人間と悪魔18話

今回は特にありません。
すいません!

坂内を脅した、東は楽しんでいた。
そして脅かせれた坂内は涙声で『悪霊退散』といっていた。

「・・舞ちゃんー東はキミをからかっただけだから、出てきてよー。」

坂内は全然に出てこようともしない。

「まいったなー、東、お前のせいだろ、何とかしろよ。」

「誰に物を言っている。自分の立場が分からんのか?」

「いえ・・今朝バカにしたことは謝りますから、なんとかしてください、お願いします。」

「まぁ、いいだろう。坂内そんなくらい押入れの中にいて大丈夫か?なんか見えないか?」

バタンッ!思い切り押し入れを空けた坂内は、涙目になっていた。

「・・・ぐす、東さんキライです・・・。」

「キライで結構、俺は別にかまわない。」

坂内はますます涙目になり、こう一言言った。

「東さんなんて大嫌いです!!!」

「うわぁ!びっくりした!舞ちゃん、落ち着いて。」

「・・・桂木さんは黙ってください。」

「・・・・え・・?・・あっ、はい・・・。」

桂木は慰めたつもりで言ったが、逆に落ち込んでしまった。

その沈黙がしばらく続き、桂木が1番最初に喋った。

「そういえば、まだ風呂入ってないな、行こうぜ東。」

「あぁ。」

「・・・・え?私一人置いていくんですか?」

坂内は不安そうな表情で東たちを見た。しかし東は。

「だったら、お前も風呂に入りに行けばいいだろう。」

「・・・え?一人で?」

「・・・お前は誰と入るつもりでいたんだ?」

「じゃあ、舞ちゃん、俺と一緒に入る?」

「結構です!!セクハラで訴えますよ!」

桂木は思った。なんで俺だけこんな扱いなのか?どうしてジョーダンでいったつもりがこうなるのかと。

そして場面変わって男児風呂。

「風呂も汚いな。」

「・・・うん、入った気がしない。」

二人はさっさと体を洗って風呂から出た。

「それにしても、お前、舞ちゃんにひどいこと言いすぎだぞ。」

「いつもどうりだ。」

「・・お前は普段何を言っている?」

場面変わって女風呂。

「まったく東さんがあんなに酷いことを言うなんて思わなかったよ。」

坂内は一人でブツブツ言いながら身体を洗い風呂から出た。

「なんで、東さんは女心が分からないんだろう。」

なんて一人ごとを言っていたら、女風呂の外からかすれた声が聞こえた。

『呪ってやる・・・』『呪ってやる・・・』

「・・・いやぁぁーーーーーーー!!!!!出たーーーーー!」

場面かわり、東たち。

「おい!今の声!舞ちゃんだろ!」

東は興味ないように答えた。

「そうだな。」

「今の悲鳴だぞ!助けに行かないのか!?」

「・・お前が行け。」

「・・・なんて薄情なヤツだ・・・!!今行くぞ舞ちゃん!」

そのまま桂木は女風呂にむかった。

「・・・・あいつはバカか。」

そして桂木は女風呂の前まできて思い切りあけて、こう言った。

「舞ちゃん!大丈夫か!!」

「いやぁぁーーーーーー!!変体覗き魔!!!」

そうして、桂木は心に深い傷を負った。

人間と悪魔18話

今回桂木をいじってみました。

人間と悪魔18話

ボロイ宿に泊まることになった東たち、泊まったのはいいが色々な問題が!?

  • 小説
  • 掌編
  • コメディ
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2011-07-26

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