そらの翼ゼロ 4

そらの翼ゼロ 4

第4作目です。おかしなところがあると思いますが読んでいただけたら嬉しいです。

第4章:芳佳の過去そしてプール

あの戦いが終わって数日俺はまた鍛錬をしていた
「クソ暑いな~」
「もっと頑張りなさいよ」
「頑張ってるって」
「でもあんたよく倒せたわね」
「俺だってやればできんだよ」
「それより本当に暑いわね~」
「おい、スルーすんな」
「え?何が?」
「まあなんでもいいや」
「そうだ、プール行かない?」
「アメリカにプールなんてあんの?」
「あるわよ何言ってんの?あんたバカじゃないの」
「そこまで言わなくたっていいだろうが」
「それにこっちじゃなくて日本のよ」
「飛行機乗んのかよ、めんどくさいな~」
「大丈夫よ、私が日本のデーター持ってるから私のゲートを通ればいいの」
「なるほどね」
「そしたら空も日本に行ったり来たりできるでしょ」
「だね、そういえば何でアメリカに来てたの?」
「それは...いろいろあるのよ空には関係のないことよ」
ちょっと芳佳の表情が暗くなったと思ったらすぐ元に戻った
「だってパートナーでしょ~」
「このことは本当に言いたくないの、お願いもう聞かないで」
芳佳の表情がまた暗くなった
「わかった、そんな顔するなって」
「ごめんね、私本当は日本にあまり行きたくないけどプールに行くだけだし行きましょ」
「あまり行きたくないならいいよ」
「いいわよ行きましょ」
「わかった」
「明日の朝出発、ダイブとは言ってもプールの近くには行けないから途中からバスよ」
「わかった」
俺は芳佳の過去に何があったのか気になった、それで俺は滝さんのところで何があったのか聞きに行った
「なあ芳佳ちょっと宿屋で待ってて」
「どこ行くの?」
「ちょっと買い物に」
「それなら私も行くわ」
「あまり見せたくないから待っててくれ」
「何買うのよ?あんたまさか...」
「そんな変なもの買うわけじゃないから」
「もう、わかったわよちょっとだけよすぐ帰ってきてね」
「ああ」
俺は滝さんのとこに行った
「あの滝さん」
「どうした?」
「あの芳佳のことで聞きたいことが」
「なんかあったのか?」
「さっきプール行くから日本へ行くって言ったときなんでアメリカにいたのか聞いたらすごい暗い顔をして教えてくれなかったんですけど、芳佳に日本で何かあったんですか?」
「そうか...色々とあったんだよ」
「教えてくださいお願いします。パートナーとして知っておきたいんです」
「だがな芳佳には辛い過去があるんだよ」
「おねがいです」
俺は頼み続けた
「わかっただが言ったことは言うなよ」
「分かりました」
「実は芳佳のパートナーはお前が初めてじゃなくて前にもう一人いたんだ」
「そうだったんだでもパートナー欲しがってたって」
「あれは芳佳が俺にそう言ってくれって頼まれたんだ」
「なんでですか?」
「今からわかる」
「はい」
「あれは1年半位前に話だ、芳佳が中学に行ってたとき学校でいじめられていたんだ」
「え...」
「それであるひ芳佳が我慢できなくなってそのいじめのリーダを殴ったりした。そのいじめのリーダーみたいなやつの親が警察の一番上の人で芳佳を逮捕し裁判にかけたそれだけの理由で結果懲役2年普通じゃありえない事だ、だけど芳佳はそうなった」
「そんなでも1年半前の話ならまだ刑務所にいるはずじゃないですか」
「お前らにはスカイゼロがあるだろうが」
「じゃあ脱獄...」
「ああ、それで芳佳は元気がなくなっただけどある日そこに一人の男が話しかけてきた彼もそらの翼ゼロここの人だったそして二人はパートナーになった」
「でも今はいないってことは」
「ああ、もう死んだ芳佳を助けるのに一人で乗り込んでいったそのあとは帰ってこなかった...それから芳佳は元気がなくなりここへ来なくなっただがある日突然芳佳がここへ来た理由は人殺しをするグループがあり」
「その話聞きました」
「それじゃあ話しやすいそれで芳佳はそこで死のうと思ったのかその話を聞いた芳佳は私がやると言ってきた」
「あれって集められたんじゃ」
「いや芳佳だけは違う」
「そうだったんだ」
「それからずっと危険なことがあると現れ危険なミッションなどをやったりした一人で、ある日芳佳に友達ができたその友達もここの一人だ、そしてある日また危険なミッションが来たそれを二人で行けばいいものを一人で行ったその友達は裏切られたと言いある日突然どこかへ消えた」
「こっちで探すことはできませんか?」
「無理だ、それから芳佳は危険なことがあると一人で行こうとするようになってしまった」
「そんな、じゃあ今指名手配とかされてるってことですか?」
「多分なわからないが」
「記憶の消去はできないのですか?」
「記憶の消去は芳佳の記憶にあるものしか無理だ」
「それじゃあ危険なんじゃ、やっぱり行かない方がいいですよね」
「いや、芳佳が行くって言ってるならいけ」
「でも」
「いいからもし危険な時はこれ使えばいいだろ」
「分かりましたもし危険なとき人の前でダイブって大丈夫ですか?」
「バカかダメに決まってるだろ」
「じゃあ危険な時は俺が芳佳を守ります」
「まあ、頼んだぞ」
「分かりました」
俺は宿に戻った
「遅いじゃない」
「ごめん」
「しょうがないわね、早くご飯食べましょ」
「ああ、そうだな」
「早く行くわよ」
「芳佳」
「なによいきなり」
「芳佳は俺が守る一人にはしない」
「あんた頭大丈夫?いきなりなによ」
「そんな言い方はねえだろ」
「じゃあ早くご飯食べましょ」
「だな」
俺たちは食事をとり宿に戻った
「明日は起きたらすぐ行きましょ」
「わかった」
「それよりさっきなんでいきなりあんなこといったの?」
「なんでもねえよ」
「まあいっかじゃあ明日早く起きたいからおやすみ」
「ああ」
俺たちは寝て次の日プールへ行った
「日本は久しぶりだなー」
「そうね、早く行きましょ」
そういい芳佳は軽く走っていった
「おーい待ってよー走るなよー」
「早く行きましょ」
「わかってるけど、走らなくてもいいでしょ」
「こんなの走ってるっていうの?」
「まあいっか」
俺たちは30分歩きようやく着いた
「なんで歩くんだよ、バスとか乗ったほうがよかったじゃん」
「いいのよ、これも鍛錬の一つ」
「こんなんじゃなんの練習にもならないよ」
「文句があるの?」
「いや、やっぱりなんでもないです」
「じゃあ行きましょ」
「それよりさ日本円持ってるの?」
「いや、あんたがもってるんでしょ」
「持ってねえよドルしか」
「じゃあどうするの」
「本当にどうするんだよ」
「じゃあ私が持ってくるわ」
「どうやって」
「ゼロに戻って誰かに借りてくる」
「頑張ってこいよ...」
芳佳はゼロに戻り直ぐに帰ってきた
「早かったな」
「そう?」
「じゃあ行くか」
「そうね」
そしてプールでなんかの大会がやっていた
「100mペア競争一位、二位、三位の方々にはこの近くにあるホテルのペア宿泊券がもらえまーす」
「あれやらない」
「いいわね、私たちの力みせてやりましょう」
「よし、やるか」
そして競争が始まった。さすがこうゆうのに出るだけあって早い、だが俺も今まで鍛錬を頑張って鍛えてきたから結構いい感じまで行った
「早く頑張りなさい空あと25mよ」
そして50m泳ぎきって芳佳にパスした」
「あんたバカじゃないの」
いきなりそんなこと言われてなんでだろうと思った。そしたら芳佳は首をタッチした...
「おい、お前スカイゼロ使うのか!?」
芳佳の目は赤くなったが水の中で気づかない感じだった
実況者「おーと何だあの少女は早いどんどん追い抜いていく」
「は、はは」
俺は苦笑いしていたさすがスカイゼロだ。そして一位になった
「私たちにはこれがあるじゃない」
「それってせこくねえか」
「いいのよ」
俺たちはその後十分プールを楽しみ地上のホテルへ行った
「久しぶりだなーこっちのホテル」
「そうね...」
「あのお客様恐れ入りますが身分証明書のようなものは持っていますでしょうか?」
「いいえ」
「あの、少しの間あちらでお待ちいただけないでしょうか?」
「いいですよ」
何が問題なのかわからないが待っていると警察が来た...
「どうやらバレたようね」
「クソっばれたか」
「え?何が」
「やはりホテルとかの人は顔を覚えてるようだな」
「ちょっと待ってこのこと知ってるの?」
「ああ」
「なんで?」
「それは後にしてさっさとまいてゼロに戻ろう」
「そうね」
「あの君達名前はなんてゆうの?」
「3、2、1」
「え?」
「行くぞ芳佳」
「ええ」
「やはりあいつが風音 芳佳あの二人を捕まえろ!!」
「まてー」「とまれー」
そんなことを言われて止まるやつなどどこにもいるわけがない
「よしじゃあこっちに来い」
俺は狭い道をなるべく通りながら逃げただがやはり警察だすぐ追いつかれた
「もう逃げられんぞ」
「芳佳...俺はお前を命に変えても守る、だから俺がすきを作るからそしたら逃げてくれ」
「そんなことできるわけないじゃない、私と一緒にいる時点でダメなのにそんなことしたらあんたの罪が重くなるわよ」
「ああ、そんなことはどうでもいい」
「よくないわよ、あなた私の”パートナー”でしょ」
「一緒に逃げるわよ」
「ああ、わかった」
「風音 芳佳とお前を逮捕する」
「残念だけどそれは無理だな」
俺たちは戦闘モードに入りジャンプして壁を乗り越えすぐにゼロへダイブした
「はぁ、危なかった」
「ねえ、なんで知ってたの?」
「実は...」
(そういえば滝さんに言わないでっていわれてたな~どうしよう)
「なによ?」
「ネットに出てた...」
そこに滝さんが来た
「空もういい、芳佳ごめん俺が話した...」
「なーんだ、そうだったんだ別にいいのよ私からは言いにくかったから、でもまさかバレると思ってなかったわ...」
「ごめん芳佳勝手に聞きに行ったりして」
「いいんだって、その代わり鍛錬もっと頑張ってもらうわよ」
「ああ」
「やっぱりバレたか...今回二人が顔を覚えてるやつの記憶からさっきのことを消すから来てくれ」
「分かりました」
そして記憶の消去が完了
「当分の間は日本には行かないほうがいい」
「はい」
続く

そらの翼ゼロ 4

読んでいただきありがとうございます、次回もよろしくお願いします。

そらの翼ゼロ 4

これはとある青年の物語

  • 小説
  • 短編
  • ファンタジー
  • 恋愛
  • SF
  • 青年向け
更新日
登録日
2013-05-27

Copyrighted
著作権法内での利用のみを許可します。

Copyrighted