パッチ・アダムス
パッチ・アダムス
1998年公開映画
ロビン・ウィリアムス主演
前後編みたく2回に分けて見ました。
きっかけは、精神科医の越智啓子さんがパッチと会った話を本で読んだからです。
この映画は実在の人物の自伝を映画化した作品なのです。
越智さんもこの映画を見たそうです。
そしてピエロに仮装して中国を旅するワークをパッチと共にこなしたそうです。
ピエロの仮装…してみたいかも(笑)。
パッチはピエロが好きみたいですね。
単に笑いの象徴としてなのかもしれません。
笑いが患者を治すということをアメリカで言い出したのがパッチのようです。
この映画はパッチが医者になる過程を描いた作品です。
医大で勉強をし、成績もトップクラスで問題はないのですが、それまでの医者の概念が大嫌いなパッチは、自分なりの治療法を見つけるのです。
そして大学内で問題になるのですが、無事に医大を卒業して医者になれるのか?がこの作品のテーマです。
とっても変わったお医者さんですね。
笑いが患者を癒すのみならず、治すとまで宣言するとは!
医大病院で子どもたちを笑わせるのは感動です。
パッチのすごいところは、行く手を阻む人に立ち向かい、説得して自分の我を通すところです。
普通、ちょっとでも異を唱えられると、自分のやり方を疑うものですが、パッチは自分に絶対の自信を持っていて、決して自分のやり方を曲げません。
これはすごいことだと思います。
そこまで確信した生き方をしてみたいものです。
ロビン・ウィリアムスの年齢の関係で、この映画では年取った大学生になってますが、実際のパッチは20代後半だったそうです。
なるほど、それなら女子大学生との恋もなんとなくわかる気がします。
それにしても、このカレンのことは驚きです。
結末がすごい…。
私はてっきりパッチと結婚するのかなと思ってたんですけどね~。
いやはや。
パッチが笑いを医療に取り入れようとして奮闘するのが小気味良く、つい応援したくなります。
ロビン・ウィリアムスがまたぴったりなのです。
みんなに愛されキャラなんですよね。
そしてつらいことも乗り越える強さ。
自伝が読みたくなりました。
この頃いろんな人の自伝に興味を惹かれます。
元々大学でバイオグラフィのレポートを書くくらい、有名人の自伝が大好きなんです。
つくづく自分はノンフィクション好きなんだなぁと納得。
これからも随筆を書き続けます!
パッチ・アダムス