですよね。」
と、カメラのモニターにはバカ面がドアップ。しかも、ビデオに記録された。
 そして、ボンバーの弟もバカなやつで、名前を得次郎といった。ある日得次郎は、遠足の前日、先生に
 「自分の持ち物には、しっかりと名前を書いておくように。」
と言われ、得次郎はしっかりとリュックサックに「リュックサック」と書き、おやつのバナナに「バナナ」と書いたら、マジックに「マジック」と書けず、兄のボンバーこと得太郎に相談したら
 「もう1本マジックを持っていけばいいだろ。」
と言うと、得次郎は
 「すごいや!お兄ちゃん!!」
と言われ、兄の得太郎は照れまくっていました。

得太郎くんと愛犬タマ

 得太郎くんは、自称不良愛犬家と称し、愛犬タマは雑種なのですが
 「オレのタマはな、オレと同じでさあ、まあ3日に1回はケンカしねえと夜中に吠えてうっせえんだよな。まあそれもよ、この犬が決闘証つきだから、それもしかたねえんだけどよ。」
と、どっから見ても雑種タマを血統証と言い、しかも血統証と決闘証を勘違いしている幸せ者です。
 ある日、僕はむりやりボンバーにタマの散歩に付き合わされた時のこと。前方に黒いのら犬を発見したタマは、唸りだしました。それを見てボンバーは
 「ほれっ、よく見ていろよ。それっ、タマいなしたれ!」
と言うと、ボンバーは引き綱を離しました。猛スピードで駆け出したまではよかったのですが、引き綱がマンホールの穴にはまってしまい、そこを中心にコンパスのようにぐるぐると回りだしたのです。それを見て、ボンバーは
 「見たか!円月殺法じゃ!」
と、大喜び。それから5分くらいタマは周り続け、フラフラになったのです。
 「ついに出たか!タマ最大の必殺技、酔拳じゃ!」
と、絶賛した。しかし、タマがかわいそうになった僕は、助けてやろうとすると
 「おらあ!近づくんじゃねえ!殺されてえのかよ!!」
と脅され、僕は結局タマを助けることはできず、そのまま夕方まで走り続けたタマは倒れてしまいました。
 数日後、すっかり回復したタマを連れてボンバーは僕の家にきました。そしてボンバーは
 「新しい技ができたから見せてやるよ。」
と言いました。僕はまあどうでもよかったのですが
 「見せてくれよ。」
と言うと、すかさずボンバーは
 「ハウス!」
と、タマに向かって言うと、タマは猛烈な勢いで僕の家から走り去りました。
 「オレの犬はな、心身ともに優秀でな、ハウスと言うとオレの家まで自分で帰るんだぜ。まあ犬は、飼い主に似るっていうから名。」
と、相変わらず幸せ者のボンバーでした。
 「そろそろ家についているころかなあ。」
と言って、帰っていきました。そして夜中にボンバーから泣きそうな声で電話がかかってきました。
 「オレの犬が帰ってこねえんだよ…おまえの家に来ていないか?」
と言われ、僕は
 「来てないけど…」
と言うと、電話を切ってしまいました。
 1週間後、タマは僕の家から10キロも離れたところで発見され、保健所で保護されていました。発見当時タマは、隠しておいた骨をくわえていたそうです。どうもタマは、「ハウス」と言われ、餌を探しに行ったようです。食欲に関しては、犬は飼い主にそっくりでした。

得太郎くんのイメージチェンジ

 それは、まだ残暑の厳しい9月のよく晴れた日のことでした。ボンバーは普段スポーツ刈りなのですが、その日は
 「オレよお、明日リーゼントにするぜ!」
と、大胆なことを豪語しました。そして、パシリの山下くんに向かって、明日オレの家に迎えにこいと無理やり誘ってきました。当然のことながら、山下くんは断ることもできず、一緒に行くことになりました。
 翌朝、山下くんは最寄りの駅で待っていました。数分後、髪の毛をリーゼントにしてジェルでてかてかに固めたボンバーがやって来ました。そして、通りすがりの人の目も気にせず
 「今日のオレは一段とカッコいいぜ!」
と、訳の分からないことを言い張る相変わらずの得太郎くん。山下くんは、顔を隠すように下を向いて歩いていると
 「おら!もっと胸はって歩けるよ名!」
と、山下くんの気も知らないボンバーでした。
 しかし、ボンバーの天下もそこまでだった。ごきげんで電車に乗ったが、靴紐が解けているのに気がつき、紐を結んでいると電車のドアが閉まり、あのリーゼントしてジェルで固めた部分がドアに挟まってしまいました。それに気がついたのは、靴紐を結び終え、立ち上がろうとした時ですでに遅く、ボンバーはしゃがんだまま動けなくなりました。しかも、そのドアは5駅通過しないと開かない法のドアで、ボンバーはそのままじっとしていなければならないのでした。
 それをずっと見ていた山下くんは、恥ずかしさに耐えきれず、ボンバーを置き去りにして全然違う次の駅で降りてしまいました。その後、山下くんは次の電車で学校に行きましたが、ボンバーがどうなったかは知りませんでした。
 1時間目の終わり頃になってボンバーはやって来ましたが、その髪型といったら、前髪の部分は、むりやり引き抜いたようでグシャグシャになっていました。ボンバーは無言で席に座り、屈辱のあまり体中を振るわせていました。
 放課後、山下くんは体育館の裏でボコボコにされているのが発見されました。誰がやったのかはみんな知っていましたが、髪型を乱されたボンバーには、恐くて誰も知らないふりをしていました。
 その後ボンバーが、中学生時代をずっとスポーツ刈りで過ごしたことは、言うまでもありません。

(番外編)登場!不良教師イケ

 得太郎や僕らのいるクラスに、今年の英語の担当に池川(通称イケ)がやってきました。こいつは、英語の担当のくせして、授業中突然フランス語をしゃべる人です。
 この人は、時々陽気な人でいきなり前触れもなく
 「ぼかあねえ、あさりをあっさりと食べるのが好きなんだよ。」
と言い、教室中はシーンとなってしまいます。すると
 「まったく、僕のセンスがわからないなんて、キミらにも困った物だみのもんた」
と、僕たちの背中が寒くなるようなギャグを連発するのです。
 イケは、時々授業前に酒を飲んでくることがあるようで、近寄るととても酒臭いのです。そんな時に限って
 「男は黙ってサッポロビール!!」
と、訳の分からぬことをほざき
 「言っているオレだって恥ずかしいんだぜ…」
と、平気で抜かすやつです。
 ある日イケは歓送迎会の時、酔った勢いに身を任せ、空を飛ぶと断言したそうです。そして、階段の踊り場から両手を羽ばたかせ、空を舞いました。しかし、着地に失敗し
 「ううっ…ううううっ、うううう…」
と、小さくうずくまり、小刻みに痙攣を起こしていました。そしてイケは、他の教師に抱き抱えられ、病院に送られました。
 2週間後、イケは右足を骨折し、両腕を捻挫していました。しかし、イケは
 「ちょっとこけちゃったなあ…」
と、どう見てもちょっとこけたようには見えないのに、あくまでもちょっとこけちゃったと言っているプライドの高い不良教師のイケに乾杯!

得太郎くんとコーヒー

 得太郎くんは、一時期コーヒーにこっていた時があって、当時は
 「オレよお、コーヒー通だからよ、毎朝必ずモナカを飲んでくるんだよ」
と、訳の分からぬことを言い、僕らを混乱させていました。そしてボンバーは、学校の傍にある自動販売機のコーヒー牛乳を見ては
 「こんなものはな、コーヒーじゃねえ!子供の飲み物だぜ!」
と、いつも言っていました。
 そしてある日、僕らはボンバーに
 「ボンバーさん、僕たちにも本当のコーヒーっていうのを教えてくださいよ。」
と、お願いしたら
 「しょうがねえなあ。じゃあ放課後、校門の前で待っていろ。」
と言われたので、僕らはボンバーについて行きました。そこは、駅前近くのファミリーレストランでした。
 「ちょっと違うんじゃねえの…」
と、重いながらも入って行きました。ボンバーはカッコつけて、片腕を椅子の背もたれにかけ、足を組んで渋く決めていたが、そこはボンバー、なれないカッコをしたため足の筋を突っ張らせてしまい、僕らは2・3分ボンバーを介抱してやりました。すると、すっげえかわいいウェイトレスがやって来て
 「ご注文は」
と聞かれたので、ボンバーは
 「コーヒーをブラックで」
と、カッコつけてボソッと言いました。が、しかし
 「はあ?」
と、ウェイトレスに言われてしまったので、発音が悪かったと思いボンバーは
 「ブラック!」
と、怒鳴りました。しかし
 「すいません…もう一度お願いします。」
と言われ、真っ赤になったボンバーは
 「じゃあカレー!」
と、恥ずかしさのあまりとんでもないことを言いました。
 「はい、カレーですね。他の方もカレーでよろしいですか?」
と言われた僕らは、やはり恥ずかしさのあまり、3人とも無言でコクリと頷き、その後僕らは、何も言わずにカレーライスを食べました。
 それ以後ボンバーは、コーヒーのことには何も言わなくなりましたが、ボンバーは
 「カレーはやっぱりインドが本場だぜ!」
と今度は、カレーにうるさくなりました。

得太郎くんのサマーキャンプ

 ボンバーのいる学校は、夏休み前に2泊3日でキャンプをするのが恒例の行事でした。そしてその中に飯盒を使って飯を炊く時間がありました。そこで登場するのがなんでも知ったか振りで有名なボンバー。ボンバーは、ある違う班に行っては
 「オレが火をつけてやるよ。」
と、図々しく火の前に座り、手際よく薪を組み替えました。すると、火はみるみるうちに消えてゆき、ついには完全に消えてしまいました。そこでボンバーは
 「後は自分らでやりな」
と、無責任にもその場を立ち去ってしまいました。そしてボンバーは、次々と別の班の火を消していき、反感をかってしまいました。しかし、6こ目に行き着いた班では、どっかりと腰を下ろし、気合いを入れて火を起こしました。そこでボンバーは見事な大火としました。
 「どうだ、オレのテクニックは。まあ、実力を出せばざっとこんなもんよ!」
と、奇跡ということにも気がつかず、図々しいことを抜かしていました。
 しかし、ボンバーの天下もそこまででした。火に向かってパタパタとうちわを仰いでいるボンバーから少し視線をずらすと、なんと!ボンバーのズボンのチャックが開いているではありませんか。しかも、大股を開いているので100%全開。それを一目見ようと、周りの班の連中がやってきました。それを見てボンバーは
 「オレのテクニックを見にきたんだな!」
と大喜び。みんなは、ボンバーの下の方に目をやっていました。あまりにもボンバーがかわいそうになったパシリの本島くんは、そっとボンバーに近づき耳打ちしました。
 「ボンバーさん、ボンバーさん、ズボンのチャックが開いていますよ。」
その言葉を聞くと
 「おお、そうか。」
と、自分のハレンチな姿に思わず恥ずかしくなり、そっとチャックを上げました。
 その後ボンバーは、「ボンバーチャックマン」と言う奇妙なあだ名を付けられ、たいくつな帰りのバスの時間を楽しく過ごさせてもらいました。

得太郎くんのホームルーム

 それは、ある日の出来事。われわれ中2は、ホームルームの時間に文化祭のテーマについて話し合っていました。それでもって、われらのボンバーこと得太郎は、ホームルームには全く参加せず、一人でもくもくと北斗の拳を読んでいました。
 学級委員の鈴木(あだ名を貴族)がホームルームを仕切っていました。貴族は、ホームルームを完璧に進めていたつもりなのだが、ある間違いを犯してしまいました。それは、あのボンバーに当ててしまったのです。
 「何を言えばいいんだよ。何!文化祭のテーマぁ?!」
と言うボンバーに対して貴族は
 「あっ…やっぱりいいです…。」
と言ったのもつかの間
 「あべしっていうのはどうだ、あべしって。」
 「えっ?あべしとは、何の略ですか?」
 「うーん…ひでぶって意味だよひでぶって。」
と言ったが、全然理解しない貴族を見て、しびれを切らしたボンバーは
 「ちょっと来てミソ。」
と、貴族にとことこっと近づき、右手に持っていた北斗の拳で貴族の頭をポカリ!そして
 「あーちゃちゃちゃちゃちゃちゃー」
と、貴族の原に怒りの鉄拳をぶち込みました。そして
 「うう…ううううっ…」
と、もがく貴族を見てボンバーは
 「おまえは、すでに死んでいる。」
と、捨てぜりふを残して、本日のホームルームは中止。そしてボンバーは、先生によって職員室送りに。給食の時間になっても帰ってこれず、彼の大好物である大学イモは食べられませんでした。

得太郎くん恋をする

 事件は中2の時起こりました。それは、ボンバーのクラスに転校生が入ってくるということでした。しかも女の子。学級委員の貴族によると、名前は「えりな」というハーフっぽい超かわいい子だということです。ボンバーは
 「ふかしこいてんじゃねえよ!」
と、いきまいていましたが、トイレに行っては髪を整え、ちゃんと服のボタンをしめ
 「まあ、オレもどっちかというとハーフだからな」
と、ハーフの意味が全くわかっていないボンバー。ちなみにボンバーは、一重瞼に短足、どこから見てもバリバリの日本人でした。そして
 「今日くるえりなは、とりあえずオレがキープした。」
と、まだ見ぬ転校生を呼び捨て、しかもボンバーは
 「おい、オレよお手紙書くからおまえ代筆しろ。」
と、自分の字が下手ということがわかって、貴族にむりやり書かせました。
 「よしっ、今から言うことを書け!」
貴族は、しぶしぶペンを取りました。その文章は、下記の通り
 はじめまして、えりな。オレはキミが好きだ。本当なら直接あってもよかったんだけれど、オレに会うとこの瞳でキミが失神してしまうかもしれない。オレの瞳は100ボルトさ!そして、キミさえよければキミの大好きないちごのショートケーキを日本中のケーキ屋から探し出そう。でも、オレには探す必要はない、オレが作ってやる。もし、それを食べてくれるのなら、オレは日本一絵になる喫茶店でコーヒー牛乳でも飲みながらキミを見ていたい。
と、訳の分からぬ手紙ができあがりました。貴族は、こんな物渡したら絶対バカにされると心では思いながらも
 「ボンバーさん、これなら彼女もイチコロよ!」
と、心にもないことを言い
 「そうだろ、われながら完璧な文章だ!」
と、センスを疑うようなことをほざいたあげく、浜田省吾の片思いを歌いだす始末。
 「早くこねえかなあ…」
と、さっき書いた手紙を握りながら、じっとドアを見ていました。
 ガラガラッとドアが開き、担任の先生と一緒に入ってきました。その姿を見てびっくり!それは、マンモスのようなボディに男と女のハーフみてえな顔をしていました。
 「今度、N中から転校してきました宮内えりなでーす。」
と、自己紹介。すっかり動転したボンバーは、手紙を破り捨て、前の席の貴族に殴りかかりました。
 「痛いよ!痛いよ!ボンバーさん…」
そして先生が、どうしたと聞くと、ボンバーは清水健次郎の失恋レストランを歌いながら教室を出ていってしまいました。
 2・3日後、すっかりあの悪夢から覚めたボンバーは、彼女をマンモスマンと名付け、今はB組の子に恋を感じるとほざいていました。

得太郎くんの敗北

 それは、朝から雨がしとしと降る日のことでした。2時間目の授業は英語で、クラス全員に不良教師のイケは説教をたれていました。しかも授業前に酒を飲んできたらしく、ドスの利いた怒鳴り声と酒臭さが教室中を支配していました。
 一瞬、沈黙がありました。シーンと静まり返った中で
 「ガタガタうるせえんだよ!」
と、小さな声でボンバーは呟きました。
 「誰だあ!得太郎か!?」
と、イケはすかさず怒鳴りました。
 「得太郎、ちょっと前に出ろ!!」
ボンバーはちょっとビビリ
 「なんだよ!」
と、隣の人にしか聞こえないような声で言いました。ボンバーは、ポケットに手をつっこみ不良特有のあのなめたような態度でボンバーは前に出ていきました。
 「ボンバーさんってすごいんだなあ…」
と、思われたいばかりの行動です。そして、ボンバーはじっとイケの酒臭い顔を睨んでいました。
 「さっき誰に言ったんだ、ちゃんと言って見ろ!!」
と、またボンバーは、ちいーちゃい声で
 「てめえだよ!!」
と、言いました。もうクラスは超ドキドキ物でみんなは注目していました。そしてみんなは、ボンバーが何を言うかと期待していました。そして、15秒くらい沈黙がありました。心臓の鼓動がクラス中をかけめぐった。そしてボンバーはポツリ
 「自分に向かって言いました…」
 「ブブブブブブーッ」
と言う笑い声をクラス全員が発しました。その後、ボンバーは英語の授業中、前でずっと正座させられていました。結局、イケにボンバーはかないませんでした。
 その後ボンバーは、ちゃんと勉強して高校に入り、大学にまで進学しました。そこで得太郎は
 「昔、オレよお、悪いことしてきたんだよな。」
と、粋がっているという風の噂を聞きました。(完)

がんばれ!得太郎

がんばれ!得太郎

僕らの中学校を震撼させた不良……いやタダの笑い者、得太郎の無様な話を収めた短編集。中学生の頃に執筆した番外編を含む9編を掲載。

  • 小説
  • 短編
  • 青春
  • コメディ
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2013-06-02

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Copyrighted
  1. 得太郎くんあれこれ
  2. 得太郎くんと愛犬タマ
  3. 得太郎くんのイメージチェンジ
  4. (番外編)登場!不良教師イケ
  5. 得太郎くんとコーヒー
  6. 得太郎くんのサマーキャンプ
  7. 得太郎くんのホームルーム
  8. 得太郎くん恋をする
  9. 得太郎くんの敗北