人間と悪魔17話

夏といったらお化け!暑い夏にぴったりですね!
そんなわけで今回は幽霊ネタをやりたいと思います!
興味があったら見てね!

こうして宿に向かった東たち。けれども、桂木と坂内は顔が青ざめていた。

「ずいぶん汚い宿だな。」

東がそういうと、桂木がこう返した。

「ここは幽霊が出るって噂らしい、だから宿泊代も安い!」

「なるほど、じゃあ入るか。」

東と桂木は入ろうとしたが、なぜか坂内だけ動かなかった。

「・・・なにやってんだ、止まってないで早くしろ」

「なななな、なんで、おおお化けが出るって知って普通に入れるんですか!!おかしいですよ!!!」

坂内は声を震わせながら必死に大声で言った。それにたいして東は。

「・・・お前、お化けが怖いのか?」

「そうなの?舞ちゃん?大丈夫だよー俺が守ってやるから」

「そそそそ、そんなことないですよ!!お化けなんて、ここここ、怖くありません。」

「じゃあ入るぞ。」

「ののの、呪われますよ!あああ、危ないですよ!」

坂内は必死で訴えたが、東たちはそんなこと聞かずに宿に入っていった。

「・・・・ううぅ・・なんで・・ちょっと待ってくださいよ!」

そう言って、坂内も宿に入っていった。
中はとても狭くて、いかにもなにか出そうな感じのボロさだった。
東たちは宿主に部屋の鍵を借りてその部屋に向かった。

「本当にボロイな・・・。」

「あぁ・・ボロすぎる。」

坂内は一人でガタガタしていた。

廊下を歩いていると突然床が抜け桂木が転んだ。

「いて!!床が抜けやがった!どんだけボロイんだ!」

「・・・ちゃんと弁償しておけよ。」

「いや、俺を心配しろよ!」

そんなことを行ってる内に部屋に着き部屋のドアを開けた。
中はとてもボロくホコリがとてもたまっていた。

「・・掃除しておけ。」

「誰に言ってるの?」

「今返事したお前だ。」

「なんでだよ!お前も手伝え!・・どうしたの?舞ちゃん、さっきから喋んないでブルブル震えちゃって?」

「え!?い、いえなんでも・・!」

「ふーん。」

東は坂内のことを不審に思い、いきなりこんなことを言った。

「・・・ん?なんか窓の外に顔みたいな物が。」

「いやぁぁぁぁーーーーー!!!」

坂内はいきなり叫び、押入れの中に急いで隠れた。

「・・・舞ちゃん・・・?どうしたの?」

「・・・う・・う・・悪霊退散・・・・悪霊退散・・。」

坂内は押入れの中でぶつぶつこんなことを言っていた。

「・・・東、いくらなんでもかわいそうだろ。」

「いや、そこまで怖がるとは・・・。あいつ、なんかおもしろいな。」

「いやいや、かわいそうだろ!」

「俺のケンカを売ったこと忘れてないか?お前もただじゃ済まさんぞ。

「・・・いや、なんかすいません。」

桂木は思った、本当に消す悪魔はこいつじゃないかと、それとこいつは幽霊より全然怖いと思った桂木だった。

人間と悪魔17話

友達とかで泊まりっていうのは、なかなかドキドキしますよね!
夏は長いです!みなさん楽しんでください!
話はそれましたが、東が坂内をからかっているところが見所です!
興味があったら見てみてください!

人間と悪魔17話

泊りがけで海を楽しむことになった東たち。 しかし泊まるところはとてもボロク、幽霊が出るような場所だった。 それを聞いて、坂内はとてもおびえていた。

  • 小説
  • 掌編
  • コメディ
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2011-07-25

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