冷静でいられない。

無題

退屈で仕方なかった

だから、飛び出したんだ。


みんなの前じゃ冷静で感情が乏しいみたいなこと言われるけど

一人だと自分でわかるくらい表情が変わってる自覚がある

みんなの前でもそうしたいような気もするけど

自信がない

なににって、容姿とか、声とか、にね

生まれもったそれらにあまり自信が持てない

親に失礼かな..?

まぁ、これは自分だけじゃないとわかっている分なぜか少し気が軽いが...

まぁそんな風に自己完結して、修繕しょうとみんなの前ではなるべく笑うようにはしている

でも、みんなが言ってた冷静ってのはなんだか分かる

興奮して、テンションもあがっているのに

たまに、どこか冷めている自分がいるのに気がつく

そいつは常に冷静で冷めた目で見つめてくる

そいつは忘れて少ししたら浮上する

そして熱くなった自分を一瞬で冷ます

例えるなら、そうだな...ケータイいじっていたら急に画面が消えて自分の顔が映った時に似ている...

私だけか?

はは、

そう、最近急に笑いが出てくる

いろんなことが可笑しくて

たまに周りからなんで笑ってる?って聞かれる

その時いつも思う、―――あ...間違えた?

って

急に何の話だって思うだろ?

私は少しずつ、きっと狂ってきてる

と、思った


 私は退屈で仕方なかった

だから飛び出した

それの何が悪い?

飛び出して暇つぶしに知人と楽しんでいただけだ

それの何が悪い?

広い部屋で一人、皆の楽しそうな声だけが聞こえる部屋。

そこに一時間も待たせたんだ

飛び出してなにが悪い?

虚しかった。

私は一人でここに居るのに、私以外の人はみんな一緒なんだ。

ここで一人でいるのは一人だけ。自分一人だけなんだと...

何もない、ただ無だった。時間の無駄だと思った

だから飛び出した、何が悪い?

無駄な時間を少しでも有意に使おうとしただけじゃないか

退屈で仕方なかった

なぜお前に怒られないといけない?

アンタは勘違いしてる

私をあまり理解していない

そして私の地雷を踏んだんだ。

 お前の代わりはいると―――

存在を否定された。

それ以降の言葉は届かなかった

ただ特にいらないと言われた気がした

正確には何と言っていたのかさえ覚えていない

ただいらないと

だからアンタは私が今泣いている意味も正直理解してないんだ


 泣きながら一人で笑ってた、少し違和感が残るが口角が上がる

あぁ、私は歪んでなんていない。

相手や周り、今後や色々考えて、自分の言いたいことさえ口に出せない自分に笑ってたんだ

バカバカしくて

アンタは寂しい思いをさせて悪かったとか言ったが

それは違う。

悔しかっただけだ

少し虚しかっただけだ

あの何もない時間が、あの何にもならない時間が

思いだすと、また泣いて、笑うんだ。

泣きながら笑ってるんだ

歪な笑みを貼り付けて

自分の価値のなさを嘆いて

とうとう存在を否定されて

怒りと悔しさや諸々(もろもろ)が落ち着かない

自分を殺めてしまいそうになる

冷めてるアイツが困ったように笑っている気がした

泣いても、冷めた笑いを浮かべるのはきっとお前のせいなのに

冷静でいられない。

少しだけ情緒不安定なヤツ。しかし、彼は正しい。
この後に本編的なのを続けていきたい
今度はちゃんとした感じの小説に

冷静でいられない。

一応高校生男子。 コイツの脳内とコイツの考え方とか ある一部においてネガティブー... 続きはこの背景とそのほか人物 コイツが周りからどんなん風に見られてるとか

  • 随筆・エッセイ
  • 掌編
  • 青春
  • 全年齢対象
更新日
登録日
2013-05-30

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